JPS5941334B2 - 中間周波合成型ダイバ−シチ受信装置 - Google Patents

中間周波合成型ダイバ−シチ受信装置

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JPS5941334B2
JPS5941334B2 JP55008556A JP855680A JPS5941334B2 JP S5941334 B2 JPS5941334 B2 JP S5941334B2 JP 55008556 A JP55008556 A JP 55008556A JP 855680 A JP855680 A JP 855680A JP S5941334 B2 JPS5941334 B2 JP S5941334B2
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JP
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outputs
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JP55008556A
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JPS56106440A (en
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春男 「しき」
亨 大森
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/02Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception
    • H04L1/06Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception using space diversity

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、デジタル、マイクロ波無線通信方式における
選択性フエージングによつて生ずる符号誤り率を低減さ
せる中間周波信号合成型ダイバーシチ受信装置に関する
ものである。
一般にマイクロ波無線通信方式に於いては、経済性や置
局選定の都合から中継局の間隔が30km〜50kmの
ものが多い。
また、FM無線通信方式では中継局の間隔が比較的長か
つたり、伝播路が平坦な平野や海岸沿いにある場合、マ
ルチパス効果による選択性フエージングが発生し易くな
つて回線品質が異常に劣化し遂には回線断に至ることが
ある。この様な選択性フエージングによる回線品質の劣
化や回線断を防止する手段として、正規の空中線の外に
ダイバシチー空中線を追加して受信するスペースダイバ
シチー方式や、同一信号を二つの異なる無線チャンネル
で伝送する周波数ダイバシチー方式が採用されている。
すなわちFM無線通信方式におけるフエージングの発生
し易い区間では二つの異なる経路(空間又は周波数)の
受信人力電界が同時に低下している確率が小さくなるこ
とに着目したダイバシチー受信を適用している。この具
体的受信方式としては、受信人力電界の高い(S/Nの
高い)方を選ぷところの切替方式、直線合成方式や合成
時の受信信号のS/N比を最大とする様な非直線自乗合
成(ratiosquarer)方式などが採用されて
いる。この様な受信信号の大きさに対応して作動する切
替方式、直線合成方式や非直線自乗合成方式をそのまま
デジタルマイクロ波無線通信方式に適用してもその改善
効果はFM方式に比べて非常に劣る事が明らかになつて
来た。第1図は8相位相変調方式を用い6GH1帯で7
8Mビット/秒を伝送出来るマイクロ波中継装置の受信
人力電界対符号誤り率の実測データである。
フエージングの発生していないときは、第1図の点Nで
表わされ、受信機の入力電界は約30dBm符号誤り率
は10−11以下である。ここで受信機の入力に抵抗減
衰器を挿入し、故意に入力電界を下げて行くと曲線Aに
沿つて変化し60dBm迄は符号誤り率は10−11以
下であるが−68dBm付近より急激に劣化し始める。
ところが実際にフエージングが発生し始めると、曲線A
は曲線B,C,Dに示す如く、入力電界がわずか20d
B程度の劣化であつても符号誤り率は、10−5レベル
を中心として10−7〜10−3程度まで劣化すること
が観測された。この符号誤り率劣化はスペクトラムアナ
ライザによる測定の結果、フエージングによる減衰が周
波数特性を持つているいわゆる選択性フエージングによ
るものであることが明らかとなつた。第2図はこの選択
性フエージングの発生機構を説明するためのベクトル図
