JP2805837B2 - Dc―dcコンバータ - Google Patents

Dc―dcコンバータ

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JP2805837B2 JP13059089A JP13059089A JP2805837B2 JP 2805837 B2 JP2805837 B2 JP 2805837B2 JP 13059089 A JP13059089 A JP 13059089A JP 13059089 A JP13059089 A JP 13059089A JP 2805837 B2 JP2805837 B2 JP 2805837B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば蛍光表示管の駆動電圧を生成するDC
−DCコンバータに関する。
[従来の技術] 従来から、例えば蛍光表示管の駆動電圧を生成するDC
−DCコンバータとして、第3図に示す回路が知られてい
る。
第3図において、ダーリントン接続されたトランジス
タ2,5のうち、入力段のトランジスタ2は、ベースが抵
抗1を介して直流電圧入力端子22に接続され、コレクタ
が上記入力端子22に直接接続され、更にエミッタが抵抗
4を介して接地されたものとなっている。一方、出力段
のトランジスタ5は、ベースがコンデンサ3を介してト
ランジスタ2のベースに接続され、エミッタが接地され
たものとなっている。このトランジスタ5のコレクタと
前記入力端子22とは、トランス11の入力端子に接続され
ている。このトランス11の出力端子19は、コンデンサ7
及び抵抗6を介してトランジスタ2,5のベースに帰還さ
れており、これによって、ブロッキング発振回路が構成
されている。
トランス11は、このブロッキング発振回路の出力を昇
圧し、出力端子16,17を介して蛍光表示管のフィラメン
ト用電圧を出力する。また、トランス11の他の出力は、
ダイオード12及びコンデンサ13からなる半波整流回路に
よって半波整流され、直流出力電圧として直流電圧出力
端子18を介して出力されるようになっている。
また、トランス11の出力端子16,17のセンタータップ
である出力端子20は抵抗15を介して出力端子18に接続さ
れると共に、ツェナーダイオード14を介して接地されて
いる。このため、出力端子16,17に現れるフィラメント
用電圧は、接地レベルよりツェナーダイオード14の電圧
分だけ高い値にバイアスされる。
更に、トランス11の出力端子19から出力される電圧は
ダイオード10及びコンデンサ9からなる半波整流回路に
よって半波整流され、更にツェナーダイオード8を介し
てトランジスタ2のベースに帰還されている。これらの
回路が抵抗1と共にトランジスタ2のバイアス回路を構
成している。
また、図示しないロジック部の電源電圧Vccがある一
定の電圧(4.25V)よりも低くなったときに0レベルを
出力するリセットIC24の出力端子23とトランジスタ2の
ベースとの間には、カソードを端子23側に向けてダイオ
ード21が介挿されている。
以上のように構成されたDC−DCコンバータでは、リセ
ットIC出力端子23から出力される論理レベルが1又はハ
イインピーダンスの場合、ダイオード21がオフ状態とな
るので、ブロッキング発振回路が発振動作を行い、トラ
ンス11を介して出力側に蛍光表示管の駆動に必要なフィ
ラメント電圧及び直流電圧を得ることができる。この場
合、前述したバイアス回路によってDC−DCコンバータの
出力電圧は安定化される。
一方、リセットIC出力端子23から出力される論理レベ
ルが0の場合、ダイオード21がオン状態となってトラン
ジスタ2,5のベース電圧を0レベルに固定するので、DC
−DCコンバータはその動作を停止する。
従って、この回路によれば、例えばロジック部の電源
電圧(Vcc)が一定の電圧(4.25V)よりも低下したとき
に、これに連動してリセットIC24が働いて、出力端子23
を0レベルにすることによって、電源電圧低下時の蛍光
表示等の停止動作を行わせることができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、ロジック部の電源電圧Vccが更に低下
