JPS5940392B2 - プロスタサイクリン様構造をもつ生成物の製法 - Google Patents

プロスタサイクリン様構造をもつ生成物の製法

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JPS5940392B2
JPS5940392B2 JP54170589A JP17058979A JPS5940392B2 JP S5940392 B2 JPS5940392 B2 JP S5940392B2 JP 54170589 A JP54170589 A JP 54170589A JP 17058979 A JP17058979 A JP 17058979A JP S5940392 B2 JPS5940392 B2 JP S5940392B2
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ノ−マン・アラン・ネルソン
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Upjohn Co
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプロスタサイクリン様の構造をもつ生成物の製
法に関する。
更に詳しくは、本発明は5・6−ジヒドロープロスタサ
イクリン類似体の製法に関する。プロスタサイクリンは
プロスタグランジン類に関連づけられる有機化合物であ
り、9−デオキシ−6・9α一エポキシ一Δ5−PGF
laとして確認される。
これはその化学性状により、特にエノールエーテルとし
て特徴づけられる。アール・エイ・ジヨンソン(R.A
.JOhnsOn)ら、「プロスタグランジノ類」12
巻915頁(1976年)を参照。プロスタグランジン
類と類似体類眠次の構造と原子の番号付けをもつたプロ
スタン酸から誘導されるよく知られた有機化合物である
あとで図示されるようにこの式は、咄乳類組織から得ら
れるPGFlaと同じ絶対立体配置をもつ特定的な光学
活性異性体を表わす。
この式で、シクロペンタン環又は側鎖への破線の結合は
、アルフア立体配置すなわち環又は側鎖の面より下にあ
る置換基を示す。
太い実線の結合は、ベータ立体配置すなわち面より土の
置換基を示す。幾分関連した化合物類がシ一・ペースア
シヤツク(C.PaceAsciak)等により、Bi
OchemistryllO巻3657〜3664頁(
1971年)に報告されている。
これらは例えば次のものを包含している。誘導体と類似
体を含めたプロスタサイクリンとプロスタサイクリン型
化合物類は、種々の生物学的応答を起すのに極めて効力
がある。
このためこれらの化合物は薬理学上の目的に有用である
。これらの生物学上の応答の幾つかは、血小板凝集の抑
制、平滑筋刺激、胃液分泌の抑制、及びプロスタグラン
ジン合成酵素抑制剤の全身投与による胃腸への望ましく
ない影響の低下である。これらの生物学的応答のため、
プロスタサイクリン及びプロスタサイクリン様化合物類
は、鳥類と人間、有用な家畜、愛玩動物、及び動物標本
を含めた咄乳類、並びに実験動物例えばはつかねずみ、
ねずみ、うさぎ、及びさるにおける広範囲の疾病と望ま
しくない生理的症状の研究、予防、制御、又は軽減に有
用である。
プロスタサイクリン及びプロスタサイクリン型化合物類
は、人間、うさぎ、ねずみを含めた咄乳類において血小
板凝集を抑制し血小板の接着性を減少させ、かつ血栓形
成を除去又は予防したい時にはいつでも有用である。
例えばこれら化合物は心臓血管系の梗塞の処置と予防、
術後血栓症の処置と予防、およびアテローム性動脈硬化
症、動脈硬化症、脂肪血症による血液凝固不全などの症
状、その他根底をなす病因が脂肪不均衡又は高脂肪血症
と組み合わされているような臨症状態の処置に有用であ
る。その他の生体内応用は、老人病患者の脳内局所貧血
の予防、及び心臓血管系の梗塞と脳卒中後の長期予防処
置を包含する。これらの目的には、これらの化合物を全
身的に、例えば静脈内、皮下、筋肉内、および持続作用
のためには無菌的移植片の形で投与する。特に緊急時の
急速な応答のためには、静脈内投与径路が好ましい。一
日当り体重Kg当り約0.01ないし約10ηの範囲の
投与量を使用するが、正確な投与量は患者叉は動物の年
令、体重、および症状、ならびに投与回数と径路による
。全血へのプロスタサイクリン及びプロスタサイクリン
型化合物の添加は、心肺機械に使われる全血の貯蔵のよ
うな試験管内応用を提供する。
そのほか、これらの化合物を含有する全血は、元の身体
に結合されているか、切離されて保存叉は移植のため準
備状態にあるか、又は新しい身体に結合されているかに
よらず、四肢と器官例えば心臓と腎臓に循環できる。こ
れら化合物類の存在により凝集血小板の閉塞が回避され
る。この目的には、化合物を全血ミリリツトル当り約0
.001ないし1.0tt7の恒常的全投与量で循環血
液へ給血者又は給血動物の血液へ、結合又は切離された
潅流身体部分へ、受血者へ、又はこれらの二つないし全
部へ、徐々に叉は一回ないし複数回で添加する。これら
の化合物はまた、血小板減少症の処置及び化学療法に使
用するため、血液から血小板の豊富な濃厚物をつくるの
にも有用である。プロスタサイクリン及びプロスタサイ
クリン型化合物類は平滑筋の刺激を起すのに極めて効力
がありまたその他の既知の平滑筋刺激剤、例えばオキシ
トシン、及び誘導体と類似体を含めた種々の麦角アルカ
ロイド類のような分娩促進剤を相乗化するのに高い活性
がある。
従つてこれら化合物は例えばこれらの既知平滑筋刺激剤
の代わりに、又はそれらの通常量より少量と組合わせて
、麻痺性腸閉塞症候の軽減に、妊娠中絶叉は分娩後のア
トニ一性子宮出血の抑制又は予防に、胎盤排出、及び産
褥期中の助剤に有用である。後者の目的には、中絶又は
分娩直後、毎分体重Kg当り約0.01ないし約50μ
tの投与量範囲で、望む効果が得られるまでこの化合物
が静脈内注入によつて投与される。その後の投与量は、
産褥期中に一日体重Kg当り0.01ないし2ηの範囲
で静脈内、皮下、又は筋肉内注射叉は注入によつて与え
られるが、正確な投与量は患者又は動物の年令、体重、
及び症状によつて変わる。プロスタサイクリン及びプロ
スタサイクリン型化合物類は、人間とある種の有用動物
、例えば犬と豚を含めた咄乳類において、過剰な胃液分
泌を減少叉は抑制し、それによつて胃腸の潰瘍形成を減
少又は回避し、かつ胃腸管にすでに存在する潰瘍の治癒
を促進する。
この目的には、これらの化合物は毎分体重Kg当り、約
0.1μ7の注入投与範囲で、叉は体重Kg当り約0.
01ないし約10〜の範囲の注射又は注入による一日合
計量で静脈内、皮下、又は筋肉内に注射又は注入される
が、正確な投与量は患者又は動物の年令、体重、症状、
及び投与回数と径路による。プロスタサイクリン及びプ
ロスタサイクリン型化合物は、抗炎症性プロスタグラン
ジン合成酵素抑制剤の全身投与から生ずる胃腸への望ま
しくない影響を減少するのに有用であり、またこの目的
にはプロスタサイクリン叉はプロスタサイクリン型化合
物および抗炎症性プロスタグランジン合成酵素抑制剤の
同時投与によつて使用される。
ねずみにおいてある種の非ステロイド系抗炎症剤で誘発
される潰瘍発生作用がPGEl、PGE2、PGE3、
13・14−ジヒトローPGEl及び対応する11−デ
オキシ−PGE及びPGA化合物類を含めたEおよびA
系のプロスタグランジンの同時的経口投与によつて抑制
されるという開示については、パートリツジ(Part
ridge)等、合衆国特許第3781429号を参照
。プロスタサイクリン及びプロスタサイクリン型化合物
は、例えばインドメタシン、フエニルブタゾン、および
アスピリンの全身投与により生ずる胃腸への望ましくな
い影響を減少させるのにも有用である。これらは、パー
トリッジらが非ステロイド系抗炎症剤として特記した物
質である。しかしこれらはプロスタグランジン合成酵素
抑制剤であることも知られている。抗炎症性合成酵素抑
制剤、例えばインドメタシン、アスピリン、叉はフエニ
ルブタゾンは、この技術に知られた任意の方法で炎症状
態の軽減のため、例えば任意の適量摂取と任意の既知O
全身投与径路によつて投与される。
プロスタサイクリン又はプロスタサイクリン型化合物は
抗炎症性プロスタグランジン合成酵素抑制剤と共に、同
じ投与径路又は別の径路のいずれでも投与される。
例えば米国特許第3545439号に記載されているよ
うに抗炎症性物質を経口投与する場合には、プロスタサ
