JP2780314B2 - Dc―dcコンバータ - Google Patents

Dc―dcコンバータ

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JP2780314B2 JP6269389A JP6269389A JP2780314B2 JP 2780314 B2 JP2780314 B2 JP 2780314B2 JP 6269389 A JP6269389 A JP 6269389A JP 6269389 A JP6269389 A JP 6269389A JP 2780314 B2 JP2780314 B2 JP 2780314B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば蛍光表示管の駆動電圧を生成するDC
−DCコンバータに関する。
[従来の技術] 従来から、例えば蛍光表示管の駆動電圧を生成するDC
−DCコンバータとして、第3図に示す回路が知られてい
る。
第3図において、ダーリントン接続されたトランジス
タ2,5のうち、入力段のトランジスタ2は、ベースが抵
抗1を介して直流電圧入力端子22に接続され、コレクタ
が上記入力端子22に直接接続され、更にエミッタが抵抗
4を介して接地されたものとなっている。一方、出力段
のトランジスタ5は、ベースがコンデンサ3を介してト
ランジスタ2のベースに接続され、エミッタが接地され
たものとなっている。このトランジスタ2のコレクタと
前記入力端子22とは、トランス11の入力端子に接続され
ている。このトランス11の出力端子19は、コンデンサ7
及び抵抗6を介してトランジスタ2,5のベースに帰還さ
れており、これによって、ブロッキング発振回路が構成
されている。
トランス11は、このブロッキング発振回路の出力を昇
圧し、出力端子16,17を介して蛍光表示管のフィラメン
ト用電圧を出力する。また、トランス11の他の出力は、
ダイオード12及びコンデンサ13からなる半波整流回路に
よって半波整流され、直流出力電圧として直流電圧出力
端子18を介して出力されるようになっている。
また、トランス11の出力端子16,17のセンタータップ
である出力端子20は抵抗15を介して出力端子18に接続さ
れると共に、ツェナーダイオード14を介して接地されて
いる。このため、出力端子16,17に現れるフィラメント
用電圧は、接地レベルよりツェナーダイオード14の電圧
分だけ高い値にバイアスされる。
更に、トランス11の出力端子19から出力される電圧は
ダイオード10及びコンデンサ9からなる半波整流回路に
よって半波整流され、更にツェナーダイオード8を介し
てトランジスタ2のベースに帰還されている。これらの
回路が抵抗1と共にトランジスタ2のバイアス回路を構
成している。
また、このDC−DCコンバータには、論理入力端子23が
設けられている。
この論理入力端子23とトランジスタ2のベースとの間
には、カソードを端子23側に向けてダイオード21が介挿
されている。
以上のように構成されたDC−DCコンバータでは、論理
入力端子23に与えられる論理レベルが1又はハイインピ
ーダンスの場合、ダイオード21がオフ状態となるので、
ブロッキング発振回路が発振動作を行い、トランス11を
介して出力側に蛍光表示管の駆動に必要なフィラメント
電圧及び直流電圧を得ることができる。この場合、前述
したバイアス回路によってDC−DCコンバータの出力電圧
は安定化される。
一方、論理入力端子23に与えられる論理レベルが0の
場合、ダイオード21がオン状態となってトランジスタ2,
5のベース電圧を0レベルに固定するので、DC−DCコン
バータはその動作を停止する。
従って、この回路によれば、例えばロジック部の電源
電圧(VCC)の降下時に、これに連動してリセット回路
等が働いて、論理入力端子23を0レベルにする等の方法
によって、電源電圧低下時の蛍光表示等の停止動作を行
わせることができる。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来のDC−DCコンバータでは、論理入力端子
23を接地したときにその動作を停止するように設計され
るが、実際には入力端子23を接地してもトランジスタ2
のベース電圧はダイオード21の順方向電圧分だけ高くな
るので、トランジスタ2に電流が流れ、DC−DCコンバー
タが動作してしまうという問題点があった。
従って、例えばロジック部の電源電圧の低下に連動し
て論理入力端子の電圧レベルをリセットする上述の方法
ではDC−DCコンバータが停止せず、蛍光表示管の1つの
グリッドのみが選択され、そのグリッドに対応する陽極
が常時点灯して蛍光表示管及びそのドライバにダメージ
を与える等の問題点があった。
また、電源オフ時にロジック部の電源電圧がDC−DCコ
ンバータの電源電圧よりも早く降下した場合、ドライバ
出力が不定となり、一瞬蛍光表示管が点灯し、目障りに
なるという問題点もあった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであっ
て、論理入力端子の入力レベルに応じて確実に動作停止
状態にさせることが可能なDC−DCコンバータを提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るDC−DCコンバータは、エミッタ接地され
たトランジスタ、このトランジスタのベースと直流電圧
入力端子との間に介挿された抵抗、前記トランジスタの
コレクタ出力を入力とするトランス及びこのトランスの
出力を前記トランジスタのベースに帰還させる帰還回路
を備えたブロッキング発振回路と、このブロッキング発
