JPS594204Y2 - ガス安全弁 - Google Patents
ガス安全弁Info
- Publication number
- JPS594204Y2 JPS594204Y2 JP18031979U JP18031979U JPS594204Y2 JP S594204 Y2 JPS594204 Y2 JP S594204Y2 JP 18031979 U JP18031979 U JP 18031979U JP 18031979 U JP18031979 U JP 18031979U JP S594204 Y2 JPS594204 Y2 JP S594204Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- valve
- helical
- gas passage
- safety valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Safety Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はガス過流出時にガスの放出を遮断するために
ガ゛スコツク内に内装するガスコックの安全弁（以下ガ
スヒユーズという）に関するものであり、かつ燃料用ガ
スの制御弁、殊に電磁弁、減圧弁においてこれと直列に
接続して用いられるガスヒユーズに利用されるものであ
る。
ガ゛スコツク内に内装するガスコックの安全弁（以下ガ
スヒユーズという）に関するものであり、かつ燃料用ガ
スの制御弁、殊に電磁弁、減圧弁においてこれと直列に
接続して用いられるガスヒユーズに利用されるものであ
る。
ガスヒユーズにおいては、過流出に対しては確実に作動
することが要求されるとともに、瞬間的（一時的）な過
流出に対しては応動させないという要求がある。
することが要求されるとともに、瞬間的（一時的）な過
流出に対しては応動させないという要求がある。
この両要求に応えるものの１つとして、従来実公昭５７
−３５７４８号公報（実願昭５４−１９０４７１号）が
ある。
−３５７４８号公報（実願昭５４−１９０４７１号）が
ある。
このものは第２図に示す構造のように、ガスコック本体
１０の垂直ガス通路１内に筒状のガスヒユーズ１１が固
定されており、このガスヒユーズ１１の上部には弁座部
２が、中間部にはガス流通孔１２が、下部には筒体４が
一体に形成されており、筒体４の中には体弁５が収容さ
れ、止めピン６で受は止められている。
１０の垂直ガス通路１内に筒状のガスヒユーズ１１が固
定されており、このガスヒユーズ１１の上部には弁座部
２が、中間部にはガス流通孔１２が、下部には筒体４が
一体に形成されており、筒体４の中には体弁５が収容さ
れ、止めピン６で受は止められている。
そしてガスヒユーズ１１の筒体４の内周面にはラセン状
突起３が形成されており、このラセン状突起３の内径を
体弁５の外径より小さくし、かつラセン状突起３間の溝
巾を体弁５の外径より大きくしている。
突起３が形成されており、このラセン状突起３の内径を
体弁５の外径より小さくし、かつラセン状突起３間の溝
巾を体弁５の外径より大きくしている。
このガスヒユーズ１１において通常のガス過流出時には
、ガス流によって体弁５が上昇作動して弁座２に体弁５
が圧接してガスの放出を遮断するが、電磁弁、減圧弁、
バーナーの組合せ構造を有する器具によって発生する瞬
時の過大流に対しては、体弁５がラセン状突起３にそっ
てラセン状に上昇するので、上昇距離が筒体４の長さよ
り長くなり、かつ体弁５がラセン状突起３に接触して摩
擦抵抗を受けながら上昇するので、体弁５が弁座２に達
するまでに長い時間を要するため、ガスヒユーズ１１は
作動せず、ガス流を遮断することはない。
、ガス流によって体弁５が上昇作動して弁座２に体弁５
が圧接してガスの放出を遮断するが、電磁弁、減圧弁、
バーナーの組合せ構造を有する器具によって発生する瞬
時の過大流に対しては、体弁５がラセン状突起３にそっ
てラセン状に上昇するので、上昇距離が筒体４の長さよ
り長くなり、かつ体弁５がラセン状突起３に接触して摩
擦抵抗を受けながら上昇するので、体弁５が弁座２に達
するまでに長い時間を要するため、ガスヒユーズ１１は
作動せず、ガス流を遮断することはない。
上記のラセン状突起３を有するガスヒユーズ１１におい
て、量産時のコスト低減等を考慮すると、コック本体１
０の垂直ガス通路１の中にラセン状突起３を直接形成す
ることが望ましい。
て、量産時のコスト低減等を考慮すると、コック本体１
０の垂直ガス通路１の中にラセン状突起３を直接形成す
ることが望ましい。
しかし金属製のコック本体１０の垂直ガス通路１に直接
加工によりラセン状突起３を形成することは容易ではな
く、製作上の不都合を生じるという問題がある。
加工によりラセン状突起３を形成することは容易ではな
く、製作上の不都合を生じるという問題がある。
これはガス通路１内に直接ピッチの粗いねじ切り加工を
することに等しく、加工が困難なためである。
することに等しく、加工が困難なためである。
本考案は合成樹脂により、ラセン状のガス通路を有する
筒体を形成することを技術的課題とする。
筒体を形成することを技術的課題とする。
上記の技術的課題を解決するための本考案の技術的手段
は上端に弁座２を有するラセン状ガス通路３内部に形成
した筒体４を合成樹脂で製作し、この筒体４をガスコッ
ク本体内のガス通路１の中に装着することである。
は上端に弁座２を有するラセン状ガス通路３内部に形成
した筒体４を合成樹脂で製作し、この筒体４をガスコッ
ク本体内のガス通路１の中に装着することである。
上記の技術的手段は次の様に作用する。
すなわち合成樹脂成形によればラセン状ガス通路３は比
較的容易に製作可能であり、このラセン状ガス通路３を