イクリン又はプロスタサイクリン型化合物も経口投与す
るか、叉はその代わりに坐薬の形で直腸から、又は女性
の場合に坐薬の形で膣内に又は緩慢な放出のためには膣
内器具の形で投与される。その代りにもし抗炎症性物質
が直腸に投与されると、プロスタサイクリン又はプロス
タサイクリン型化合物も直腸に投与されるか又は代りに
経口的に投与される。更にプロスタサイクリン誘導体は
都合よく経口投与できるか、或は女性の場合には膣内投
与できる。投与経路が抗炎症性物質とプロスタサイクリ
ン又はプロスタサイクリン型化合物の両方に対して同じ
にされるときには、両方を単一適量型に組み合せること
は特に好都合である。本処置によるプロスタサイクリン
又はプロスタサイクリン型化合物の適量摂取′丸補乳類
の型、年令、体重、性別及び医学的状態、咄乳類に投与
される抗炎症性合成酵素抑制剤の本性と適量摂取、投与
される特定のプロスタサイクリン又はプロスタサィクリ
ン型化合物の感受性を含む、様々の因子によるであろう
例えば抗炎症性物質を必要とするすべての人が、この物
質を摂取するときに同じ胃腸の悪影響を経験するもので
はない。胃腸への影響&ζしばしばその種類と程度が実
質的に変るであろう。しかし抗炎症性物質の投与が人間
又は動物被検者に望ましくない胃腸への影響を起してい
ることを決定し、これら望ましくない影響を軽減し又次
で実質的に除くため、プロスタサイクリン又はプロスタ
サイクリン型化合物0汀効量を処方することは看護する
医師又は獣医の技術範囲である。プロスタサイクリン又
はプロスタサイクリン型化合物類は喘息の処置に有用で
ある。
例えばこれらの化合物は気管支拡張剤として、又は抗原
抗体錯体によつて活性化された細胞から放出されるSR
S−Aとヒスタミンのような調停器の抑制剤として有用
である。このためこれらの化合物類は、気管支喘息、気
管支炎、気管支拡張症、肺炎、および肺気腫のような症
状において発作を抑制し呼吸を容易にする。これらの目
的には、これらの化合物類は例えば錠剤、カプセル又は
液体の形で経口的に、坐薬の形で直腸から、緊急時には
静脈内投与が好ましいが、非経口的に皮下又は筋肉内に
、ネブライザ一用にエアゾル叉は溶液の形で吸入により
、又は粉末の形で通気によつてなど、種々の適量形式で
投与される。体重Kg当り約0.01ないし5ηの範囲
の投与量を一日1〜4回投与するが、正確な投与量は患
者の年令、体重、症状、および投与回数と径路による。
土の用途にはこれらのプロスタサイクリン叉はプロスタ
サイクリン型化合物類を、交感神経刺激剤(イソプロテ
レノール、フエニルエフリン、エピネフリン等)、キサ
ンチン誘導体類(テオフイリンとアミノフイリン)、お
よびコーチコステロイド類(ACTHとプレドニゾロン
)のようなその他の抗喘息剤と組合わせるのが有利であ
る。プロスタサイクリン又はプロスタサイクリン型化合
物類は、経口吸入叉はエアゾル吸入によつて人間の喘息
患者に効果的に投与される。
慣用のネブライザ一での経口吸入径路叉は酸素エアゾル
化による投与には、全溶液約100〜200重量部をつ
くるのに好ましくは薬物約1重量部の濃度で、プロスタ
サイクリン成分の希溶液をつくるのが好都合である。
溶液を安定化するか又は等張媒体とするために、全く慣
用的な添加物、例えば塩化ナトリウム、くえん酸ナトリ
ウム、くえん酸等を使用できる。吸人療法に適したエア
ゾル型で活性成分を投与するため、自己推進式適量単位
としての投与には、組成物はエタノールのような共溶媒
、風味材料及び安定剤と一緒に、(ジクロロジフルオロ
メタンとジクロロテトラフルオロエタンとの混合物のよ
うな)不活性推進剤中に懸濁された活性成分からなる。
共溶媒の代わりに、オレイルアルコールのような分散剤
も使用できる。エアゾル吸入療法技術を使用する適当な
手段は、例えば合衆国特許第2868691号に十分に
説明されている。プロスタサイクリン又はプロスタサイ
クリン型化合物類は、鼻の充血除去剤として人間を含め
た補乳類に有用であり、この目的には薬理学的に適当な
液体賦形剤又はエアゾル噴霧液としてのml当り約10
μ7ないし約10ηの投与範囲で、共に局所適用のため
に使用される。プロスタサイクリン又はプロスタサイク
リン型化合物類は、人間の末梢血管病の処置にも有用で
ある。
本明細書で用いられる用語の末梢血管病は、心臓以外の
任意の血管の病気、及びリンパ管の病気、例えば凍傷、
虚血性脳血管病、動静脈屡孔、虚血性四肢潰瘍、静脈炎
、静脈機能不全、壊痕、肝腎症候群、動脈管、非閉塞性
腸間膜虚血、動脈炎、リンパ管炎等を意味する。これら
の例は例示的なものとして包含されており、末梢血管病
の用語を限定するものと考えられてはならない。これら
の症状に対しては、プロスタサイクリン化合物は経口的
に、又は注射ないし注入によつて非経口的に静脈又は動
脈へ直接投与される。これらの化合物の適量をζ毎時当
り0.01〜1.0μyの速度での注入、又は一日当り
の注射即ち1日1〜4回の範囲内で投与されるが、正確
な投与量は患者の年令、体重、及び症状、並びに投与回
数と径路による。
処置は1〜5日続けられる。但し持続的な治療作用を確
保するには、普通3日で十分である。全身的影響叉は副
作用が認められる場合には、このような全身的影響又は
副作用が認められる限界値より下に投与量を下げる。従
つてプロスタサイクリン又はプロスタサイクリン型化合
物類は、先端部に循環機能不全をもつ者の先端部におけ
る末梢血管病の処置に有用であり、このような処置によ
り休息時の苦痛が軽くなり、潰瘍の治癒が誘発される。
人間の末梢血管病の性質と臨床的徴候、及びすでに知ら
れているプロスタグランジンによる処置法の完全な議論
については、南ア特許第74/0149号(タウエンド
・フアームドツク第58400V)を参照のこと。
またエリオツト(ElllOtt)等、ランセツト、1
月18日(1975年)、140〜142頁を参照。プ
ロスタサイクリン又はプロスタサイクリン型化合物は、
オキシトキシンの代わりに人間、牛、羊、豚を含めた妊
娠中の雌動物、又は約20週間から出産期までの胎児が
子宮内で死亡してしまつた妊娠動物分娩誘発に有用であ
る。この目的には、毎分体重Kg当り0.01ないし5
0μtの投与量で、分娩第二期すなわち胎児排出又はそ
の近くまで静脈内に化合物が注入される。雌動物が一週
間又はそれ以上予定日を過ぎていて自然な分娩が始まら
ない時や、羊膜が破裂して後12〜60時間を経てなお
自然な分娩が始まらない時には、これらの化合物類が特
に有用である。代りの投与径路は経口である。更にプロ
スタサイクリン又はプロスタサイクリン型化合物類&丸
人間を含めた排卵する雌補乳類の生殖周期を調節するの
に有用である。
排卵する雌咄乳類の用語によつて排卵するまで十分に成
熟して(・るが正常な排卵が止まるほど年老いていない
動物を意味する。この目的にはプロスタサイクリン化合
物を、有利にはほぼ排卵時に始まつてほぼ月経時又はそ
の直前に終る間に、雌咄乳類の体重Kg当り0,01〜
ないし約20ηの範囲の投与水準で全身的に投与する。
膣内および子宮内径路は代りの投与方法である。そのほ
か正常な咄乳類の妊娠期間の第一又は第二の3ケ月期間
に化合物の同様な投与により、胚又は胎児の排出が達成
される。プロスタサイクリン又はプロスタサイクリン型
化合物類は、更に産科学および婦人科学上の目的で妊娠
中および妊娠していない雌咄乳類に子宮頚部拡張を起す
のに有用である。
これらの化合物によつて起る分娩誘発と臨床的流産の場
合にも頚部拡張が認められる。不妊症の場合には、これ
ら化合物類で起る頚部拡張は子宮への精子移動を助ける
上で有用である。D1::.C(頚部拡張と子宮掻爬)
のような外科的な婦人科学においても、機械的な拡張は
子宮穿孔、頚部裂傷、叉は感染を起すかもしれないため
、プロスタサイクリン化合物類による頚部拡張が有用で
ある。組織検査のため拡張が必要な診断手順にもこれば
有用である。これらの目的にはプロスタサイクリン化合
物は局所的又は全身的に投与される。例えばプロスタサ
ィクリン化合物は成人女性の一回の処置当り約5ないし
50ηの投与量で、24時間当りに1〜5回の処置で経
口叉は膣内に投与される。
その代わりにこの化合物は一回の処置当り約1〜257
1!Fi!の投与量で筋肉内又は皮下投与される。これ
らの目的に対する正確な投与量は患者又は動物の年令、
体重および条件による。プロスタサイクリン及びプロス
タサイクリン型化合物類は更に家畜の流産催起剤(特に
飼育場の未経産雌牛用)として、発唐期検出の補助とし
