JPH0554395B2 - - Google Patents
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- JPH0554395B2 JPH0554395B2 JP25507084A JP25507084A JPH0554395B2 JP H0554395 B2 JPH0554395 B2 JP H0554395B2 JP 25507084 A JP25507084 A JP 25507084A JP 25507084 A JP25507084 A JP 25507084A JP H0554395 B2 JPH0554395 B2 JP H0554395B2
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- coating film
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、工場ラインにおいて連続的に立体模
様塗膜を形成する方法に関するものである。
様塗膜を形成する方法に関するものである。
従来、建築物の内外壁面等の美観を向上させる
ため、その表面に凹凸立体模様を付することが行
われている。この様な凹凸立体模様を形成するに
は、建築現場等で作業者が直接壁面に対して行う
場合もあるが量産性の点で最近は工場にて予め化
粧板基材面に対して連続生産するようになつてき
た。
ため、その表面に凹凸立体模様を付することが行
われている。この様な凹凸立体模様を形成するに
は、建築現場等で作業者が直接壁面に対して行う
場合もあるが量産性の点で最近は工場にて予め化
粧板基材面に対して連続生産するようになつてき
た。
ところで化粧板基材面に凹凸立体模様を形成す
る連続生産方法として、例えば特公昭55−33945
号に記載された方法の如く、コンベアーにて移送
される化粧板基材表面に塗料を塗布し、該表面
を、コンベアー上方に固定された、表面に凹凸模
様を形成したローラーにて押圧することにより、
連続的に凹凸模様塗膜を形成する方法が知られて
いる。
る連続生産方法として、例えば特公昭55−33945
号に記載された方法の如く、コンベアーにて移送
される化粧板基材表面に塗料を塗布し、該表面
を、コンベアー上方に固定された、表面に凹凸模
様を形成したローラーにて押圧することにより、
連続的に凹凸模様塗膜を形成する方法が知られて
いる。
ところが上記方法においては基材が平坦である
場合には、きわめて優れた均一な凹凸立体模様塗
膜を形成することが出来るが、基材がそり、うね
り又はわん曲等を有する場合には、例えばくぼん
だ個所の塗膜に十分なる凹凸模様を施すことが出
来ず、それ故塗膜全面にわたつて均一な凹凸立体
模様を形成することが出来ず、品質上及び意匠上
極めて不満足な製品とならざるを得ない。
場合には、きわめて優れた均一な凹凸立体模様塗
膜を形成することが出来るが、基材がそり、うね
り又はわん曲等を有する場合には、例えばくぼん
だ個所の塗膜に十分なる凹凸模様を施すことが出
来ず、それ故塗膜全面にわたつて均一な凹凸立体
模様を形成することが出来ず、品質上及び意匠上
極めて不満足な製品とならざるを得ない。
本発明は以上の如き現状に鑑み、基材面が、そ
り、ゆがみ、更にはわん曲している場合において
さえも塗膜全面に均一な凹凸模様を施こすことが
可能な、商品価値の極めて高い立体模様塗膜を形
成する方法を提供するものである。
り、ゆがみ、更にはわん曲している場合において
さえも塗膜全面に均一な凹凸模様を施こすことが
可能な、商品価値の極めて高い立体模様塗膜を形
成する方法を提供するものである。
すなわち、本発明は、未乾燥塗膜を施した基材
をコンベアー装置により一定方向に移送せしめな
がら、上記コンベアー装置の上方に、その進行方
向に直角且つコンベアーの載置面に平行な方向に
支持されている桿体により、円筒形で、その中心
軸に上記桿体外径より大きな貫通孔を有する狭幅
ローラーエレメント多数が該貫通孔を通して並列
