JPS5942798Y2 - 動電型スピ−カ - Google Patents

動電型スピ−カ

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Publication number
JPS5942798Y2
JPS5942798Y2 JP8895580U JP8895580U JPS5942798Y2 JP S5942798 Y2 JPS5942798 Y2 JP S5942798Y2 JP 8895580 U JP8895580 U JP 8895580U JP 8895580 U JP8895580 U JP 8895580U JP S5942798 Y2 JPS5942798 Y2 JP S5942798Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice coil
cone
bobbin
electrodynamic speaker
heat dissipation
Prior art date
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Expired
Application number
JP8895580U
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English (en)
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JPS5711891U (ja
Inventor
豊 中村
Original Assignee
山水電気株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は動電型スピーカに係り、特に放熱特性の改良に
関する。
一般に動電型スピーカの能率は0.5%乃至5%程度で
あり、入力エイ・ルギーの多くは熱となってボイスコイ
ルの温度を上昇させる。
このために大出力の音圧を再生しようとするとボイスコ
イルの温度上昇によりコイルの抵抗が増大し、結果的に
出力の減少を招きリニアリティが悪化する問題があった
たとえば、1インチ径のボイスコイルを用いた25ω径
のコーンを有するスピーカにお・いて、IW入力時のボ
イスコイルのインピーダンスが80の場合、入力電圧の
レベルを10dB大きくすると、ボイスコイルのインピ
ーダンスは12Ωになった。
したがって、この場合、10dBO音圧上昇は得られず
8.24dBの上昇に留する。
すなわち、第1図に示すグラフに破線で示すように入力
に比例した音圧を得ることができず、特に大出力の部分
において直線性が損なわれる問題があった。
またボイスコイルが極端に加熱された場合、コイルの焼
損、ボビンとコイルとの分離等の問題も生じる。
しかしてこのようなボイスコイルの過熱を防ぐ手段とし
ては、ボイスコイル径の大型化、コイルとボビンとの接
着の強化、該接着剤に耐熱性の接着剤の使用、ボビンに
放熱材を配設あるいはセンターポールに放熱器を設ける
等が考えられている。
しかしながらこのような手段によっては、いずれも満足
できる放熱効果は得られず根本的な解決はできなかった
本考案は上記の事情に鑑みてなされたものでボイスコイ
ルの発熱を効果的に外部へ放熱し、それによって直線性
を改善するとともに最大許容入力を向上することができ
る動電型スピーカを提供することを目的とするものであ
る。
以下本考案の一実施例を第2図に示す断面図を参照して
詳細に説明する。
図中1はリング状のマグネット、2はマグネット1の下
面に密接してかつ中央に位置するセンターポール、3は
マグネットの上面に密接し上記センターポール2に対向
するトッププレートである。
そして4はセンターポール2とトッププレート3との間
の磁気回路に介在する金属ボビンにコイルを巻回したボ
イスコイル 5はボイスコイル4を進退自在にトッププ
レートに保持するダンパーである。
さらに6は基部をトッププレート3に保持した略円錐形
のフレーム、7は外周縁をフレーム6の前面に保持し中
央のネック部をボイスコイル4に取着したコーンである
そして8はボイスコイルの先端に装着した金属製の放熱
リング、9はコーン7の中央に設ケたセンターキャップ
、10はコーン7のイ・ツク部に設けられボビンの中心
孔に連通ずる通風孔である。
このような構成であれば外部からボイスコイル4へ与え
られる信号によってボイスコイル4は進退駆動され、そ
れによって上記信号に応じてコーン7は振動し、音波を
再生する。
一方上記信号によるボイスコイル4の発熱は金属製のボ
ビンを介して放熱リングへ伝わる。
しかるにコーン7のネック部には通風孔10を設けてい
るのでコーン7の振動によって空気の流れを生じ、その
背面の空気を通風孔10を介して取り込み放熱リングを
冷却した後ボビンとセンターポール2との間の間隙から
流出させる。
したがってボイスコイル4の先端の放熱リング8を効率
よく冷却することができ大入力時の直線性の悪化を防ぐ
ことができる。
なおこの場合、放熱リング8を黒色に塗色することによ
りさらに良好な放熱効果を得ることができる。
以上詳述したように本考案は、動電型スピーカのコーン
のネック部に通風孔を設けてコーンの背面をボビンの中
心孔に連通させかつボビンの先端に放熱リングを装着す
るようにしたものである。
したがってボイスコイルの発熱を効率よく冷却すること
ができそれによって直線性を改善するととも(最大許容
入力を向上することができる動電型スピーカを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は動電型スピーカの非直線を説明するグラフ、第
2図は本考案の一実施例を示す断面図である。 1・・・・・・マグ3・ット、2・・・・・・センター
ポール、3・・・・・・トッププレート、4・・・・・
・ボイスコイル、5・・・・・・ダンパー、6・・・・
・・フレーム、7・・・・・・コーン、8・・・・・・
放熱リング、9・・・・・・センターキャップ 10・
・・・・・通風孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気回路中に金属ボビンにコイルを巻回してなるボイス
    コイルを配設した動電型スピーカにおいて、ボビンの先
    端に設けた金属製の放熱リングと、コーンのネック部に
    設けられコーン背面をボビンの中心孔へ連通させる通風
    孔とを具備することを特徴とする動電型スピーカ。
JP8895580U 1980-06-25 1980-06-25 動電型スピ−カ Expired JPS5942798Y2 (ja)

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JP8895580U JPS5942798Y2 (ja) 1980-06-25 1980-06-25 動電型スピ−カ

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JPS5711891U JPS5711891U (ja) 1982-01-21
JPS5942798Y2 true JPS5942798Y2 (ja) 1984-12-15

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0712237B2 (ja) * 1984-08-16 1995-02-08 タマパック株式会社 スピーカ
JP2006217452A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピーカ
JP5014883B2 (ja) * 2007-06-06 2012-08-29 ミネベア株式会社 スピーカ

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JPS5711891U (ja) 1982-01-21

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