JPH11299916A - 加圧式消火器 - Google Patents

加圧式消火器

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JPH11299916A
JPH11299916A JP12417598A JP12417598A JPH11299916A JP H11299916 A JPH11299916 A JP H11299916A JP 12417598 A JP12417598 A JP 12417598A JP 12417598 A JP12417598 A JP 12417598A JP H11299916 A JPH11299916 A JP H11299916A
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JP
Japan
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operating lever
container
fire extinguisher
elastic locking
locking member
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Application number
JP12417598A
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English (en)
Inventor
Tsuramichi Ishida
貫道 石田
Masakado Shioda
正矩 塩田
Shigenobu Yamada
繁信 山田
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MORITA KK
J Morita Corp
Original Assignee
MORITA KK
J Morita Corp
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Publication date
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 消火器の使用の可否を作動レバー自体の回動
位置により判別し得るようにしたものにおいて、蓋部材
及びその周辺の構造を簡素化すると共に判別の信頼性を
高めた加圧式消火器を提供すること。 【解決手段】 作動レバー13に配備された係合部と係
合可能な被係合部を板面に備えた板ばね状弾性係止部材
21がその一端において容器1の蓋部材2に固定される
と共にその板面において作動レバー13と弾力下に摺接
され、待機位置から下方への作動レバー13の回動に伴
って作動レバー13が板ばね状弾性係止部材21の板面
に対して弾力下に下方に摺動すると共にその放出作動位
置への到達時に上方への回動不能に板ばね状弾性係止部
材21とそれらの係合部及び被係合部において係合する
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外観からの目視に
より使用の可否、即ち未使用か使用済みかを容易且つ確
実に判別できる加圧式消火器に関する。
【0002】
【従来の技術】作動レバーの回動により容器内部に配備
された加圧ガスボンベの封板を破壊し、それによって加
圧ガスボンベ内の圧力ガスを容器内部に導入すると共に
容器内部に充填された消火薬剤を容器外部に放出するよ
うに構成した公知の加圧式消火器において、外観からの
目視により使用の可否を判別する方法として、実公昭5
7−1961号、実公昭58−13869号、実公平0
2−11089号及び特公平03−53952号の各公
報には、作動レバーが放出作動位置まで回動され、或は
それに伴って加圧ガスボンベの封板が破壊されることに
より消火器が使用済み状態となったことをステッカー、
ピストン体、表示体及びランプ等の外部表示手段で目視
可能に示すようにしたものが開示されている。
【0003】しかしながら、前記外部表示手段を備えた
消火器では、該表示手段が取付け構造上の理由により消
火器から容易に離脱したり、消火器の転倒等に起因して
容易に破損し得るものや作動構造が複雑で耐久性、実用
性に欠けるものが多く、しかもそれらの場合の作動レバ
ーは消火器の使用後も元の待機位置まで復帰可能である
から、外観からの目視のみで消火器の使用の可否を確実
に信頼性をもって判別することが難しいという問題があ
った。
【0004】一方、実公昭57−57713号公報に
は、消火器の使用済み状態を前記外部表示手段に依らず
に作動レバー自体の回動位置により示すようにしたもの
が報告されている。この消火器では、作動レバーを放出
