JPS5942978Y2 - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
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- JPS5942978Y2 JPS5942978Y2 JP9237479U JP9237479U JPS5942978Y2 JP S5942978 Y2 JPS5942978 Y2 JP S5942978Y2 JP 9237479 U JP9237479 U JP 9237479U JP 9237479 U JP9237479 U JP 9237479U JP S5942978 Y2 JPS5942978 Y2 JP S5942978Y2
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- JP
- Japan
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- lever
- temperature
- rice cooking
- switch
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は初期炊飯完了から所定時間後に一定時間炊飯ヒ
ータを再通電して所謂二度炊きを行ない得るようにした
炊飯器に関する。
ータを再通電して所謂二度炊きを行ない得るようにした
炊飯器に関する。
従来、電気炊飯器において、炊飯完了温度にて炊飯ヒー
タが断電(以下これを初期炊飯完了と称することにする
。
タが断電(以下これを初期炊飯完了と称することにする
。
)された後、所定のむらし時間を置いて炊飯ヒータを一
定時間再通電すると云う所謂二度炊きを行なうと澱粉の
α化が進んで水分の少ない美味な御飯が得られることは
良く知られている。
定時間再通電すると云う所謂二度炊きを行なうと澱粉の
α化が進んで水分の少ない美味な御飯が得られることは
良く知られている。
ところが従来、上記のようなむらし時間及び炊飯ヒータ
の再通電時間を使用者が勘によって決めていたので安定
した二度炊き状態を得ることができないと云う欠点があ
った。
の再通電時間を使用者が勘によって決めていたので安定
した二度炊き状態を得ることができないと云う欠点があ
った。
本考案は上記の欠点を除去すべくなされたもので、その
目的は一旦、炊飯開始操作すると、初期炊飯完了後のむ
らし時間及び炊飯ヒータの再通電時間が自動的に決定さ
れて二度炊き行程が自動的に進行されると共にこのこと
を高価なタイマーを用いずに実現できる炊飯器を提供す
ることにある。
目的は一旦、炊飯開始操作すると、初期炊飯完了後のむ
らし時間及び炊飯ヒータの再通電時間が自動的に決定さ
れて二度炊き行程が自動的に進行されると共にこのこと
を高価なタイマーを用いずに実現できる炊飯器を提供す
ることにある。
以下本考案の一実施例について図面を参照して説明する
。
。
1は鍋2を着脱自在に収容する内枠で、外枠3内に断熱
材−4を介して配設しである。
材−4を介して配設しである。
5は外枠3に装着された化粧カバー、6は内枠1の内底
部に配置され鍋2を輻射加勢するための炊飯セータであ
る。
部に配置され鍋2を輻射加勢するための炊飯セータであ
る。
1は基本的に周知構造の温度検知作動機構であジ、以下
これについて詳述する。
これについて詳述する。
即ち、8は内枠1の内底部に一体に形成した隆起筒部で
、これの下端開口部には支持体9を固着し、これに案内
筒10を設けている。
、これの下端開口部には支持体9を固着し、これに案内
筒10を設けている。
11は案内筒10内に上下動自在に設けられた伝熱部材
で、その上端が鍋2の外底面に伝熱的に圧接するように
常時圧縮コイルばね12によって上昇付勢されてかり、
その伝熱部材11の上端下面には炊飯完了温度T3(例
えば130°C)に達すると非磁性体になる整磁鋼13
を固着している。
で、その上端が鍋2の外底面に伝熱的に圧接するように
常時圧縮コイルばね12によって上昇付勢されてかり、