せしめられており、且つ全ローラーエレメントの
外周面にわたつて、表面に任意の模様状凹凸面を
有する円筒形弾性体がかぶせらせている、回転可
能な加圧用ローラーにより上記基材を押圧し、こ
れにより上記塗膜に凹凸模様を形成することを特
徴とする立体模様塗膜の形成法に関するものであ
る。
をコンベアー装置により一定方向に移送せしめな
がら、上記コンベアー装置の上方に、その進行方
向に直角且つコンベアーの載置面に平行な方向に
支持されている桿体により、円筒形で、その中心
軸に上記桿体外径より大きな貫通孔を有する狭幅
ローラーエレメント多数が該貫通孔を通して並列
せしめられており、且つ全ローラーエレメントの
外周面にわたつて、表面に任意の模様状凹凸面を
有する円筒形弾性体がかぶせらせている、回転可
能な加圧用ローラーにより上記基材を押圧し、こ
れにより上記塗膜に凹凸模様を形成することを特
徴とする立体模様塗膜の形成法に関するものであ
る。
以下本発明を詳細に説明する。
本発明において使用される基材としては、合
板、ハードボード等の木質基材;パルプセメント
板、発泡コンクリート板、石綿スレート板等の無
機質基材;鋼板;亜鉛メツキ鋼板、アルミニウム
板等の金属基材;ABS樹脂成型板等のプラスチ
ツク基材等が例示出来る。なお、この基材表面に
は適宜の処理たとえば表面処理、塗装等がなされ
ていてもよいことはもちろんである。
板、ハードボード等の木質基材;パルプセメント
板、発泡コンクリート板、石綿スレート板等の無
機質基材;鋼板;亜鉛メツキ鋼板、アルミニウム
板等の金属基材;ABS樹脂成型板等のプラスチ
ツク基材等が例示出来る。なお、この基材表面に
は適宜の処理たとえば表面処理、塗装等がなされ
ていてもよいことはもちろんである。
このような基材表面に、塗料を望ましくは膜厚
0.5〜5mm程度になるよう、ロールコーター、フ
ローコーター、スプレー等により塗装する。な
お、使用する塗料は特に制限ないが、高粘度の塗
料が適当で具体的には、例えばJIS−A6910に規
定されている複層模様吹付材C(セメント系結合
材使用)、E(合成樹脂エマルジヨン系結合材使
用)、RE(反応性硬化型合成樹脂エマルジヨン系
結合材使用)及びRS(反応硬化型合成樹脂溶液系
結合剤使用)などが好適である。
0.5〜5mm程度になるよう、ロールコーター、フ
ローコーター、スプレー等により塗装する。な
お、使用する塗料は特に制限ないが、高粘度の塗
料が適当で具体的には、例えばJIS−A6910に規
定されている複層模様吹付材C(セメント系結合
材使用)、E(合成樹脂エマルジヨン系結合材使
用)、RE(反応性硬化型合成樹脂エマルジヨン系
結合材使用)及びRS(反応硬化型合成樹脂溶液系
結合剤使用)などが好適である。
このようにして塗料を塗装した基材を、該塗料
塗膜が未乾燥の間にコンベアーにより移送せし
め、塗膜表面に凹凸立体模様を施す。
塗膜が未乾燥の間にコンベアーにより移送せし
め、塗膜表面に凹凸立体模様を施す。
以下塗膜表面に凹凸立体模様を施す方法を図面
を参考として具体例につき説明する。
を参考として具体例につき説明する。
第1〜3図は本発明において塗膜に凹凸立体模
様を形成するために使用される装置の主要部の一
例を示す縦断面図であり、第1図は平板の塗装面
に凹凸模様が施されている状態(塗膜図示せず)
であり、第2図は起伏状板の塗装面に凹凸模様が
施されている状態(塗膜図示せず)であり、第3
図は被塗物が通過していない時の状態である。第
4図はローラーエレメントの斜視図であり、第5
図は中間エレメントの斜視図である。
様を形成するために使用される装置の主要部の一
例を示す縦断面図であり、第1図は平板の塗装面
に凹凸模様が施されている状態(塗膜図示せず)
であり、第2図は起伏状板の塗装面に凹凸模様が
施されている状態(塗膜図示せず)であり、第3
図は被塗物が通過していない時の状態である。第
4図はローラーエレメントの斜視図であり、第5
図は中間エレメントの斜視図である。
本発明において使用される装置は被塗物Aを移