、第3図はデジタルマイクロ波無線通信方式の変調され
た信号が選択性フエージングの影響を受けたスペクトラ
ムの周波数特性例、第4図は一次の振幅歪周波数特性が
復調後デジタル信号のパルス波形歪の原因となることを
示す説明図をそれぞれ示している。
第2図に於いて、ベクトル1は直接受信波、ベクトル2
はマルチパス伝播の結果生じた遅延波で、ベクトル3は
合成受信波を示す。ここで受信周波数を高くすると、ベ
クトル2はベクトル1に対し位相が相対的に遅れ(また
は進み)ベクトル2′となるから合成受信波はベクトル
4の如く大きくなる。次いで、受信周波数を下げると、
ベクトル2はベクトル1に対し位相が相対的に進んで(
または遅れて)ベクトル27となるから合成受信波はベ
クトル5の如く小さくなる。すなわち合成受信波の周波
数特性はもはや平坦ではない。この結果第3図aに示す
如く直接受信波の周波数特性はマルチパス伝播の影響を
受けて第3図B,cに示す如く一次振幅歪ないし二次振
幅歪を伴う様になる。第4図aに於いて波形31は波形
歪を受けないときの一つのパルス波形であるが一次振幅
歪の影響を受けると点線の波形34の如く変形する。第
4図B,cはこの理由を説明するためのベクトル図であ
つて、−振幅歪の無い場合、一つのパルスは高域の信号
エネルギーを代表するベクトル24と低域の信号エネル
ギーを代表するベクトル23と直流成分を示すベクトル
27の3つのベクトル合成により表わされる。ここで一
次の振幅歪を与えるとベクトル24はベクトル22の如
く拡大し、ベクトル23はベクトル21の如く縮小する
。これは恰も第4図bに於いてベクトル25,26が派
生したことと等価であつて、丁度原パルス波に対し直交
成分が加わつたことになる。以上の説明から原波形31
は波形34の如く変形し隣接波の波形を乱すから多値変
調波の場合急速に符号誤り率が増大するようになる。本
発明の目的は、この様なマルチパス効果による選択性フ
エージングの結果生じた波形歪を最小化した中間周波信
号合成型ダイバーシチ受信装置を提供することにある。
第5図はスペースダイパンチ一方式における本発明の実
施例のシステム構成図であつて、41は正規アンテナ、
42はスペースダイバシチーアンテナ、43,44はヘ
テロダイン受信機、45,46はそれぞれの受信機に含
まれる局部発振器、47,48はヘテロダイン受信機の
中間周波出力(通常、出力レベルは+4dBm程度にな
る様AGC制御されている)、49は位相比較器(PC
)、50は本発明において重要な役割をするダイパンチ
一受信信号合成器を示している。
スペースダイパンチ一方式ではアンテナ41の受信波と
アンテナ42の受信波の周波数は全く同一であるが選択
性フエージングの影響を受けると振幅歪のみならず中心
周波数の位相が同一でなくなる。位相比較器49はこの
位相差を検出し一方の局部発振器45にフイードバツク
することによつて出力47と48の位相差を±5す以内
に制御するものである。従つて両方の受信機のAGCが
同時に作動している範囲では出力47と48に於ける信
号レベルはほぼ同一であり、かつ位相差も小さい状態に
あると云える。第6図は本発明の実施例のダイパンチ一
受信信号合成制御器の系統図を示している。
61,62はAGC制御された中間周波信号の入力端子
、63,64は中間周波信号合成器の制御信号検出回路
、65は比較回路、66,67は可変抵抗減衰器、68
は合成器、69は補助増幅器、70は合成出力端子をそ
れぞれ示し、65〜69は直線又非直線自乗合成器を構
成している。
以下制御信号検出回路63,64は全く同一の構成であ
るのでその一方の構成について詳述する。
中間周波数信号レベル61はAGC制御されているので
ほぼ一定であつて緩衝増幅器71を介して、高域(Fu
及びその近傍)、中域(FO及びその近傍)および低域
(fl及びその近傍)の三つの帯域のエネルギーを分波
器72,73,74によつてそれぞれ抽出する。これら
分波器72,73,74と接続された検波器75,76
,77は正常なスペクトラムの時、各検波器の出力α、
β、γが同一レベルとなるよう設定されている。79は
検波器75,77の出力差(α−γ)を得る一次歪検出
回路、80は検波器75,77の出力和(α+γ)を得
る加算回路、81は加算回路80出力の半分から検波器
76出力を減算する二次歪演算回路、82は一次歪検出
回路79と二次歪演算回路81との加算回路を示してい
る。
マルチパスフエージングの無い時は、α=β−γの関係
が保たれるから加算器82の出力は零である。
もし、マルチパスフエージングにより、第3図bに示す
如く、スペクトラムが大きな一次歪を持つ様になると、
一次歪検出回路79にのみ出α+γ力が表われるが、演