その伝熱部材11の上端下面には炊飯完了温度T3(例
えば130°C)に達すると非磁性体になる整磁鋼13
を固着している。
14は途中部分にばね受座15を固着した作動棒で、上
端に整磁鋼13に吸着する永久磁石16を備え、常には
伝熱部材11の上端下面とばね受座15との間に設けら
れた圧縮コイルばね17によって下方へ移動付勢されて
いる。
端に整磁鋼13に吸着する永久磁石16を備え、常には
伝熱部材11の上端下面とばね受座15との間に設けら
れた圧縮コイルばね17によって下方へ移動付勢されて
いる。
この結果、温度検知作動機構7の特に作動棒14はその
永久磁石16が整磁鋼13に吸着した鍋2の温度を検知
する検知位置と永久磁石16が整磁鋼13から圧縮コイ
ルばね17の弾発力によって離される非検知位置との三
位置間で上下動可能になる。
永久磁石16が整磁鋼13に吸着した鍋2の温度を検知
する検知位置と永久磁石16が整磁鋼13から圧縮コイ
ルばね17の弾発力によって離される非検知位置との三
位置間で上下動可能になる。
18は中間部に保持孔19を有してこれに作動棒14の
下端を保合により連結して成る第一のレバー、20は炊
飯ヒータ6を通断電制御する制御スイッチ、21は電磁
石22を補助温度スイッチ23とで通断電制御する補助
スイッチである。
下端を保合により連結して成る第一のレバー、20は炊
飯ヒータ6を通断電制御する制御スイッチ、21は電磁
石22を補助温度スイッチ23とで通断電制御する補助
スイッチである。
ここで制御スイッチ20及び電磁石22は図示しない取
付部材に固定配置され、また、補助スイッチ21は静止
部位たる支持枠24に固定配置され、更に補助温度スイ
ッチ23は鍋2の温度に間接的に応動するように内枠1
の外底部に配置されている。
付部材に固定配置され、また、補助スイッチ21は静止
部位たる支持枠24に固定配置され、更に補助温度スイ
ッチ23は鍋2の温度に間接的に応動するように内枠1
の外底部に配置されている。
さて、作動棒14に連結された第一のレバー18は温度
検知作動機構7に連動して回動するものであり、即ちこ
の第一のレバー18は永久磁石16が整磁鋼13に吸着
した検知位置にあるときの第一の位置P1 (第2図
参照)と永久磁石16が自動復帰して整磁鋼13から離
れ下降した非検知位置にあるときの第二位置P2(第3
図参照)との間で回動可能であり、特に第一、第二の位
置P1.P2間の第三位置P3 (第1図、第5図参照
)をとる状態もあり、この第三の位置P3でも永久磁石
16が整磁鋼13から離れた位置をとる。
検知作動機構7に連動して回動するものであり、即ちこ
の第一のレバー18は永久磁石16が整磁鋼13に吸着
した検知位置にあるときの第一の位置P1 (第2図
参照)と永久磁石16が自動復帰して整磁鋼13から離
れ下降した非検知位置にあるときの第二位置P2(第3
図参照)との間で回動可能であり、特に第一、第二の位
置P1.P2間の第三位置P3 (第1図、第5図参照
)をとる状態もあり、この第三の位置P3でも永久磁石
16が整磁鋼13から離れた位置をとる。
さて、前記第一のレバー18の図中左端には制御スイッ
チ20の作動子25を該第−のレバー18が第一の位置
P1に回動したときのみ押圧する第一の押圧片26と、
電磁石22のプランジャ27に該第−のレバー18が第
二及び第三の位置に達したとき十分に近接対向する抑圧
受片28とを夫々で体に設けている。
チ20の作動子25を該第−のレバー18が第一の位置
P1に回動したときのみ押圧する第一の押圧片26と、
電磁石22のプランジャ27に該第−のレバー18が第
二及び第三の位置に達したとき十分に近接対向する抑圧
受片28とを夫々で体に設けている。
筐た第一のレバー18の図中右端付近には補助スイッチ
21の作動子29を該第−のレバー18が第二の位置P
2に回動位置したときのみ押圧するための第二の押圧片
30を一体に延出形成している。
21の作動子29を該第−のレバー18が第二の位置P
2に回動位置したときのみ押圧するための第二の押圧片
