JPS5941826B2 - 薄肉鋳片用連続鋳造鋳型 - Google Patents
薄肉鋳片用連続鋳造鋳型Info
- Publication number
- JPS5941826B2 JPS5941826B2 JP17827280A JP17827280A JPS5941826B2 JP S5941826 B2 JPS5941826 B2 JP S5941826B2 JP 17827280 A JP17827280 A JP 17827280A JP 17827280 A JP17827280 A JP 17827280A JP S5941826 B2 JPS5941826 B2 JP S5941826B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belts
- continuous casting
- casting mold
- thin
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は薄肉鋳片用連続鋳造鋳型に関する。
一般の連続鋳造設備では、一旦、鋳片を連続鋳造した後
、再加熱し、圧延して帯状鋼板を製造しているが、直接
的に薄肉鋳片を連続鋳造できれば、上記加熱工程をよび
圧延工程を省略でき、大幅にコストダウンを図ることが
できることになる。
、再加熱し、圧延して帯状鋼板を製造しているが、直接
的に薄肉鋳片を連続鋳造できれば、上記加熱工程をよび
圧延工程を省略でき、大幅にコストダウンを図ることが
できることになる。
ところがこの連続鋳造方法であると、鋳片が薄肉である
ことから、鋳型直下の部分が折れ曲がりやすく、折れ曲
がったときには、ブレークアウトを生じたり、その凝固
外殻に大きな歪が生じたりするものである。
ことから、鋳型直下の部分が折れ曲がりやすく、折れ曲
がったときには、ブレークアウトを生じたり、その凝固
外殻に大きな歪が生じたりするものである。
そこで本発明はかかる問題点を解消した薄肉鋳片用連続
鋳造鋳型を提供するものである。
鋳造鋳型を提供するものである。
以−F、本発明の一実施例を図に基づいて説明する。
1は互いに一定間隔をおいて並列させられた一対の壁体
であって、その互いに対向する対向面は大きな半径の円
弧面1aとさ、イtて葛り、壁体1の中央部分において
互いに最接近している。
であって、その互いに対向する対向面は大きな半径の円
弧面1aとさ、イtて葛り、壁体1の中央部分において
互いに最接近している。
また各壁体1の上縁および下縁にはそれぞれ一定間隔ご
とに凹部2を形成しである。
とに凹部2を形成しである。
さらに各壁体1の上縁および下縁を水平方向に沿って貫
通する貫通孔3を形成してあり、該各貫通孔3には支軸
4゜5を回転自在に挿通しである。
通する貫通孔3を形成してあり、該各貫通孔3には支軸
4゜5を回転自在に挿通しである。
さらに各壁体1の上面および下面を各貫通孔3を中心と
する円弧面に形成しである。
する円弧面に形成しである。
6,7は上記各凹部2において各支軸4,5に固定され
たスプロケットホイール8は各上下のスプロケットホイ
ール6.7間に巻回されたチェノ、9は各壁体1を取囲
むようにして配設された移動壁であって、互いに接近し
て配列された多数の中空状ブロック10と、水平方向に
おいて互いに対向するブ狛ツク10どうしを連結する水
平連結部材11と、前記各チェノ8の各リンク8aに該
各リンク8aに対向する各ブロック10を連結する連結
杆12とを有する。
たスプロケットホイール8は各上下のスプロケットホイ
ール6.7間に巻回されたチェノ、9は各壁体1を取囲
むようにして配設された移動壁であって、互いに接近し
て配列された多数の中空状ブロック10と、水平方向に
おいて互いに対向するブ狛ツク10どうしを連結する水
平連結部材11と、前記各チェノ8の各リンク8aに該
各リンク8aに対向する各ブロック10を連結する連結
杆12とを有する。
13は各チェノ8間において適幽なブ叱ツク10にブラ
ケットを介して回転自在に支持されると共に前記壁体1
の外周面に接当する支持ローラ、14は各壁体1の外周
面に沿って配設されたガイドレールであって、各チェノ
8のガイドローラ15を支持することにより該各チェン
8が所定の軌跡から外れないようにするものである。
ケットを介して回転自在に支持されると共に前記壁体1
の外周面に接当する支持ローラ、14は各壁体1の外周
面に沿って配設されたガイドレールであって、各チェノ
8のガイドローラ15を支持することにより該各チェン
8が所定の軌跡から外れないようにするものである。
16は各壁体1から一定間隔をおいた側力において固定
杆17に回転自在に支持された上下一対のテンションロ
ーラ、18は該上下両ローラ16と前記各移動壁9との
間にそれぞれ巻回された一対の無端状ベルトであって、
