JPS5942052Y2 - 消火器の安全装置 - Google Patents
消火器の安全装置Info
- Publication number
- JPS5942052Y2 JPS5942052Y2 JP8789282U JP8789282U JPS5942052Y2 JP S5942052 Y2 JPS5942052 Y2 JP S5942052Y2 JP 8789282 U JP8789282 U JP 8789282U JP 8789282 U JP8789282 U JP 8789282U JP S5942052 Y2 JPS5942052 Y2 JP S5942052Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- fire extinguisher
- handle
- safety
- starting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は消火器の安全装置に関するものである。
一般に消火器の安全装置は、例えば起動レバーの枢着部
の手前の側板の一部と、これと対向するヘッド、又はハ
ンドルの側面とに横向きのピン穴を形成し、このピン穴
に安全栓を横向きに挿通して起動レバーの下降操作を阻
止させ、消火器の使用時、上記安全栓を引き抜くことに
より起動レバーを下降操作して消火薬剤を噴出起動させ
るように構成されている。
の手前の側板の一部と、これと対向するヘッド、又はハ
ンドルの側面とに横向きのピン穴を形成し、このピン穴
に安全栓を横向きに挿通して起動レバーの下降操作を阻
止させ、消火器の使用時、上記安全栓を引き抜くことに
より起動レバーを下降操作して消火薬剤を噴出起動させ
るように構成されている。
ところが、火災発生時では、荒でるために起動レバーを
下向きに押圧したままの状態で安全栓を引き抜こうとす
る場合がしばしば発生し、この場合、安全栓には、起動
レバーの押圧力による大きな剪断力が加わり、容易に引
抜くことができなくなり、また、安全栓が歪曲して引抜
き不能になる等の問題があった。
下向きに押圧したままの状態で安全栓を引き抜こうとす
る場合がしばしば発生し、この場合、安全栓には、起動
レバーの押圧力による大きな剪断力が加わり、容易に引
抜くことができなくなり、また、安全栓が歪曲して引抜
き不能になる等の問題があった。
また、最近の消費者の実施テストの結果によれば、安全
栓を上抜き方式とするのが最も操作し易いと報告されて
いる。
栓を上抜き方式とするのが最も操作し易いと報告されて
いる。
この考案は、上記点に鑑み、起動レバーを押圧したまま
でも安全栓が容易に引抜けるようにすると共に、上抜き
方式とした消火器の安全装置を提供するものである。
でも安全栓が容易に引抜けるようにすると共に、上抜き
方式とした消火器の安全装置を提供するものである。
以下、この考案の構成を図面に示す実施例について説明
すると次の通りである。
すると次の通りである。
第1図において、1は消火器本体、2はヘッド、3はシ
ール、4はヘッド緊締環、5は高圧ガスボンベ、6はサ
イホン管、Iは薬剤噴出孔、8はボンベ破壊針、9は弁
、10は弁スプリング、11はハンドル、12は起動レ
バーである。
ール、4はヘッド緊締環、5は高圧ガスボンベ、6はサ
イホン管、Iは薬剤噴出孔、8はボンベ破壊針、9は弁
、10は弁スプリング、11はハンドル、12は起動レ
バーである。
上記ハンドル11はヘッド2に固着され、このハンドル
11の先端に起動レバー12の先端が枢軸20を介して
上下に回動操作可能に枢着され、起動レバー12を下方
に抑圧操作することにより、ボンベ破壊針8が圧下され
、高圧ガスボンベ5の封板5aを破壊して消火器本体1
内を高圧とし、同時に弁9を開いて薬剤をサイホン管6
を通して薬剤噴出孔Iから外部へ噴出させることができ
るように構成されている。
11の先端に起動レバー12の先端が枢軸20を介して
上下に回動操作可能に枢着され、起動レバー12を下方
に抑圧操作することにより、ボンベ破壊針8が圧下され
、高圧ガスボンベ5の封板5aを破壊して消火器本体1
内を高圧とし、同時に弁9を開いて薬剤をサイホン管6
を通して薬剤噴出孔Iから外部へ噴出させることができ
るように構成されている。
、jD考案の安全装置は、一本のロックレバ−13と、
起動レバー12の一部に形成された採土突起14と安全
栓15とからなる。
起動レバー12の一部に形成された採土突起14と安全
栓15とからなる。
上記ロックレバ−13はハンドル11と起動レバー12