て、及び発情期の規制又は同期化用に有用である。家畜
動物には馬、牛、羊及び豚を含む。発生期の規制又は同
時期化は、牧畜業者を予め決めた短い間隔で全部の雌動
物を交尾させることを可能とすることによつて、妊娠・
分娩のより能率的な管理を許容する。この同期化は自然
調節で得られるパーセンテイジよりも高いパーセンテイ
ジの生命誕生となる。プロスタサイクリン化合物を動物
当り0.1〜100ηの投与量で注射するか又は飼料中
に混ぜるかし、かつステロイドのようなその他の薬剤と
組合わせてよい。投与計画は処置される動物種によつて
変わる。例えば、雌馬にはプロスタサイクリン化合物を
排卵後5〜8日に与えると、発情期にもどる。牛K有利
には全部を同時に発情期にもつてくるためには、3週間
にわたつて規則正しい間隔で処置する。プロスタサイク
リン又はプロスタサイクリン型化合物類は、咄乳類の腎
臓における血流を増し、それによつて尿量とその電解質
含有量を高める。
このため、これらの化合物類頃腎機能障害、特に腎脈管
床の閉塞に関係するような症例の管理に有用である。例
としてこれらの化合物類は、広範囲の火傷から生ずる水
腫症状の軽減と補整、及びシヨツクの克服に有用である
。この目的には、まず体重K9当り10〜1000μ7
の範囲の投与量で静脈内注射により、叉は毎分体重K9
当り0.1〜20μ7の範囲の投与量で静脈内注入によ
り、望む効果が得られるまでこれらの化合物を投与する
のが好ましい。このあとの投与量は、一日体重Kg当り
0.05ないし2ηの範囲の静脈内、筋肉内、又は皮下
注射又は注入によつて与えられる。これらのプロスタサ
イクリン又はプロスタサイクリン型化合物類は、人間に
おける乾癖、アトピ一性皮膚炎、非特異的皮膚炎、原発
性刺激性接触皮膚炎、アレルギ一性接触皮膚炎、皮膚の
基底細胞と鱗細胞の癌、層状魚鱗臥表皮剥脱角化症、前
癌症の太陽誘導の表皮剥脱、非前癌症の表皮剥脱座癒お
よび指漏性皮膚炎、並びに家畜のアトピ一性皮膚炎と疹
癖を含む人問と家畜の増殖性皮膚病の処置に有用である
。これらの化合物はこれらの増殖性皮膚病の症状を軽減
する。例えば乾癖は鱗屑のない乾癖病巣の厚さがそれと
分るほど減少するか、叉は分るほどにではあるが不完全
にきれいになるか、又は完全にきれいになる時に軽減さ
れる。これらの目的には、これらの化合物は、適当な薬
学担体を含む組成物として、例えばペトロラタム、ラノ
リン、ポリエチレングリコール及びアルコールのような
局所用基材を使用する軟こう、ローシヨン、ペースト、
ゼリー、噴霧液、又はエアゾルとして局所用に塗布され
る。
活性成分としてこれらの化合物は組成物の約0.1ない
し約15重量覧好ましくは約0.5ないし約2%を構成
する。局所投与のほか、適当な無菌塩水組成物を使用し
て、皮膚内へ、病巣内叉は周囲へ、又は皮下へ注射して
よい。プロスタサイクリン又はプロスタサイクリン型化
合物類は、本明細書に参照によつて取入れられている合
衆国特蔚第3885041号に一般的に従う処置法及び
適量を使用して、膨張その他の不快な影響を含めた咄乳
類の慢性的炎症を抑制するための消炎剤として有用であ
る。
本発明の目的は、薬理学的活性をもつ新規生成物をつく
る方法を提供することである。
本発明は下記式の化合物を用いて出発し、〔式中、Lは
、低級アルキレンであり;Q2は、H/ ′II,.R
で ゛0H1又はR′3 ゝBHであり、こXで、R3
は水素又は1ないし4個の炭素原子のアルキルであり;
Rl6は、(こXで、Rl7は水素又は低級アルキルで
ある)であり;であり;R25は (こXで、CgH2gは低級アルキレンであり、R5と
R6は1〜4個の炭素原子のアルキルである。
)又は(こkで、Zはオキサ原子(−C−)又はCjH
2jを表わし、このCjH2jは低級アルキレンである
)であり、Xはトランス−CH−CHである。
〕(a)ヨウ素化の場合には25℃より低い温度でヨウ
素、ヨウ化カリウム及びアルカリ炭酸塩叉は重炭酸塩を
含有する水溶液系、又はアルカリ金属炭酸控の存在下に
ヨウ素を含有するジクロロメタンの有機溶媒系で、また
臭素化の場合にはN−プロムコハク酸イミドを用いてハ
ロゲン化環化を行なつて、下記式の化合物を生成せしめ
、(式中、R33はヨード叉はブロモであり、LlQ2
、Rl6、@)、R25およびXは上に定義したものと
同じであり、〜はα又はβ立体配置における結合を示す
);またハロゲン化環化の後、必要ならば任意にアミン
で処理して酸である化合物をアミド化してアミドを形成
させ、(b)上記工程a)の生成物を有機溶媒中で約1
5〜35℃に於て水素化トリブチル錫試薬で還元的脱ハ
ロゲン化に附して、下記の所望の環状エーテルを生成せ
しめ;また還元的脱・・ロゲン化の後必要ならば任意に
アミンで処理して酸である化合物をアミド化してアミド
を形成させまたは還元的脱ハロゲン化の後必要ならば酸
化プラチナの存在下にXの二重結合を水素添加し、必要
ならば生成物を分離する、諸工程からなる、下記式の環
状エーテルを製造する方法。
〔式中、L.Q2、0.R25、および〜は上に定義し
たものと同じであり、Rl6は一COORl7又は (ここでRl7は上に定義の通り、Rl8は水素、低級
アルキル、ベンジル又はフエニルであり、同じ又は異な
つたものである)であり、X5はトランス−CH=CH
一叉は−CH2−CH2−である〕に関するものである
炭素原子は、より長い又はより短かい側鎖中の炭素原子
が通常の規約に従つて「ノル」又は「ホモ」原子と名付
けられる以外は、プロスタン酸(1)のとおりに番号を
付けられる。
例を示すと、CgH28がトリメチレン、Q2が/HO
H,.Rl7がエチル、R5とR6が水素の時に、9−
デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一2・3・4−トリノ
ル一PGFlエチルエステルを表わす。
R25が−CH2Z〈●2であつて、 Q2 / がHOH,.Rl7がメチル、R5とR6が水素及びZ
がメチレンの時に、9−デオキシ−3・4−トランスー
ジデヒドロ一6ξ・9α一エポキシ一17−フエニノレ
一2・18・19・20−テトラノル一PGFlメチル
エステルを表わす。
Q2がR3OHlすなわちC−15ヒドロキシル基がア
ルフア立体配置で側鎖に結合する場合の化合物類につい
ては、C−15の立体配置は咄乳類組織から得られるP
GElのような天然に生ずるプロスタグランジン類の立
体配置と同じであ \る。
15−エピマー化合物類は、Q2がR3OHのときに表
わされ、名前につく適当な接頭語によつて「15−エピ
」又は「15β」といろいろに確定される。
この技術で知られたように、RとSの指定は隣りの置換
基に左右される。アール・エス・カーン(R.S.Ca
lln)等、J.Chem.Ed.4l巻116頁(1
964年)を参照。またシクロペンタン環がClOとC
llとの間で不飽和である場合の対応化合物類も含まれ
る。
また本明細書に明らかにされた化合物類には、Cl3−
Cl4のトランス−CH−CH一基が−CH2CH2−
で置換された場合の9−デオキシ−6・9−エポキシ化
合物が含まれる。更に本明細書で明らかにされた化合物
類には、C2カルボン酸、エステル叉は塩の基がで置換
されていみ暢合の9−デオキシ−6・9−エポキシ化合
物が含まれる。
単に例示であつて限定されないものとして次式の化合物
類がある。八これらの化合物には、〜がアルフア又はベ
ータ立体配置にある異性体類が含まれる。
これらの異性体の命名はC−6のα又はβ置換基とする
か、又は好ましくはR及びSの用法に従う。これについ
ては上に引用されたアール・エス・カーンを参照。ネル
ソン(NelsOn)、J.Medic.Chem.l
7巻911頁(1974年)を参照。これらの式は特定
的な光学異性体を表わすが、化合物類はその純粋な形ば
かりでなく、ラセミ混合物又はエナンチオマ一型の混合
物を含めた混合物についても特許請求する意図がある。
Rl7が水素の時には、薬理学的に受入れられる塩類が
本発明に含まれる。
上記目的に有用なこれらの化合物類の薬理学的に受入れ
られる塩類は、薬理学的に受入れられる金属陽イオン、
アンモニウム、アミン陽イオン、又は第四級アンモニウ
ム陽イオンによるものである。特に好ましい金属陽イオ
ンは、アルカリ金属、例えばリチウム、ナトリウム及び
カリウムから、またアルカリ土類金属、例えばマグネシ
ウム及びカルシウムから誘導されるものであるが、但し
その他の金属例えばアルミニウム、亜鉛及び鉄の陽イオ
