JPS594192B2 - 凹凸塗装面のヘツドカツト装置 - Google Patents

凹凸塗装面のヘツドカツト装置

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JPS594192B2
JPS594192B2 JP6655480A JP6655480A JPS594192B2 JP S594192 B2 JPS594192 B2 JP S594192B2 JP 6655480 A JP6655480 A JP 6655480A JP 6655480 A JP6655480 A JP 6655480A JP S594192 B2 JPS594192 B2 JP S594192B2
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JP
Japan
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roller
coated
head
rod
head cutting
Prior art date
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Expired
Application number
JP6655480A
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English (en)
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JPS56163785A (en
Inventor
良男 道添
博身 前田
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Dai Nippon Toryo KK
Sekisui House Ltd
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Toryo KK
Sekisui House Ltd
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Toryo KK, Sekisui House Ltd, Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Dai Nippon Toryo KK
Priority to JP6655480A priority Critical patent/JPS594192B2/ja
Publication of JPS56163785A publication Critical patent/JPS56163785A/ja
Publication of JPS594192B2 publication Critical patent/JPS594192B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は凹凸状に塗布された被塗物の塗面が完全硬化す
る前にその凸部を適宜平たんにヘッドカットするための
装置に関する。
10従来、建築物の内外壁面等の美観を向上させるため
、その表面に凹凸立体模様を付することが行われている
この様な凹凸立体模様を形成するには、建築現場等で作
業者が直接壁面に対して行う場合もあるが量産性の点で
最近は工場にて予め化15粧板基材面に対して連続生産
するようになつてきた。この種の凹凸塗装面を有する化
粧板は塗材の塗布面の最大厚みの規格化の観点から及び
意匠上の観点から塗布面の凸部を適宜ヘッドカットし凸
部の高さを均一化することが要求されることが多20い
。このためには硬化した凸部を削るよりも、凸部形成塗
布部が完全硬化する前にローラー等で押し広げて一定の
厚みに平坦化させるのが有利である。この場合通常の塗
材を塗布した面を一定の厚みにまでヘッドカットするの
は実際上極めて困難ク5 である。即ち、同じ重量のロ
ーラーを用いても塗面凸部の硬化度合いによつてヘッド
カット量が変化するからである。そこで、ヘッドカット
凹凸塗装面の形成に有利な特別な塗布方法が考えられた
即ち、先づ化粧90板面に一定の粒径を有する骨材を多
数均一に固定せしめた下塗塗膜層上に凸部形成塗材を散
点状に塗布し、しかる後に凸部をヘッドカットするとい
う方法である。この場合には一定以上の重量のローラー
を使用すれば骨材の粒径に相当する厚みに95まで正確
且つ均一にヘッドカットすることができる。骨材として
は珪砂、寒水砂、ガラスビーズ、石英粉、プラスチック
粉その他が例示でき、骨材の基材面上への固定のために
は骨材を水系塗料、ハイソリツド塗料、ノンソルベント
塗料、有機溶剤型塗料などに混合して塗布乾燥させるか
あるいは上記塗料を塗布後直ちに上記骨材を散布し塗料
を乾燥させるという方法がとられる。凸部形成塗材とし
