JPS5942765B2 - 締切堤 - Google Patents
締切堤Info
- Publication number
- JPS5942765B2 JPS5942765B2 JP52075986A JP7598677A JPS5942765B2 JP S5942765 B2 JPS5942765 B2 JP S5942765B2 JP 52075986 A JP52075986 A JP 52075986A JP 7598677 A JP7598677 A JP 7598677A JP S5942765 B2 JPS5942765 B2 JP S5942765B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- steel frame
- asphalt
- filled
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は干拓、埋立、産業廃棄物捨場等の締切堤に関
するものである。
するものである。
従来より、一般に前記締切堤は軟弱地盤あるいは、砂地
盤上に建設されることが多く、種々未解決な問題がある
。
盤上に建設されることが多く、種々未解決な問題がある
。
特に自然環境の保持ということから、産業廃棄物捨場に
おいては、捨場内よりの汚水の漏出防止、干拓地におい
ては干拓地内の漏潮防止等の締切堤の止水性が重要とな
ってきている。
おいては、捨場内よりの汚水の漏出防止、干拓地におい
ては干拓地内の漏潮防止等の締切堤の止水性が重要とな
ってきている。
ところで、従来より締切堤、護岸等には、矢板工法ある
いはケーソン工法が一般に実施されている。
いはケーソン工法が一般に実施されている。
しかし、矢板工法は、継手部の止水性が完全で々く、ま
たケーソン工法の場合もケーソン目地部、捨石マウンド
部、砂地盤より漏水の恐れがある。
たケーソン工法の場合もケーソン目地部、捨石マウンド
部、砂地盤より漏水の恐れがある。
この発明は前記従来の問題点に対処すべく開発したもの
で以上に示した実施例によって説明する。
で以上に示した実施例によって説明する。
第１図〜第８図に示す実施例では締切堤を構築するに際
しまず、所定水中地盤に良質土砂の布設、砂杭の造成等
により地盤改良を施す。
しまず、所定水中地盤に良質土砂の布設、砂杭の造成等
により地盤改良を施す。
図中１は水中地盤の改良部分を示す。
なお最終締切部付近には、洗掘防止用のアスファルトマ
ット２を敷設スる。
ット２を敷設スる。
次いで改良された水中地盤１上に鋼製フレーム３を設置
する。
する。
この鋼製フレーム３の内部は中央のコア一部分室とコア
一部分室両側の仮止木部室７とその外側の両外側室とに
仕切られている。
一部分室両側の仮止木部室７とその外側の両外側室とに
仕切られている。
そしてこの鋼製フレーム３０両側面および前記各室の仕
切部には中詰５等充填材料の脱落防止用の金網４が張設
しである。
切部には中詰５等充填材料の脱落防止用の金網４が張設
しである。
また前記仮止木部室７にはアスファルトコンパウンド注
入用の有孔パイプ５を取り付けである。
入用の有孔パイプ５を取り付けである。
次いで鋼製フレーム３０両外側室内には中詰面６を投入
し、かつコア一部分室両側の金網４で囲まれる仮止木部
室７にはアスファルトプレコート砕石を充填し、有孔パ
イプ５よりアスファルトコンパウンドを前記砕石間の間
隙にグラウト注入して止水する。
し、かつコア一部分室両側の金網４で囲まれる仮止木部
室７にはアスファルトプレコート砕石を充填し、有孔パ
イプ５よりアスファルトコンパウンドを前記砕石間の間
隙にグラウト注入して止水する。
また鋼製フレーム３０両外側には鋼製フレーム３内の流
速を抑える帆布８を垂しておく。
速を抑える帆布８を垂しておく。
地盤１内には、コア一部分よりセメントアスファルトペ
ーストを高圧噴流によって注入し、撓み性の大きい止水
壁９を造成する。
ーストを高圧噴流によって注入し、撓み性の大きい止水
壁９を造成する。
次いでセンターコアーとなるコア一部室１０内を排水し
てドライアップする。
てドライアップする。
そして、その中央室１０内にアスファルト系材料あるい
は鉄筋コンクリート系材料よりなる、止水材を充填して
、止水センターコアー１１を構築し、三重構造の連続壁
とする。
は鉄筋コンクリート系材料よりなる、止水材を充填して
、止水センターコアー１１を構築し、三重構造の連続壁
とする。
さらに鋼製フレーム３０両側には捨石を盛る。
第９図〜第１１図に示す実施例は前記第一実施例を簡略
化したもので、改良された水中地盤１上に鋼製フレーム
３を設置し、かつ鋼製フレーム３の側面およびコア一部
分の仕切として金網４を張設して両外側室およびコア一
部室とに仕切り、この鋼製フレーム３０両外側室内には
中詰面６を投入し、また鋼製フレーム３の外側に帆布８
を垂し金網４で囲まれコア一部分室にアスファルトプレ
コート砕石を充填し、有孔パイプ５よりアスファルトコ
ンパウンドを前記砕石間の間隙にグラウトして止水セン
ターコアー１１が構成されている。
化したもので、改良された水中地盤１上に鋼製フレーム
３を設置し、かつ鋼製フレーム３の側面およびコア一部
分の仕切として金網４を張設して両外側室およびコア一
部室とに仕切り、この鋼製フレーム３０両外側室内には
中詰面６を投入し、また鋼製フレーム３の外側に帆布８
を垂し金網４で囲まれコア一部分室にアスファルトプレ
コート砕石を充填し、有孔パイプ５よりアスファルトコ
ンパウンドを前記砕石間の間隙にグラウトして止水セン
ターコアー１１が構成されている。
なおこの鋼製フレーム３は第１３図に示すように鋼矢板
セル１３等に接して配置し、この鋼製フレーム３と鋼矢
板セル１３とは矢板１４によって連結し、その間にアス
ファルトプレコート砕石を充填し、また中央部には止水
材１１′を充填する。
セル１３等に接して配置し、この鋼製フレーム３と鋼矢
板セル１３とは矢板１４によって連結し、その間にアス
ファルトプレコート砕石を充填し、また中央部には止水
材１１′を充填する。
この発明は以上の構成からなり、水中地盤上に締切工の
本体となる鋼製フレームを据付けるので陸上より施工が
可能となり、かつ精度の高い施工ができる。
本体となる鋼製フレームを据付けるので陸上より施工が
可能となり、かつ精度の高い施工ができる。
また、鋼製フレームに網を張ることにより、中詰面、砕
石等の流失、脱落が防止できる。
石等の流失、脱落が防止できる。
また鋼製フレームのコア一部分に止水層が保護された状