ン型は本発明の範囲内に入る。
薬理学的に受入れられるアミン陽イオンは第一級、第二
級、又は第三級アミンから誘導されるものである。
適当なアミン類の例はメチルアミン、ジメチルアミン、
トリメチルアミン、エチルアミン、ジブチルアミン、ト
リイソプロピルアミン、N−メチルヘキシルアミン、デ
シルアミン、ドデシルアミン、アリルアミン、クロチル
アミン、シクロペンチルアミン、シンクロヘキシルアミ
ン、ベンジルアミン、ジベンジルアミン、α〜フエニル
エチルアミン、β−フエニルエチルアミン、エチレンジ
アミン、ジエチレントリアミン等、約18個までの炭素
原子を含有する脂肪族、脂環式、及び芳香脂肪族アミン
類、並びに複素環式アミン類、例えばピペリジン、モル
ホリン、ピロリジン、ピペラジン及びそれらの低級アル
キル誘導体類、例えば1−メチルピベリジン、4−エチ
ルモルホリン、1−イソプロピルピロリジン、2−メチ
ルピロリジン、1・4−ジメチルピペラジン、2メチル
ピペラジン等、並びに水に溶解するか又は親水性の基を
もつアミン類、例えばモノ一、ジ一及びトリエタノール
アミン、エチルジエタノールアミン、N−ブチルエタノ
ールアミン、2−アミノ−1−ブタノール、2−アミノ
−2−エチル−1・3−プロパンジオール、2−アミノ
−2−メチル−1−プロパノール、トリス(ヒドロキシ
メチル)アミノメタン、N−フエニルエタノールアミン
、N−(p一第三アミルフエニノ(ハ)ジエタノールア
ミン、ガラクタミイ、N−メチルグリカミン、N−メチ
ルグルコサミン、エフエドリン、フエニルエフリン、エ
ピネフリン、プロカイン等である。適当な薬理学的に受
入れられる第四級アンモニウム陽イオン類の例は、テト
ラメチルアンモニウム、エトラエチルアンモニウム、ベ
ンジルトリメチルアンモニウム、フエニルトリエチルア
ンモニウム等である。
新規5・6−ジヒドロープロスタサイクリン型化合物類
ベプロスタサイクリン又はプロスタサイクリン型化合物
に対して上に述べた同じ薬理学的性状を定量的にもつて
おり、上記と同じ目的に同じやり方で使用できる。
しかし、まつたく驚いたことには、これらの新規5・6
−ジヒドロープロスタサイクリン型化合物は、プロスタ
サイクリン様の生物学的応答を起す効力については実質
的により特異的である。従つて、これらO析規プロスタ
サイクリン類似体の各々は、上に示した薬理学土の目的
の少なくとも一つに対してプロスタサイクリンより有用
である。その目的に対して新規類似体を使用する結果、
同じ目的にプロスタサイクリンを使う時より、望ましく
ない副作用がより小さくなる。そのうえ、その持続的作
用のため、望んでいる結果を達成するのに、しばしば新
規類似体のより少ない使用回数及び使用量を用いること
ができる。これらの5・6−ジヒドロープロスタサイク
リン型化合物は、上記の生体内叉は試験管内応用で血小
板凝集の抑制に特に有用である。
生物学的応答の特異性、効力、及び作用期間の最適組合
せを得るには、本発明化合物の範囲内のある種の化合物
が好まれる。
例えばR3が水素又はメチルであるのが特に好ましい。
経口投与には、Rl6が であるのが好ましく、ここでRl8は水素、低級アルキ
ル、ベンジル又はフエニル、特に水素又は1〜4個の炭
素原子のアルキル、なかでも水素叉はメチルであり、両
Rl8は同じ又は別であることである。
R25が の時には、CgH28が2〜4個の炭素原子のアルキレ
ンであること、特にそれがトリメチレンであることが好
ましい。
R5とR6が水素、メチル、エチルであることが更に好
ましい。R5とR6が水素でない時には、R5とR6の
両方がメチルであるのが好ましい。R25がn−ペンチ
ルであるのが特に好ましい。zがCjH2jの時には、
CjH2jが、メチレン、又はエチレンであるのが好ま
しい。
R25がであるのが特に好ましい。であるのが好ましい
Lが一(CH2)3−、−(CH2)4一又は−(CH
2)5−、及び特に一(CH2)3−であるのが好まし
い。
本発明の環式エーテル類をつくる方法は 式 の化合物の還元性脱ハロゲン化による。
式中Lは低級アルキレン、Q2はH 〜 H,.R3 OHl /″ \ 又はR3OH(R3は水素又はC1〜4アルキル)、R
l6は−COORl7(Rl7は水素又は低級アルキル
)、CCgH2g CH3(CgH28は低級アルキレ ンでR5、R6はC1〜4アルキル)、叉はCH2−Z
−《 》(Zはオキサ(−0−)又はCjH2jでCj
H2jは低級アルキレン)、Xはトランス−CH−CH
−であり、〜はアルフア叉はベータ立体配置での結合を
示す。
図Hは、式LのPGF2。
型化合物が(a)・・ロゲン化及び環化されて式LXI
U化合物を生じ、化合物LXI[[が還元性脱ハロゲン
化にかけられて式LX[V′生成物を生ずる段階を示す
。図Hで用語は上の化合物LXl[.に対して定義され
ている。式L出発材料はプロスタグランジン類又はプロ
スタグランジン様材料で、この技術で知られているか、
又はこの技術で知られた方法によつて容易に入手できる
。[有]とQ2の水酸基が封鎖されているような化合物
を使用してよい。例えばPGF2aについては、合衆国
特許第3706789号を参照。
15−メチル−及び15−エチル−PGF2aについて
は、合衆国特許第3728382号を参照。
本発明以外の化合物で出発して反応を行う場合にも例え
ば16・16−ジメチル−PGF2aについては、合衆
国特許第3903131号を参照。16・16−ジフル
オロ−PGF2。
については、合衆国特許第3969380号を参照。2
−デカルボキシ一2−ヒドロキシメチル化合物について
は合衆国特許第3636120号を参照。
2−デカルボキシ一2−テトラゾリル誘導体については
、合衆国特許第3883513号と第3932389号
を参照。
2・3−ジデヒドロ−PGF2aについてはタウエンド
・フアームドツク46497Wとドイツ公開特許公報第
2460285号を参照。
11−デオキシ−11−ヒドロキシメチル−PGF2。
については合衆国特許第3931282号と第3950
363号を参照。16−メチレン−PGF2aについて
は、タウエンド・フアームドツク19594Wと合衆国
特許第3953495号を参照。
17・18−ジデヒドロ−PGF2(i化合物について
は、合衆国特許第3920726号を参照。
3−(叉は4−)オキサ−17・18−ジデヒドロ−P
GF2a化合物については、合衆国特許第392072
3号を参照。
15−オキソ一PGF2。
については、合衆国特許第3728382号を参照。
15−デオキシ PGF2。
については、タウエンド・フアームドツク第09239
Wを参照。11−デオキシ−15−デオキシ−PGF2
aについては、タウエンド・フアームドツク第0569
4U号と合衆国特許第3853951号を参照。
ω−ホモPGF2a化合物についてはタウエンド・フア
ームドツク第04728Wを参照。
2−デカルボキシ一2−アミノ−PGF2a化合物につ
いては、本明細書の調製例1を参照。
16−フエノキシ一17・18・19・20−テトラノ
ル一PGF2aについては、タウエンド・フアームドッ
ク第73279U号を参照。
17−フエニル一18・19・20−トリノル一PGF
2aについては、合衆国特許第3987087号を参照
13−シス一PGF2ctについては、合衆国特許第3
932479号を参照。
13・14−ジデヒドロ−PGF2aについては、ダウ
エントフアームドツク第20717X号と第59715
X号を参照。
11−デオキシ−PGF2aについては、タウエンド・
フアームドツク第10695V号を参照。
PGD2については、合衆国特許第3767813号を
参照。
2a・2b−ジホモ−PGF2aについて哄タウエンド
・フアームドツク第61412S号を参照。
3−オキサ−PGF2aについては、合衆国特許第39
23861号を参照。
3−オキサ−17−フエニル一18・19・20−トリ
ノル一PGF2aについては、合衆国特許第39312
89号を参照。
2・2−ジフルオロ−PGF2aについては、合衆国特
許第4001300号を参照。
11β一PGF2。
については、合衆国特許第3890371号を参照。
及び11β−17−フエニル一18・19・20−トリ
ノル一PGF2aについては、タウエンド・フアームド
ツク第13090X号を参照。図Hの段階aで、出発材
料Lを・・ロゲ7化及び環化にかけると、式LXハロ化
合物を生ずる。
関連する環化手順については、スタニネツツ(Stan
inets)及びシロブ(ShilOv)、Chem.
