JPS5942480B2 - プリント回路基板 - Google Patents

プリント回路基板

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JPS5942480B2
JPS5942480B2 JP12233578A JP12233578A JPS5942480B2 JP S5942480 B2 JPS5942480 B2 JP S5942480B2 JP 12233578 A JP12233578 A JP 12233578A JP 12233578 A JP12233578 A JP 12233578A JP S5942480 B2 JPS5942480 B2 JP S5942480B2
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JP
Japan
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circuit
pattern
etching
circuit board
printed circuit
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JP12233578A
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JPS5548995A (en
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治行 松本
博志 杉谷
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプリント回路基板に関し、特にプリントパタ
ーンのエッチング作業における電気回路用回路パターン
のサイドエッチの抑制を目的とする。
プリント回路基板の回路パターンを作製するに際し、
回路パターン上にエッチングレジスト材を配置してエッ
チング液を噴射したり、基板をエッチング液内に漬けて
エッチング液と銅箔パターンの化学反応による腐食作用
によつて不必要部分の銅箔部を除去し、エッチングレジ
スト材を配置した部分の回路パターンの銅箔部のみを基
板上に残すようにしている。 しかし一般的にエッチン
グ作業における回路パターンの作製においては回路パタ
ーンの間隔の広狭によつて回路パターンの銅箔部の側面
の腐食量(以下サイドエッチ量と称する)に違いがあり
、回路パターン間隔の広い回路パターンの銅箔部のサイ
ドエッチ量は多くなる傾向が顕著である。
第1図は従来一般に用いられるプリント回路基板のエッ
チング処理後の断面図を示し1は回路基板、2a、2b
、2cは回路パターンの銅箔部、3a、3b33cはエ
ッチングレジスト材を示す。図に於てΛ、Bは除去され
た銅箔部を示し、電気回路の回路パターンとなるパター
ン2bについて考えるとパターン間隔の広いA側のサイ
ドエッチ量(x)は間隔の狭いB側のサイドエッチ量(
y)に比し大きく削り取られている。従つて回路パター
ン間隔の広い銅箔部の基板との密着面積は少なくなる。
このため銅箔部と基板との物理的強度が弱まり、回路パ
ターンの剥離等や電気回路パターンの断線を生じる等の
不都合や欠点を有していた。又、第2図に示すように基
板上に電気抵抗層4と導電体層2を積層した回路基板が
知られている。
(該回路基板は「マイカ・フライ・オメガ」の商標で米
国ザ・マイカ・コーポレーションで製造販売されている
材利があり、技術資料としては米国特許第266295
7号、第3808576号、第3857683号、特開
昭48年一第73762号、特開昭50年一第7151
3号公報がある。)この電気抵抗層4を積層した回路基
板に於ては回路パターンの間隔の広狭によつて電気抵抗
層のサイドエツチ量に違いが生じる。第2図に示す如く
の積層回路基板の電気回路の抵抗値の大きさは電気抵抗
層4の断面積に反比例しパターンの長さに比例して決せ
られる故に、サイドエツチ量は電気回路設計上における
設計数値と実際に作られた回路パターン上の実数値との
差になり正常な電気回路の作動を困難にする原因にもな
つている。
本発明は前述した従来のプリント回路基板のエツチング
加工におけるサイドエツチを出来る限り抑え所望のプリ
ント回路基板を提供するものであり第3図以下を参照し
て詳述する。
図面番号は第1図・第2図と同一、類似の部品、部材は