ては公知のもので良く、たとえばJIS一A−6910
に規定されている吹付材が例示される。ところで、この
ような方法で塗布された凸部をヘツドカツトする場合、
化粧板基材面が完全に平坦であれば問題はないが、現実
には基材面には多少なりともそりやゆがみが存在するの
で、通常のローラーによりヘツドカツトを行おうとする
と凸部塗布面の一部の個所では完全に骨材の粒径に対応
する厚みの凸部平坦面が形成されるが、しかし他のくぼ
んだ個所では所定の厚みの平坦面が形成されない。
このくぼみ個所における塗膜厚みはそりの量によつては
たとえば骨材粒径の2倍以上にもなり、従つて品質上及
び意匠上きわめて不満足な製品とならざるを得ない。一
方、被塗物としては故意にわん曲せしめた表面をもつも
のもあり、この様な被塗物においても上記の如く従来の
ローラーによるヘツドカツトによつては凸部塗膜層を全
面均一に形成できないのはもちろんである。本発明は以
上の如き現状に鑑み、基材面がそりまたゆがみをもつ場
合、更には基材面がわん曲している場合においてさえも
全面均一な凸部塗膜厚をもち、商品価値の極めて高い凹
凸塗装面を製造し得るヘツドカツト装置を提供すること
を目的とするものである。この様な目的は、凹凸状に塗
布された被塗物の凸部をヘツドカツトするための装置に
おいて;被塗物を載置して移送せしめるためのコンベア
ー装置;及び、上記コンベアー装置の上方にその進行方
向に直角且つコンベアーの載置面に平行な方向に固定さ
れている桿体により、円筒形でその軸に浴つて軸対称に
上記桿体外径より大きな貫通孔を有する狭幅ローラーエ
レメント多数が該貫通孔を通して並列せしめられており
、且つ全ローラーエレメントの外周面にわたつて円筒形
弾性体が巻きつけられているヘツドカツト用ローラー部
:を備えていることを特徴とする、本発明のヘツドカツ
ト装置により達成される。以下、図面にもとづき本発明
を更に具体的に説明する。
第1〜3図は本発明によるヘツドカツト装置の主要部の
一例を示す縦断面図であり、第1図は平板の塗装面をへ
ツドカツトしている状態であり、第2図は起伏状板の塗
装面をヘツドカツトしている状態であり、第3図はヘツ
ドカツトしていない状態である。
第4図はローラーエレメントの斜視図であり、第5図は
中間エレメントの斜視図である。本発明装置は被塗物A
を移送せしめるためのコンベアー装置1を有している。
第1〜3図においてはコンベアーの移送方向は紙面に垂
直の方向である。コンベアー装置としてはベルトコンベ
アーバーコンベア一、ローラーコンベアー等のいづれで
も良く、被塗物載置面を実質的に水平にしておく。コン
ベアー装置1上にはヘツドカツト用ローラー部2が設け
られている。ローラー部2においてはローラーエレメン
ト3が多数並列に配列されている。
ローラーエレメント3は第4図の如く円筒形であつて、
その対称軸に溢つて中央に貫通孔4があけられている。
口ーラーエレメント3はその機能上の理由から幅wが比
較的狭いものであり、たとえば外径Dが50〜300m
uで幅Wが10〜50mm程度である。尚、貫通孔4の
径はたとえば5〜100mmである。ローラーエレメン
ト3の材質はたとえば鉄または鉄にクロムやニツケル等
のメツキを施したもの更には金属を芯にして周辺をプラ
スチツクで構成したもの等適宜の重量(たとえば幅Wl
Omm当り300〜10007)及び強度をもつもので
あれば何でもよく、また摩擦抵抗の少ない材質であるの
がより好ましい。以上の如きローラーエレメント間には
中間エレメント5を介在せしめるのが好ましい。
この中間エレメント5の材質及び形状はローラーエレメ
ント3と同様でよい。中間エレメント5はローラーエレ
メント間の摩擦抵抗を小さくするために設けられるもの
である。従つて、ローラーエレメント3との接触面積を
小さくするためできるだけ外径を小さくするのがよく、
たとえばローラーエレメントの1/2〜1/5とする。
また中間エレメント5の幅はたとえばローラーエレメン
ト3の1/2〜1/5であり、貫通孔6の径はたとぇば
ローラーエレメント3の1〜1/2である。以上の様な
ローラーエレメント3(及び中間工レメント5)を図の
如くほとんど隙間をあけずに(たとえば0.1Uの隙間
をとる)多数並列させ、全ローラーエレメントの貫通孔
4(及び全中間エレメントの貫通孔6)に桿体7を貫通
させる。
桿体7の直径はたとえば3〜50韮であるが、もちろん
上記貫通孔4(及び6)よりも小さいことが必要である
。8は桿体7を固定するための架台であり、9はローラ
ーエレメント(及び中間エレメント)間の隙間を適正に
保つための押え板である。
尚、桿体7は軸受10により回転自在に架台8に固定さ
れていてもよい。桿体7はコンベアー装置1の移送方向
に直角で且つ水平の方向に固定される。本発明のヘツド
カツト用ローラー部2においては、上記の如く配列され
たローラーエレメント3の全ての外周面にわたつて弾性