送せしめるためのコンベアー装置1を有してい
る。第1〜3図においてはコンベアーの移送方向
は紙面に垂直の方向である。コンベアー装置とし
てはベルトコンベアー、バーコンベアー、ローラ
ーコンベアー等のいづれでも良く、被塗物載置面
を実質的に水平にしておく。コンベアー装置1上
には加圧用ローラー部2が設けられている。
送せしめるためのコンベアー装置1を有してい
る。第1〜3図においてはコンベアーの移送方向
は紙面に垂直の方向である。コンベアー装置とし
てはベルトコンベアー、バーコンベアー、ローラ
ーコンベアー等のいづれでも良く、被塗物載置面
を実質的に水平にしておく。コンベアー装置1上
には加圧用ローラー部2が設けられている。
ローラー部2においてはローラーエレメント3
が多数並列に配列されている。ローラーエレメン
ト3は第4図の如く円筒形であつて、その中心軸
に貫通孔4があけられている。ローラーエレメン
ト3はその機能上の理由から幅Wが比較的狭いも
のであり、たとえば外径Dが50〜300mmで幅Wが
10〜50mm程度である。尚、貫通孔4の径はたとえ
ば5〜100mmである。ローラーエレメント3の材
質はたとえば鉄または鉄にクロムやニツケル等の
メツキを施したもの更には金属を芯にして周辺を
プラスチツクで構成したもの等適宜の重量(たと
えば幅W10mm当り300〜1000g)及び強度をもつ
ものであれば何でもよく、また摩擦抵抗の少ない
材質であるのがより好ましい。
が多数並列に配列されている。ローラーエレメン
ト3は第4図の如く円筒形であつて、その中心軸
に貫通孔4があけられている。ローラーエレメン
ト3はその機能上の理由から幅Wが比較的狭いも
のであり、たとえば外径Dが50〜300mmで幅Wが
10〜50mm程度である。尚、貫通孔4の径はたとえ
ば5〜100mmである。ローラーエレメント3の材
質はたとえば鉄または鉄にクロムやニツケル等の
メツキを施したもの更には金属を芯にして周辺を
プラスチツクで構成したもの等適宜の重量(たと
えば幅W10mm当り300〜1000g)及び強度をもつ
ものであれば何でもよく、また摩擦抵抗の少ない
材質であるのがより好ましい。
以上の如きローラーエレメント間には中間エレ
メント5を介在せしめるのが好ましい。この中間
エレメント5の材質及び形状はローラーエレメン
ト3と同様でよい。中間エレメント5はローラー
エレメント間の摩擦抵抗を小さくするために設け
られたものである。従つて、ローラーエレメント
3との接触面積を小さくするためできるだけ外径
を小さくするのがよく、たとえばローラーエレメ
ントの1/2〜1/5とする。また中間エレメント5の
幅はたとえばローラーエレメント3の1/2〜1/5で
あり、貫通孔6の径はたとえばローラーエレメン
ト3の1〜1/2である。また中間エレメント5を
設けないで、ローラーエレメント3の側面に小さ
な凸部(好ましくは高さ1mm以下)を設け、ロー
ラーエレメント間が点接触するようにしてもよ
い。
メント5を介在せしめるのが好ましい。この中間
エレメント5の材質及び形状はローラーエレメン
ト3と同様でよい。中間エレメント5はローラー
エレメント間の摩擦抵抗を小さくするために設け
られたものである。従つて、ローラーエレメント
3との接触面積を小さくするためできるだけ外径
を小さくするのがよく、たとえばローラーエレメ
ントの1/2〜1/5とする。また中間エレメント5の
幅はたとえばローラーエレメント3の1/2〜1/5で
あり、貫通孔6の径はたとえばローラーエレメン
ト3の1〜1/2である。また中間エレメント5を
設けないで、ローラーエレメント3の側面に小さ
な凸部(好ましくは高さ1mm以下)を設け、ロー
ラーエレメント間が点接触するようにしてもよ
い。
以上の様なローラーエレメント3(及び中間エ
レメント5)を図の如くほとんど隙間をあけずに
(例えば0.1mmの隙間をとる)多数並列させ、全ロ
ーラーエレメントの貫通孔4(及び全中間エレメ
ントの貫通孔6)に桿体7を貫通させる。桿体7
の直径はたとえば3〜50mmであるが、もちろん上
