JPS594112B2 - コンベアシステム - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシガーレットあるいはそれに類似した棒状物品
を運搬するための各種のシステムに関する。

だが便宜上本発明はシガーレットのみに関して述べられ
るであろう。

本発明にしたがったコンベアシステムは、各が一方の端
部を接続帯域に隣接させ且つシガーレットを前記接続帯
域に運び込みあるいは該帯域から運び出すように配列さ
れた少くとも２つのコンベアと、前記接続帯域を部分的
に画定し且つ前記接続帯域内のシガーレットの圧力の下
に引張り力に逆らって外力に屈撓することが可能である
作用部分を有し且つ前記接続帯域を通るシガーレットの
運動を支援するように駆動される可動センサバンドとを
含んでいる。

上記センサバンドが前記接続帯域を通るシガーレットの
運動を支援するように駆動される（必ずしも連続的であ
る必要はない）。

できればこのシステムは前記センサバンドの作用部分の
外方屈撓の量に応答して前記コンベアの一方の速度およ
び（あるいは）運動方向を制御するモニタ装置を含むこ
とが好ましい。

前記センサバンドの速度は一定にされてもよいしあるい
は前記モニタ装置に応答して変えられてもよい。

上記モニタ装置は前記センサバンドが周りを通過するば
ね付きプーリーを含んでもよい。

前記センサバンドの作用部分の外方屈撓は前記はね（緊
張力を提供する）により抵抗され、また前記ばね付きの
プーリーの運動は前記バンドの屈撓の量を表示するのに
使用される。

上記プーリーは、たとえば、枢架されたレバーに装架さ
れまたこのレバーが速度調整装置に結合されてもよい。

代りとなる他の手段として、前記バンドの作用部分の外
方屈撓、あるいは前記バンドに隣接したシガーレットの
外側表面の運動が位置変換器により監視されてもよい。

センサバンドが接続帯域の上方に横置する１つの可能な
配列においては、上記バンドは２つの互いに側方に離隔
された部分から成り、接続帯域内のシガーレットの量の
高さは上記バンド部分の相互間のスペースの上方に装架
された位置変換器により監視されて、上記変換器が上記
バンド部分ではなくシガーレットに応答するようにされ
ている。

シガーレットは時々センサバンドとの接触から分離して
もよく、また接続帯域からのシガーレットの送り出しが
接続帯域内へのシガーレットの供給より少くなり始めた
場合にのみ該バンドと接触してもよい。

このような供給と送り出しの状態が生じた場合に、シガ
ーレットは前記センサバンドの作用部分に押し当って該
部分を外方へ屈撓し、かくして上記バンドとの接触がシ
ガーレットを接続帯域から前方へ駆動するのを助勢する
。

さらに他の手段として、シガーレットが実質上常時前記
バンドと接触していてもよい。

シガーレットに接触している前記バンドの部分かはゾ真
直である（すなわち、シガーレットによりわずかだけ屈
撓されている）場合、前記位置変換器からのシガーレッ
トの距離が一方の末端部で制御信号を生成し、またシガ
ーレットによる前記バンドの最大の屈撓（シガーレット
を前記変換器へより近く接近させる）が他方の末端部で
制御信号を生成する。

上記の２つの末端部は互いに相反する方向に最大のコン
ベア速度を生成することができる。

代りとなる手段として、被制御コンベアが単方向であれ
ば、一方の末端はゼロ速度であることができる。

本発明にしたがったコンベアシステムの複数例が添付図
面に図示されている。

第１図に図示されているコンベアシステムは接続帯域１
０と、端部を上記接続帯域に隣接させた３つのコンベア
とを含んでいる。

上記コンベアの１つは垂直供給装置を形成するバンド１
２および１４から成っている。

上記バンドは前記接続帯域に隣接したプーリー１６およ
び１８の周りを通過する。

その構造は特願昭４８−１２０，６１４号（特開昭５０
−４３００号公報、特公昭５６−３１９４７号公報参照
）の明細書に記載されている発明にしたがっている。

接続帯域１０で出会う第２のコンベアは頂部バンド２２
と協同する水平バンド２０から成り、また上記頂部バン
ド２２は常にバンド２０と同一速度で、同一方向に走行
する。

すなわち、バンド２２はバンド２０と調和して走行する
。

第３のコンベアは頂部バンド２６と協同する水平バンド
２４から成りまた上記頂部バンド２６はバンド２４と調
和して走行する。

接続帯域１０の上方に配備されたセンサバンド２８は接
続帯域１０内のシガーレットに接続するように配列され
た作用部分２８Ａを有している。

バンド２８は固定軸線の周りに回転するプーリー３０お
よび３２の周りを通過し且つピボット３８で枢架された
レバー３６上に装架されているばね付きプーリー３４の
周りを通過する。

