JPS5942539Y2 - 分岐水栓 - Google Patents

分岐水栓

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JPS5942539Y2
JPS5942539Y2 JP13307079U JP13307079U JPS5942539Y2 JP S5942539 Y2 JPS5942539 Y2 JP S5942539Y2 JP 13307079 U JP13307079 U JP 13307079U JP 13307079 U JP13307079 U JP 13307079U JP S5942539 Y2 JPS5942539 Y2 JP S5942539Y2
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JP
Japan
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valve body
connecting pipe
ball
hole
valve
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Expired
Application number
JP13307079U
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English (en)
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JPS5649362U (ja
Inventor
明 西岡
Original Assignee
株式会社 三栄水栓製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社 三栄水栓製作所 filed Critical 株式会社 三栄水栓製作所
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  • Joints With Pressure Members (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水栓本体の内部に形成された弁座に対応する
弁体を開閉動作するための操作軸に分岐用流路を形成す
る一方、この操作軸の周囲には、前記分岐用流路の出口
を水密状態に覆う環状部分と該環状部分に対して略直角
な筒状部分とからなり且つ前記環状部分に前記出口と前
記筒状部分の内部とを連通させるための弁孔を穿設して
なるジヨイント部材を設け、前記筒状部分には、中間部
に前記筒状部分に対する連通孔を有し、内端に前記弁孔
に対応する弁体を、寸た外端にパイプ接続部をそれぞれ
有する接続管をその軸芯方向に摺動自在に挿設し、前記
筒状部分に螺着した雌ネジ状操作具で前記接続管を摺W
ig作することにより前記弁体を開閉動作させるように
した分岐水栓の改良技術に関するものである。
上記構成の分岐水栓によれば、既設の水栓本体をそのま
ま利用して極めて簡単にy!、1J17)流路を分岐形
成することができると共に、その分岐流路途中の筒状部
分まわりで回転操作される雌ネジ状操作具によって前記
分岐流路を開閉させるものであ・るから、例えば分岐流
路途中に玉形弁を介在させるに比べて全体をコンパクト
に構成できる利点を有するもので、使用勝手に優れるも
のとして、本出願人は既に、実願昭54−98376号
(昭和54年7月14日付出願)をもってその技術を開
示している。
ところが、一部に改善の余地が見い出されたのである。
即ち、その一つに、分岐流路を開閉するための弁体を備
えた接続管が、該接続管を内挿する筒状部分に対して回
転自在であったが為に、この接続管にパイプを接続する
ときの回転操作力によって該接続管が共回りしてしまい
、而して、前記接続管にパイプを強固に固定することが
できない欠点があつI、、) 第2に、例えば水圧が低下した場合、一般には、雌ネ4
操作具を多く回転操作して分岐流路の水量を犬ならしめ
るものであるが、このとき操作具を回し過ぎる嫌いがあ
り、而して、該操作具を筒状部分から螺脱してしオうと
、如何に水圧が低いと言えども接続管が筒状部分から抜
は出してしまう欠点があった。
本考案は、上記の欠点を、極めて簡単な改良によって合
理的に解消することを目的としている。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は内部に弁座2を有する既設の水栓本体で、立上り部
3の内面に雌ネジ4が、外面に雄ネジ5が設けられてい
る。
これらのネジ4,5に螺合する既設の操作軸やその抜止
め用ナツトを摩り外し、これらに代えて、前記雌ネジ4
には、内部に分岐用流路6が形成され、該流路6の下端
開口用りに前記弁座2に対応する環状の弁体1が着脱交
換自在に嵌着された操作軸8を螺着し、前記雄ネジ5に
は、前記流路6の出口9と連通する室10及び該室10
からの出口11を有するナツト状部材12を螺着しであ
る。
従って、操作軸8の上端に固定したー・ンドル43を介
して操作軸8を右回転させると操作軸8が下降して環状
弁体1が弁座2に当接し、左回転させると操作軸8が上