してある一定の電圧(0.65V)より低くなると、リセッ
トIC24の出力が不安定になってしまい、DC−DCコンバー
タの入力端子22に電圧が供給され、DC−DCコンバータが
発振を続け、蛍光表示管とドライバーに駆動用の電圧が
供給されてしまうことがあった。この場合、ロジック部
の電源電圧Vccは0.65V以下であるので、ロジック部が正
常に動作せず、ドライバー出力が不安定になり、蛍光表
示管の表示部が異常に発光することがあった。
また、電源オフ時において、ロジック部の電源電圧Vc
cがDC−DCコンバータの入力電圧よりも早く降下した場
合にも、上記と同様の理由により一瞬蛍光表示管が点灯
し、見る人に目障りな印象を与えることがあった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであっ
て、ロジック部の電源電圧が所定の電圧以下になった場
合に確実に動作停止状態にさせることが可能なDC−DCコ
ンバータを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るDC−DCコンバータは、エミッタ接地され
たトランジスタ、このトランジスタのベースと直流電圧
入力端子との間に介挿された抵抗、前記トランジスタの
コレクタ出力を入力とするトランス及びこのトランスの
出力を前記トランジスタのベースに帰還させる帰還回路
を備えたブロッキング発振回路と、このブロッキング発
振回路の出力を整流し直流出力電圧を出力する整流回路
と、前記ブロッキング発振回路の動作に必要な論理信号
を出力する論理回路の上記論理信号の出力端子と前記ト
ランジスタのベースとの間に介挿されて前記論理信号の
レベルに応じて前記トランジスタを選択的に非導通状態
に固定する第1のダイオードとを具備したDC−DCコンバ
ータにおいて、前記トランジスタのベースと前記論理回
路に電力を供給する電源端子との間に第2のダイオード
を介挿したことを特徴とする。
[作用] 本発明では、ブロッキング発振回路を構成するトラン
ジスタのベースと論理回路の電源(Vcc)との間に第2
のダイオードを挿入したので、論理回路が安定に動作し
ないレベルまで電源Vccが低下した場合でも、上記第2
のダイオードを介してトランジスタのベースがVcc(例
えば0.65V以下)でクランプされる。このため、DC−DC
コンバータの動作を確実に停止させることができる。
[実施例] 以下、添付の図面を参照して本発明の実施例について
説明する。
第1図は本発明の第1の実施例に係る蛍光表示用のDC
−DCコンバータの構成を示す回路図である。
このDC−DCコンバータが第3図に示した従来のものと
異なる点は、トランジスタ2のベースとロジック部の電
源Vccとの間にカソードを電源Vcc側にしてダイオード25
を挿入した点である。その他の回路構成要素は第3図の
回路と同一であるので、ここでは説明を省略する。
このように構成されたDC−DCコンバータにおいては、
ロジック部の電源電圧Vccが所定の電圧(4.25V)よりも
大きいときには、リセットIC24の出力端子23からハイレ
ベルが出力されてダイオード21がオフとなる。また、ダ
イオード25もオフであるから、トランジスタ2のベース
には動作に必要なバイアス電圧が供給されてブロッキン
グ発振回路は発振する。
電源電圧Vccが所定の電圧(4.25V)以下になると、リ
セットIC24の出力端子23がローレベルとなるため、ダイ
オード21を通してトランジスタ2のベースが強制的にロ
ーレベルに固定され、DC−DCコンバータは発振を停止さ
せる。
電源電圧Vccが更に低下してある一定の電圧(0.65V)
以下になると、リセットIC24の動作が不安定になり、出
力端子23のレベルも不安定になるが、このときにはダイ
オード25を介してトランジスタ2のベースがVcc(0.65V
以下)にクランプされるためのDC−DCコンバータは発振
しない。
このように、本実施例に係るDC−DCコンバータによれ
ば、ロジック部の電源電圧VccがOV〜4.25Vの間は、その
動作を確実に停止させることができるので、蛍光表示管
にドライブ電圧が供給されることがなく、異常発光等の
不具合が発生することはない。
第2図は本発明の第2の実施例に係るDC−DCコンバー
