JPS5941664Y2 - 垂直出力回路 - Google Patents

垂直出力回路

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JPS5941664Y2
JPS5941664Y2 JP13415679U JP13415679U JPS5941664Y2 JP S5941664 Y2 JPS5941664 Y2 JP S5941664Y2 JP 13415679 U JP13415679 U JP 13415679U JP 13415679 U JP13415679 U JP 13415679U JP S5941664 Y2 JPS5941664 Y2 JP S5941664Y2
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JP
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output
transistor
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vertical
stage
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JP13415679U
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JPS5652355U (ja
Inventor
久志 潟「淵」
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株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は垂直出力回路に係り、特にテレビ受像機の垂直
偏向ヨークを集積化した回路で駆動するに好適な垂直出
力回路に関する。
一般に、テレビ受像機等の垂直出力回路はシングルエン
デツドプッシュプル(SEPP)構成となっているが、
これを集積回路化する場合、トランジスタのhfeを高
くとれないため、5EPP出力はダーリントン接続とす
る必要がある。
ところが、帰線パルスの立上り、立下りに於いて、5E
PP出力上段のトランジスタと下段のトランジスタとに
位相遅れを生じると、上下段の出力トランジスタが同時
に導通することになり、トランジスタの破壊や電力損失
の増加という問題点を生じることがあった。
第1図は従来の垂直出力回路のブロック図で、同図中2
は発振器、4は前記発振器2の出力に応じて鋸歯状波を
発生するランプ信号発生器、6は演算増幅器、8は初段
増幅器、10は5EPP構成の上段出力トランジスタ、
12は5EPP構成の下段出力トランジスタ、14は5
EPP出力を受けて垂直帰線期間に高レベルのパルス電
圧を発生して、前記上段出力トランジスタ10に与える
ポンプアップ回路、16は前記ポンプアップ回路14の
出力に基きSEPP初段にバイアスを与えるバイアス回
路、DYは垂直偏向ヨーク、coは5EPP出力と前記
垂直偏向ヨークDY間に介挿されるカップリング用のコ
ンデンサ、Rpは帰還抵抗、18は前記帰還抵抗RFの
電圧と5EPP出力を前記演算増幅器6に帰還する帰還
回路である。
かかる構成は周知であるので、その詳細な動作に関する
説明は省略するが、ここで上段出力トランジスタ10と
下段出力トランジスタ12が同時にオンする原因を考え
るに、垂直走差期間が終了し、帰線期間に入ると、下段
トランジスタ12がオフして、上段トランジスタ10が
オンし始める訳であるが、トランジスタのオフタイムは
オンタイムに比較して長くなるのが一般的であり、シカ
も上段トランジスタ10の電流は偏向電流とは逆方向の
ためほとんど下段トランジスタ12に流れるため、上下
段トランジスタ10.12がP1時にオンして、この回
路に大電流が流れることとなる。
この大電流は5EPP回路を集積化した場合の信頼性の
低下につながり、電力消費の点から見でも、チップ函積
縮少の障害となっていた。
従って、本考案の目的は上記従来技術の欠点をなくし、
5EPP出力の上下段トランジスタの同時オンを無くシ
、回路の信頼性を向上すると共に集積化を容易ならしめ
た新規の垂直出力回路を提供するにある。
以下、図面に従って本考案を更に詳細に説明する。
・第2図は本考案の一実施例に係る垂直出力回路のブロ
ック図で、同図中20は5EPP出力と演算増幅器6の
出力の論理和をとるオアゲート、22はポンプアップ回
路14とバイアス回路16の間に介挿され、前記オアゲ
ート20の出力によって制御されるスイッチ回路をそれ
ぞれ示すものである。
かかる構成に於いて、次に第3図の波形図に従ってその
動作を説明する。
第3図中、Aは初段増幅器8の入力、Bは5EPP出力
パルス、Cはオアゲート20の出力である。
即ち、垂直偏向期間から帰線期間に入った直後に5EP
P出力パルスは初段増幅器8の負パルスの立下りよりも
遅れで立上る。
この遅延期間中に上段出力トランジスタ10のドライブ
電流を零にすることが出来れば、上段出力トランジスタ