レバー３６はばね４０によりピボット３８の周りを反時
計方向に押し付けられている。

かくして、ばね付きブー ＩＪ −３４はバンド２８を
緊張した状態に保持する。

はゾ最下方位置におけるバンド２８の作用部分２８Ａが
実線で示されている。

上記最下方位置におけるバンドの作用部分２８Ａはシガ
ーレットの圧力によりわずかに屈撓されて、接続帯域１
０内のシガーレットに凹形状の表面を提供する。

バンド２８に対するシガーレットの圧力が増大した場合
、前記バンド２８はばね４０の抵抗に逆らってさらに上
向きに撓まされ、且つそれに対応してばね付きプーリー
３４が下向きに運動し且つ前記レバーをピボット３８の
周りに回転する。

ピボット３８は前記コンベアの１つの速度を制御するよ
うに配列された速度調整機構に結合されているスピンド
ルから成ってもよい。

第１図に図示されているシステムを各種の作動モードで
使用することができる。

１つの作動モードは前記特許願いの明細書に記載されて
いるとおりである。

すなわち、コンベア２０．２２は積重ね様のシガーレッ
トの流れを１つまたはそれ以上のシガーレット製造機か
ら受領して、これ等のシガーレットを接続帯域１０へ運
搬する。

コンベア２４．２６は１重ねのシガーレットを接続帯域
１０から１台またはそれ以上のシガーレット包装機に向
けて運搬する。

上記接続帯域内へのシガーレットの供給が需要を超過し
た場合は、垂直給送装置１２．１４がシガーレットを適
当な速度（センサバンド２８により制御される）で貯槽
ユニット（図示されていない）へ下向きに運搬する。

それに反して、需要が供給を超えた場合には、垂直給送
装置１２．１４がシガーレットを前記貯槽ユニットから
前記接続帯域へ上向きに送達する。

この第１の作動モードにおいては、作用部分２８Ａが右
方へ運動するように、できればバンド２８が同一方向に
連続的に駆動されることが好ましい。

上記バンドの速度は一定であってもよい。他の可能性は
、上記速度がコンベア２４．２６の速度に応じであるい
は該速度に正比例して変えられてもよいことである。

第１図に図示されているこのシステムの他の作動モード
は次のとおりである。

垂直給送装置１２゜１４がシガーレット製造機から上向
きに連続的に給送する。

コンベア２４．２６は、送り出しが必要とされる場合、
シガーレットを前記接続帯域１０から１台あるいはそれ
以上の包装機へ運搬する。

またコンベア２０．２２はシガーレットを貯槽ユニット
′、たとえば英国特許第１，２９９，１７４号の明細書
に記載されている貯槽ユニットへあるいは該ユニットか
ら運搬する。

（特に第１図および第２図を参照）。

この作動モードにおいては、できればバンド２８は可逆
であることが好ましい。

その伝動装置は、たとえば、バンド２８の運動の速度と
方向とがコンベア２０．２２のものに対応するようにコ
ンベア２０．２２の伝動装置に結合されてもよい。

他の可能性は、このシステムが制御回路を有し、それに
よりコンベア２４．２６が接続帯域１０からシガーレッ
トを運搬している限り前記バンドの作用部分２８ａが右
方へ運動しまたコンベア２４゜２６が停止している場合
（すなわち、関連した包装機が一時的に作動していない
場合）シガーレットをコンベア２０．２２上へ、次で上
記コンベアから前記貯槽内へ駆動するのを助勢するため
、左方へ運動するようにされる。

互いに相反する方向におけるバンド２８の速度は同じで
あってもよい。

各の場合において、コンベア２４．２６の速度は包装機
によるシガーレットの需要に応じてコンベア２４．２６
の下流端部におけるセンサによりセットされることがで
きる。

垂直給送装置１２．１４の上向きの速度は一定であって
もよいしあるいは、シガーレット製造機により送り出さ
れるシガーレットの列が積重ね体に形成される区域内の
前記垂直給送装置の下端部におけるセンサによりセット
されてもよい。

第１図に図示されているシステムの第２の作動モードに
おいては、上記制御回路はコンベア２０゜２２の速度（
およびその運動方向）をコンベア１２．１４および２４
．２６の速度次第で決まるはゾ予定の値にセットするよ
うに配列されることができる。

すなわち、上記制御回路はシガーレットを接続帯域１０
における供給と需要の状態に適当した割合で給送するよ
うにコンベア２０、２２の速度と方向とを根本的に決定
することができる。

だが、コンベア２０．２２の速度はセンサバンド２８に
応答してわずかな変更を加えられるであろう。

同様な考察が第１の作動モードにも当て嵌まる。

第２図には他の形式の接続帯域が図示されている。

本例においては、シガーレットの積重ね体様の流れが常
時図示されている方向に運動しているコンベア４４．４
６により接続帯域４２に向けて運ばれる。

コンベア４４．４６はたとえばシガーレット製造機から
のシガーレットを受領するように配列されている。

壁４８．５０から成るシュートがシガーレットを包装機
に送達するように接続帯域４２から下向きに延びている
。

また接続帯域４２における供給と需要との差は貯槽（た
とえばこの場合も英国特許第１，２９９，１７４号の明
細書記載の貯槽）に達している可逆コンベア５２により
考慮に入れられる。

