JPS5941386Y2 - ガス燃焼機器用安全装置のセンサ - Google Patents

ガス燃焼機器用安全装置のセンサ

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Publication number
JPS5941386Y2
JPS5941386Y2 JP9481478U JP9481478U JPS5941386Y2 JP S5941386 Y2 JPS5941386 Y2 JP S5941386Y2 JP 9481478 U JP9481478 U JP 9481478U JP 9481478 U JP9481478 U JP 9481478U JP S5941386 Y2 JPS5941386 Y2 JP S5941386Y2
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JP
Japan
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sensor
electromotive force
combustion equipment
gas combustion
safety device
Prior art date
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Expired
Application number
JP9481478U
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English (en)
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JPS5514909U (ja
Inventor
繁 宮田
勉 竹内
Original Assignee
日本特殊陶業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本特殊陶業株式会社 filed Critical 日本特殊陶業株式会社
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Publication of JPS5514909U publication Critical patent/JPS5514909U/ja
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  • Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガス燃焼機器に装着され・室内の数案濃度が低
下して酸欠が生じた時、および吹き消えなどによる燃焼
の停止(失火)が生じた時にガスの供給を自動的に停止
する安全装置のセンサに関する。
酸素イオン伝導性固体電解質焼結体に多孔性電極を設け
てなる酸素濃淡電池等の素子は、一方の電極を炎と接触
させ他方の電極を大気と接触させガス燃焼機器用安全装
置の酸欠および失火センサとして使用できることは周知
である。
しかるにこのセンサは摂氏数百度以上でないと内部抵抗
の低下および起電力の増大が得られずセンサとして作用
できないので・ガスに点火した後センサが作用するまで
の立ち上がり時間が長い欠点がある。
この立ち上がり時間はセンサを薄い板状とすることで数
十砂柱に短縮できる。
しかるに第1図に示す薄板状の固体電解質焼結体1oの
両面に白金製多孔性電極20・30を形成してなるセン
サは酸欠時において起電力の低下が小さく、さらにこの
考案者ハこのセンサを長期間使用していると、起電力の
低下は一層小さくなることを見出した。
このように酸欠時においてセンサQ起電力の低下が小さ
いと、安全装置が設定した室内の酸素濃度で作動せず、
作動が不正確になりやすい。
本考案は酸欠時において起電力の低下が大きくでき、安
全装置の作動が正確となるガス燃焼機器用安全装置のセ
ンサの提供を目的とする。
本考案は板状の酸素イオン伝導性固体電解質焼結体の周
辺部だけに多孔性電極を形成したことを骨子とするもの
である。
つぎに本考案を第2図ないし、第5図に基づき説明する
1は安定化ジルコニアからなる平板状の酸素イオン伝導
性固体電解質焼結体110両面の中心部を除く周辺部に
のみ白金製多孔性電極12および13を被着してなるセ
ンサであり、ガス燃焼機器に特に設けたプンセンバーナ
2の上方にほぼ水平に配置され、下側の電極12は炎A
と接触し、上側の電極13の大部分は大気と接触するよ
うにされている。
3はガス供給路、4はガス供給路連間用電磁弁、41は
その電磁石であり、センサ1に接続され該電池の起電力
が大きく内部抵抗が小さいときは電磁弁を開状態に保ち
、起電力が小さくなるか又は内部抵抗が大きくなったと
きガス供給路を連間する。
センサ1は、ガスが正常に燃焼している時には、第4図
に示す如く炎Aは下側の電極12とは接触するが上側の
電極130大部分とは接触しない位置に装置されてお継
、摂氏数百度となっていると共に両電極12.13が接
触する雰囲気の酸素濃度比が大きいので数百ミリボルト
の起電力を有し、内部抵抗も小さい。