との間に配置され、その下端が枢軸16を介してハンド
ル11に回動可能に枢着してあり、上端は自由端としで
ある。
との間に配置され、その下端が枢軸16を介してハンド
ル11に回動可能に枢着してあり、上端は自由端としで
ある。
上記ロックレバ−13の下端の枢軸16の近傍に切欠段
部17を設げ、この切欠切部17に係止突起14を嵌合
係止させて起動レバー12の圧下操作によって、ロック
レバ−13を枢軸16を中心として倒伏回動させるもの
である。
部17を設げ、この切欠切部17に係止突起14を嵌合
係止させて起動レバー12の圧下操作によって、ロック
レバ−13を枢軸16を中心として倒伏回動させるもの
である。
上記ロックレバ−13の起立位置に対応させて起動レバ
ー12の上面に栓孔18を設げ、この栓孔18に安全栓
15を上向きに引抜き可能に挿通し、この安全栓15に
より、起立状態のロックレバ−130倒伏回動を阻止さ
せて起動レバー12の圧下操作を防止させている。
ー12の上面に栓孔18を設げ、この栓孔18に安全栓
15を上向きに引抜き可能に挿通し、この安全栓15に
より、起立状態のロックレバ−130倒伏回動を阻止さ
せて起動レバー12の圧下操作を防止させている。
安全栓15は、金属棒の上端を丸く曲げて指(人差指)
の挿入できる把持輪部を形成してあり、引抜き操作を容
易にしである。
の挿入できる把持輪部を形成してあり、引抜き操作を容
易にしである。
尚、図において、19は起動レバー12の上面に設けた
安全栓保持具であって、安全栓15の一部をその二叉部
の弾性で挾持して抜止め保持するものである。
安全栓保持具であって、安全栓15の一部をその二叉部
の弾性で挾持して抜止め保持するものである。
上記安全栓15に作用する力は非常に小さいものであっ
て、容易に引抜くことができるものでる。
て、容易に引抜くことができるものでる。
即ち、起動レバー12の枢軸20から圧下刃Wの作用位
置までの距離なa1枢軸20かもロックレバ−13の切
欠段部1Tまでの距離をb10ツクレバー13の枢軸1
6から切欠段部1Tまでの距離を010ツクレバー13
の枢軸16かも自由端が安全栓15と当接する位置束で
の距離をdとし、安全栓15に作用する力をW2、ロッ
クレバ−13の切欠段部17に作用する力をWlとして
、枢軸20と16とのまわりの力の釣合を考えると、枢
軸20に関しては、 W X a ””WI X b W、=WX−・・・・・・・・・(1) また、枢軸16に関しては、 W1×c=W2×d w2=w□×−・・・・・・(2) 前記(1)式を上記(2)式に代入すると、W2 =W
X −X−・・・・・伺 d が得られる。
置までの距離なa1枢軸20かもロックレバ−13の切
欠段部1Tまでの距離をb10ツクレバー13の枢軸1
6から切欠段部1Tまでの距離を010ツクレバー13
の枢軸16かも自由端が安全栓15と当接する位置束で
の距離をdとし、安全栓15に作用する力をW2、ロッ
クレバ−13の切欠段部17に作用する力をWlとして
、枢軸20と16とのまわりの力の釣合を考えると、枢
軸20に関しては、 W X a ””WI X b W、=WX−・・・・・・・・・(1) また、枢軸16に関しては、 W1×c=W2×d w2=w□×−・・・・・・(2) 前記(1)式を上記(2)式に代入すると、W2 =W
X −X−・・・・・伺 d が得られる。
この(3)式から、安全栓5を作用する力を小さくする
には、b及びdを大きくすればよく、レバー比で考えれ
ば−よりも− を犬b d ぎい比率にすればよい。
には、b及びdを大きくすればよく、レバー比で考えれ
ば−よりも− を犬b d ぎい比率にすればよい。
即ち、dに対し、Cをできるだけ小さくすればよい。
以上説明した様にこの考案は消火器本体の上部に固定し
たハンドルに対して起動レバーを上下方向に回動操作可
能に枢着し、上記起動レバーの圧下操作によって消火薬
剤を噴出せしめ得るようになした消火器において、下端
をハンドルの一部に枢着し、上端を自由端とすると共に
、上記枢着部近傍に切欠段部を設け、この切欠段部に起
動レバーの一部の係止突起を嵌合係止して起動レバーの
圧下操作により上記枢着部を中心として倒伏回動せしめ
られるロックレバ−をハンドルト起動レバーとの間に起
立・倒伏可能に介在させ、ロックレバ−の起立位置に対
応させて起動レバーの上面に栓孔な設け、この栓孔に安
全栓を上向きに引抜き可能に挿通し、この安全栓により
起立状態のロックレバ−の倒伏回動を阻止させて起動レ
バーの圧下操作を防止させたから、起動レバーに圧下刃
