JPS5941153Y2 - 大型車両の左側後輪部照明装置 - Google Patents

大型車両の左側後輪部照明装置

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JPS5941153Y2
JPS5941153Y2 JP6660683U JP6660683U JPS5941153Y2 JP S5941153 Y2 JPS5941153 Y2 JP S5941153Y2 JP 6660683 U JP6660683 U JP 6660683U JP 6660683 U JP6660683 U JP 6660683U JP S5941153 Y2 JPS5941153 Y2 JP S5941153Y2
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JP
Japan
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rear wheel
shielding plate
light
vehicle body
left rear
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JP6660683U
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JPS59334U (ja
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吉二 吉村
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、トラック、バス、その他の大型車両に備える
左側後輪部照明装置の改良に関する。
大型車両の左折時にひき起される交通事故があとを絶た
ず、社会問題化している。
この交通事故防止のための一策として、現在、荷台の左
側下部に左側後輪付近を照らす灯具(一般に路肩灯と称
している)が備えられているが、この灯具は、左方向に
のみ点燈する方式でなく、常時点燈方式であるうえ、ラ
イトの方向が広範囲に拡がる方式であるため、歩行者や
後続車の運転者にとってまぶしく、これらの者の安全な
歩行や運転に寄与せず、左折時の事故防止にも寄与して
いない。
ことに、歩道寄りを走行する自動二輪車等の運転者にと
っては、上記周知の方式によって眩惑されることが多く
、運転をあやまることがしばしばで、左折時の事故を誘
発していた。
また、左折時の事故防止には、左側後輪付近を集中的に
明るく照し出すことが望しいが、上記周知の方式ではラ
イトの方向が特定されず、従って、左側後輪付近が集中
的に明るくならず、バックミラーに障害物、人物、後続
車などが鮮明に映し出されず、運転者が運転席から確認
しえないこととなって、左折時の事故を発生させている
上記の常時点灯方式を改良するものとして、運転者の指
令によって点滅可能に構成した車体後方照明装置が提案
されている。
(たとえば、実開昭48−108348号公報、実公昭
48−1943号公報等参照)。
これらの点滅可能方式による車体後方照明装置は、前者
が左側後輪部を局部的に照明するにとどまって、左側後
輪前方及び左側後輪付近の両方を集中的に照明するにあ
らざるため、この構成を大型車両に施しても左側後輪前
方に存在する障害物、人物等を早く発見することが難し
く、左折事故防止に思うほど成果を挙げておらず、また
、後者にあっては、照明位置が車体後方であるため、追
突事故防止には役立つかもしれないが、左側後輪前方及
び左側後輪付近の両方を集中的に照明しないため、前者
同様に左折事故の防止にそれほど寄与していない。
本考案は、このような現状に鑑みなされたもので、車体
の左側下部における後輪前方に配設した適数の照明灯に
上側遮光板と下側遮光板とを設け、上側遮光板を下側遮
光板よりよ、車体の後方側へ向けて庇状に突出せしめる
ことにより、ライトの方向を左側後輪付近及び左側後輪
の前方付近に特定集中せしめ、後続車の運転者にとって
眩しくないようにすると共に、左側後輪付近の障害物、
人物などを、運転席からでもバックミラー利用によって
容易に確認しえるようになし、また、該照明灯を左折方
向指示器に電気的に接続せしめて、点灯時の左折方向指
示器の点滅と連動関係にお・き、該指示器の点滅開始と
同時に該照明灯が点灯される短時分点灯方式になして、
常時点灯方式を排し歩行者や後続車の運転者を眩惑する
ことながらしめ、もって左折事故防止に寄与しえるよう
にしたことを特徴とする大型車両の左側後輪部照明装置
である。
本考案の一実施例を図面で説明すれば、第1図から第3
図までに示すように、大型車両の車体1の左側下部に適
数(図では2個)の照明灯2,3を備え、照明灯2,3
は車体1の後方側へ向けてブラケット (図示せず)な
どにより配設し、照明灯2,3の前面には上側遮光板4
及び下側遮光板5を設け、これらの遮光板4,5のうち
、上側遮光板4を下側遮光板5よりも、車体1の後方側
へ向けて庇状に突出せしめる。
照明灯2,3は、上側遮光板4が、下側遮光板5よりも
1、庇状に突出することにより、ライトの方向が集中的
に特定され、車体1の左側下部に配設すると、車体1の
前側寄に配された照明灯2により、左側後輪の前方付近
が集中的に明るく照し出され、車体1の後例寄に配され
た照明灯3によって左側後輪付近が集中的に明るく照し
出される。
車体1の左側下部に配設される適数の照明灯2゜3は、
第4図に示す如く、メインスイッチM、 S電源6、左
折方向指示器7などに■側が電気的に接続されると共に
、運転席付近の方向指示器操作用レバー8の操作で開閉
されるウィンカ−・スイッチW、Sに電気的に接続する
ウィンカ−・スイッチS、Wは、運転席付近に設けられ
、操作ハンドル9に備えられた方向指示器操作用レバー
8を左折側へ動かすと閉じられる。
また、電源6の[F]剛こは、適数の照明灯2,3のほ
か、左右の前照燈10.11左右のテールランプ12.