タを示す回路図である。
この実施例のDC−DCコンバータが第1図に示した第1
の実施例のものと異なる点は、トランジスタ5のエミッ
タと接地との間にダイオード26を順方向に挿入した点で
ある。また、この実施例では、ツェナーダイオード8と
して、ダイオード26の順方向電圧に対応させてツェナー
電圧が従来よりも約1V大きなものを使用している。な
お、その他の回路構成要素は第1図の回路と同一である
ので、ここでは説明を省略する。
このように構成されたDC−DCコンバータにおいては、
トランジスタ5のエミッタと接地との間にダイオード26
が介挿されているので、トランジスタ5のエミッタ電位
はダイオード26の順方向電圧分(約1V)だけ接地電位よ
りも高くなる。従って、トランジスタ5はベース電圧が
従来よりも約1V高くならなければオンしない。このこと
は、トランジスタ2が抵抗4に従来よりも多くの電流を
流さなればトランジスタ5がオンにならないことを意味
するので、結局、トランジスタ2のベース電圧を従来よ
り高くしなければトランジスタ5はオンにならない。
従って、本実施例によれば、リセットIC出力端子23を
0レベルにした場合、トランジスタ2にはダイオード21
の順方向電圧である約1Vが印加されるものの、トランジ
スタ2の接地レベルに対する入力スレッショルド電圧が
約1V高くなることによってDC−DCコンバータが動作する
のを防止することができる。
よって、ロジック部の電圧Vccが4.25V以下となる場合
にリセットIC24の出力がローレベルとなるように設定す
れば、DC−DCコンバータは発振せずロジック部の信号が
異常となってもDC−DCコンバータの出力が出ないため、
蛍光表示管及びドライバにダメージを与えることがな
い。また、電源オフ時にロジック部の電源電圧がDC−DC
コンバータの電源電圧よりも早く降下した場合にも発光
することはない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によればブロッキング発
振回路を構成するエミッタ接地トランジスタのベースと
論理回路の電源端子との間に第2のダイオードを接続し
たから、論理回路が安定に動作しないレベルまで電源電
圧が低下した場合でも、上記第2のダイオードを通じて
トランジスタのベース電圧をローレベルにクランプする
ことができ、DC−DCコンバータの動作を確実に停止させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係るDC−DCコンバータ
の回路図、第2図は本発明の第2の実施例に係るDC−DC
コンバータの回路図、第3図は従来のDC−DCコンバータ
の回路図である。 1,4,6,15;抵抗、2,5;トランジスタ、3,7,9,13;コンデン
サ、8,14;ツェナーダイオード、10,12,21,25,26;ダイオ
ード、16,17,19,20;出力端子、18;直流電圧出力端子、2
2;直流電圧入力端子、23;リセットIC出力端子、24;リセ
ットIC

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エミッタ接地されたトランジスタ、このト
    ランジスタのベースと直流電圧入力端子との間に介挿さ
    れた抵抗、前記トランジスタのコレクタ出力を入力とす
    るトランス及びこのトランスの出力を前記トランジスタ
    のベースに帰還させる帰還回路を備えたブロッキング発
    振回路と、このブロッキング発振回路の出力を整流し直
    流出力電圧を出力する整流回路と、前記ブロッキング発
    振回路の動作に必要な論理信号を出力する論理回路の上
    記論理信号の出力端子と前記トランジスタのベースとの
    間に介挿されて前記論理信号のレベルに応じて前記トラ
    ンジスタを選択的に非導通状態に固定する第1のダイオ
    ードとを具備したDC−DCコンバータにおいて、前記トラ
    ンジスタのベースと前記論理回路に電力を供給する電源
    端子との間に第2のダイオードを介挿したことを特徴と
    するDC−DCコンバータ。
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