算回路81には一=βの関係が存在するから出力が現わ
れない。
よつて加算器82の出力はα−γに比例した出力が現わ
れる。次に、スペクトラムが第3図cに示す如く、大き
な二次歪を受けた場合、一次歪検出回路79α+γの出
力は小さいが二次歪演算回路81には?〉βの関係が存
在するから、大きな出力が現われα+γ加算器82の出
力には一βにほぼ比例した出力が現われる。
以上の説明によつて明らかな如く、マルチパスフエージ
ングにより振幅歪が生じると、一次歪分と二次歪分の和
に比例した出力が加算回路82の出力に現われることに
なる。
この様な振幅歪を受けた信号は極力受信せずに、振幅歪
を受けない方の信号を強く受信すれば、ダイパンチ一受
信方式では同時に大きな振幅歪を発生している確率が小
さいので、合成波の振幅歪により振幅歪の小さい方を受
信することとなり、符号誤り率の発生確率を小さくする
ことが出来る。この様な信号合成回路は公知の直線合成
器又は非直線自乗(RatiOsqLlarer)合成
器を活用すれば簡単に実現出来る。第6図は直線合成器
を採用した場合の系統図を示しており、制御信号検出回
路63,64の出力を比較器65で比較し、より振幅歪
の大きい方の信号を抑圧し、振幅歪の小さい方の信号は
余り抑圧しない様可変抵抗器66,67を制御すると共
に合成器68の出力は常に一定となる様比較器65が作
動する。なお、補助増幅器69はダイパンチ一信号が以
上の合成回路を通過する事により生じた信号レベルの低
下を補正するものである。以上詳述したように本発明を
デジタルマイクロ波無線通信方式に適用すれば振幅歪の
影響が大幅に軽減出来るので、伝送誤りの少ないデジタ
ル通信回線を構成出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はデジタル無線伝送方式における符号誤り率特性
の実測データ図、第2図は選択性フエージングの発生機
構を説明するベクトル図、第3図A,b,cは正常時お
よび選択性フエージングにより歪を受けた時のスペクト
ラムの周波数特性図、第4図aは復調時のパルス波形図
、第4図B,cは波形歪を説明するベクトル図、第5図
は本発明の実施例のプロツク図、第6図は第5図に用い
る受信合成器の具体例のプロツク図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スペースダイバーシチ受信された2つのヘテロダイ
    ン受信機の中間周波信号の各出力を、この中間周波帯域
    の低域・中間域および高域を通過させる第1、第2およ
    び第3の濾波器と、これら濾波器の出力をそれぞれ検波
    する第1、第2および第3の検波器と、前記第1および
    第3の検波器の出力の差をとる一次歪検出器と、前記第
    1および第3の検波器の出力の和をとる第1の加算器と
    、この第1の加算器の半分の出力と前記第2の検波器の
    出力との差をとる二次歪検出器と、この二次歪検出器の
    出力と前記一次歪検出器との和をとる第2の加算器とか
    らなる回路に供給して振幅歪をそれぞれ検出する歪検出
    手段と;これら歪検出手段の出力を比較する比較手段と
    ;この比較手段の出力により、前記中間周波信号の各出
    力のうち、前記振幅歪の大きい方の信号を抑圧し、前記
    振幅歪の小さい方の信号を抑圧しないようにレベル調整
    して前記中間周波信号を合成し受信出力とする可変合成
    手段とを含む中間周波合成型ダイバーシチ受信装置。
JP55008556A 1980-01-28 1980-01-28 中間周波合成型ダイバ−シチ受信装置 Expired JPS5941334B2 (ja)

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CA000369372A CA1166699A (en) 1980-01-28 1981-01-27 Space-diversity board-band digital radio receiver with amplitude dispersion detecting and suppressing means
US06/228,841 US4384358A (en) 1980-01-28 1981-01-27 Space-diversity broad-band digital radio receiver

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JPS56106440A (en) 1981-08-24

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