記貫通項4及び6よりも小さいことが必要であ
る。8は桿体7を支持するための架台であり、9
はローラーエレメント(及び中間エレメント)間
の隙間を適正に保つための押え板である。尚、桿
体7は軸受10により回転自在に架台8に固定さ
れていてもよい。桿体7はコンベアー装置1の移
送方向に直角で且つ水平の方向に固定されてい
る。
レメント5)を図の如くほとんど隙間をあけずに
(例えば0.1mmの隙間をとる)多数並列させ、全ロ
ーラーエレメントの貫通孔4(及び全中間エレメ
ントの貫通孔6)に桿体7を貫通させる。桿体7
の直径はたとえば3〜50mmであるが、もちろん上
記貫通項4及び6よりも小さいことが必要であ
る。8は桿体7を支持するための架台であり、9
はローラーエレメント(及び中間エレメント)間
の隙間を適正に保つための押え板である。尚、桿
体7は軸受10により回転自在に架台8に固定さ
れていてもよい。桿体7はコンベアー装置1の移
送方向に直角で且つ水平の方向に固定されてい
る。
本装置の加圧用ローラー部2においては、上記
の如く配列されたローラーエレメント3の全ての
外周面にわたつて表面に任意の模様状凹凸面(好
ましくは高低差0.2〜5mm)を有する弾性体11
が巻きつけられている。弾性体11としては表面
硬度20〜90°(JIS−A形試験機による。但し、厚
さ3mmで20℃において測定。)の弾性ゴム、弾性
プラスチツク、弾性プラスチツクゴム等を用いる
ことができる。なお、表面硬度が前記範囲より小
さいと弾性体表面に形成した模様状凹凸形状が重
量により変形しやすくなり、逆に高過ぎると基材
のそり、うねり、わん曲等になじまなくなるため
好ましくない。
の如く配列されたローラーエレメント3の全ての
外周面にわたつて表面に任意の模様状凹凸面(好
ましくは高低差0.2〜5mm)を有する弾性体11
が巻きつけられている。弾性体11としては表面
硬度20〜90°(JIS−A形試験機による。但し、厚
さ3mmで20℃において測定。)の弾性ゴム、弾性
プラスチツク、弾性プラスチツクゴム等を用いる
ことができる。なお、表面硬度が前記範囲より小
さいと弾性体表面に形成した模様状凹凸形状が重
量により変形しやすくなり、逆に高過ぎると基材
のそり、うねり、わん曲等になじまなくなるため
好ましくない。
12は弾性体11の外周部に離形剤(たとえば
水)を噴霧するためのスプレー装置である。この
離形剤スプレー装置12は、検出器により被塗物
の通過が検出された時にのみ作動する様にしてお
くことが好ましい。
水)を噴霧するためのスプレー装置である。この
離形剤スプレー装置12は、検出器により被塗物
の通過が検出された時にのみ作動する様にしてお
くことが好ましい。
以上の如き装置を使用して、第6図に示される
様にして、塗膜Bへの凹凸立体模様の形成が行わ
れる。即ち、コンベアー装置1により矢印の水平
方向に一定速度で移送されてくる被塗物Aの上面
には塗膜Bが施されており、塗膜Bは硬化してい
ない状態である。被塗物Aが加圧用ローラー部2
に到達すると、該ローラー部2(弾性体11を含
む)と被塗物Aとの摩擦によりローラー部は矢印
の方向にその周速が被塗物移送速度と同一となる
様に回転する。被塗物塗装面(塗膜B)はローラ
ーエレメント3の重量により弾性体11の模様状
凹凸に対応した凹凸模様が形成される。その際の
ローラーエレメント3の状態が第1図及び第2図
に示されている。特に第2図から明らかな様に被
塗物基材表面がそりやうねり(起伏)をもつてい
てもローラーエレメント3はその形状に対応して
上下に移動し全面に一様な圧力を加え弾性体11
の模様状凹凸を確実に塗膜Bに転写することがで
きるのである。なお、加圧用ローラー部には弾性
体11が使用されているので、塗膜Bにはローラ
ーエレメント3による断層が形成されることがな
い。即ち、弾性体11はローラーエレメント3の
荷重を平均化して塗膜に伝達するのである。
様にして、塗膜Bへの凹凸立体模様の形成が行わ
れる。即ち、コンベアー装置1により矢印の水平
