JPS5942809B2 - 流体測定装置 - Google Patents

流体測定装置

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JPS5942809B2
JPS5942809B2 JP54029385A JP2938579A JPS5942809B2 JP S5942809 B2 JPS5942809 B2 JP S5942809B2 JP 54029385 A JP54029385 A JP 54029385A JP 2938579 A JP2938579 A JP 2938579A JP S5942809 B2 JPS5942809 B2 JP S5942809B2
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JP
Japan
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detector
rectifier
measuring device
fluid
conduit
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JP54029385A
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博 小林
徹 喜多
武史 藤代
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Priority to GB7929761A priority patent/GB2032117B/en
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【発明の詳細な説明】 本発明は流体の流量又は流速を測定する装置に関し、特
に流体の流れを安定させる整流器の寸法に関するもので
ある。
流体の流量又は流速を測定する流体測定装置において、
正確な計測を行なうためには、流体の流れを十分に安定
させた上で計測用の検出器に導く必要がある。
流れを安定化させるには、流体を導く導管の直線部を十
分長くすれば良いが、適用する装置によつてはスペース
上の制約からそれが不可能な場合がある。
例えば自動車用エンジンの燃料噴射装置の場合には、限
られたスペースの内に種々の装置を配置しなければなら
ないので、吸入空気流量計を装着するダクトの長さは2
0an程度と極めて限定されている。
このような限られた長さのダクト内で流れを安定化させ
るためには、検出器の上流及び下流に整流器を設ける方
法が考えられる。
整流器としては、例えばハニカム状、格子状等の多数の
整流素子(セル)をもつたものが用いられる。
一般に整流器の整流効果は、セルサイズ(セルの大きさ
)が小さいほど増加するが、セルサイズの小さくなるに
従つて圧力損失も増加する。
この圧力損失の増加率は、セルサイズの逆数の2乗にほ
ぼ比例するので、セルサイズが小さくなると圧力損失は
急激に増大する。したがつてセルサイズの大きさは、必
要とする流量測定の精度が得られる程度にすれば良く、
それより小さくしても圧力損失を増加させるだけにすぎ
ない。また、整流効果は整流器との距離にも影響を受け
る。
すなわち、整流器の直後はいまだ十分な整流が行なわれ
ず、また整流器からあまり離れると、一旦整流された流
れが再び乱れてしまう。本発明は上記の問題に鑑みてな
されたものであり、整流効果がセルサイズWと導管の径
Dとの比W、及び整流器から検出器までの距離Lとセル
サDイズWとの比Kに大きな影響を受けるという本発明
者の実験結果に基づき、W及びKを特定の範囲に設定す
ることにより、有効な整流を行なうことによつて正確な
計測を可能にした流体測定装置を提供することを目的と
する。
以下図面に基づいて本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明を適用するエンジンの吸入空気流量計の
一例図であり、イはエンジンの吸気系の断面図、帽まイ
のA−A′断面図である。第1図において、1はエンジ
ン本体、2はエアクリーナ、3は吸気管、4はスロツト
ル弁、5はカルマン渦流量計の渦発生体、6及び7は渦
発生体5の土流及び下流に設けた整流器である。
なお帽こおいては整流器6として格子状のセルをもつた
ものを例示している。吸入空気は、矢印で示すごとく、
エアクリーナ2、整流器6、渦発生体5、整流器7、ス
ロツトル弁4、エンジン本体1の順序で流れる。
また渦発生体5は、吸入空気の流速(したがつて流量)
に比例した周期でカルマン渦を発生する。
このカルマン渦の発生周期又は周波数を、熱線等の渦検
出器で検出することによつて吸入空気流量を計測するこ
とが出来る。上記のごとき吸入空気流量計において、本
発明者の実験によれば、整流効果は、セルサイズWと導
管の径Dとの比W、及び整流器から検出器までDの距離
LとセルサイズWとの上へVに大きな影響を受けること
が判明した。
例えば、第2図は各種整流器の正面図及び一部拡大斜視
図であり、イはセルの形がハニカム状のもの、P?ま格
子状のもの、ハは長円状のもの、二は同心の波形状のも
のであるが、第2図のいずれWの整流器においても、−
がある値より大きくなるゝDW と整流効果が急激に低下し、またをある程度以下に小さ
くしても整流効果はそれほど向土せず、圧力損失のみが
増加する。
L また、Wのある範囲において整流効果が良く、その範囲
より大きくても小さくても整流効果は低下する。
WL したがつて、−をある値以下、−をある範囲のゝDSW
値に設定すれば、整流効果を向上させることが出来る。
なおセルサイズWとは、第2図に示すごとく、セルの狭
い方の幅(長方形の場合は短い方の一辺の長さ、長円状
の場合は短軸の長さ)である。
第3図は上記の実1験に用いた装置の一例図であり、イ
は断面図、口及びハはイのB−B/断面図であり、岨ま
円形導管の場合、ハは方形導管の場合を示す。第3図に
おいて、8は導管、9は整流効果の差を明確に示すため
、故意に流れを乱すために用いた乱流格子、10はカル
マン渦流量計の渦発生体11及び12は整流器である。
なお導管の径Dは、導管の断面が円形の場合口にはその
直径をそのまま用い、断面が方形の場合ハには、断面積
が等しい円形の直径に換算した値、すなわち方形の二辺
をそれぞれM,Nとした場合に D/−2VXを用いる
π 第4図は、第3図の装置で実測した周期変動率W
一ととの関係を示す図である。
なお周期変動率はσ×100(%)(ただしTは平均周
期、σは標T準偏差値)で表わされ、この値が大きいこ