作動位置まで一旦回動させると、該作動レバーはその位
置で容器の蓋部材に機械的に固定されて元の待機位置ま
で復帰させることができず、このことから作動レバーの
回動位置を目視することにより消火器の使用の可否を確
実に判別することができるという利点がある。
【0005】しかしながら、前記消火器では、ばねで付
勢された作動棒の先端が放出作動位置への作動レバーの
回動に伴って作動レバーと接触しつつその凹部に突入す
ると共に該作動棒によって作動レバーが復動不能に放出
作動位置に固定されるように構成され、その構造上、前
記作動棒は容器の蓋部材に対して上下方向に移動可能に
ばねを介して嵌挿させられることから蓋部材及びその周
辺の構造が複雑になると共に、蓋部材に対する作動棒の
摺動状態や該作動棒に対するばねの付勢状態に何らかの
理由で不都合が生じると放出作動位置における作動レバ
ーの前記固定作用が失われるという問題があった。さら
に、前記前記消火器では、作動レバーが待機位置から放
出作動位置まで回動されると共に加圧ガスボンベの封板
が破壊された時に初めて使用不可或は使用済み状態が表
示されるように構成されているので、作動レバーが何ら
かの理由で放出作動位置に至る前に回動を停止された状
態に対しては作動レバーの未回動時と同様に使用可又は
未使用状態と判定されるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、消火
器の使用の可否を作動レバー自体の回動位置により判別
し得るようにしたものにおいて、蓋部材及びその周辺の
構造を簡素化すると共に判別の信頼性を高めた加圧式消
火器を提供することにある。また、本発明の別の課題
は、作動レバーが放出作動位置に至る前の中間位置で回
動を停止された状態に対して使用不可或は使用済みと判
定し得るようにした加圧式消火器を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第一の加圧
式消火器は、容器の蓋部材に作動レバーが上下に回動可
能に枢着されると共に破封部材が作動レバーと係合しつ
つ昇降移動可能に嵌挿され、作動レバーを待機位置から
放出作動位置まで下方に回動させたときに、その回動と
連動して破封部材が蓋部材に対して下降すると共に容器
内部に配備された加圧ガスボンベの封板を破壊し、それ
によって加圧ガスボンベ内の圧力ガスを容器内部に導入
すると共に容器内部に充填された消火薬剤を容器外部に
放出するように構成した加圧式消火器において、作動レ
バーに配備された係合部と係合可能な被係合部を板面に
備えた板ばね状弾性係止部材がその一端において容器の
蓋部材に固定されると共にその板面において作動レバー
と弾力下に摺接され、待機位置から下方への作動レバー
の回動に伴って作動レバーが弾性係止部材の板面に対し
て弾力下に下方に摺動すると共にその放出作動位置への
到達時に上方への回動不能に弾性係止部材とそれらの係
合部及び被係合部において係合するように構成したこと
を特徴としている。
【0008】前記作動レバー上の係合部と弾性係止部材
上の被係合部は、作動レバーが放出作動位置に達したと
きに係合し得るように予め位置合わせが行なわれてい
る。前記弾性係止部材としては、例えば、板ばねをU字
状又はV字状に折り曲げてなり、その本体部分基端にお
いて蓋部材に固定されると共に折曲げ部分先端を被係合
部とされたものを好適に使用することができる。
【0009】なお、作動レバーが何らかの理由で放出作
動位置に至る前に回動を停止された場合に、この状態の
消火器についても使用不可或は使用済みと判定し、使用
の可否の判別に不確実性が入り込まないようにするため
に、作動レバーが、待機位置から放出作動位置に至るま
での所定中間位置において下方への回動の許容下に上方
への回動不能に弾性係止部材とそれらの係合部及び被係
合部において係合するように構成することもできる。
【0010】前記の場合、作動レバー上の係合部と弾性
係止部材上の被係合部は、作動レバーが前記所定中間位
置に達したときに係合し得るように予め位置合わせが行
なわれている。作動レバーは、前記係合部と被係合部の
係合後も下方へは放出作動位置に向かって回動可能とさ
れる。
【0011】本発明に係る第二の加圧式消火器は、容器
の蓋部材に作動レバーが上下に回動可能に枢着されると
共に破封部材が作動レバーと係合しつつ昇降移動可能に
嵌挿され、作動レバーを待機位置から放出作動位置まで
下方に回動させたときに、その回動と連動して破封部材
が蓋部材に対して下降すると共に容器内部に配備された
加圧ガスボンベの封板を破壊し、それによって加圧ガス
ボンベ内の圧力ガスを容器内部に導入すると共に容器内
部に充填された消火薬剤を容器外部に放出するように構