このシステム内には、接続帯域４２の頂部を横切り且つ
また固定された板５６より下方に延びた下方作用部分５
４Ａを有しているセンサバンド５４が配備されている。

板５６より下方に延びたバンド５４の部分はコンベア５
２と協同してコンベア５２上のシガーレットの積重ね体
の高さを画定する。

バンド５４の速度と方向とはコンベア５２のものに等し
い。

第１図に図示されているシステムの場合と同様に、バン
ド５４はばね付きブーＩＪ−５８により緊張状態に保持
される。

該プーリーはレバー６０上に装架され、このレバーはピ
ボット６２で枢架され且つばね６４により時計方向に押
し付けられている。

ピボット６２の周りの上記レバーの運動はコンベア５２
と、バンド５４との運動の速度と方向とを調整する機構
を制御するように取計られている。

第３図には第２図に示されているシステムの一変更が示
され、また同様あるいは同等の部分がダラシ付きの同じ
符号を有している。

センサバンド５４Ａ′はコンベア５２′上の積重ね体の
上表面を画定するように板５６（第２図の場合と同様に
）より下方に延びる代りに、上記センサバンドはプーリ
ー５５の周りを通って戻り、且つコンベア５２′と調和
して運動するさらに他の頂部バンド５７が配備されてい
る。

センサバンド５４Ａ′の運動は、コンベア４４′と５２
′との両方がシガーレットを前記接続帯域に送り込みつ
メある時に、バンド５４Ａ′が停止されるように、制御
されることができる。

第２図および第３図において、前記シュートは第１図の
場合と同様に可逆垂直給送装置で置きかえられてもよい
。

第４図には他の異ったシステムが示されている。

単１列のシガーレットがコンベアバンド６６と６８との
間を上向きに接続帯域７０に送り込まれる。

たとえばバンド６６および６８は英国特許第１．２９９
，１７４号の明細書に該明細書の添付図面の第３図、第
６図および第７図に関して述べられているとおり相互間
にシガーレットを掴持するためジグザグ通路に沿って上
向きに運動するように強制されている。

シガーレットの単一の列の流れが接続帯域７０内で積重
ね体様の流れに形成され、また上記積重ね体は、バンド
７２と調和して運動してコンベア７２上の積重ね体の高
さを維持するように頂部バンド７４と協動するコンベア
７２により運び去られる。

コンベア７２．７４の速度を制御するセンサバンド７６
が固定されたプーリー７８および８０の周りを通り且つ
ばね付きプーリー８２の周りを通る。

プーリー８２はばね８２Ｃによりピボツｔ−８２Ｂの周
りを時計方向に押し付けられるレバー８２Ａ上に装架さ
れている。

プーリー８２の運動で、コンベア７２．７４の速度全制
御する速度調整装置８２Ｄが作動される。

センサバンド７６は、コンベア７２．７４の速度に等し
いあるいは比例した速度で作動するようにコンベア７２
，７４の伝動装置から駆動を得ることができる。

たとえば、バンド７６はコンベア７２゜７４より高速度
で走行してもよい。

第５図および第６図には頭上コンベア上に１重ねのシガ
ーレットを生成する異った方法が図示されている。

各の例において、シガーレットは第１図に関して述べら
れたとおりリブ付きのコンベアバンド８４．８５から成
る垂直給送装置により積重ね体として上向きに給送され
る。

上記垂直給送装置の頂部には、同一の符号の使用で示さ
れているように、それぞれ第２図および第３図に図示さ
れているものに根本的には類似している構体が配備され
ている。

各の構体あるいは「頭上ユニット」は固定板８８で完成
される。

ばね付きのプーリー５８または５８′の運動でコンベア
５２または５２′。

５７の速度が制御される。

垂直給送装置および頭上コンベア５２、５２’ハ単方向
に（図示されているように）あるいは可逆的に作動して
もよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は３つのコンベアの相互間の接続帯域を含んだ１
つのコンベアシステムの部分を示した概略図、第２図は
第１図に示されているシステムの一変更を示した図、第
３図は第１図に示されているシステムの他の変更を示し
た図、第４図は２つのコンベアの接続帯域を含んだ他の
システムの概略図、第５図は第４図に示されているシス
テムの一変更を示した図、第６図は第４図に示されてい
るシステムの他の変更を示した図である。 １０・・・・・・接続帯域、１２，１４・・・・・・垂
直給送コンベアバンド、２０・・・・・・水平コンベア
バンド、２２・・・・・・協同頂部バンド、２４・・・
・・・水平バンド、２６・・・・・・協同頂部バンド、
２８・・・・・・センサバンド、２８Ａ・・・・・・作
用部分、３４・・・・・・ばね付きプーリー、３６・・
・・・・レバー、４０・・・・・・バネ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ それぞれが一方の端部を接続帯域に隣接させ且つシ
   ガーレットを前記接続帯域に運び込みあるいは該帯域か
   ら運び出すように配列された少くとも２つのコンベアと
   、前記接続帯域を部分的に画定し且つ前記接続帯域内の
   シガーレットの圧力の下に引張り力に逆らって外方に屈
   撓することが可能である作用部分を有し且つ前記接続帯
   域を通るシガーレットの運動を支援するように駆動され
   る運動センサバンドとを含んで成る、シガーレットのた
   めのコンベアシステム。