この状態において電磁弁4は電磁石41が付勢され開状
態にある。
つぎに、酸欠が生じると炎Aは伸長してその先端aはセ
ンサの上側にまわりこみ上側lこある電極13は炎と接
触する部分が増えてくる。
これによりセンサ1は両電極12.13が接触する雰囲
気の酸素濃度比が低下し起電力が低下する。
起電力が低下すると上述の如くガスの供給路は遮断され
る。
この場合においてセンサ1は電極12.13が周辺部の
みに形成されているので・上側電極13は室内の酸素濃
度が設定値以下となり炎の伸長が一定値を越えると完全
に炎に覆われるので急激に起電力の低下が生ずる。
このとき下側電極12は全面に電極が形成されていても
良い。
これに対し第6図に示す如くセ/すの中央部にも電極が
形状されているセンサを使用した場合、該中央部におい
ては上側電極30は大気と接触し大きい起電力を有して
いる。
この大気と接触している部分は炎の伸長に伴ない漸減し
て行くのでセンサの起電力低下も除除に生じ、安全装置
の作動は不正確になりやすい。
長さ50TrIIrL、巾9rIrIILの長方形で厚
さ0.5mmの安定化ジルコニア製焼結体板の両面の周
辺部に巾2肋で白金を多孔質薄膜状に被着形成した本考
案のセンサを、第3図に示す如くブンゼンバーナの上方
に配し、該センサの起電力■が室内酸素濃度により変化
する状態を第1図のグラフに示す。
この実施例では室内酸素濃度が17%のときガス供給路
が遮断されるように設定している。
起電力は正常時(02:21%)に約700mV、酸欠
時(02:17%)に約300mVである。
このように起電力の低下が大きいので設定酸素濃度で確
実に安全装置を作動させることは容易である。
これに対し上記と同一寸法の安定化ジルコニア製焼結体
板の両面のほぼ全面に白金の多孔質薄膜状電極を形成し
たセンサを上記と同様第3図に示ス如くフンセンバーナ
の上方に配した場合の起電力■および内部抵抗Rと室内
酸素濃度との関係を第8図に示す。
この場合においては室内酸素濃度が17%となったとき
のセンサの起電力は約650mvである。
このように起電力の低下が小さいと、設定酸素濃度で確
実に安全装置を作動さぜることは困難に々る。
さらにこのセンサを長期間使用していると第9図に示す
如く起電力Hの低下はさらに小さくなり、且つ内部抵抗
Rの変化(増大)量も著しく低下し、安全装置の作動は
一層不正確になりやすくなる。
この起電力および内部抵抗の経時変化は多孔性電極の孔
が使用に伴ない増大するために生じると考えられ、安全
装置が作動する室内酸素濃度が時と共に低下して行く。
この実施例ではセンサの出力で直接電磁弁を働かせる場
合について述べたが、増巾器を介して電磁弁を作動させ
る様にしても良い。
以上の如く本考案にかかるガス燃焼機器用安全装置のセ
ンサは電極が周辺部のみに形成されているので酸欠が正
確に検知でき、安全装置の作動も正確になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はガス燃焼機器用安全装置のセンサの一例を示す
斜視図、第2図は本考案にかかるガス燃焼機器用安全装
置のセンサの一実施例を示す斜視図、第3図は安全装置
の概略図・第4図、第5図はそのセンサ部の拡大断面図
、第6図は従来のセンサの拡大断面図、第7図ないし第
9図は起電力特性を示すグラフである。 図中、11・・・板状の酸素イオン伝導性固体電解質焼
結体、12.13・・・多孔性電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板状の酸素イオン伝導性固体電解質焼結体の周辺部だけ
    に多孔性電極を形成してなるガス燃焼機器用安全装置の
    センサ。
JP9481478U 1978-07-10 1978-07-10 ガス燃焼機器用安全装置のセンサ Expired JPS5941386Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9481478U JPS5941386Y2 (ja) 1978-07-10 1978-07-10 ガス燃焼機器用安全装置のセンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9481478U JPS5941386Y2 (ja) 1978-07-10 1978-07-10 ガス燃焼機器用安全装置のセンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5514909U JPS5514909U (ja) 1980-01-30
JPS5941386Y2 true JPS5941386Y2 (ja) 1984-11-29

Family

ID=29027172

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JP9481478U Expired JPS5941386Y2 (ja) 1978-07-10 1978-07-10 ガス燃焼機器用安全装置のセンサ

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