Abs.64巻12625h頁(1966年)を参照。
ヨード化には、沃素、沃化カリウム、及びアルカリ炭酸
塩又は重炭酸塩を含有する水溶液系、又はアルカリ金属
炭酸塩の存在下に沃素を含有す,るジクロロメタンのよ
うな有機溶媒系が用いられる。反応は25℃より低温で
、好ましくは約0〜5℃で10〜20時間実施される。
次に亜硫酸ナトリウムと炭酸ナトリウムとで反応を停止
させ、式LX化合物を反応混合物から分離する。臭素化
には、N−プロモサクシンイミドが用いられる。フイー
ザ一等「有機合成試薬」第十巻74及び78頁、第四巻
51頁、ジヨン・ウイリ一・アンド・サンズ社、ニユー
ヨーク、を参照。図Hの段階bで、ハロ化合物LXnI
を還元性脱ハロゲン化にかける。
有用な試薬は水素化トリブチル錫である。特に好ましい
ものは、塩化トリフ 4チル錫と水素化アルミニウムリ
チウムとから新しくつくられる水素化トリブチル錫であ
る。反応は、ベンゼンのような溶媒中で、約15〜35
℃で行なわれ、TLCによつて監視される。次に、任意
の封鎖基はこの技術で知られた方法によつて除去され、
生成物は本明細書で記載の、叉はこの技術で知られた方
法、例えばシリカゲル上のクロマトグラフイによつて単
離される。
式LXVI[のアミド類をつくる好ましい方法は、図1
に示す段階による。
ハロ酸LXVはアミドLXVIに転化され、次に還元性
脱ハロゲン化により式LXアミドに転化される。アミト
イヒをするにはアセトニトリルとアンモニア又はアルキ
ルアミンで処理し約25℃に温まるようにして行う。図
1で、Rl8は水素、低級アルキル、ベンジル又はフエ
ニルで、同じ又は別のものである。またCl3−Cl4
基が−CH2−CH2−である基は大気圧に於ける酸化
プラチナの存在下での又は木炭上等のパラジウム触媒の
存在下での二重結合の水素添加により得られる。
実施例 1 9−デオキシ−6ζ・9α一エポキシ一PGFlメチル
エステル混合異性体1.図H参照。
最初に式L・・口化合物が製造される。10dのメタノ
ール中のPGF2。
、11・15−ビステトラヒドロピラン一2−イルエー
テル(2.17)の溶液が20dのジアゾメタンのジエ
チルエーテル溶液で約25℃で15分間メチルエステル
への変換がなされる。その後、混合物は油に濃縮される
。生じる11・15−ビステトラヒドロピラン一2−イ
ル一PGF2aメチルエステル(2.07)の23m1
の水中に懸濁されたものは、重炭酸ナトリウム(0.7
7)で処理され氷浴中で冷やされる。生じる溶液に、ヨ
ウ化カリウム(1.937)とヨウ素(2.28f)が
加えられ、攪拌が16時間約0℃で続けられる。その後
10m1水中の亜硫酸ナトリウム(1.66?)と炭酸
ナトリウム(0.767)が加えられる。数分後に混合
物はクロロホルムで抽出される。有機層は塩水で洗われ
、硫酸ナトリウム上で乾燥され、濃縮されて主として式
LXヨード化合物をビス(テトラヒドロピラン一2−イ
ルエーテル)の混合異性体2.27の油として生成し、
これはRfO.75(A−系中のシリカゲルTLC)で
ある。2.土の式LX9−デオキシ−6ξ・9α一エポ
キシ一5−ヨード−PGFlメチルエステル、ビステト
ラヒドロピラニルエーテル(2.27)が15m1のベ
ンゼン中に溶解され、15m1の水素化トリブチル錫エ
ーテル溶液(塩化トリブチル錫及び水素化アルミニウム
リチウムから新たに調製され、約0.1457/ml含
む)で20分間かけて滴下添加により処理され、約30
分後追加の20m1のエーテル中水素化トリブチル錫が
加えられ1時間攪拌が続けられる。
反応混合物は濃縮される。上の残留物は主に式LX[V
′メチルエステルのビステトラヒドロピラニルエーテル
であるが次の様に表題化合物に変換される。
油性残溜物は40m1の酢酸一水−テトラヒドロフラン
(20:10:3)で約16時間25℃で処理される。
次いで250m1のトルエンが加えられ混合物は濃縮さ
れ、この手順が再度繰返される。残溜物は再び40m1
の酢酸一水−テトラヒドロフラン(20:10:3)中
で40〜45℃で2時間処理され、250m1のトルエ
ン中に取込まれ、濃縮される。残渣は257n1のジク
ロルメタン中に溶解され、シリカゲルクロマトグラフイ
一にかけられて酢酸エチル(50〜80%)−スケリソ
ルブBで溶離される。一つのフラクシヨン0.77yは
再びシリカゲルクロマトグラフイ一にかけられアセトン
(20〜40%)−ジクロルメタンで溶離され、式一9
−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一PGFlメチルエ
ステル混合異性体0.197を生成し、これは、Rfは
0.26(酢酸エチル中のシリカゲルTLC)であり、
〔(1D+27中(クロロホルム)、NMRピークは0
.9、1.15−2.8、3.3−4.4、3.8、4
.63及び5.65〜5.85δ、また質量スペクトル
のピークは(TMS誘導体)512、497、481、
441、391、351、325、及び323、また高
分解質量スペクトルピークは512.3333に有する
。3.上の式メチルエステルは式酸に次の様に変換され
る。
30m1のメタノール中のメチルエステル(1.07)
の溶液が20m1の3N水酸化カリウムで約25℃で1
.5時間処理される。
その後、混合物はPHlに45m1の2N硫酸水素カリ
ウムを用いて酸性とし50m1の水で希釈される。混合
物は塩化ナトリウムで飽和され酢酸エチルで抽出される
。有機層は塩水で洗われ、硫酸ナトリウムで乾燥され、
濃縮されて式一遊離酸を含む油を生成しこれは徐々に結
晶化する。生成物はシリカゲルクロマトグラフイ一にか
けられ、アセトン(30〜50%)−ジクロルメタンで
溶離し、表題化合物9−デオキシ−6ξ・9α一エポキ
シ一PGFl。、混合されたより極性の小さいのとより
極性の高い異性体0.847を生成し、融点、79.2
〜84.5℃であり、赤外吸収を3340、32201
2620、1715、1695、136011320、
1235、121011080、9901975及び9
50CTI1−1に有し、00+28(クロロホルム)
及び質量スペクトルピーク(TMS誘導体)を555、
499、4801465、409及び173に、また高
分解質量スベクトルビークは570.3569に有する
実施例1の手順に従うがPGF2a、11・15−ビス
テトラヒドロピラン一2−イルエーテル出発物質を次の
式L″化合物又はそれらのC−11及びC−15エーテ
ルに置換えて、対応する式LX[[[ ヨード化合物が
得られる。15−メチル−PGF2a l5−エチル−PGF2a l6・ 16−ジメチル−PGF2ct l6・16−ジフルオロ−PGF2a l6−フエノキシ一17・18・19・20ーテトラノ
ル一PGF2。
l7−フエニル一18・19・20−トリノル一PGF
2α11−デオキシ−PGF2a 2a・2b−ジホモ−PGF2。
3−オキサ−PGF2a 3−オキサ−17−フエニル一18・19・20−トリ
ノル一PGF2aその後、実施例1の還元的脱・・ロゲ
ン化手順及びそれに続く生成物のまとめ上げに従い、対
応する式LXIV生成物がより極性の小さい及びより極
性の高い異性体混合物として得られる。
9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一15−メチル−
PGFl9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一15一
エチル一PGFl9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ
一16・16−ジメチル−PGFl9−デオキシ−6ξ
・9α一エボキシ一16・16−ジフルオロ−PGFl
9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一16一フエノキ
シ一17・18・19・20−テトラノル一PGFl9
−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一17−フエニル一
18・19・20−トリノル一PGFl9−デオキシ−
6ξ・9α一エポキシ一11デオキシ−PGFl9−デ
オキシ−6ξ・9α一エポキシ一2α・2b−ジホモ−
PGFl9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一3−オ
キサ−PGFl9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一
3−オキサ−17−フエニル一18・19・20一トリ
ノル一PGFl大施例 2 9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一PGFlメチル
エステル混合異性体(実施例1の中の化合物)1.図H
参照。
またO上のR4及びQ2を水素であると考える。最初に
式LX[[[・・口化合物が製造される。125m1の
ジクロルメタン中のPGF2。
のメチルエステル(9.0f7!)の、氷浴中で冷却さ
れた、溶液が無水炭酸ナトリウム(5.3y)及びヨウ
素(6.35y)で処理され1時間攪拌される。そこで
16時間攪拌をしている間に25℃にまで温まるままに
される。反応混合物は250m1のジクロルメタンで希
釈され、次いで100m11の10%水性亜硫酸ナトリ
ウムが加えられる。ヨウ素の色が消失した時有機層は分
離され、水相はジクロルメタンで抽出される。有機層は
合わせられ、塩水で洗われ、硫酸ナトリウム上で乾燥さ
れ濃縮される。生じる油13.57はシリカゲルクロマ
トグラフイ一にかけられアセトン(20〜50%)−ジ
クロルメタンで溶離して式Lの9−デオキシ−6ξ・9
α一エポキシ一5−ヨード−PGFlメチルエステル混
合異性体4.76yを生成し、これはRfO.4O(ア
セトンージクロルメタン(3:7)中のシリカゲル上T
LC)、〔司D+227(クロロホルム)、質量スペク
トルピーク(TMS誘導体)を623、567、548
、517、511、477、451、521、199及
び173に、また高分解能質量分析ピークを638.2
314に、赤外吸収ピークを338012960129