方向に一定速度で移送されてくる被塗物Aの上面
には塗膜Bが施されており、塗膜Bは硬化してい
ない状態である。被塗物Aが加圧用ローラー部2
に到達すると、該ローラー部2(弾性体11を含
む)と被塗物Aとの摩擦によりローラー部は矢印
の方向にその周速が被塗物移送速度と同一となる
様に回転する。被塗物塗装面(塗膜B)はローラ
ーエレメント3の重量により弾性体11の模様状
凹凸に対応した凹凸模様が形成される。その際の
ローラーエレメント3の状態が第1図及び第2図
に示されている。特に第2図から明らかな様に被
塗物基材表面がそりやうねり(起伏)をもつてい
てもローラーエレメント3はその形状に対応して
上下に移動し全面に一様な圧力を加え弾性体11
の模様状凹凸を確実に塗膜Bに転写することがで
きるのである。なお、加圧用ローラー部には弾性
体11が使用されているので、塗膜Bにはローラ
ーエレメント3による断層が形成されることがな
い。即ち、弾性体11はローラーエレメント3の
荷重を平均化して塗膜に伝達するのである。
尚、装置の適用に当つては、被塗物基材の厚み
に応じて桿体を上下に移動させ適宜の位置で固定
すること、及び予想される被塗物のそりやうねり
の量に応じてローラーエレメントの貫通孔径と桿
体の太さとを適宜選択し、被塗物通過時に全ての
ローラーエレメントの荷重が桿体にではなく被塗
物面にかかる様にすべきことはもちろんである。
に応じて桿体を上下に移動させ適宜の位置で固定
すること、及び予想される被塗物のそりやうねり
の量に応じてローラーエレメントの貫通孔径と桿
体の太さとを適宜選択し、被塗物通過時に全ての
ローラーエレメントの荷重が桿体にではなく被塗
物面にかかる様にすべきことはもちろんである。
このようにして立体模様を形成した塗膜は常温
もしくは加熱によつて乾燥せしめられる。
もしくは加熱によつて乾燥せしめられる。
本発明においては、さらに必要に応じ、得られ
た立体模様塗膜表面に透明もしくは着色上塗塗料
を塗装してもよいことはもちろんである。
た立体模様塗膜表面に透明もしくは着色上塗塗料
を塗装してもよいことはもちろんである。
以上、本発明の具体例を説明したが、本発明が
上記具体例に限定されるものでないことはもちろ
んであり、特に本発明において使用される装置は
種々の変形が可能である。
上記具体例に限定されるものでないことはもちろ
んであり、特に本発明において使用される装置は
種々の変形が可能である。
第7図は本発明において使用される装置の他の
具体例を示す概略断面図である。この図におい
て、上記具体例におけると同様の部材には同一の
符号が付されている。本具体例においては押え板
9の外周により弾性体11の両端部が固定されて
おり、また桿体7は伝達チエーン13を介してモ
ーター14により駆動回転せしめられる。この具
体例の装置によれば弾性体11をその周速がオン
ベアーの移動速度と同一になる様に駆動回転せし
めることにより、凹凸模様の凹凸が深い場合にお
いても柄のずれを生ずることなく凹凸模様を形成
することができるという利点がある。
具体例を示す概略断面図である。この図におい
て、上記具体例におけると同様の部材には同一の
符号が付されている。本具体例においては押え板
9の外周により弾性体11の両端部が固定されて
おり、また桿体7は伝達チエーン13を介してモ
ーター14により駆動回転せしめられる。この具
体例の装置によれば弾性体11をその周速がオン
ベアーの移動速度と同一になる様に駆動回転せし
めることにより、凹凸模様の凹凸が深い場合にお
いても柄のずれを生ずることなく凹凸模様を形成
することができるという利点がある。
以上の如く、本発明の方法によれば被塗物基材
面の変形にかかわらず、その変形に応じて弾性体
を巻きつけた加圧用ローラーが変形し、それ故弾
性体が塗膜全面に接触し、塗膜全面に均一な凹凸
模様を施すことが可能となり商品価値の極めて高
い立体模様塗膜を、連続的に形成することが出来
るのである。
面の変形にかかわらず、その変形に応じて弾性体