昇して環状弁体Iが弁座2から離間し、通常の水栓とし
て機能するが、環状弁体7の開閉動作にかかわりなく、
水の一部が分岐用流路6へと分流することになる。
前記ナツト状部材12には、環状部分13aと該環状部
分13aに対して直角な筒状部分13bとからなり且つ
前記環状部分13aに前記出口11と筒状部分13bの
内部とを連通させるための弁孔14を穿設してなるジヨ
イント部材13がナツト状部材12に対して回転自在に
嵌合され、ナツト状部材12の上端に螺着したナラ)1
2aにより抜止めされている。
15 、15’は環状部分13aとナツト状部材12と
の間の水密を確保するOリング、16 、16’はナツ
ト状部材12と操作軸8との間の水密を確保するOリン
グ、17は操作軸8と立上り部3との間の水密を確保す
るパツキンである。
前記筒状部分13bには、中間部に筒状部分13bとの
連通孔18を有し、内端に前記弁孔14に対応する弁体
19を矯脱交換自在に嵌着し、外端には、外面に雄ネジ
20aを有するナツト20によって形成したパイプ接続
部21を有する接続管22がその軸芯方向に摺動自在に
挿設され、前記筒状部分13bの外側に螺着した雌ネジ
状操作具23で接続管22を摺動操作することにより、
弁体19を開閉動作させるように構成されている。
即ち、雌ネジ状操作具23を右回転させると、該操作具
23の一部が接続管22の外周に形成された環状段部2
2aを押し動かして弁体19を閉動させ、左回転させる
と前記操作具の一部がナツト20の内端面を押し動かし
、弁体19を開動させるのである。
この実施例では、上記の分岐水栓において、前記筒状部
分13bの上部で且つ周方向の一箇所に鋼製ボール24
の全体を嵌め込むことが可能な直径及び深さを有する小
孔25を穿設する一方、接続管22の外面には、前記ボ
ール24の直径よりも若干浅い、軸芯方向と平行な溝2
6を刻設して、該層26と前記小孔25とにわたって嵌
入するボール24により、接続管220回止め及び抜止
めを行なうように構成したのである。
上記の構成によれば、例えば、接続管22を筒状部分1
3bに挿入した後、ボール24を小孔25に外測から嵌
め込み、次いで、雌ネジ状操作具23を筒状部分13b
に螺着してボール24の脱落を防止し、この状態で、接
続管22をその軸芯周りに回動すれば、溝26が1J4
L 25と合致することにより、ボール24の一部が溝
26内に嵌り込み、第1図に示す状態に組立てることが
できる。
また、ジヨイント部材13の上下を逆にした状態では、
ボール24の全体が小孔25に嵌り込むので、予めボー
ル24を小孔25に嵌め込んだ後、接続管22を筒状部
分13bに挿入することも可能であり、弁体19の交換
に際しては、ジヨイント部材13をナツト状部材12か
ら抜き取り、次いでその上下を逆にしてボール24の全
体をJ−4125に嵌め込むことにより、接続管22を
筒状部分13bから抜き取ることができる。
図示のように、ボール24が小孔25と溝26とにわた
って嵌入した状態においては、接続管Uがボール24に
て回止めされているので、パイプ21の接続用ナツト2
8をパイプ接続部21.つまり、ナット20外面の雄ネ
ジ20aに螺着する際、接続管22が共回りせず、容易
に且つ強固にネジ込むことができる。
オた、接続管22が一定距離開弁方向に摺動すると溝2
6の端部26aがボール24に当接して抜止めされるの
で、雌ネジ状操作具23を開弁方向に回転させても、接
続管22が一定距離以上には摺動せず、従って、例えば
、水圧が低下している場合、分岐水量を多くしようとし
て雌ネジ状操作具23を回し過ぎ、接続管22が筒状部
分13bから抜は落ちるといった虞れがない。
図中、29は接続管22と筒状部分13bとの間の水密
を確保するOリング、30はパイプ21の端部に形成し
たフランジ、31はフランジ30とナツト20との間の
パツキンである。
以上説明したように本考案は、冒頭に記載した分岐水栓
に釦いて、前記筒状部分13bの上部にボール24の全
体を嵌め込むことが可能なlJ寸し25を形成する一方
、接続管22の外面にはボール24の直径よりも浅く且
つ軸芯方向と平行な溝26を、少なくとも弁体19側に
溝端26aを有せしめる状態で形成し、該層26と1J
XfL25とにわたって嵌入したボール24により接続
管22の回止め及び抜止めを行なうようにした点に特徴
がある。
即ち、固定側部材である筒状部分13bに形成の1J4
L 25と可動側部材である接続管22に形成の溝26
とにわたってボール24を嵌入することにより、前記接
続管22を筒状部材13bに対して相対回転不能の状態
にでき、而して、接続管22にパイプを接続する際、接
続管22が共回りせず、容易かつ強固に接続することが
できる。
そして、前記接続管22は、分岐流路開閉のための軸芯
方向に摺動自在であるが、前記溝26の弁体側溝端26
aとボール24との当接によってそれ以上の摺動が不能
ならしめられるものであり、而して、例えば水圧低下時
に雌ネジ状操作具23を回し過ぎて該操作具23を筒状
部分13bから螺脱してしまったとしても、接続管22
は、それまでに摺動限界に達して抜は出し側への摺動が
不能になっているから、接続管22の抜は出しを確実に
無くし得る。