成した加圧式消火器において、破封部材の外周に穿設さ
れた輪溝からなる係合部と係合可能な被係合部を内周に
備えた止め輪状弾性係止部材が上下に移動不能に容器の
蓋部材に装着されると共にその内周において破封部材の
外周と弾力下に摺接され、待機位置から下方への作動レ
バーの回動に伴って破封部材が弾性係止部材の内周に対
して弾力下に下方に摺動すると共に放出作動位置への作
動レバーの到達時に上方への摺動不能に弾性係止部材と
それらの係合部及び被係合部において係合するように構
成したことを特徴としている。
【0012】前記破封部材上の係合部と弾性係止部材上
の被係合部は、作動レバーが放出作動位置に達したとき
に係合し得るように予め位置合わせが行なわれている。
作動レバーが放出作動位置にあるとき、破封部材は上方
への摺動を阻止され、従って破封部材と連動可能に係合
された作動レバーもその位置から上方への回動を禁止さ
れることになる。
【0013】なお、作動レバーが何らかの理由で放出作
動位置に至る前に回動を停止された場合に、この状態の
消火器についても使用済みと判定し、使用の可否の判別
に不確実性が入り込まないようにするために、破封部材
が、作動レバーの待機位置から放出作動位置に至るまで
の所定中間位置において下方への摺動の許容下に上方へ
の摺動不能に弾性係止部材とそれらの係合部及び被係合
部において係合するように構成することもできる。
【0014】前記の場合、破封部材上の係合部と弾性係
止部材上の被係合部は、作動レバーが前記所定中間位置
に達したときに係合し得るように予め位置合わせが行な
われている。前記所定中間位置への作動レバーの到達時
には破封部材は上方への摺動を阻止され、従って破封部
材と連動可能に係合された作動レバーもその位置から上
方への回動を禁止されることになる。破封部材は、前記
係合部と被係合部の係合後も下方へは摺動可能とされ、
従って該破封部材と連動する作動レバーも、その位置か
ら下方へは放出作動位置に向かって回動可能とされる。
【0015】
【実施例】〔第一の実施例〕図1は本発明の第一の実施
例に係る加圧式消火器の使用前における要部断面図、図
2は図1に示す加圧式消火器の使用後における要部断面
図である。
【0016】図1において、加圧式消火器の容器1には
消火剤が充填され、容器1開口部に蓋部材2が締付けカ
バー3で装着されている。蓋部材2には消火剤送出孔4
がL字状に配設され、該消火剤送出孔4は、容器1内部
の消火剤と消火剤吸上管5を介して連通すると共に消火
剤送出ホース6及びその先端の噴射ノズル(図示を省略
する。)を介して外気と連通している。また、蓋部材2
には作動孔7が垂直に貫設され、該作動孔7に円柱状の
破封部材8が昇降移動可能に嵌挿されると共に作動孔7
下端には加圧ガスボンベ9が容器1内部において螺着さ
れ、破封部材8下端の尖鋭部と加圧ガスボンベ9口部を
封止する封板10とが作動孔7内で対向配置され、作動
孔7は加圧ガスボンベ9口部上において蓋部材2内部の
通路及びガス導入管(何れも図示を省略する。)を介し
て容器1内部と連通している。
【0017】さらに、蓋部材2上部に固定レバー11が
ピン12及びその他の部材で固定されると共に固定レバ
ー11前端に作動レバー13が上下に回動可能にピン1
4を介して枢着され、作動レバー13下縁の折曲げ部1
5が破封部材8上端の小径部16とそれを両側から緩く
挟むように係合されている。また、安全栓受け17が、
その一端において固定レバー11中間部にピン18を介
して枢着されると共にその他端において作動レバー13
天板に摺接され、安全栓受け17に安全栓19が作動レ
バー13天板を貫通して着脱可能に嵌入されている。
【0018】さらに、板ばねをU字状又はV字状に折り
曲げてなる板ばね状弾性係止部材21が、その基端にお
いて蓋部材2上部に固定されると共にその折曲げ部分2
2板面において作動レバー13下縁の折曲げ底板15前
端と弾力下に摺接されている。
【0019】前記構成において、安全栓19を引き抜く
と、固定レバー11に対する作動レバー13の固定が解
除される。作動レバー13を待機位置から放出作動位置
まで下方に回動させると、図2に示すように、その回動
と連動して破封部材8が作動孔7内を下降すると共に加
圧ガスボンベ9口部の封板10を破壊し、それによって
加圧ガスボンベ9内の圧力ガスが容器1内部に導入され
ると共に容器1内部の消火薬剤が消火剤送出ホース6等
を介して容器1外部に放出される。
【0020】また、待機位置から下方への作動レバー1
3の前記回動に伴って作動レバー13下縁の折曲げ底板
15前端が板ばね状弾性係止部材21の折曲げ部分22
板面に対して弾力下に下方に摺動すると共に、放出作動