態で構成され、止水効果を確実としかつ耐久性を充分と
なしうる。
態で構成され、止水効果を確実としかつ耐久性を充分と
なしうる。
その他鋼製フレームの両側に帆布を垂すことにより、潮
汐による流速を弱めて、アスファルト施工が可能となる
。
汐による流速を弱めて、アスファルト施工が可能となる
。
また中詰のアスファルトプレコート砕石とアスファルト
コンパウンドは水中でもその余熱で完全に接着一体化し
て止水性を向上させる。
コンパウンドは水中でもその余熱で完全に接着一体化し
て止水性を向上させる。
第１図、第２図、第３図、第４図、第５図、第６図、第
７図、第８図はこの発明に係る締切堤の施工過程の概要
を示した断面図、第９図、第１０図、第１１図は他の実
施例の断面図、第１２図、第１３図はその詳細断面図で
ある。 １・・・・・・水中地盤、２・・・・・・アスファルト
マット、３・・・・・・鋼製フレーム、４・・・・・・
金網、５・・・・・・有孔パイプ、６・・・・・・中詰
面、７・・・・・・仮止木部室、８・・・・・・帆布、
９・・・・・・止水壁、１０・・・・・・コア一部室、
１１・・・・・・センターコアー、１２・・・・・・捨
石、１３・・・・・・鋼矢板セル、１４・・・・・・矢
板。
７図、第８図はこの発明に係る締切堤の施工過程の概要
を示した断面図、第９図、第１０図、第１１図は他の実
施例の断面図、第１２図、第１３図はその詳細断面図で
ある。 １・・・・・・水中地盤、２・・・・・・アスファルト
マット、３・・・・・・鋼製フレーム、４・・・・・・
金網、５・・・・・・有孔パイプ、６・・・・・・中詰
面、７・・・・・・仮止木部室、８・・・・・・帆布、
９・・・・・・止水壁、１０・・・・・・コア一部室、
１１・・・・・・センターコアー、１２・・・・・・捨
石、１３・・・・・・鋼矢板セル、１４・・・・・・矢
板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 水中地盤上に鋼製フレームを設置し、かつ鋼製フレ
ームの両側面およびコア一部分に網を張って両外側室と
コア一部分室に仕切り、前記両外側室内に中詰面を充填
し、コア一部分室内に砕石を充填し、かつその砕石間の
間隙にアスファルトをグラウト注入しであることを特徴
とする締切堤。 ２ 水中地盤上に鋼製フレームを設置し、かつ鋼製フレ
ームの両側面、コア一部分およびコア一部の両外方に網
を張って両外側室と仮止木部室およびコア一部室に仕切
り、前記両外側室内に中詰面を充填し、仮止木部室にア
スファルトプレコート砕石を充填しかつその砕石間の間
隙にグラウト注入し、コア一部室にアスファルト系ある
いはコンクリート系止水材が充填しであることを特徴と
する締切堤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52075986A JPS5942765B2 (ja) | 1977-06-24 | 1977-06-24 | 締切堤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52075986A JPS5942765B2 (ja) | 1977-06-24 | 1977-06-24 | 締切堤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5410510A JPS5410510A (en) | 1979-01-26 |
| JPS5942765B2 true JPS5942765B2 (ja) | 1984-10-17 |
Family
ID=13592086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52075986A Expired JPS5942765B2 (ja) | 1977-06-24 | 1977-06-24 | 締切堤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5942765B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017122252A1 (ja) * | 2016-01-12 | 2017-07-20 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | コイン形電池 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57120227U (ja) * | 1981-01-22 | 1982-07-26 | ||
| CN102182149B (zh) * | 2011-04-06 | 2012-11-28 | 中铁大桥局集团有限公司 | 无平行边围堰气囊下河方法 |
| CN113152386B (zh) * | 2021-02-04 | 2023-03-21 | 南昌工学院 | 湿法堆存尾矿库缆式起重机分级筑坝系统 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5133659A (ja) * | 1974-09-17 | 1976-03-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Yosetsukaisakiichikenshutsusochi |
-
1977
- 1977-06-24 JP JP52075986A patent/JPS5942765B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5133659A (ja) * | 1974-09-17 | 1976-03-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Yosetsukaisakiichikenshutsusochi |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017122252A1 (ja) * | 2016-01-12 | 2017-07-20 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | コイン形電池 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5410510A (en) | 1979-01-26 |
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