同一番号を符する。第3図は腐食工程前でレジスト配置
後のプリント回路基板の断面図を示す。
パターン間隔の広狭の差によつてパターンのサイドエツ
チ量に差が生じるのはプリント回路のエツチング液の循
環の程度差によると考えられる。
即ち、パターン間隔の広い部分はエツチング液の循環が
よく行なわれるためエツチング液の銅箔又は電気抵抗層
の溶解力は低下せず腐食がよく行なわれるためサイドエ
ツチの量が多くなり、パターン間隔の狭い部分はエツチ
ング液の循環が行なわれにくく、エツチング液の溶解力
が減衰するためサイドエツチの量が小さくなると考えら
れる。本発明は電気回路の回路パターンの両側又は片側
の間隔が広くあいている回路パターンのエツチング加工
時のサイドエツチ量を抑制するために、間隔のあいてい
る回路パターンのレジスト部に隣接して、又は回路パタ
ーンのレジスト材に沿つて補助的レジスト材を配置した
ものである。即ち、第3図に示すようにプリント回路基
板の被加工材(基部1、銅箔部2から構成される。)上
に電気回路の回路パターン部2a,2b,2c上のレジ
スト部3a,3b,3cを各銅箔部2a・2b・2c上
に配置する際、回路パターン部2a・2b・2c上のレ
ジスト部3a・3b・3cに隣接して、又はレジスト部
3a・3b・3cに沿つて補助的レジスト部3x・3x
I・3xIを形成する。これにより次の腐食工程で電気
回路の回路パターンを構成する銅箔部2a・2b・2c
以外の部分の銅箔部を溶解除去する時に前記補助的レジ
スト部3x・3x″・3x″″の下の銅箔部の溶解除去
が行なわれにくくなり隣りの回路パターンとの間隔のあ
いている銅箔部2a・2cのサイドエツチ量は抑制され
ることになる。第3図では普通一般に用いられている基
部1上に銅箔部2を備えるプリント回路基板について述
べたが前述したマイカ・フライ・オメガのような導電体
層(銅箔部)と基部の間に抵抗体層を積層したプリント
回路基板のレジスト部を作成する際にも第3図と同様に
電気回路の回路パターンのレジスト部に隣接して補助的
レジスト部を設けることにより導電体層と抵抗体層のサ
イドエツチ量を抑制することが可能となる。
尚第3図に於て銅箔部の溶解除去に際して補助的レジス
ト部3x・3x′・3xIの下の銅箔部6x・6xI・
6xIが溶解除去される程度に、かつ、該銅箔部6x・
6x′・6xIにて電気回路の回路パターンを構成する
銅箔部2a・2b・2cのサイドエツチが抑制される程
度に補助的レジスト部3x・3x′3x″の寸法精度を
定めることにより銅箔部溶解工程終了後の仕上り段階で
は電気回路の回路パターン2a・2b・2cのみを基部
1上に残すように形成することも可能である。以上のよ
うに本発明は被加工材(基部1に銅箔部2を配置した朱
エツチング加工のプリント基板)から電気回路用回路パ
ターン(2a・2b・2c)を形成したプリント回路基
板を作成するに際し、電気回路用回路パターンのレジス
ト部(3a・3b・3c)に隣接して、又は該電気回路
用回路パターンのレジスト部に沿つて補助用レジスト部
(3x・3x1・3x″)を形成し、該補助用レジスト
部に依つて該補助用レジスト部の下部に非加工用銅箔部
(6x・6x′・6x″)を形成し、該非加工用銅箔部
によつて前記電気回路用回路パターン部(2a・2b・
2c)のサイドエツチを抑制するものである。
次に、第4図A−Bにて導電体層と電気抵抗層を積層し
たプリント回路基板の実施例について説明する。
第4図Aに於て基部1・抵抗層41・42導電体層2a
・2b・2cの順に積層した回路基板上に電気回路用の
回路パターン(符号41で指示する連続的に屈曲した部
分と符号42で指示する直線部及び円形部2a・2b・
2c・2a2から構成する。)を形成する為に該電気回
路用回路パターン上にレジスト材を形成するとともに、
該電気回路用回路パターンのレジスト材に隣接して又は
沿つて設けた補助回路パターン51・52・61上にレ
ジスト材を配置する。前述のように電気回路用回路パタ
ーン(2a・2b・2c・41・42・2a″)と補助
回路パターン(51・52・61)上にレジスト材を配
置した後第4図A図示の白色部をエツチング処理してそ
の部分の導電体層と抵抗層を除去し基板を露出させる。
このエツチング処理工程に於てパターン間隔の広い42
の回路パターンと41の屈曲部の両外側の回路パターン
は補助回路パターン上に設けたレジスト材によつてサイ
ドエツチの量が抑制されて第4図Bに示す如く回路パタ