その互いに対向する部分は移動壁9を介して前記円弧面
1aによって円弧状に支持され、さらにその中央部は互
いに最接近して最狭部分19とされ、その最狭部分19
には、わずかの間隙αしかない。
杆17に回転自在に支持された上下一対のテンションロ
ーラ、18は該上下両ローラ16と前記各移動壁9との
間にそれぞれ巻回された一対の無端状ベルトであって、
その互いに対向する部分は移動壁9を介して前記円弧面
1aによって円弧状に支持され、さらにその中央部は互
いに最接近して最狭部分19とされ、その最狭部分19
には、わずかの間隙αしかない。
なおこの間隙αが薄肉鋳片20の厚さとなる。
21は各壁体1の端面に固着された枠体22は互いに対
向する枠体21どうしをボルト・ナツト23を介して連
結する連結板であって、これにより両壁体1は互いに連
結されている。
向する枠体21どうしをボルト・ナツト23を介して連
結する連結板であって、これにより両壁体1は互いに連
結されている。
24は一対のモールド短片であって、両ベルト18間に
挿入されたモールド短片銅板26と、該銅板25を支持
する冷却箱26とからなる。
挿入されたモールド短片銅板26と、該銅板25を支持
する冷却箱26とからなる。
27は該冷却箱26の四隅の貫通孔および前記連結板2
2に固着されたブラケット28の貫通孔内に挿通された
長尺ボルトであって、この各ボルト27によりモールド
短片24は矢印A、B力向方向自在に支持されている。
2に固着されたブラケット28の貫通孔内に挿通された
長尺ボルトであって、この各ボルト27によりモールド
短片24は矢印A、B力向方向自在に支持されている。
29は上記各ボルト27の先端に螺合する抜は止め用ナ
ツト、30.31は各ブラケット28と冷却箱26との
間および冷却箱26と各ボルト27の頭部との間におい
てボルト27に外嵌するはね、32は各冷却箱26の背
面に配設された超音波振動機である。
ツト、30.31は各ブラケット28と冷却箱26との
間および冷却箱26と各ボルト27の頭部との間におい
てボルト27に外嵌するはね、32は各冷却箱26の背
面に配設された超音波振動機である。
33は前記各壁体1の円弧面1aの前記支持ローラ13
の移動経路から外れた位置において互いに適尚間隔をお
いて形成されたテーパ孔、34は該各テーパ孔33に配
設された冷却水スプレーノズル、35は該各ノズル34
に冷却水を供給するための冷却水供給路、36は冷却水
注水口である。
の移動経路から外れた位置において互いに適尚間隔をお
いて形成されたテーパ孔、34は該各テーパ孔33に配
設された冷却水スプレーノズル、35は該各ノズル34
に冷却水を供給するための冷却水供給路、36は冷却水
注水口である。
37は両ベルト18間に溶湯20aを注入するためのク
ンディツシュノズルである。
ンディツシュノズルである。
なお前記各支軸4,5のうち、下方側内支軸5が1駆動
装置(図示せず)に接続されており、該下刃測置支軸5
は同期して矢印C方向へ回転させられるものである。
装置(図示せず)に接続されており、該下刃測置支軸5
は同期して矢印C方向へ回転させられるものである。
上記構成の作用を説明する。
まず両ベルト18間の最狭部分19にダミーバヘッドを
挿入する。
挿入する。
次にクンディツシュノズル37を両ベルト18間の上部
に挿入し、溶湯20aを注入する。
に挿入し、溶湯20aを注入する。
またこれと同時に1鳴動装置により下方側内支軸5を矢
印C方向へ回転させ、これにより両移動壁9を矢印り方
向へ移動させ、両ベルト18を矢印E方向へ同期して走
行させる。
印C方向へ回転させ、これにより両移動壁9を矢印り方
向へ移動させ、両ベルト18を矢印E方向へ同期して走
行させる。
さらに超音波振動機32を作動させてモールド短片銅板
25を微振動(1000cprn8度)させる。
25を微振動(1000cprn8度)させる。
次にダミーバを引っ張り、両ベルト18間から薄肉鋳片
20を矢印F方向へ引き1人いていけは゛よいわけであ
る。
20を矢印F方向へ引き1人いていけは゛よいわけであ
る。
なおこの場合、溶湯20aの未凝固先端イが両ベルト1
8間の最狭部分19よりも上方に位置するように配慮す
れは、両ベルト18により鋳片20の未凝固から凝固す
る部分を若干圧延することができるものである。
8間の最狭部分19よりも上方に位置するように配慮す
れは、両ベルト18により鋳片20の未凝固から凝固す
る部分を若干圧延することができるものである。
以上述べたごとに本発明の薄肉鋳片用連続鋳造鋳型によ
れは、互いに一定間隔をおいて一対の壁体を並列し、該
各壁体の上下端にそれぞれ支持体を回転自在に配設し、
各壁体を取囲むようにして上記上下の支持体間にそれぞ
れ無端状ベルトを巻回であるから、該両ベルトを互いに
接近させることにより薄肉鋳片を連続鋳造することがで
きるものである。