位置への作動レバー13の到達時に作動レバー13と板
ばね状弾性係止部材21とは前者の係合部である折曲げ
底板15前端と後者の被係合部である折曲げ部分22先
端とにおいて互いに係合し、それによって作動レバー1
3はその位置から上方への回動を禁止されることにな
る。
【0021】〔第二の実施例〕図3は図1に示す実施例
を一部設計変更してなる第二の実施例に係る加圧式消火
器の使用前における要部断面図、図4は図3に示す加圧
式消火器の使用後における要部断面図である。
【0022】第二の実施例では、図3に示すように、板
ばね状弾性係止部材21の折曲げ部分22が前記第一の
実施例の場合よりも短くされると共に折曲げ部分22先
端の位置が第一の実施例の場合よりも上位に配置され、
それによって図4に示すように、作動レバー13下縁の
折曲げ底板15前端が、放出作動位置への作動レバー1
3の到達前、即ち破封部材8による加圧ガスボンベ9口
部の封板10の破壊前に板ばね状弾性係止部材21の折
曲げ部分22先端と係合し、それによって作動レバー1
3はその位置から上方への回動を禁止されている。な
お、作動レバー13は、前記中間位置から下方へは放出
作動位置に至るまで回動可能とされている。
【0023】〔第三の実施例〕図5は本発明の第三の実
施例に係る加圧式消火器の使用前における要部断面図、
図6は図5に示す加圧式消火器の使用後における要部断
面図である。
【0024】第三の実施例では、前記第一及び第二の実
施例のように板ばね状弾性係止部材21が作動レバー1
3と係合可能に容器1の蓋部材2に設けられる代りに、
止め輪状弾性係止部材23が破封部材8と係合可能に容
器1の蓋部材2に設けられている。即ち、図5におい
て、破封部材8の外周にその小径部16から若干下位に
おいて輪溝24が穿設され、蓋部材2の作動孔7上端に
止め輪状弾性係止部材23がその内周において下方に若
干傾斜させつつ破封部材8の外周と弾力下に摺接可能に
装着されると共にその外周において固定リング25によ
り離脱不能に蓋部材2に締付け固定されている。
【0025】前記構成において、待機位置から下方への
作動レバー13の前記回動に伴って破封部材8の外周が
止め輪状弾性係止部材23の内周に対して弾力下に下方
に摺動すると共に、図6に示すように、放出作動位置へ
の作動レバー13の到達時に破封部材8と止め輪状弾性
係止部材23とは前者の係合部である輪溝24と後者の
被係合部である内周とにおいて互いに係合し、それによ
って破封部材8がその位置で止め輪状弾性係止部材23
との摺動不能に蓋部材2に固定されると共に作動レバー
13はその位置から上方への回動を禁止されることにな
る。
【0026】〔第四の実施例〕図7は図5に示す実施例
を一部設計変更してなる第四の実施例に係る加圧式消火
器の使用前における要部断面図、図8は図7に示す加圧
式消火器の使用後における要部断面図である。
【0027】第四の実施例では、図7に示すように、破
封部材8外周上の輪溝24が下端を前記第三の実施例の
場合よりも下位になるように、また上端を第三の実施例
の場合と略同位置になるように長い間隔で穿設され、そ
れによって図8に示すように、破封部材8外周上の輪溝
24下端が、放出作動位置への作動レバー13の到達
前、即ち破封部材8による加圧ガスボンベ9口部の封板
10の破壊前に止め輪状弾性係止部材23の内周と係合
し、それによって破封部材8がその位置から上方への摺
動を禁止されると共に作動レバー13は上方への回動を
禁止されている。なお、破封部材8は、その輪溝24内
の下端から上端にわたって止め輪状弾性係止部材23の
内周に対して下方へは摺動可能であり、従って作動レバ
ー13は前記中間位置から下方へは放出作動位置に至る
まで回動可能とされている。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る加圧式消火器は以上のよう
に構成され、簡素で強靭な板ばね状弾性係止部材や止め
輪状弾性係止部材を有効に介在させて作動レバーを直接
的又は間接的に放出作動位置に固定するので、蓋部材及
びその周辺の構造を簡素化すると共に使用の可否に関す
る判別の信頼性を高めることができる。前記板ばね状弾
性係止部材として、板ばねをU字状又はV字状に折り曲
げてなるものは安価であり、被係合部も容易に形成する
ことができる。
【0029】また、作動レバーが待機位置から放出作動
位置に至るまでの所定中間位置において上方への回動を
禁止されたものでは、作動レバーが何らかの理由で前記
所定中間位置にある実体が不可解な加圧式消火器につい
て使用済みと判定し、使用の可否の判別に不確実性が入
り込まないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例に係る加圧式消火器の使