10と下段出力トランジスタ12の同時オンを防止する
ことが出来る。
ここで、オアゲート20には初段増幅器80人力と、5
EPP出力を供給し、このオアゲート20の出力をスイ
ッチ回路22に与えることにより、バイアス回路16の
入力を一時遮断する。
このため、上段出力トランジスタ10のドライブ電流は
一時遮断され、上段出力トランジスタ10から下段出力
トランジスタ12に一時的に流れる大′電流を規制する
ことが出来るものである。
第4図は第2図の構成を具体的に実現した垂直出力回路
の回路構成図を示すもので、第2図の構成と異なる点は
オアゲート22の入力を5EPP出力からとる代りに、
ポンプアップ回路14のポンプアップ検出部から得てい
ることである。
同図中、Q4.Q5は5EPP構成の上段出力トランジ
スタ10を構成するダーリントン接続トランジスタ、Q
2.Q3は5EPP構成の下段出力トランジスタ12を
構成するダーリントン接続トランジスタ、Ql は初段
増幅器8を構成するトランジスタ、Qa 、 Q7はバ
イアス回路16を構成すべく、カレントミラー接続され
るトランジスタ、Sはスイッチ回路22を構成するトラ
ンジスタ、Q8+Q、。
QIOはオアゲート20を構成するトランジスタ、24
はポンプアップ回路14のポンプアップ検出を行うポン
プアップ検出回路、R1はトランジスタQ1のエミッタ
と接地間に接続される抵抗、R2はトランジスタQ3の
ベース−エミッタ間に接続される抵抗、R3はトランジ
スタQ5のベース−エミッタ間に接続される抵抗、R4
はトランジスタQ6のエミッタとポンプアップ回路14
の出力間に介挿される抵抗、R5はトランジスタQ7の
エミッタとポンプアップ回路14の出力間に介挿される
抵抗、R6は前記トランジスタQ7のベース及びコレク
タの接続点とトランジスタSのコレクタ間に介挿される
抵抗、R7は電源BとトランジスタSのベース間に介挿
される抵抗、R8は演算増幅器6の出力とトランジスタ
Q1のベース間に介挿される抵抗、Roは前記演算増幅
器6とトランジスタQ8のベース間に介挿される抵抗、
Rloは電源BとトランジスタQ8.Q、のコレクタ間
に接続される抵抗、Roはポンプアップ検出回路24の
出力とトランジスタQ、のベース間に介挿される抵抗、
Dl、D2はトランジスタQ4のベースとトランジスタ
Q2のベース間に直列接続されるダイオードである。
かかる構成に於いで、演算増幅器6の出力が立下がると
トランジスタQ8がオフするが、この時点から5EPP
出力が立上るまでの間は、ポンプアップ検出回路24の
出力はまだ出ておらず、従って、トランジスタQ、もオ
フである。
従って、トランジスタQs 、Q9のコレクタレベルは
ハイレベルとなり、電源Bから抵抗R8゜を介してトラ
ンジスタQIOにベース電流が供給され、トランジスタ
Q、0はオンする。
このため、トランジスタSのベースは接地レベルとなり
、トランジスタSはオフする。
このため、トランジスタQ7に流れるベース電流はカッ
トオフされ、トランジスタqの電流もカットオフする。
従って、トランジスタQ4に対するベース電流も遮断さ
れ、トランジスタQ、のドライブ電流が遮断される。
このため、トランジスタQ、からトランジスタQ3に流
れる同時オンによる大電流を規制することが出来る。
次に、5EPP出力が立上り、ポンプアップ検出回路2
4の出力が立上るとトランジスタQ、にベース電流が供
給されてトランジスタQ、がオンするため、トランジス
タQ1oのベース電流は遮断されで、トランジスタQI
Oがオフする。
このためトランジスタSのベース電位が上り、トランジ
スタSがオンする。
その結果、トランジスタQ7に電流が流れて、トランジ
スタ%にも電流が流れ始める。
従って、トランジスタQ4にはベース電流が供給され、
トランジスタQ5にドライブ電流が流れることとなる。
即ち、本実施例によれば、オアゲートを追加するのみで
、上下段の出力トランジスタ10.12の同時オンを防
止し得るもので、特に出力段のみを集積化した場合も、
集積回路のピン数を増加させることなく、これを実現し
得るという利点を有するものである。
第5図は本考案の他の実施例に係る垂直出力回路のブロ
ック図で、同図中28は5EPP出力を反転するインバ
ータ、26は発振器2の出力とインバータ28の出力の
ナンド条件をとってこれをスイッチ回路22に供給する
ナントゲートである。
かかる構成に於いて、次に第6図の波形図に従ってその
動作を説明する。
第6図中、Aは発振器2の出力パルス、Bは5EPP出
力パルス、Cはナントゲート26の出力である。
即ち、垂直偏向期間から帰線期間に入った直後に5EP
P出力パルスは発振器2の出力パルスの立上りよりも遅
れで立上る。
この遅延期間中に上段出力トランジスタ10のドライブ
直流を零にすることが出来れば、上段出力トランジスタ
10と下段出力トランジスタ12の同時オンを防止する
ことが出来る。
ここで、ナントゲート26には、発振器2の出力と5E
PP出力のインバータ28による反転出力を供給し、こ
のナントゲート26の出力をスイッチ22に与えること