さらに、ジヨイント部材13の上下を逆にした状態では
、ボール24の全体が小孔25内に嵌り込むため、筒状
部分13bに対する接続管22の挿入、抜取りに何らの
支障もなく、全体として、小孔25に嵌り込むボール2
4と溝26との合理的な嵌合構造をもって、冒頭に記載
した分岐水栓の有する欠点を兄事に解消するに至ったの
である。
尚、本考案は、その技術的思想の範囲内でなされる種々
の設計変更を含むものであることはもとよりであって、
例えば、筒状部分13bの上部に2個以上のlJ寸L2
5を設けてこれらに対応する数のボール24で回止め及
び抜止めを行なうように構成して実施することも可能で
ある。
また、パイプ接続部21としては、接続管22の外端に
パイプ21やパイプ接続用ナツト28を直接ネジ込む形
式であってもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体縦断側面
図、第2図は要部の縦断正面図、第3図はジヨイント部
材の平面図、第4図は接続管の斜視図である。 1・・・水栓本体、2・・・弁座、6・・・分岐用流路
、7・・・弁体、8・・・操作軸、9.11・・・出口
、13・・・ジヨイント部材、13a・・・環状部分、
13b・・・筒状部分、14・・・弁孔、18・・・連
通孔、19・・・弁体、21・・・パイプ接続部、22
・・・接続管、23・・・雌ネジ状操作具、24・・・
ボール、25・・・小孔、26・・・溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水栓本体の内部に形成された弁座に対応する弁体を開閉
    動作するための操作軸に分岐用流路を形成する一方、こ
    の操作軸の周囲には、前記分岐用流路の出口を水密状態
    に覆う環状部分と該環状部分に対して略直角な筒状部分
    とからなり且つ前記環状部分に前記出口と前記筒状部分
    の内部とを連通させるための弁孔を穿設してなるジヨイ
    ント部材を設け、前記筒状部分には、中間部に前記筒状
    部分に対する連通孔を有し、内端に前記弁孔に対応する
    弁体を、オた外端にパイプ接続部をそれぞハ有する接続
    管をその軸芯方向に摺動自在に挿設し、前記筒状部分に
    螺着した雌ネジ状操作具で前記接続管を摺動操作するこ
    とにより前記弁体を開閉動作させるようにした分岐水栓
    に釦いて、前記筒状部分の上部にボール全体を嵌め込む
    ことが可能な小孔を形成する一方、前記接続管の外面に
    は軸芯方向と平行で且つ前記ボールの直径よりも浅い溝
    を、少なくとも弁体側に溝端を有せしめる状態で形成し
    、該層と前記小孔とにわたって嵌入したボールにより、
    接続管の回止め及び抜止めを行なうように構成しである
    ことを特徴とする分岐水栓。
JP13307079U 1979-09-22 1979-09-22 分岐水栓 Expired JPS5942539Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13307079U JPS5942539Y2 (ja) 1979-09-22 1979-09-22 分岐水栓

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JP13307079U JPS5942539Y2 (ja) 1979-09-22 1979-09-22 分岐水栓

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Publication Number Publication Date
JPS5649362U JPS5649362U (ja) 1981-05-01
JPS5942539Y2 true JPS5942539Y2 (ja) 1984-12-12

Family

ID=29364669

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015072060A (ja) * 2013-10-04 2015-04-16 株式会社タブチ サドル分水栓

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS596403U (ja) * 1982-07-03 1984-01-17 鋤柄農機株式会社 畦成形器
JPH064651Y2 (ja) * 1986-10-29 1994-02-09 三菱農機株式会社 ロ−タリ−耕耘機
JP5599101B2 (ja) * 2010-09-01 2014-10-01 株式会社三栄水栓製作所 分岐止水栓

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JP2015072060A (ja) * 2013-10-04 2015-04-16 株式会社タブチ サドル分水栓

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JPS5649362U (ja) 1981-05-01

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