を巻きつけた加圧用ローラーが変形し、それ故弾
性体が塗膜全面に接触し、塗膜全面に均一な凹凸
模様を施すことが可能となり商品価値の極めて高
い立体模様塗膜を、連続的に形成することが出来
るのである。
第1〜3図及び第7図は本発明において使用さ
れる装置の主要部の一例を示す縦断面図であり、
第4図はローラーエレメントの斜視図であり、第
5図は中間エレメントの斜視図であり、第6図は
上記装置を使用して立体模様塗膜を形成する概略
説明図である。 1……コンベアー装置、2……加圧用ローラー
部、3……ローラーエレメント、4……貫通孔、
5……中間エレメント、6……貫通孔、7……桿
体、8……架台、9……押え板、10……軸受、
11……弾性体、12……スプレー装置、A……
被塗物、B……塗膜。
れる装置の主要部の一例を示す縦断面図であり、
第4図はローラーエレメントの斜視図であり、第
5図は中間エレメントの斜視図であり、第6図は
上記装置を使用して立体模様塗膜を形成する概略
説明図である。 1……コンベアー装置、2……加圧用ローラー
部、3……ローラーエレメント、4……貫通孔、
5……中間エレメント、6……貫通孔、7……桿
体、8……架台、9……押え板、10……軸受、
11……弾性体、12……スプレー装置、A……
被塗物、B……塗膜。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 未乾燥塗膜を施した基材をコンベアー装置に
より一定方向に移送せしめながら、上記コンベア
ー装置の上方に、その進行方向に直角且つコンベ
アーの載置面に平行な方向に支持されている桿体
により、円筒形で、その中心軸に上記桿体外径よ
り大きな貫通孔を有する狭幅ローラーエレメント
多数が該貫通孔を通して並列せしめられており、
且つ全ローラーエレメントの外周面にわたつて、
表面に任意の模様状凹凸面を有する円筒形弾性体
がかぶせられている、回転可能な加圧用ローラに
より上記基材を押圧し、これにより上記塗膜に凹
凸模様を形成することを特徴とする、立体模様塗
膜の形成法。 2 上記円筒形弾性体の表面硬度が20〜90°(JIS
−A形試験機による)であることを特徴とする、
特許請求の範囲第1項記載の立体模様塗膜の形成
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25507084A JPS61133169A (ja) | 1984-12-04 | 1984-12-04 | 立体模様塗膜の形成法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25507084A JPS61133169A (ja) | 1984-12-04 | 1984-12-04 | 立体模様塗膜の形成法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61133169A JPS61133169A (ja) | 1986-06-20 |
JPH0554395B2 true JPH0554395B2 (ja) | 1993-08-12 |
Family
ID=17273714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25507084A Granted JPS61133169A (ja) | 1984-12-04 | 1984-12-04 | 立体模様塗膜の形成法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61133169A (ja) |
-
1984
- 1984-12-04 JP JP25507084A patent/JPS61133169A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61133169A (ja) | 1986-06-20 |
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