30を一体に延出形成している。
ここで前記制御スイッチ20はその作動子25が押圧さ
れたとき接片a−b間オン(作動状態)となりその抑圧
が解除されたとき接片a −0間オンとなる構成のもの
で、また補助スイッチ21はその作動子29が押圧され
たときのみオン(作動状態)となる構成のものである。
れたとき接片a−b間オン(作動状態)となりその抑圧
が解除されたとき接片a −0間オンとなる構成のもの
で、また補助スイッチ21はその作動子29が押圧され
たときのみオン(作動状態)となる構成のものである。
さて、31は支持枠24に設けられた支点軸32に中間
部を回動自在に支持させた第二のレバーで、前記第一の
レバー18と連繋機構33を介して連繋され、且つ図中
右端部には回動操作するための操作摘み34を取付けて
いる。
部を回動自在に支持させた第二のレバーで、前記第一の
レバー18と連繋機構33を介して連繋され、且つ図中
右端部には回動操作するための操作摘み34を取付けて
いる。
前記連繋機構33について詳述するに、35は第一のレ
バー18中、その第二の押圧片30の延出部付近に設け
たピンで、第二のレバー310図中左端寄りに設けた舌
片36に構成した長孔37に挿入位置している。
バー18中、その第二の押圧片30の延出部付近に設け
たピンで、第二のレバー310図中左端寄りに設けた舌
片36に構成した長孔37に挿入位置している。
これにより、第一のレバー18は第二のレバー31に対
して長孔37の略長さ範囲で左右に移動できる。
して長孔37の略長さ範囲で左右に移動できる。
一方、第一のレバー18の図中右端は下方に折曲されて
おり、その下端にはこれを右方に折曲することにより係
止片38を形成していると共に、この係止片38と対応
する関係位置にて第二のレバー31に係合孔39を形成
している。
おり、その下端にはこれを右方に折曲することにより係
止片38を形成していると共に、この係止片38と対応
する関係位置にて第二のレバー31に係合孔39を形成
している。
この係合孔39は係止片38が自由に通過し得る大きさ
に定め且つピン35が長孔37内の右端に相対的に移動
した状態で該係止片38に係合する構成としている。
に定め且つピン35が長孔37内の右端に相対的に移動
した状態で該係止片38に係合する構成としている。
捷た第二のレバー31の左端にはこれを上方に折曲する
ことによってストッパ40を形成し、以てストッパ40
は係合孔39と係止片38との係合が第3図に示すよう
に外れたとき、第一のレバー18のピン35を中心とす
る第3図中反時計方向への回動量を第二の位置P2tで
に制限するように作用せしめている。
ことによってストッパ40を形成し、以てストッパ40
は係合孔39と係止片38との係合が第3図に示すよう
に外れたとき、第一のレバー18のピン35を中心とす
る第3図中反時計方向への回動量を第二の位置P2tで
に制限するように作用せしめている。
而して連繋機構33は上記構成の結果係止片38と係合
孔39とが係合しているとき第二のレバー31をセット
方向である時計方向に回動操作すると第一のレバー18
も同一方向に回動すると云うように両レバー19.31
間を互に連結する状態と、係止片38が係合孔39から
外れた位置にあるとき第一のレバー18が第二のレバー
31を残してピン35を中心に時計方向に回動できると
云うように両レバー18゜31間の連結を解除した状態
とを形成できる構成となるものである。
孔39とが係合しているとき第二のレバー31をセット
方向である時計方向に回動操作すると第一のレバー18
も同一方向に回動すると云うように両レバー19.31
間を互に連結する状態と、係止片38が係合孔39から
外れた位置にあるとき第一のレバー18が第二のレバー
31を残してピン35を中心に時計方向に回動できると
云うように両レバー18゜31間の連結を解除した状態
とを形成できる構成となるものである。
次に第6図に示す制御回路に訃いて、41は二本の電源
線42.43を引出して成る差込みプラグで、一方の電