振回路の出力を整流し直流出力電圧を出力する整流回路
と、前記トランジスタのベースと論理入力端子との間に
介挿されて前記論理入力端子の入力レベルに応じて前記
トランジスタを選択的に非導通状態に固定する第1のダ
イオードとを具備したDC−DCコンバータにおいて、前記
トランジスタのエミッタと接地との間に第2のダイオー
ド又はツェナーダイオードを介挿したことを特徴とす
る。
[作用] 本発明では、ブロッキング発振回路を構成するトラン
ジスタのエミッタと接地との間に第2のダイオード又は
ツェナーダイオードを挿入したので、トランジスタの接
地レベルに対する入力スレッショルド電圧を高めること
ができる。このため、論理入力端子から第1のダイオー
ドを介して入力される信号でDC−DCコンバータの動作を
確実に制御することができる。
[実施例] 以下、添付の図面を参照して本発明の実施例について
説明する。
第1図は本発明の第1の実施例に係る蛍光表示用のDC
−DCコンバータの構成を示す回路図である。
このDC−DCコンバータが第3図に示した従来のものと
異なる点は、トランジスタ5のエミッタと接地との間に
ダイオード24を順方向に挿入した点である。また、この
実施例では、ツェナーダイオード8として、ダイオード
24の順方向電圧に対応させてツェナー電圧が従来よりも
約1V大きなものを使用している。なお、その他の回路構
成要素は第3図の回路と同一であるので、ここでは説明
を省略する。
このように構成されたDC−DCコンバータにおいては、
トランジスタ5のエミッタと接地との間にダイオード24
が介挿されているので、トランジスタ5のエミッタ電位
はダイオード24の順方向電圧分(約1V)だけ接地電位よ
りも高くなる。従って、トランジスタ5はベース電圧が
従来よりも約1V高くならなければオンしない。このこと
は、トランジスタ2が抵抗4に従来よりも多くの電流を
流さなければトランジスタ5がオンにならないことを意
味するので、結局、トランジスタ2のベース電圧を従来
より高くしなければトランジスタ5はオンにならない。
従って、本実施例によれば、論理入力端子23を0レベ
ルにした場合、トランジスタ2にはダイオード21の順方
向電圧である約1Vが印加されるものの、トランジスタ2
の接地レベルに対する入力スレッショルド電圧が約1V高
くなることによってDC−DCコンバータが動作するのを防
止することができる。
よって、DC−DCコンバータの入力端子23にリセットIC
出力を接続し、ロジック部の電圧がVCC<4.25Vとなる場
合にリセットICの出力がローレベルとなるように設定す
れば、DC−DCコンバータは発振せずロジック部の信号が
異常となってもDC−DCコンバータの出力が出ないため、
蛍光表示管及びドライバにダメージを与えることがな
い。また、電源オフ時にロジック部の電源電圧がDC−DC
コンバータの電源電圧よりも早く降下した場合にも発光
することはない。
第2図は本発明の第2の実施例に係るDC−DCコンバー
タを示す回路図である。
この実施例では、トランジスタ5のエミッタと接地と
の間にツェナーダイオード25を挿入し、ツェナーダイオ
ードのカソードをトランジスタ5のエミッタに接地し、
ツェナーダイオード25のアノードを接地している。
この実施例によれば、トランジスタ5のエミッタの電
圧をツェナーダイオード25のツェナー電圧(約2V)分だ
けダイオード21の順電圧(約1V)よりも高く設定するこ
とが可能となり、DC−DCコンバータの停止をより確実に
することができるという利点がある。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によればブロッキング発
振回路を構成するエミッタ接地トランジスタのエミッタ
と接地との間に第2のダイオード又はツェナーダイオー
ドを接続したから、トランジスタの接地レベルに対する
入力スレッショルド電圧を高めることができ、論理入力
端子から第1のダイオードを介して入力される信号でDC
−DCコンバータの動作を確実に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係るDC−DCコンバータ
の回路図、第2図は本発明の第2の実施例に係るDC−DC
コンバータの回路図、第3図は従来のDC−DCコンバータ
の回路図である。 1,4,6,15;抵抗、2,5;トランジスタ、3,7,9,13;コンデン
サ、8,14,25;ツェナーダイオード、10,12,21,24;ダイオ
ード、16,17,19,20;出力端子、18;直流電圧出力端子、2
2;直流電圧入力端子、23;論理入力端子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エミッタ接地されたトランジスタ、このト
    ランジスタのベースと直流電圧入力端子との間に介挿さ
    れた抵抗、前記トランジスタのコレクタ出力を入力とす
    るトランス及びこのトランスの出力を前記トランジスタ
    のベースに帰還させる帰還回路を備えたブロッキング発
    振回路と、このブロッキング発振回路の出力を整流し直
    流出力電圧を出力する整流回路と、前記トランジスタの
    ベースと論理入力端子との間に介挿されて前記論理入力
    端子の入力レベルに応じて前記トランジスタを選択的に
    非導通状態に固定する第1のダイオードとを具備したDC
    −DCコンバータにおいて、前記トランジスタのエミッタ
    と接地との間に第2のダイオード又はツェナーダイオー
    ドを介挿したことを特徴とするDC−DCコンバータ。
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