用前における要部断面図である。
【図2】図1に示す加圧式消火器の使用後における要部
断面図である。
【図3】図1に示す実施例を一部設計変更してなる第二
の実施例に係る加圧式消火器の使用前における要部断面
図である。
【図4】図3に示す加圧式消火器の使用後における要部
断面図である。
【図5】本発明の第三の実施例に係る加圧式消火器の使
用前における要部断面図である。
【図6】図5に示す加圧式消火器の使用後における要部
断面図である。
【図7】図5に示す実施例を一部設計変更してなる第四
の実施例に係る加圧式消火器の使用前における要部断面
図である。
【図8】図7に示す加圧式消火器の使用後における要部
断面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 蓋部材 6 消火剤送出ホース 8 破封部材 9 加圧ガスボンベ 10 封板 11 固定レバー 13 作動レバー 21 板ばね状弾性係止部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の蓋部材に作動レバーが上下に回動
    可能に枢着されると共に破封部材が作動レバーと係合し
    つつ昇降移動可能に嵌挿され、作動レバーを待機位置か
    ら放出作動位置まで下方に回動させたときに、その回動
    と連動して破封部材が蓋部材に対して下降すると共に容
    器内部に配備された加圧ガスボンベの封板を破壊し、そ
    れによって加圧ガスボンベ内の圧力ガスを容器内部に導
    入すると共に容器内部に充填された消火薬剤を容器外部
    に放出するように構成した加圧式消火器において、 作動レバーに配備された係合部と係合可能な被係合部を
    板面に備えた板ばね状弾性係止部材がその一端において
    容器の蓋部材に固定されると共にその板面において作動
    レバーと弾力下に摺接され、待機位置から下方への作動
    レバーの回動に伴って作動レバーが弾性係止部材の板面
    に対して弾力下に下方に摺動すると共にその放出作動位
    置への到達時に上方への回動不能に弾性係止部材とそれ
    らの係合部及び被係合部において係合するように構成し
    たことを特徴とする加圧式消火器。
  2. 【請求項2】 弾性係止部材が板ばねをU字状又はV字
    状に折り曲げてなり、その本体部分基端において蓋部材
    に固定されると共に折曲げ部分先端を被係合部とされた
    請求項1記載の加圧式消火器。
  3. 【請求項3】 作動レバーが、待機位置から放出作動位
    置に至るまでの所定中間位置において下方への回動の許
    容下に上方への回動不能に弾性係止部材とそれらの係合
    部及び被係合部において係合するようにした請求項1記
    載の加圧式消火器。
  4. 【請求項4】 容器の蓋部材に作動レバーが上下に回動
    可能に枢着されると共に破封部材が作動レバーと係合し
    つつ昇降移動可能に嵌挿され、作動レバーを待機位置か
    ら放出作動位置まで下方に回動させたときに、その回動
    と連動して破封部材が蓋部材に対して下降すると共に容
    器内部に配備された加圧ガスボンベの封板を破壊し、そ
    れによって加圧ガスボンベ内の圧力ガスを容器内部に導
    入すると共に容器内部に充填された消火薬剤を容器外部
    に放出するように構成した加圧式消火器において、 破封部材の外周に穿設された輪溝からなる係合部と係合
    可能な被係合部を内周に備えた止め輪状弾性係止部材が
    上下に移動不能に容器の蓋部材に装着されると共にその
    内周において破封部材の外周と弾力下に摺接され、待機
    位置から下方への作動レバーの回動に伴って破封部材が
    弾性係止部材の内周に対して弾力下に下方に摺動すると
    共に放出作動位置への作動レバーの到達時に上方への摺
    動不能に弾性係止部材とそれらの係合部及び被係合部に
    おいて係合するように構成したことを特徴とする加圧式
    消火器。
  5. 【請求項5】 破封部材が、作動レバーの待機位置から
    放出作動位置に至るまでの所定中間位置において下方へ
    の摺動の許容下に上方への摺動不能に弾性係止部材とそ
    れらの係合部及び被係合部において係合するようにした
    請求項4記載の加圧式消火器。
JP12417598A 1998-04-17 1998-04-17 加圧式消火器 Pending JPH11299916A (ja)

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