40、2860117401144011365、12
3011195、1175、1075、1055及び1
020c7n−1に有する。
2.次に上記表題化合物がつくられる。
10m1のベンゼン中の上記式LX[[[5−ヨード化
合物(0.987)の溶液が約15℃で5m1の2・2
ーアゾビス−(2−メチルプロピオニトリル)で処理さ
れ、4m1のジエチルエーテル中の0.587の水素化
トリブチル錫の溶液が約2分間かけて滴下添加される。
混合物は約25℃まで1.25時間攪拌する間に温まる
に任かされる。別の分量の水素化トリブチル錫(0.5
87)が加えられ攪拌は0.75時間続けられる。反応
混合物は濃縮され、次に25m1のスケリンルブB及び
25miの水で希釈され、0.5時間攪拌され珪藻土を
通して▲過される。水性層は有機層の水性洗液と共に5
0m1の酢酸エチルと混合され、塩化ナトリウムで飽和
さ枳 0.5時間攪拌される。有機層は水層の酢酸エチ
ル洗液と共に、叉スケリソルプB中の溶液を含めて硫酸
ナトリウム上で乾燥され濃縮される。生じる油はシリカ
ゲルクロマトグラフイ一にかけられ、アセトン(25〜
50%)−ジクロロメタンで溶離して上記表題化合物混
合異性体0.487を生成し、これは実施例1の生成物
と同じ性質を有している。実施例 3 9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一17−フエニル
一18・19・20−トリノルPGFlメチルエステル
混合異性体1.図Hを参照。
最初に式LX[I[ 5−ヨード化合物が製造される。
25m1のジクロロメタン中の17−フエニル一18・
19・20−トリノル一PGFlctメチルエステル(
2.3f)の、氷浴中で冷やされた溶液が無水炭酸ナト
リウム(1.06y)及びヨ一素(1.277)で処理
され1時間攪拌される。
然る後混合物は25℃まで16時間攪拌する間に温まる
に任かされる。反応混合物は50m1のジクロルメタン
で希釈され、20Tn1の10%水性亜硫酸ナトリウム
で処理される。ヨウ素の色が消失した後、有機層はジク
ロルメタンによる水性層の有機の抽出物と一緒に乾燥さ
れ淡黄色油2.647に濃縮される、油はシリカゲルク
ロマトグラフイ一にかけられ式LX9−デオキシ−6ξ
・9α一エポキシー5−ヨード−17−フエニル一18
・19・20−トリノル一PGElメチルエステル混合
異性体1.57tを生成し、これはRfO.24(アセ
トンージクロルメタン(3:7)中のシリカゲルTLC
)と、NMRピークを1.5〜2.1、2.1〜2.8
、3.5、3.66、3.7〜4.2、4.3〜4.6
、5.4〜5.7及び7.2δに、質量スベクトルピー
ク(TMS誘導体)を657、582、567、545
、477、455、389、377及び259に、又赤
外吸収を339011735、160011495、1
455、1435、136011305及び975に有
する。)..次に上記表題化合物が造られる。
9WL1のベンゼン中の上記式LXnI5−ヨード化合
物(1.07)の溶液が3ηの2・2−アゾビス−(2
一メチルプロピオニトリル)で処理され、この冷混合物
に10TI11の水素化トリブチル錫(新しく製造され
約0.145/ml含有)のエーテル溶液が約5分間か
けて滴下添加される。
混合物は22〜25℃に温まるに任かされTLCで反応
完了が示されるまで約45分間攪拌される。混合物は濃
縮され、残留物は25m1のスケリソルブB及び25m
1の水と共に0.5時間攪拌される。水層はスケリソル
ブB層の水洗液と共に塩化ナトリウムで飽和され酢酸エ
チルで抽出される。有機層は水層の酢酸エチル抽出物と
共に乾燥され油0.877に濃縮される。油はシリカゲ
ルクロマトグラフイ一にかけられてアセトン(20Oソ
〜50%)−ジクロルメタンで溶離されて、上記表題化
合物極性の高い異性体と低い異性体の混合物0.568
7を生成し、これはRfO.17(アセトンージクロル
メタン(3:7)中のシリカケルTLC)と、NMRピ
ークを1.2〜2.9、3.69、3.7〜4.6、5
.4〜5、65及び7.2δに、質量スペクトルピーク
を546、531、515、456、441、432、
425その他に、また赤外吸収を340011735、
1495、14501 1435、750その他の?−
1に有する。
実施例 4(1) (1) 5ξ−ヨード−9−デオキシ−6ξ・9α−エ
ポキシ−PGF1混合異性体(式LXm[R16は−C
OOH)25mlのメタノ一ル中の式LX■ 5ξ−ヨ
ード−9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシーPGF1
メチルエステル混合異性体(実施例21.007)の溶
液がO℃で20mlの3N水酸化ナトリウム水溶液で処
理される。
15分後、冷却浴は除かれ攪拌が2時間続けられる。
砕き氷が硫酸水素カリウム水溶液と一緒に加えられて酸
性にされる。混合物は酢酸エチルで抽出され有機層は塩
水で洗浄され硫酸マグネシウム上で乾燥され濃縮される
。残留物は酸洗浄シリカゲルを用いて、シリカゲルクロ
マトグラフイーにかけられ、アセトン(40〜100%
)一塩化メチレンで溶離される。表題化合物の混合異性
体からなるものが得られ、これは0D−+200(c=
O.992クロロホルム中)を有し、赤外吸収を336
0、2920、286012640,17301171
0、1455、1410、1380、1235、118
5、1075、1050及び970cln−1に有し、
また質量スぺクトルのピークを696.2554、68
1、625、606、569、535、479及び17
31lC有する。実施例 5 (1) (5S・6S)−5−ヨード−9−デオキシ−
6・9α一エポキシ−PGF1メチルエステル、より極
性の小さい異性体、及び(5R・6R)−5−ヨード−
9−デオキシ−6・9α−エポキシ−PGF1メチルエ
ステル、より極性の大きい異性体(式LX■)60ml
の水中のPGF2aのメチルエステル3.O7の懸濁液
が炭酸ナトリウム(1.7y)で処理され氷浴中で冷却
される。
生じる溶液中にヨウ化カリウム(2.77)及びヨウ素
(4.147)が加えられ攪拌が3時間約0℃で続けら
れる。その後、亜硫酸ナトリウム(2.57)及び炭酸
ナトリウム(0.8y)が加えられ混合物が脱色される
。数分後に混合物はクロロホルムで抽出される。有機層
は塩水で洗われ、硫酸ナトリウム上で乾燥され、濃縮さ
れて表題化合物の混合異性体の油を生成し、これは更に
シリカゲルクロマトグラフイーで塩化メチレン(15〜
50%)−アセトンで溶離して精製され、より極性の小
さい(5S・6S)表題化合物0.297を生成し、こ
れはRfO.44(酢酸エチル中のシリカゲルTLC)
を有し、又より極性の大きい(5R・6R)表題化合物
は3.36yを生成し、これはRfO.41(酢酸エチ
ル中シリカゲルTLC)を有する。辷施例 5 2) 9−デオキシ−6・9α一エポキシ−PGF1、
メチルエステル、より極性の小さい異性体及びより極性
の大きい異性体図Hを参照。
3mlの無水エタノ一ル中の式LX[[[ヨードエーテ
ルのより極性の小さい異性体(実施例5(1)、O.2
47t)の溶液が塩化トリブチル錫(0.12y)、次
に3mlの無水エタノ一ル中の水素化ホウ素ナトリウム
(0.0507)の新しく造られた溶液で処理される。
45分後、反応混合物は酢酸エチルと水で希釈される。
有機層は分離され、洗浄され乾燥され、油0.14yに
濃縮され、これは融点77〜7℃で、(ロ)D−+13
°(C=O.8245、クロロホルム中)、NMR(−
0−7 5.55、3.7〜4.5、3.7、4.5、
3.1、2.1〜2.5及び0.98にRfO.40(
アセトンー塩化メチレン(1:1)中シリカゲルTLC
)を有する。同様に上記の手順に従うがより極性の大き
い式LXIIヨードエーテルから出発して油0.14y
が得られ、これはジエチルエーテルーヘキサンで結晶化
され、融点約26℃、0D=+23°(C=0.981
5、クロロホルム中)、本質的に上記極性の小さい異性
体のものと同じNMRピーク、RfO.37(アセトン
ー塩化メチレン1:1中のシリカゲル上TLC)、質量
スペクトルピーク512、3356、497、481、
441、391、及び173を有する。実施例 4 (2) 9−デオキシ−6・9α一エポキシ一PGFl
アミド、より極性の小さい及びより極性の大きい異性体
(式XXVII)1.図1参照。
最初に式LXVI5−ヨード−9−デオキシ−6・9α
一エポキシ一PGFlアミド、より極性の小さい及びよ
り極性の大きい異性体が製造される。50meのアセト
ン中の式LXVヨード−エーテル酸、混合異性体(実施
例4(1)、5.0y)の溶液)が約−10℃に冷却さ
れ3.0m1のトリエチルアミン及び3.0m1のイソ
ブチルクロルホルメートで処理される。
5分後、100m1のアンモニアで飽和されたアセトニ
トリルが加えられ、反応混合物は約25℃に温まるよう
にしておく。
混合物は沢過され沢液は濃縮される。残留物は酢酸エチ
ルと水中に取り入れられる。有機層は水洗され硫酸マグ
ネシウム上で乾燥され、濃縮される。残留物はシリカゲ
ルクロマトグラフイ一にかけられアセトン(25〜10
0%)一塩化メチレンで溶離される。式LXVlIヨー
ド−エーテルアミドのより極性の小さい異性体が0.0
27得られこれはRfO.4O(アセトン中シリカゲル
TLC)を有し、又、より極性の小さい及びより極性の
大きい異性体混合物のフラクシヨン2.27が得られ、
またより極性の大きい異性体1.5yが得られ、これは
RfO.37(アセトン中シリカゲルTLC)を有し、
赤外線吸収を32501315011660、1610
、1085、1065、1050及び965(71L−
1に、またNMRピークを6.4、5.5、3.5〜4
.7及び0.9δに持つ。
2.15m1のエタノール中の式−LX5−ヨード−9
−デオキシ−6・9α一エポキシ一PGFlctアミド
混合異性体(上記実施例4(2)−1、0.48y)の
混合物が約25℃で約0.5m1の塩化トリブチル錫と
5m1のエタノール中の水素化ホウ素ナトリウム(0.