形成した筒体４をコック本体内のガス通路１へ装着する
ことで直接加工でラセン状ガス通路３を形成したことと
同様の作用を有する。
較的容易に製作可能であり、このラセン状ガス通路３を
形成した筒体４をコック本体内のガス通路１へ装着する
ことで直接加工でラセン状ガス通路３を形成したことと
同様の作用を有する。
この考案は次の特有の効果を有する。
すなわち前記の従来技術におけるガスヒユーズ１１が通
過ガス流の大半がガス流通孔１２を通過して筒体４の中
を通過するガス流がわずがであるため、ラセン状突起３
の内径が体弁５の外径より小さいという関係であるのに
対して、本考案においては通過ガス流の全てがラセン状
ガス通路３を通過するためにラセン状ガス通路３の内径
が大きくなり、ラセン状ガス通路３の内径が体弁５の外
径より大きくなるという関係になる。
過ガス流の大半がガス流通孔１２を通過して筒体４の中
を通過するガス流がわずがであるため、ラセン状突起３
の内径が体弁５の外径より小さいという関係であるのに
対して、本考案においては通過ガス流の全てがラセン状
ガス通路３を通過するためにラセン状ガス通路３の内径
が大きくなり、ラセン状ガス通路３の内径が体弁５の外
径より大きくなるという関係になる。
しがしながら本考案においてはガス流がラセン状ガス通
路３にそってラセン状に流れることにより、体弁５がこ
のラセン状ガス流によってラセン状ガス通路３の内面に
衝突をくり返えしながら上昇するため、前記の従来技術
と同様に、本考案のガスヒユーズも瞬時の過流出に対す
る応答性を緩和させる効果を有する。
路３にそってラセン状に流れることにより、体弁５がこ
のラセン状ガス流によってラセン状ガス通路３の内面に
衝突をくり返えしながら上昇するため、前記の従来技術
と同様に、本考案のガスヒユーズも瞬時の過流出に対す
る応答性を緩和させる効果を有する。
以下本考案の実施例を図を参照し説明する。
筒体４は上端に弁座２を有するラセン状ガス通路３が内
部に形成されており、この筒体４を一体で合成樹脂によ
り射出成型で製作する。
部に形成されており、この筒体４を一体で合成樹脂によ
り射出成型で製作する。
したがってラセン状ガス通路３の形状は成形金型の内型
で形成され、かつ型抜きは内型を回転させながら抜くこ
とで可能である。
で形成され、かつ型抜きは内型を回転させながら抜くこ
とで可能である。
次にラセン状ガス通路３の内径と体弁５の外径の関係に
ついては、ラセン状ガス通路３の山径を体弁５の外径よ
り若干大きくすることで、ガスヒユーズの瞬時過流出に
対する応答性の緩和性能が得られる。
ついては、ラセン状ガス通路３の山径を体弁５の外径よ
り若干大きくすることで、ガスヒユーズの瞬時過流出に
対する応答性の緩和性能が得られる。
上記の筒体４の中に体弁５を収容し、この体弁５を止め
ピン６で受は止め、この状態で筒体４をコック本体のガ
ス通路１の中へ固定する。
ピン６で受は止め、この状態で筒体４をコック本体のガ
ス通路１の中へ固定する。
なお７はコック本体内の閉子、８は開閉操作のバンドル
、９はホース口を示す。
、９はホース口を示す。
図面はこの考案に係るガス安全弁の実施例を示したもの
で、第１図は本考案の実施例の縦断側面図、第２図は先
行技術を示すガスヒユーズの縦断側面図である。 １・・・・・・垂直ガス通路、２・・・・・・弁座、３
・・・・・・ラセン状ガス通路、４・・・・・・筒体。
で、第１図は本考案の実施例の縦断側面図、第２図は先
行技術を示すガスヒユーズの縦断側面図である。 １・・・・・・垂直ガス通路、２・・・・・・弁座、３
・・・・・・ラセン状ガス通路、４・・・・・・筒体。
Claims (1)
- 体弁を内蔵した筒体の内周面にラセン状突起を形成し、
瞬時の過流に対する応答性を緩和させるようにしたガス
安全弁において、前記筒体を合成樹脂で形成してガスコ
ック本体内の垂直ガス通路に嵌着すると共に該筒体の内
部には上端に弁座を有し、かつ収容した体弁の外径より
大きいラセン状ガス通路を設けたことを特徴とするガス
安全弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18031979U JPS594204Y2 (ja) | 1979-12-27 | 1979-12-27 | ガス安全弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18031979U JPS594204Y2 (ja) | 1979-12-27 | 1979-12-27 | ガス安全弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5697667U JPS5697667U (ja) | 1981-08-03 |
| JPS594204Y2 true JPS594204Y2 (ja) | 1984-02-06 |
Family
ID=29690765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18031979U Expired JPS594204Y2 (ja) | 1979-12-27 | 1979-12-27 | ガス安全弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS594204Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-27 JP JP18031979U patent/JPS594204Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5697667U (ja) | 1981-08-03 |
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