源線42は制御スイッチ20の接片(a−b)間及び炊
飯ヒータ6を介して他方の電源線43に接続し、また、
両電源線42.43間には補助スイッチ21.電磁石2
2及び補助温度スイッチ23の直列回路を接続している
。
線42.43を引出して成る差込みプラグで、一方の電
源線42は制御スイッチ20の接片(a−b)間及び炊
飯ヒータ6を介して他方の電源線43に接続し、また、
両電源線42.43間には補助スイッチ21.電磁石2
2及び補助温度スイッチ23の直列回路を接続している
。
尚、この第6図において、44は鍋2の上面開放口を閉
鎖する蓋への露付きを防止するための周知の蓋ヒータ、
45は周知の保温ヒータ、46は保温ヒータ45を通断
電制御する熱応動形リードスイッチ、47は炊飯表示ラ
ンプ、48は保温表示ランプ、49.50は各表示ラン
プ47.48の保護抵抗である。
鎖する蓋への露付きを防止するための周知の蓋ヒータ、
45は周知の保温ヒータ、46は保温ヒータ45を通断
電制御する熱応動形リードスイッチ、47は炊飯表示ラ
ンプ、48は保温表示ランプ、49.50は各表示ラン
プ47.48の保護抵抗である。
第7図には縦軸に温度Tをとり横軸に時間tをとった鍋
2の温度特性曲線51と共に前記制御スイッチ20、補
助スイッチ21、電磁石22及び補助温度スイッチ23
のタイムチャートが示されている。
2の温度特性曲線51と共に前記制御スイッチ20、補
助スイッチ21、電磁石22及び補助温度スイッチ23
のタイムチャートが示されている。
このタイムチャートに訃いて、斜線帯はスイッチオンま
たは通電状態を意味する。
たは通電状態を意味する。
この第7図に示す如く前記補助温度スイッチ23は鍋2
の上昇温度が略lOO℃ (T2)に達するとオフし、
そしてその降下温度が略98℃(T1)に達すると再び
オン■動状態)する特性に定めである。
の上昇温度が略lOO℃ (T2)に達するとオフし、
そしてその降下温度が略98℃(T1)に達すると再び
オン■動状態)する特性に定めである。
次に上記構成の作用について説明する。
今、炊飯開始前の状態として各部が第1図の状態(第5
図もこれと同一状態)にあったとする。
図もこれと同一状態)にあったとする。
この状態即ち非セツト位置から操作摘み34によって第
二のレバー31を時計方向に第2図に示すセット位置1
で回動操作したとすると、第一のレバー18は係合39
と係止片38との係合より第二のレバー31と連結状態
になっているから支点軸32を中心に第一の位置P11
で時計方向に回動されこれに伴って作動棒14が上昇し
その永久磁石16が整磁鋼13に吸収される。
二のレバー31を時計方向に第2図に示すセット位置1
で回動操作したとすると、第一のレバー18は係合39
と係止片38との係合より第二のレバー31と連結状態
になっているから支点軸32を中心に第一の位置P11
で時計方向に回動されこれに伴って作動棒14が上昇し
その永久磁石16が整磁鋼13に吸収される。
従って全体としては第2図の状態になり、制御スイッチ
20は第一のレバー18の第一の抑圧片26によって作
動子25が押圧された状態となるためその接片(a−b
)間がオンとなり炊飯ヒータ6が通電されて初期炊飯が
開始される。
20は第一のレバー18の第一の抑圧片26によって作
動子25が押圧された状態となるためその接片(a−b
)間がオンとなり炊飯ヒータ6が通電されて初期炊飯が
開始される。
一方、作動棒14の上記のような上昇が圧縮コイルばね
17により付勢された状態での垂直上昇であるのに対し
て第一のレバー18は回動移動であるので、該第−のレ
バー18は第5図と第2図との比較から明らかなように
ピン35が長孔37に沿いながら若干左方に移動し係止
片38と係合孔39との係合が外れ、両レバー18.3
1間の実質的な連結が解除され、この状態で初期炊飯が
続行される。
17により付勢された状態での垂直上昇であるのに対し
て第一のレバー18は回動移動であるので、該第−のレ
バー18は第5図と第2図との比較から明らかなように
ピン35が長孔37に沿いながら若干左方に移動し係止