10y)の混合物で処理される。
反応はTLC(アセトン申のシリカゲル)゜6旦跡され
る。約30分後追加の0.75mtの塩化トリブチル錫
が加えられ、そして更に45分攪拌の後、0.15yの
水素化ホウ素ナトリウムが加えられる。更に1時間の後
反応はRf−0.49で示される様に完了する。反応混
合物は氷と水で希釈され酢酸エチルで抽出される。有機
層は塩水で洗われ、乾燥され、濃縮される。残渣はシリ
カゲルクロマトグラフイ一にかけられアセトン(50〜
100%)一塩化メチレンで溶離される。極性の小さい
ものとより極性のものの混合物からなるフラクシヨン0
.177が得られ、それとより極性の高い異性体0.1
87からなる別のフラクシヨンが得られる。より極性の
小さい異性体はRfO.46(アセトン中で2回シリカ
ゲル上で行つたTLC)を有する。より極性の大きい異
性体はRfO.43(アセトン中2回シリカゲル上で行
つたTLC)と赤外吸収3275、3060、1680
、1640116101130011275、1225
、1160、113011080、1045、970、
910及び775CT1t−1。
辷施例 6 9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一PGFlメチル
アミド混合異性体(式LXVI[:ーつのRl8は水素
他方のR,8はメチル)1.図1参照。
最初に式LXVI5ξ−ヨード−9−デオキシ−6ξ・
9α一エポキシ一PGFlメチルアミド混合異性体が製
造される。50m1のアセトン中の式LX〜″ 5ξ−
ヨード−9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一PGF
l混合異性体(参考例15、4.667)の溶液が1.
42m1のトリエチルアミンで処理され−5℃に冷却さ
れる。
そこで1.3m1のクロル蟻酸イソブチルがO℃で5分
間攪拌しながら加えられ次にアセトニトリル中3.Mメ
チルアミン25dが加えられる。溶液は20分間以上攪
拌され、その間約25℃に温められる。混合物は沢過さ
れ濃縮される。油性残留物は塩化メチレンとすりつぶさ
れ沢過されて沈殿が除かれる。沢液はシリカゲルクロマ
トグラフイ一にかけられアセトン(50−90%)一塩
化メチレンで溶離されて5ξ−ヨード−9−デオキシ6
ξ・9α一エポキシ一PGFlメチルアミド混合異性体
3.45tを生成し、これはNMRピークを6.3、5
.4〜5.7、3.2〜4.7、2.78及び0.7〜
2.65δに有する。
2.15m1のメタノール中の上記式5ξ−ヨード−9
−デオキシ6ξ・9α一エポキシ一PGFlメチルアミ
ド混合異性体(0.677)が約25℃で1.5m1の
塩化トリブチル錫で処理され、その後水素化ホウ素ナト
リウム(0.357)が15分以内に滴下添加される。
1時間後に追加の0.75m1の塩化トリブチル錫が加
えられ攪拌が16時間続けられる。
次いで別の0.157の水素化ホウ素ナトリウムが加え
られ攪拌が15分間続けられる。反応混合物は75m1
の塩水で希釈され、酢酸エチルで抽出される。有機層は
分離され塩水で洗われ硫酸ナトリウムで乾燥され濃縮さ
れる。残留物はシリカゲル上でクロマトグラフにかけら
れアセトン(25〜75%)一塩化メチレンで溶離され
表題化合物を混合C−6異性体として0.467生成し
、これは質量スペクトルピークを511.3520に、
またNMRピークを6.7、5.3〜5.7、3.3〜
4.6、2.76及び0.7〜2.6δに持つ。実施例
7 9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一PGFlベンジ
ルアミド混合異性体(式LXVl;一つのRl8は水素
でもう一方のRl8はベンジル)1.図1参照。
実施例6の手順に従い、最初に式LXVI5ξ−ヨード
−9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一PGFlベン
ジルアミド混合異性体が製造される。4.66yの式L
W5ξ一ヨード一9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ
一PGFl混合異性体及び1.08tのベンジルアミン
がメチルアミンの代わりに使われる。
粗生成物はシリカゲル上クロマトグラフにかけられアセ
トン(50〜70%)一塩化メチレンで溶離され、5ξ
−ヨード−9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一PG
Flベンジルアミド混合異性体4.17が生成し、これ
はNMRピークを7.3、6.6、5.3〜5.7及び
3.5〜4.6δに有する。2.例6−2の手順に従い
、上の式LXVI化合物が塩化トリブチル錫及び水素化
ホウ素ナトリウムで反応がTLCで完了したと示される
まで処理される。
シリカゲルクロマトグラフイ一は表題化合物を混合C−
6異性体として0.22y生成し、これは質量スペクト
ルピークを659.4204、644、588、569
、221及び173に有する。
辷施例 8 9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一PGFlアニリ
ド混合異性体(式LX:ーつのRl8は水素で他方のR
l8はフエニル)1.図1参照。
実施例6の手順に従い、最初に式LX5ξ−ヨード−9
−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一PGFlアニリド
混合異性体が製造される。
4.66yの式LXV5ξ−ヨード−9−デオキシ−6
ξ・9α一エポキシ一PGFl混合異性体と0.947
のアニリンが使用される。
粗生成物はシリカゲル上のクロマトグラフイ一にかけら
れアセトン(10〜50%)−塩化メチレンで溶離され
、5ξ−ヨード−9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ
一PGFlアニリド混合異性体4.0tを生成し、これ
はNMRのピークを8.4、6.9〜7.7、5.3〜
5.7及び3.4〜4.78δに有する。2.実施例6
−2の手順に従い上の式LXVI化合物が塩化トリブチ
ル錫及び水素化ホウ素ナトリウムで、反応がTLCで示
される様に完了するまで処理される。
シリカゲルクロマトグラフイ一は表題化合物を混合C−
6異性体0.29fとして生成し、これはマススペクト
ルピークを645.4033、630、574、555
、540及び514に有する。
起施例 9 1) 5ξ−フロモー9−デオキシ−6ξ・9α一エポ
キシ一PGFlメチルエステル混合異性体(式LXII
I)及び9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一PGF
,メチルエステル混合異性体(式)1.図H参照。
25m1の塩化メチレン中のPGF2a、メチルエステ
ル(1.007)の溶液が約0℃でN−プロムサクシン
イミド(0.50y)で処理され、これは3分内に分量
に分けて加えられる。
更に10分攪拌反応はTLCで示される様に完了する。
(酢酸エチル中シリカゲル上)。溶液は亜硫酸ナトリウ
ム水溶液と水とで洗われ、硫酸マグネシウム上で乾燥さ
れ濃縮される。無色の油状残留物はシリカゲル上でクロ
マトグラフイ一にかけられ、アセトン(20〜40%)
一塩化メチレンで溶離されて式LxnI5−ブロモ表題
化合物の混合異性体1.187を生成し、これは無色の
油で質量スペクトルピークを575.2203、559
、519、511、510、5001469、429、
403、199及び173に有し、又NMRスペクトル
は5.5、4,55、3.4〜4.2、3.65及び0
.9δである。
2.然る後に実施例2−2の手順に従いその実施例の式
LX5−ヨード化合物を上記式LXlI5−ブロモ化合
物で置換え、表題化合物が得られる。
実施例 10 9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一13・14−ジ
ヒドロ−15−デオキシ−PGFlメ/ \チルエステ
ル(Q2はHHまたX5は −CH2CH2−)と9−デオキシ−6ξ・9α−エポ
キシ−13・14−ジデヒドロ−PGFlメチルエステ
ル(Q2はf ′0HまたX5は一CH2CH2−)3
m1のメタノール中の9−デオキシ−6ξ・9α一エポ
キシ一PGFlメチルエステル(実施例2、10ηと評
価される)の溶液が、大気圧で酸化プラチナの存在下に
於て出発物質が最早TLCで存在確認できなくなるまで
水素添加される。
表題化合物式XXXIVl5−デオキシ化合物が得られ
、これはRfO.6O(アセトン一塩化メチレン(3:
7)中のシリカゲルTLC)を有し、また質量スペクト
ルピークを426、336、311及び221に有する
。また式XXXIV9−デオキシ−6ξ・9α一エポキ
シ一13・14−ジヒトローPGFlメチルエステルが
得られ、これはRfO.24(アセトン一塩化メチレン
(3:7)中のシリカゲル上のTLC)を有し、また質
量スペクトルのピークを443、425、424、41
4、409、399、393、353、334、309
、267、219、199、177及び173に有する
。実施例 11 9−デオキシ−6 ・9α一エポキシ一15(S)−1
5−メチル−PGFlアミド、より極性の大きい異性体
(R3,は−C−N(R,8)2でR,8は水素)10
m1のアセトン中の式9−デオキシ−6・9α一エポキ
シ一15(S)−15−メチル−PGFl、より極性の
大きい異性体(0.50V)の溶液が、約−10℃に冷
却され0.3m1のトリエチルアミンと0.3dのクロ
ル蟻酸イソブチルで処理される。
5分後、10m1のアンモニアで飽和されたアセトニト
リルが加えられ反応混合物は10分内に約25℃まで温
ま゛るまXにされる。
混合物は▲過され沢液は濃縮される。残留物は酢酸エチ
ルに取り入れられ水洗され硫酸マグネシウム上で乾燥さ
れ濃縮される。残留物はシリカゲルクロマトグラフイ一
にかけられ、アセトン(40〜100%)−塩化メチレ
ンで溶離され表題化合物の無色油0.43tを生成し、
これはRfO.l4(メタノール一酢酸一クロロホルム
(5:5:90)中のシリカゲル上TLC)を有し、ま
た4.2及び0.9δを有し、赤外線吸収を33601
3220、1670、162011460114101
138011225、1125、1075、1060及
び975?−1に持つ。
実施例11の手順に従うが9−デオキシ−6・9α一エ
ポキシ一15(S)−15−メチル−PGFlのより極
性の小さい異性体で出発して9−デオキシ−6・9α一
エポキシ一15(S)−15−メチルーPGF,アミド
のより極性の小さい異性体が得られる。
実施例 12 9−デオキシ−6・9α一エポキシ一16・16−ジメ
チル−PGFlメチルエステル、より極性の高い異性体
1.図Hを参照。
先づ式LXl[[の5−ヨード化合物がつくられる。
塩化メチレン35m1と飽和重炭酸ナトリウム35m1
中の16・16−ジメチル−PGF2。、メチルエステ
ル(合衆国特許3954833)1.857の混合物を
氷浴中で冷却し、塩化メチレン89m1中のヨード1.