13、図示せざる右折方向指示器などが電気的に接続さ
れると共に、前照明灯10.11.テールランプ12.
13、図示せざる右折方向指示器などが電気的に接続さ
れると共に、前照灯10. ILデテールンプ12.1
3などを点灯、消灯させるためのライト・スイッチL。
Sが設けられる。
そして、電源6の○側及びウィンカ−・スイッチW、S
の○側は、ともにフレームにアースされる。
電気系統を上記のように構成してメインスイッチM、
SをONにし、方向指示器操作用レバー8を左折側へ
動かすと、ウィンカ−・スイッチW。
SがONになり、車体1のフレームを介して回路が構成
され、左折方向指示器7が点滅を開始すると同時に適数
の照明灯2,3が点灯し、上記レバー8を中立に戻すと
、ウィンカ−・スイッチW。
SがOFFになり、左折方向指示器7の消灯と同時に適
数の照明灯2,3も消灯する。
そして、方向指示器操作用レバー8を右折側に動がして
も、適数の照明灯2,3は点灯しない。
第4図における上記レバー8は、左折側へ動がされ、ウ
ィンカ−・スイッチW−8をONにした状態を示してい
る。
本考案者が、荷台の長さ970 cmの大型車両の車体
1の左側下部に2個の各25ワット位の照明灯2゜3を
前後方向に配設し、この配設間隔を250 cm位に定
め、試作装置を得て試用したところ、車体1の前後方向
への明るさの範囲11は、約700 cmであり、車体
1の側方への明るさの範囲1□は、約200cmであっ
た。
車体1の前後方向700cm位側方方向200cm位で
囲まれる範囲は明るく、バックミラーを利用して運転席
から、左側後輪付近の人物、障害物などをはっきりと確
認できた。
そして、照明灯2,3を点灯したまま車体1の左側後方
に立ってみても、眩しぐ感じられなかった。
上記の試用結果は、好ましい結果であるが、この好結果
は、照明灯2,3に設けた上下遮光板4゜5が工夫され
ていて、ライトの方向が下向に特定され、左側後輪付近
に集中すること、及び点灯時の左折方向指示器7の点滅
とのみ照明灯2,3が連動点灯し、短時分の点灯方式で
あること等によって、後方から見ても眩しくなく、左側
後輪付近の人物、障害物などを運転席からはっきり確認
しえたものと考えられる。
本考案は叙上のように、車体の左側下部において、左側
後輪の前方に配設した適数の後方向照明灯に上側遮光板
と下側遮光板とを設け、上側遮光板を下側遮光板よりも
、車体の後方側へ向けて庇状に突出せしめたので、ライ
トの方向を左側後輪付近に特定集中させることができる
従って、後続車の運転者や左側後輪付近に居る者にとっ
て眩しくないようにすることができると共に、左側後輪
付近の障害物、後続車、人物などを、運転席からバック
ミラー利用によって容易に確認し得、これらによって、
大型車両の左折時における事故を防止することに寄与で
きる効果がある。
そして、該照明灯を点灯時の左折方向指示器の点滅と連
動関係におき、該指示器の点滅開始と同時に点灯するよ
うに構成したので、該照明灯を短時分点灯方式にするこ
とができる。
従って、後続者の運転者や左側付近に居る者が眩惑され
る徂れを解消でき大型車両の左折時の事故防止を含む交
通の安全確保にも寄与することができる。
ゆえに、周知の路肩灯を顕著に改良しえて、所期の目的
を遠戚できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案照明装置を備えた大型車両の側面図、第
2図は平面図、第3図は照明灯の斜視図、第4図は電気
系統の配線図である。 図中、1は車体、2,3は照明灯、4は上側遮光板、5
は下側遮光板、6は電源、7は左折方向指示器、8は方
向指示器操作用レバー、M−8は、メインスイッチ、W
−3はウィンカ−・スイッチである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の左側下部において、左側後輪の前方に適数の照明
    灯を備え、その照明灯を車体の後方側へ向けて前後方向
    に配設し、該照明灯の前面には上側遮光板と下側遮光板
    とを設け、上側遮光板を下側遮光板よりも車体の後方側
    へ向けて庇状に突出せしめ、該照明灯をメインスイッチ
    、電源、左折方向指示器などに電気的に接続すると共に
    、方向指示器操作用レバーの操作が開閉されるウィンカ
    −スイッチに電気的に接続した大型車両の左側後輪部照
    明装置。
JP6660683U 1983-05-02 1983-05-02 大型車両の左側後輪部照明装置 Expired JPS5941153Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6660683U JPS5941153Y2 (ja) 1983-05-02 1983-05-02 大型車両の左側後輪部照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6660683U JPS5941153Y2 (ja) 1983-05-02 1983-05-02 大型車両の左側後輪部照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59334U JPS59334U (ja) 1984-01-05
JPS5941153Y2 true JPS5941153Y2 (ja) 1984-11-26

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ID=30196811

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JP6660683U Expired JPS5941153Y2 (ja) 1983-05-02 1983-05-02 大型車両の左側後輪部照明装置

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