片38と係合孔39との係合が外れ、両レバー18.3
1間の実質的な連結が解除され、この状態で初期炊飯が
続行される。
さて、第7図中、時刻t1にて示す如く、鍋2が炊飯完
了温度T3に達すると、温度検知作動機構7が自動復帰
し、即ち整磁鋼13が急速に非磁性体に変化するから、
作動棒14は圧縮コイルばね17の弾発力により下方に
移動し、これに追従して第一のレバー18は第3図に示
す第二の位置P2Jでピン35を中心に回動される。
了温度T3に達すると、温度検知作動機構7が自動復帰
し、即ち整磁鋼13が急速に非磁性体に変化するから、
作動棒14は圧縮コイルばね17の弾発力により下方に
移動し、これに追従して第一のレバー18は第3図に示
す第二の位置P2Jでピン35を中心に回動される。
このような第一のレバー1Bの回動は第2図に示す如く
初期炊飯状態で係止片38が係合孔39から外れてこれ
を通過し得る状態、即ち第二のレバー31に対する連結
が解除された状態にあることによって許容される。
初期炊飯状態で係止片38が係合孔39から外れてこれ
を通過し得る状態、即ち第二のレバー31に対する連結
が解除された状態にあることによって許容される。
第一のレバー18が上記のように第二のレバー31をセ
ット位置に残して第二の位置P2に移動した第3図の状
態になると制御スイッチ20の作動子25は第一の押圧
片26による押圧から解除されるため、制御スイッチ2
0は接片(a−b)間オフ、接片(a−c)間オンとな
り、炊飯ヒータ6が断電されると共に保温ヒータ44が
通電される。
ット位置に残して第二の位置P2に移動した第3図の状
態になると制御スイッチ20の作動子25は第一の押圧
片26による押圧から解除されるため、制御スイッチ2
0は接片(a−b)間オフ、接片(a−c)間オンとな
り、炊飯ヒータ6が断電されると共に保温ヒータ44が
通電される。
これと同時に、上記のような第一のレバー18の第二の
位置P2への回動に伴い、その第二の抑圧片30によっ
て補助スイッチ21はその作動子29が押圧されてオン
状態になる。
位置P2への回動に伴い、その第二の抑圧片30によっ
て補助スイッチ21はその作動子29が押圧されてオン
状態になる。
一方、このような動作によって炊飯ヒータ6が断電され
た時刻t1から鍋2の温度は徐々に降下し、そして時刻
t2にて澱粉のα化に寄与してなくなる直前の温度、即
ち略98℃(T1)に達すると補助温度スイッチ23が
オンとなる。
た時刻t1から鍋2の温度は徐々に降下し、そして時刻
t2にて澱粉のα化に寄与してなくなる直前の温度、即
ち略98℃(T1)に達すると補助温度スイッチ23が
オンとなる。
この結果、電磁石22が通電されそのプランジャ27が
第4図に示す如く突出変位して第一のレバー18をその
押圧受片28を介して斜め方向に押し上げる。
第4図に示す如く突出変位して第一のレバー18をその
押圧受片28を介して斜め方向に押し上げる。
そうすると、第一のレバー18の垂直上昇成分によって
永久磁石16が作動率14によう上昇されて整磁鋼13
に吸着し、且つこの過程で第一のレバー18は自身の水
平方向成分の移動によって第4図に示す如く係止片38
を係合孔39に係合させ、以て両レバー18.31は互
の連結状態を回復する。
永久磁石16が作動率14によう上昇されて整磁鋼13
に吸着し、且つこの過程で第一のレバー18は自身の水
平方向成分の移動によって第4図に示す如く係止片38
を係合孔39に係合させ、以て両レバー18.31は互
の連結状態を回復する。
このようにして第一のレバー18は第4図に示す第一の
位置P1へ再回動され、補助スイッチ21はその作動子
29への第二の押圧片3oにょる抑圧氷解除されオフと
なるから電磁石22は断電される。
位置P1へ再回動され、補助スイッチ21はその作動子
29への第二の押圧片3oにょる抑圧氷解除されオフと
なるから電磁石22は断電される。
さて、上記の如く電磁石22によって第一のレバー18
が第4図に示す第一の位置P1へ回動されると、その第
一の押圧片26によって制御スイッチ20の作動子25