体11が巻きつけられている。
弾性体11としては表面硬度の比較的高い弾性ゴム、弾
性プラスチツク、プラスチツクゴム等を用いることがで
きるが、離型剤液体をある程度含むことのできる多孔質
のものを用いるのが好ましい場合がある。12はヘツド
カツト用ローラー部2の外周部に離形剤(たとえば水)
を噴霧するためのスプレー装置である。
この離形剤スプレー装置12は、検出器により被塗物の
通過が検出された時にのみ作動する様にしておくことが
好ましい。以上の如き本発明のヘツドカツト装置におい
てはヘツドカツトは第6図に示される様にして行われる
即ち、コンベアー装置1により矢印の水平方向に一定速
度で移送されてくる被塗物Aの上面には骨材B及び凸部
形成塗材Cが塗着しており、塗材Cは完全には硬化して
いない状態である。被塗物Aがヘツドカツト用ローラー
部2に到達すると、該ローラー2と被塗物Aとの摩擦に
よりローラーは矢印の方向にその周速が被塗物移送速度
と同一となる様に回転する。被塗物塗装面はローラーエ
レメント3の重量により凸部形成塗材が押し広げられて
ヘツドカツトされる。その際のローラーエレメント3の
状態が第1図及び第2図に示されている。特に第2図か
ら明らかな様に被塗物基材表面がそりやうねり(起伏)
をもつていても本発明ローラーエレメント3はその形状
に対応して上下に移動し全面に一様な圧力を加え骨材の
粒径に相当する厚みに確実にヘツドカツトすることがで
きるのである。本発明ヘツドカツト用ローラー部には弾
性体11が使用されているので、ヘツドカツト塗面には
ローラーエレメント3による断層が形成されることがな
い。即ち、弾性体11はローラーエレメント3の荷重を
平均化して塗面に伝達するのである。尚、本発明装置の
適用に当つては、被塗物基材の厚みに応じて桿体を上下
に移動させ適宜の位置で固定すること、及び予想される
被塗物のそりやうねりの量に応じてローラーエレメント
の貫通孔径と桿体の太さとを適宜選択し、ヘツドカツト
時に全てのローラーエレメントの荷重が桿体にではなく
被塗物面にかかる様にすべきことはもちろんである。
以上の如く、本発明によれば被塗物基材面の変形にかか
わらず凸部が常に一定の厚みにヘツドカツトされた凹凸
塗装面を得ることができる。
そして、本発明装置は一定粒径の骨材を含む塗布面であ
れば全てに適用でき、その塗布方法をとわない。即ち、
たとえば骨材を含む塗材を基材面上に散点状に吹きつけ
たものをヘツドカツトする場合においてもその効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明装置の主要部の一例を示す縦断面図
であり、第4図はローラーエレメントの斜視図であり、
第5図は中間エレメントの斜視図であり、第6図は本発
明装置におけるヘツドカツトの概略説明図である。 1:コンベア一装置、2:ヘツドカツト用ローラ―部、
3:ローラーエレメント、4:貫通孔、5:中間エレメ
ント、6:貫通孔、7:桿体、8:架台、9:押え板、
10:軸受、11:弾性体、12:スプレ一装置、A:
被塗物、B:骨材、C:塗材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 凹凸状に塗布された被塗物の凸部をヘッドカットす
    るための装置において;被塗物を載置して移送せしめる
    ためのコンベアー装置;及び、上記コンベアー装置の上
    方にその進行方向に直角且つコンベアーの載置面に平行
    な方向に固定されている桿体により、円筒形でその軸に
    沿つて軸対称に上記桿体外径より大きな貫通孔を有する
    狭幅ローラーエレメント多数が該貫通孔を通して並列せ
    しめられており、且つ全ローラーエレメントの外周面に
    わたつて円筒形弾性体が巻きつけられているヘッドカッ
    ト用ローラー部;を備えていることを特徴とする、凹凸
    塗装面のヘッドカット装置。 2 ローラーエレメント間に、円筒形でその軸に沿つて
    軸対称に桿体外径よりも大きな貫通孔を有し且つローラ
    ーエレメントより外径が小さい狭幅中間エレメントがそ
    の貫通孔に桿体を通して設けられている。 第1項の装置。3 ヘッドカット用ローラー部の上方に
    、液状離形剤をローラー部全長にわたつて噴霧しうるス
    プレー装置がセットされている。 第1又は2項の装置。
JP6655480A 1980-05-21 1980-05-21 凹凸塗装面のヘツドカツト装置 Expired JPS594192B2 (ja)

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JPS56163785A JPS56163785A (en) 1981-12-16
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