によって、バイアス回路16の入力を一時遮断する。
このため、上段出力トランジスタ10のドライブ電流は
一時遮断され、上段出力トランジスタ10から下段出力
トランジスタ10に一時的に流れる大電流を規制するこ
とが出来るものである。
第7図は第5図の構成を具体的に実現した垂直出力回路
の回路構成図を示すものである。
第7図の構成が第4図の構成と異なる点は、トランジス
タSのベースに接続されるのが、トランジスタQ8+
Q、 + Q、、から成るオアゲートではなくナントゲ
ート26に代ったという点だけで、詳細な動作等につい
ても第5図の構成と同様である。
即ち、本実、症例に於いでも、ナントゲート、インバー
タを追加するのみで、上下段出力トランジスタ10.1
2の同時オンを防止し得るもので、集積回路の高信頼化
の上で有効である。
以上述べた如く、本考案は、演算増幅器6あるいは発振
器2のパルス出力、つまり垂直出力段の前段において生
じる垂直帰線期間に対応したパルスと、出力トランジス
タ10.12の接続点からのパルス出力、あるいはポン
プアップ検出回路24からのパルス出力、つまり垂直出
力段の出力側において生じる垂直帰線期間に対応したパ
ルスとを論理処理し、両パルス出力の発生の時間的ずれ
に相当する期間に部側パルスを発生させ、この制御パル
スでスイッチング回路をコントロールするようにしたも
のである。
したがって簡単な論理回路とスイッチング回路を追加す
るだけで5EPP出力の上段、下段の各トランジスタが
同時にオンして、大電流が流れるのを防止し得るもので
、集積回路化した場合の信頼性を高め、消費電流低減の
上でもその効果の大きな新規の垂直出力回路を得ること
が出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の垂直出力回路のブロック図、第2図は本
考案の一実施例に係る垂直出力回路のブロック図、第3
図は第2図の構成の動作を説明する波形図、第4図は第
2図の構成を具体的に実現した垂直出力回路の回路構成
図、第5図は本考案の他の実施例に係る垂直出力回路の
ブロック図、第6図は第5図の構成の動作を説明する波
形図、第7図は第5図の構成を具体的に実現した垂直回
路の一路構成図である。 2;発振器、6;演算増幅器、8:初段増幅器、10:
上段出力トランジスタ、12;下段出力トランジスタ、
14:ポンプアップ回路、20;オアゲート、22:ス
イッチ回路、24:ポンプ検出回路、26;ナントゲー
ト、28;インバータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シングルエンデツドプッシュプル構成に接続された第1
    、第2のトランジスタを含む垂直出力段と、 定電流駆動によって前記垂直出力段をバイアスするバイ
    アス回路と、 前記垂直出力段の前段に設けられ、垂直発振器、垂直増
    幅器を含み、この垂直増幅器の出力によって前記垂直出
    力段を駆動する前段回路と、この前段回路においで生じ
    る垂直帰線期間に対応するパルスと、前記垂直出力段の
    出力側においで生じる垂直帰線期間に対応するパルスと
    の論理処理を行い、両パルスの発生の時間的ずれに相当
    する期間、匍脚パルスを生じせしめる論理回路と、前記
    バイアス回路の定電流路に配置され前記制御パルスによ
    って制御されるスイッチング素子を含み、この電流路を
    流れる電流を前記匍脚パルスの発生期間に制御し、バイ
    アス供給を遮断せしめるスイッチング回路とを具備、し
    で成る垂直出力回路0
JP13415679U 1979-09-28 1979-09-28 垂直出力回路 Expired JPS5941664Y2 (ja)

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JP13415679U JPS5941664Y2 (ja) 1979-09-28 1979-09-28 垂直出力回路

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JP13415679U JPS5941664Y2 (ja) 1979-09-28 1979-09-28 垂直出力回路

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JPS5652355U JPS5652355U (ja) 1981-05-08
JPS5941664Y2 true JPS5941664Y2 (ja) 1984-12-01

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0240832U (ja) * 1988-09-13 1990-03-20

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JPS5652355U (ja) 1981-05-08

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