が押圧されるため再度接片(a−b)間オンになり、炊
飯ヒータ6が再通電される。
が第4図に示す第一の位置P1へ回動されると、その第
一の押圧片26によって制御スイッチ20の作動子25
が押圧されるため再度接片(a−b)間オンになり、炊
飯ヒータ6が再通電される。
従って鍋2は再び略98℃から昇温されそして再び炊飯
完了温度である略130’C(T3)に達するム温度検
知作動機構Tが前述のように自動復帰し、即ち整磁鋼1
3が非磁性体となって作動棒14が圧縮コイルばね11
により下方に移動されこれと一体に第一のレバー18も
反時計方向に回動される。
完了温度である略130’C(T3)に達するム温度検
知作動機構Tが前述のように自動復帰し、即ち整磁鋼1
3が非磁性体となって作動棒14が圧縮コイルばね11
により下方に移動されこれと一体に第一のレバー18も
反時計方向に回動される。
このとき、第一のレバー18と第二のレバー31とは係
止片38と係合孔39とがすでに係合していて互に連結
状態となっているから、第二のレバー31も第一のレバ
ー18と一体に支点軸32を中心に反時計方向即ち非セ
ツト位置に復帰回動し、各部は最終的に第1図及び第5
図の復帰状態に戻る。
止片38と係合孔39とがすでに係合していて互に連結
状態となっているから、第二のレバー31も第一のレバ
ー18と一体に支点軸32を中心に反時計方向即ち非セ
ツト位置に復帰回動し、各部は最終的に第1図及び第5
図の復帰状態に戻る。
この場合、第一のレバー18の反時計方向への回動量は
第2図の状態から第3図の状態への変化の場合と異なり
ストッパ40によっては制限されないので第三の位置P
31でとなる。
第2図の状態から第3図の状態への変化の場合と異なり
ストッパ40によっては制限されないので第三の位置P
31でとなる。
以上のようにこの炊飯器によれば、第二のレバー31を
セット位置に一旦操作するのみで、炊飯ヒータ6の通電
による初期炊飯を開始するもので、そして炊飯完了温度
で作動する温度検知作動機構7によって炊飯ヒータ6が
断電された後のむらし時間は補助温度スイッチ23によ
り自動的に決定され、その後電磁石22によって温度検
知作動機構1が自動的に検知位置へ再設定されて炊飯ヒ
ータ6が再通電され、そしてその再通電時間は温度検知
作動機構7が非検知位置へ自動復帰する1での時間とす
るように決定される。
セット位置に一旦操作するのみで、炊飯ヒータ6の通電
による初期炊飯を開始するもので、そして炊飯完了温度
で作動する温度検知作動機構7によって炊飯ヒータ6が
断電された後のむらし時間は補助温度スイッチ23によ
り自動的に決定され、その後電磁石22によって温度検
知作動機構1が自動的に検知位置へ再設定されて炊飯ヒ
ータ6が再通電され、そしてその再通電時間は温度検知
作動機構7が非検知位置へ自動復帰する1での時間とす
るように決定される。
このようにして初期炊飯完了後のむらし時間及びその後
の炊飯ヒータ6の再通電時間が自動的に決定されるので
常に安定した二度炊き状態を得ることができると共に、
これを実行するのに高価なタイマーを用いる必要がない
ので安価な構成となり、しかも、むらし時間及び炊飯ヒ
ータ6の再通電時間を鍋2の温度との関係で決定してい
るのでそれら各時間をタイマーによって鍋2の温度とは
無関係に一義的に定めるものに比して最良の澱粉α化作
用と水分除去作用とが得られる。
の炊飯ヒータ6の再通電時間が自動的に決定されるので
常に安定した二度炊き状態を得ることができると共に、
これを実行するのに高価なタイマーを用いる必要がない
ので安価な構成となり、しかも、むらし時間及び炊飯ヒ
ータ6の再通電時間を鍋2の温度との関係で決定してい
るのでそれら各時間をタイマーによって鍋2の温度とは
無関係に一義的に定めるものに比して最良の澱粉α化作
用と水分除去作用とが得られる。
本考案は以上述べたように、高価なタイマーを用いずと
も常に安定した二度炊き作用を得ることができる炊飯器
を提供し得るものである。
も常に安定した二度炊き作用を得ることができる炊飯器