れは、互いに一定間隔をおいて一対の壁体を並列し、該
各壁体の上下端にそれぞれ支持体を回転自在に配設し、
各壁体を取囲むようにして上記上下の支持体間にそれぞ
れ無端状ベルトを巻回であるから、該両ベルトを互いに
接近させることにより薄肉鋳片を連続鋳造することがで
きるものである。
そして両ベルトの互いに対向する部分をその中央部が互
いに最接近するように円弧状に支持するガイド体を設け
であるから、薄肉鋳片は両ベルト間の最狭部分から該両
ベルトの円弧面の接線力向に沿って引き抜かれることと
なり、薄肉鋳片の未凝固から凝固する部分に対し厚さ方
向の力が作用することはない。
いに最接近するように円弧状に支持するガイド体を設け
であるから、薄肉鋳片は両ベルト間の最狭部分から該両
ベルトの円弧面の接線力向に沿って引き抜かれることと
なり、薄肉鋳片の未凝固から凝固する部分に対し厚さ方
向の力が作用することはない。
したがってこの未凝固から凝固する部分が不測に折れ曲
がることはない。
がることはない。
図は本発明の一実施例を示し、第1図は一部切欠き平面
図、第2図は第1図のト」矢視図、第3図は第1図のH
l −III矢視図、第4図は第1図のIV−IV矢視
図である。 1・・・・・・壁体、1a・・・・・・円弧面、(ガイ
ド体)、4゜5・・・・・・支軸、6,7・・・・・・
スフ狛ケツトホイール(支持体)、8・・・・・・チェ
/、9・・・・・・移動壁、18・・・・・・無端状ベ
ルト、19・・・・・・最狭部分、20・・・・・・薄
肉鋳片、20a・・・・・・溶湯、24・・・・・・モ
ールド短片、25・・・・・・モールド短片銅板、32
・・・・・・超音波振動機。
図、第2図は第1図のト」矢視図、第3図は第1図のH
l −III矢視図、第4図は第1図のIV−IV矢視
図である。 1・・・・・・壁体、1a・・・・・・円弧面、(ガイ
ド体)、4゜5・・・・・・支軸、6,7・・・・・・
スフ狛ケツトホイール(支持体)、8・・・・・・チェ
/、9・・・・・・移動壁、18・・・・・・無端状ベ
ルト、19・・・・・・最狭部分、20・・・・・・薄
肉鋳片、20a・・・・・・溶湯、24・・・・・・モ
ールド短片、25・・・・・・モールド短片銅板、32
・・・・・・超音波振動機。
Claims (1)
- 1 互いに一定間隔をおいて一対の壁体を並列し、該各
壁体の上下端にそれぞれ示持体を回転自在に配設し、各
壁体を取囲むようにして上記上下の支持体間にそれぞれ
無端状ベルトを巻回し、該両ベルトの互いに対向する部
分を、その中央部が互いに最接近するように円弧状に支
持するがイド体を設け、上記両ベルト間の両側にモール
ド短片を配設し、上記両ベルトを同期して走行せる駆動
装置を設けたことを特徴とする薄肉鋳片用連続鋳造鋳型
O
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17827280A JPS5941826B2 (ja) | 1980-12-16 | 1980-12-16 | 薄肉鋳片用連続鋳造鋳型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17827280A JPS5941826B2 (ja) | 1980-12-16 | 1980-12-16 | 薄肉鋳片用連続鋳造鋳型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57100847A JPS57100847A (en) | 1982-06-23 |
JPS5941826B2 true JPS5941826B2 (ja) | 1984-10-09 |
Family
ID=16045569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17827280A Expired JPS5941826B2 (ja) | 1980-12-16 | 1980-12-16 | 薄肉鋳片用連続鋳造鋳型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941826B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4886650B2 (ja) * | 2007-10-17 | 2012-02-29 | 株式会社クボタ | 脱穀装置のグレンシーブ着脱構造 |
-
1980
- 1980-12-16 JP JP17827280A patent/JPS5941826B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57100847A (en) | 1982-06-23 |
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