JPS5941709A - 逆火保安装置付ガス器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は都市ガス、プロパンガス等用逆火保安装置付ガ
ス器具の構造に関するものである、従来例の構成とその
問題点　　　　　　゛従来ガス器具のガス受入部の構造
は、ゴム製ホースを接続する口金とガス量を閉止乃至加
減するコック、−次空気吸込口及びバーナ部を直結した
ものが一般に用いられており、−次空気吸込量の調節を
誤ると使用中に一次空気吸込口近傍で燃焼する逆火が発
生し、この熱が口金を伝ってゴム製ガス管を軟化させ、
ガス漏洩の発生から引火による火災のおそれのあるもの
であった。これらを改善するものとして空気対ガス量比
を調節する方式のものがあるが、これとても完全に逆火
を防止できるものではなか−た。

又これら空気対ガス量比制御装置は構造が複雑でコスト
的にも割高なものである。

発明の目的 本発明は構造が簡単で経済性、信頼性に優れたコンパク
トな逆火保安装置付ガス器具を提供せんとするものであ
る。

発明の構成 本発明の構成は一次空気吸込口と口金との間に昇温時に
記憶変形をする形状記憶合金だよるガス閉止弁を設けた
逆火保安装置付のガス器具である。

本発明の作用は、ガス使用者がガス器具を使用する際、
空気対ガス量比の調節を誤った場合に発生する一次空気
吸込口近傍で燃焼する逆火現象に対応してこの熱を形状
記憶合金が検知作動してガス流路を遮断し、ガスの供給
を停止させることによりガス燃焼を停止させ火災の発生
を防止する作用である。

実施例の説明 本発明の実施例を第１図により説明する一本実施例の逆
火保安装置付ガス器具は、ガス受入用口金１と一次空気
吸込口２との間に、コック３と逆火保安装置部４を設け
たものとなっている。

逆火保安装置部４は、昇温時記憶変形をする形状記憶合
金製のパイプ５と側面孔６を有する一方端閉止パイブ７
と外殻８とにより構成されており、平常時ガスは、口金
１のガス受入口９から一方端閉止バイブ了の側面孔６か
ら形状記憶合金製のパイプ５を経て、−次空気吸込口部
１０からバーナ部側１１へと流れるようになっている。

このガス器具に逆火が発生し一次空気吸込部近傍でガス
が燃焼しはじめると、この熱により形状記憶合金製のパ
イプ５が昇温し、記憶変形を湘して、−刃端閉止バイブ
了の側面孔６を閉止するように、パイプ５がパイプ７を
締付ける働きをする。

昇温時に記憶変形する形状記憶合金は高温で記憶させた
小径パイプ形状を低温で拡管変形させた仮組込んであり
、再び高温とした際、先の高温での記憶に従って記憶変
形して径を縮少し、再び低温に戻っても外力を加え々け
ればその形状を保つタイプの形状記憶合金を用いており
、一旦遮断されたガスの流路がガス圧程度で開放される
ことはなく、使用者がコック３を閉止後操作するまで遮
断状態を保つことができる。

又、他の実施例として第２図に示すように、昇温時記憶
変形によりスプリング長を犬とする形状記憶合金製のス
プリング１２により柔い金属製の円錐栓１２を外殻８の
テーパ孔１４に圧接してガス流路を遮断することも可能
である６ 発明の効果 前述の構造を有する本発明によれば１例えば電磁弁及び
その制御回路及びその電源を用いることなしに、且形状
記憶合金を常温で変形加工した小型の部品で作動部品を
作れるから閉止弁部な小型化できると共に、形状記憶と
いう物性を直接利用するだめ部品の作動信頼性が高く、
フェイルセイフ性も形状記憶合金の単方向形状変化特性
を利用することから実現できるものであり、構成も単純
化したセンサ兼アクチュエータメカニズムとなっている
ことから組立加工も容易で経済性に優れたコンパクトな
逆火保安装置付ガス器具の提供を可能とする効果を有す
るものである、

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の実施例を示す断面図である。 ５・・・・・・形状記憶合金製のパイプ、６・・・・・
・側面孔、７・・・・・・−万端閉止パイプ、８・・・
・・・外殻、１２・・・・・・形状記憶合金製のスプリ
ング、１３・・・・・・柔い金属製の円錐栓、１４・・
・・・・テーパ孔。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一次空気吸込口と口金との間に昇温時に記憶変形をする
   形状記憶合金によるガス閉止弁を設けてなる逆火保安装
   置付ガス器具。