を提供し得るものである。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は炊飯器
主要部の縦断側面図、第2図乃至第5図は主としてレバ
ー機構部分を示す状態説明図、第6図は制御回路の結線
図、第7図は温度特性曲線と共に示すタイムチャートで
ある。 図中、2は鍋、6は炊飯ヒータ、7は温度検知作動機構
、18は第一のレバー、20は制御スイッチ、21は補
助スイッチ、22は電磁石、23は補助温度スイッチ、
31は第二のレバー、32は支点軸、33は連繋機構で
ある。
主要部の縦断側面図、第2図乃至第5図は主としてレバ
ー機構部分を示す状態説明図、第6図は制御回路の結線
図、第7図は温度特性曲線と共に示すタイムチャートで
ある。 図中、2は鍋、6は炊飯ヒータ、7は温度検知作動機構
、18は第一のレバー、20は制御スイッチ、21は補
助スイッチ、22は電磁石、23は補助温度スイッチ、
31は第二のレバー、32は支点軸、33は連繋機構で
ある。
Claims (1)
- 鍋を加熱する炊飯ヒータと、前記鍋の温度の検知位置と
非検知位置との三位置間で移動するように設けられ政調
が炊飯完了温度に達したとき非検知位置へ自動復帰され
る温度検知作動機構と、この温度検知作動機構にこれの
前記三位置間の動きに連動して回動するように連結され
た第一のレバーと、適宜の静止部位に有する支点軸にセ
ット位置と非セツト位置との間で回動できるように支持
された第二のレバーと、前記第一のレバーが検知位置に
対応した位置へ回動したときに作動され前記炊飯ヒータ
を通電させる制御スイッチと、前記第一のレバーが非検
知位置に対応した位置への回動によって作動状態となる
補助スイッチと、前記炊飯ヒータの断電に伴う前記鍋の
降下温度に応動する補助温度スイッチと、前記補助スイ
ッチの作動状態での前記補助温度スイッチの応動によっ
て通電され前記温度検知作動機構を前記第一のレバーの
回動を伴って検知位置に戻す電磁石と、前記第−及び第
二のレバー間を前記非セツト位置で互に連結状態とさせ
セット位置で互の連結を解除すると共に前記電磁石の通
電によって連結状態を回復させる連繋機構とを具備し、
前記補助スイッチを前記第二のレバーを残す第一のレバ
ーの動きによって作動させるようにして成る炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9237479U JPS5942978Y2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9237479U JPS5942978Y2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 | 炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS569322U JPS569322U (ja) | 1981-01-27 |
JPS5942978Y2 true JPS5942978Y2 (ja) | 1984-12-18 |
Family
ID=29325376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9237479U Expired JPS5942978Y2 (ja) | 1979-07-03 | 1979-07-03 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5942978Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-03 JP JP9237479U patent/JPS5942978Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS569322U (ja) | 1981-01-27 |
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