を加えたままであっても、安全栓を軽く容易に上向きに
引抜くことができ、火災発生時での操作性が向上し、消
火作業に支障をきたすことがないものである。
たハンドルに対して起動レバーを上下方向に回動操作可
能に枢着し、上記起動レバーの圧下操作によって消火薬
剤を噴出せしめ得るようになした消火器において、下端
をハンドルの一部に枢着し、上端を自由端とすると共に
、上記枢着部近傍に切欠段部を設け、この切欠段部に起
動レバーの一部の係止突起を嵌合係止して起動レバーの
圧下操作により上記枢着部を中心として倒伏回動せしめ
られるロックレバ−をハンドルト起動レバーとの間に起
立・倒伏可能に介在させ、ロックレバ−の起立位置に対
応させて起動レバーの上面に栓孔な設け、この栓孔に安
全栓を上向きに引抜き可能に挿通し、この安全栓により
起立状態のロックレバ−の倒伏回動を阻止させて起動レ
バーの圧下操作を防止させたから、起動レバーに圧下刃
を加えたままであっても、安全栓を軽く容易に上向きに
引抜くことができ、火災発生時での操作性が向上し、消
火作業に支障をきたすことがないものである。
第1図は本考案の安全装置を装備させた消火器の主要部
の構造を示す縦断面図、第2図は安全装置の拡大図であ
る。 1・・・・・・消火器本体、11・・・・・・ハンドル
、12・・・・・・起動レバー、13・・・・・・ロッ
クレバ−114・・・・・・係止突起、15・・・・・
・安全栓、1T・・・・・・切欠段部。
の構造を示す縦断面図、第2図は安全装置の拡大図であ
る。 1・・・・・・消火器本体、11・・・・・・ハンドル
、12・・・・・・起動レバー、13・・・・・・ロッ
クレバ−114・・・・・・係止突起、15・・・・・
・安全栓、1T・・・・・・切欠段部。
Claims (1)
- 消火器本体の上部に固定したハンドルに対して起動レバ
ーを上下方向に回動操作可能に枢着し、上記起動レバー
の圧下操作によって消火薬剤を噴出せしめ得るようにな
した消火器において、下端をハンドルの一部に枢着し、
上端を自由端とすると共に、上記枢着部近傍に切欠段部
を設け、この切欠段部に起動レバーの一部の係止突起を
嵌合係止して起動レバーの圧下操作により上記枢着部を
中心として倒伏回動せしめられるロックレバ−をハンド
ルと起動レバーとの間に起立・倒伏可能に介在させ、ロ
ックレバ−の起立位置に対応させて起動レバーの上面に
栓孔を設げ、この栓孔に安全栓を上向きに引抜き可能に
挿通し、この安全性により起立状態のロックレバ−の倒
伏回動を阻止させて起動レバーの圧下操作を防止させた
ことを特徴とする消火器の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8789282U JPS5942052Y2 (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 消火器の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8789282U JPS5942052Y2 (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 消火器の安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58191061U JPS58191061U (ja) | 1983-12-19 |
JPS5942052Y2 true JPS5942052Y2 (ja) | 1984-12-06 |
Family
ID=30096586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8789282U Expired JPS5942052Y2 (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 消火器の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5942052Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-06-11 JP JP8789282U patent/JPS5942052Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58191061U (ja) | 1983-12-19 |
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