ーン部のみが残る。次に電気抵抗層を形成するには第4
図Bの電気回路用パターンの必要な抵抗値に相当する部
分のレジスト材を剥して導電体層を除去するエツチング
加工を行ない最后にレジスト材を除去して第4図Cに示
す所望のプリント回路基板を得ることができる。本発明
によつて得られたプリント回路基板は基部と回路パター
ン(銅箔部)の剥離や、回路パターンの断線等の不都合
・欠点が無くなり、製造上の歩留が向上し、更に導電体
層と電気抵抗層を積層したプリント回路基板に於てはエ
ツチング加工時の導電体層と電気抵抗層からなる回路パ
ターンのサイドエツチが抑制されるため電気抵抗層の断
面積は電気回路の設計上の抵抗値との誤差を僅少にする
ことができる等の優れた効果が顕われた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来一般のプリント回路基板の断面図で1は基
板基部、2a・2b・2cは回路パターンとなる非加工
部の銅箔部、3a・3b・3cは非加工部の銅箔部2a
・2b・2cを保護するレジスト部を示す。 第2図は基部「上に抵抗体層4と導電体層2を積層した
構造のプリント回路基板の断面図を示す。第3図は被加
工材の銅箔部に補助的レジスト部を設けた本発明の一実
施例のプリント回路基板の説明図、第4図Aは本発明を
電気抵抗層、導電体層を積層したプリント回路基板に実
施した実施例を示す平面図。第4図Bは第4図AOx−
x断面図。第4図Cは第4図Aのプリント基板をエツチ
ング処理した後の仕上りの平面図。第4図Dは第4図C
Oz−z断面図。1・・・・・・プリント回路基板の基
部、2a・2b・2c・・・・・・銅箔部、3a・3b
・3c・・・・・・レジスト材、4・・・・・・電気抵
抗層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被加工材からエッチング加工によつて電気回路の回
    路パターンを形成するプリント回路基板に於て、電気回
    路用回路パターンに隣接して又は該回路パターンに沿つ
    て補助用パターンを設けるようにし、該補助用パターン
    と電気回路用回路パターンの間隔を一定範囲内に狭くし
    て電気回路用回路パターンの非エッチング部のサイドエ
    ッチを抑制したことを特徴とするプリント回路基板。 2 少なくとも導電体層と電気抵抗層を積層したプリン
    ト回路基板に於て、導電体層及び/又は電気抵抗層から
    なる電気回路用回路パターンに隣接して又は該回路パタ
    ーンに沿つて補助用パターンを設け、該補助用パターン
    と前記電気回路用回路パターンの間隔を一定範囲内に狭
    くして電気回路用回路パターンの非エッチング部のサイ
    ドエッチを抑制したことを特徴とするプリント回路基板
    。 3 被加工材からエッチング加工によつて電気回路の回
    路パターンを形成するプリント回路基板のエッチング加
    工に於て、被加工材に電気回路用回路パターンのレジス
    ト部とともに該電気回路用回路パターンのレジスト部に
    隣接して、又は、該レジスト部に沿つて補助用レジスト
    部を形成し、該補助用レジスト部によつて電気回路用回
    路パターンの非エッチング部のサイドエッチを抑制する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のプリント
    回路基板のエッチング加工方法。
JP12233578A 1978-10-04 1978-10-04 プリント回路基板 Expired JPS5942480B2 (ja)

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JPS5548995A JPS5548995A (en) 1980-04-08
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JPH01260884A (ja) * 1988-04-12 1989-10-18 Ibiden Co Ltd 補助パターンを有するプリント配線板
TWI845296B (zh) * 2023-05-04 2024-06-11 頎邦科技股份有限公司 軟性電路板之佈線結構

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