とは流れの乱れが大きいこと、すなわち整流効果の小さ
いことを示す。
W 第4図から判るように、一が0.2以上になるとゝD゜
周期変動率は急激に大きくなり、整流効果が低下するこ
とが判る。
したがつてWを0.2以下の値に0DWW設定すれば良
い。
また一が0.2以下では、一の値0D゜ゝ Dを小さく
しても周期変動率はあまり変化しない。
Wしたがつて、−を0,2以下でなるべく大きな値にゝ
Dすれば、整流効果を低下させることなく圧力損失を減
少させることが出来る。
次に第5図は、第3図の装置で実測した周期変L動率と
一との関係を示す図であるっ W ,L 第5図から判るように、一が10〜16程度の1WL 値のときに周期変動率が最も小さくなり、−が5W以下
又は25以上になると周期変動率は急激に大きくなる(
特に5臥下のとき著しく周期変動率は大きくなる)。
したがつてKの値は、5≦K≦25Lの範囲に設定すれ
ば良く、10≦−≦16の範) −W囲に設定す
れば、特に好結果が得られる。
次に第6図は検出器として熱式流量計を用いた場合の実
施例図であり、イは断面図、帽まイのC−C′断面図で
ある。
第6図において、13は導管、14及び15は整流器、
16は抵抗線である。
上記の抵抗線16に電流を流して発熱させ、かつ一定温
度に保つように電流を制御する。
この抵抗線16に流体があたつて冷却されると供給する
電流が変化する。この電流1と流体の流速との間には1
2(Xa(1+BVV)(ただしA,bは定数)の関係
があるので、電流1を検出することによつて流速V(し
たがつて流量)を検出することが出来る。次に第7図は
検出器としてイオン伝達型流速計を用いた場合の実施例
図であり、イは断面図帽まイのE−E′断面図であるっ
第7図において、17及び18は放電電極、19は検出
電極、20は高電圧発生装置、21はカウンタであり、
その他第6図と同符号は同一物を示す。
高電圧発生装置20から間欠的に高電圧を放電電極17
,18に印加してコロナ放電を行なわせると、放電によ
つてイオンが発生し、このイオンが流体と共に下流に移
動し、検出電極19で捕集される。
このイオンが放電電極17,18から検出電極19に到
達するまでの時間τをカウンタ21で検出することによ
り、流速を計測することが出来る。すなわち放電電極か
ら検出電極までの距離t、t到達時間τ、流速Vとの間
には、V=k−の関係)
S τがあり、τを検出すれば流速V
を計測することが出来る。
ただしkはtに無関係な定数であるが放電電極17と1
8との間隙dによつて変化し、dの増大とともに減少す
る。一般に拡散による放電路の広がりや電界の影響等に
よりkは1より小の値である。上記の第6図及び第7図
の実施例においても、W前記第3図の場合と同様に、−
≦0.2、ゝ D − ゛ 1 L 5≦一≦25に設定すれば、好結果が得られるWなお、
一般に、整流器は検出器の上流に設けるが、検出器の下
流側にも設けることによつて、検出器設置個所の整流効
果を向上させることが出来る。
特に導管が下流側で曲つているときに効果が著しい。こ
れは下流側に整流器を設置することにより、曲部におけ
る流れの乱れが検出器の設置個所まで影響をもたらすの
を低減させることが出来るためと考えられる。WL 以上説明したごとく本発明によれば、n及びwの値を所
定の範囲に選定することにより、圧力損失を可及的に小
さくし、かつスペースの有効利用を図りながら整流効果
を向上させることが出来、流量又は流速の測定精度を向
上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する吸入空気流量計の一例図、第
2図は整流器のセル形状を示す図、第3W図は実験装置
の一例図、第4図は一と周期変動率 DL との関係図、第5図は一と周期変動率との関係図、SW
第6図及び第7図はそれぞれ本発明の実施例図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 流体の通過する導管中に流量又は流速を検出する検
    出器を設置し、かつ上記検出器の少なくとも上流側に整
    流器を配設した流体測定装置において、上記整流器の整
    流素子のセルサイズWと上記導管の径Dとの比W/Dを
    0.2以下にしたことを特徴とする流体測定装置。 2 流体の通過する導管中に流量又は流速を検出する検
    出器を設置し、かつ上記検出器の少なくとも上流側に整
    流器を配設した流体測定装置において、上記整流器の整
    流素子のセルサイズWと上記導管の径Dとの比W/Dを
    0.2以下にし、かつ上記検出器と上記整流器との距離
    Lと上記セルサイズWとの比L/Wを、5≦L/W≦2
    5の範囲に設定したことを特徴とする流体測定装置。 3 上記検出器として、カルマン渦流量計を用いたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の流体測定装置
    。 4 上記検出器として、流体の通過する導管中に発熱体
    を配設し、該発熱体の放熱量を検出することによつて流
    量を検出する熱式流量計を用いたことを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載の流体測定装置。 5 上記検出器として、流体の通過する導管中に放電電
    極を設け、放電によつて発生したイオンが下流側に設置
    した検出電極に到達するまでの時間を検出することによ
    つて流速を検出するイオン伝達型流速計を用いたことを
    特徴とする特許請求の範囲第2項記載の流体測定装置。
JP54029385A 1978-08-25 1979-03-15 流体測定装置 Expired JPS5942809B2 (ja)

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FR7921392A FR2434374A1 (fr) 1978-08-25 1979-08-24 Dispositif de mesure de debit de fluide
US06/070,258 US4280360A (en) 1978-08-25 1979-08-27 Fluid measuring device
GB7929761A GB2032117B (en) 1978-08-25 1979-08-28 Fluid measuring device

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