42f!を15分間にわたり添加して処理する。混合物
を1時間かきまぜる。有機相を分離し、亜硫酸ナトリウ
ムと塩水で洗い(クロロホルムで逆洗),乾燥して油2
.94yまで濃縮する。生成物はシリカゲル土でクロマ
トグラフイ処理し、酢酸エチル(50〜100%)−ス
ケリソルブBで溶離すると、5−ヨード化合物の混合し
たC−5異性体2.407を生成する。
Rfは0.37(酢酸エチル(60%)−ヘキサン中の
シリカゲル上のTLC)。赤外線吸収は3420、17
35、12601123011195、1170、10
90、1075、1050、1020及び1000CT
fL−1にあり、又NMRピークは3.65、5.5、
4.5及び0.9δにある。.上記1の生成物2.40
yの無水エタノール40m1、中の溶液を、塩化トリブ
チル錫2.5m1と無水エタノール20m1中の水素化
ほう素ナトリウム0.57の溶液で処理する。混合物を
約25℃で2.5時間かきまぜる。次で混合物が酸P+
:(PH約3)となるまで希塩酸を注意深く加え、混合
物を約1/3容量まで濃縮する。水を加えて混合物を酢
酸エチルで抽出する。有機相を塩水で洗い、乾燥して濃
縮する。残留物をシリカゲル上でクロマトグラフイにか
け、酢酸エチル(33−100%)−スケリソルブBで
溶離すると表題化合物1.017を生成する。Rfは0
.65(酢酸エチル中のシリカゲル上のTLC)をもつ
。質量スペクトルのピーク(TMS誘導体)は525.
3411、509、450、441、419、351及
び201にあり、赤外線吸収は3400.1740、1
665、1460、1435、13801136011
240、120011175、1055、1020及び
97001n−1にある。
NMRピークは5.5、4.44、3.65及び0.9
δにある。このより極性の高い異性体は(6S)一16
・16−ジメチル−PGIl、メチルエステルと名付け
られる。実施例 13 9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一PGFl、n−
ブチルアミド混合異性体(式LX:Q2はH ′0H
、1個のRl8は水素で他はn−ブ1.図1を参照。
先づ式.LXVIの5ξ−ヨード−9−デオキシ−6ξ
・9α一エポキシ一PGFl、n−ブチルアミド混合異
性体をつくる。
アセトン50m1中の式LXVの5ξ−ヨード−9−デ
オキシ−6ξ・9α一エポキシ一PGFl混合異性体(
実施例14(1))5.0yの溶液をトリエチルアミン
2.0m1で処理し、メタノール一氷浴中で冷却する。
次で6分間かきまぜを続けながらイソブチルクロロホル
メート1.9m1、続いてアセトン20m1中のn−ブ
チルアミン15n11を加える。混合物を約25℃に温
め、3時間かきまぜる。混合物を濃縮する。残留物を酢
酸エチル中に溶解し、水と塩水で洗い乾燥して濃縮する
。残留物をシリカゲル上でクロマトグラフイにかけ、ア
セトン(5−100%)一塩化メチレンで溶離すると、
暗色の油5.37を生成する。生成物をクロマトグラフ
イによつて着色不純物から分離すると、4.87の5−
ヨード化合物を生成する。1.エタノール25m1の上
記の式LXVIの5ξ一ヨード一9−デオキシ−6ξ・
9α一エポキシ一PGFl、n−ブチルアミド混合異性
体0.70f7の溶液を、エタノール5m1中の塩化ト
リブチル錫約1.0m1と水素化ほう素ナトリウム0.
157により約25℃で処理する。
反応はTLC(アセトン一塩化メチレン(1:1)中の
シリカゲル上)で追跡される。約1.5時間後、反応混
合物を氷水で希釈して酢酸エチルで抽出する。有機相を
塩水で洗い、乾燥して濃縮する。残留物をシリカゲル上
でクロマトグラフイ処理し、アセトン(25〜65%)
一塩化メチレンで溶離すると、表題化合物0.607を
生成する。Rfは0.62(アセトン中シリカゲル上の
TLC)をもつ。高解像質量スペクトルのピークは55
3.3993にあり、赤外線ピークは33001310
011740、1715、1645、1555、146
0、1375、13301107011055及び96
5礪−1にある。
実施例 14 9−デオキシ−6ξ・9α一エポキシ一16−フエノキ
シ一17・18・19・20−テトラノル一PGFl、
メチルエステル、極性の少い異性体とより極性の異性体
1.図H参照。
先ず式−LX[[[の5−ヨード化合物がつくられる。
氷浴中で冷却された塩化メチレン25m1中の16−フ
エノキシ一17・18・19・20−テトラノル一PG
F2a、メチルエステル(1.07)の溶液が、飽和炭
酸水素ナトリウムの25m1と20分に亘つて滴加され
る塩化メチレン50m1中の沃素1,07の溶液で処理
される。混合物が更に1.5時間かきまぜられ、塩化メ
チレン50m1で希釈され、5%亜硫酸ナトリウム水溶
液と塩水で洗われ、乾燥されて濃縮される。残留物の混
合物の式−LX5−ヨード異性体がシリカゲル上でクロ
マトグラフイにかけられ、アセトン(20〜30%)一
塩化メチレンで溶離されて分離された異性体を生ずる。
極性の少い異性体0.047はRfO..3l〔アセト
ン(30%)一塩化メチレン中のシリカゲル上のTLC
〕をもち、6R異性体として同定される。これは質量ス
ペクトル線(TMS誘導体)】を567.1462、5
801547、546、477及び243にもつ。より
極性の異性体は0.7470これは同じ系中でRfO.
28をもち、6S異性体として同定される。.次に式−
Xの表題化合物がつくられるが先ず極性の少い(6R)
化合物がつくられる。
メタノール20m1中の同じ材料(0.377)の他の
ロッドと一緒にされた上のIの極性の少ない式LXIn
の沃素化合物で続けて、溶液が塩化トリブチル錫の約0
.8m1で処理され、5分間かきまぜられ、そして10
分間に亘つて(注意深く)加えられた水素化硼素ナトリ
ウムの0.377で処理される。混合物が約25℃で1
.5時間かきまぜられ、次いで塩水125m1で稀めら
れ、酢酸エチルで抽出される。有機相が塩水で洗われ、
・乾燥され、濃縮される。残留物がクロマトグラフイに
かけられ、アセトン(30%)一塩化メチレンで溶出さ
れて式Xのより極性でない表題の化合物、即ち(6R)
−16−フエノキシ一17・18・19・20−テトラ
ノル一PGIlメチルエステル、0.247を生ずる。
それはRfO.2O〔アセトン(30%)一塩化メチレ
ン中シリカゲル上のTLC〕をもつ。対応しているより
極性の(6S)式−Xの化合物は同様にの手順に従うが
、沃素化合物を上記1のより極性の式LXの沃素化合物
(0.407)で置き換えてつべられる。
クロマトグラフイの後により極性の表題化合物0.28
7が得られ、このものはRfO.l9〔アセトン(30
%)一塩化メチレン中のシリカゲル土のTLC〕、44
1.2498、454、423及び351に質量スペク
トルの線(TMS誘導体)を、6.68−7.4、5.
6、4.34、3.7一4.05及び3.55δにNM
Rのピーク(CCl4中)を有する。それは(6S)−
16−フエノキシ一17・18・19・20−テトラノ
ル一PGIl、メチルエステルと命名される。υ施例
15 (6ξ)−9−デオキシ−6・9α一エポキシ一11−
デオキシ−10・11−ジデヒドロ−PGFl、メチル
エステル、混合異性体.図Hを参照。
先づ対応する式LX]I[5−ヨード沖間体、即ち(5
(ξ)−ヨード−9・11−ジデオキシ−6・9α一エ
ポキシ一10・11−ジデヒドロ−PGFlメチルエス
テル混合異性体をつくる。
11−デオキシ−10・11−ジデヒドロ−PGF2α
メチルエステル(PGA2メチルエステルを9−ボロビ
シクロ一3・3・1−ノナンで還元して、C−9異性体
の分離によつてつくられる)0.45y及び10Tf1
1の塩化メチレン中の重炭酸ナトリウム飽和水溶液15
m1の混合物を、約0℃で塩化メチレン25m1中のヨ
ード0.357の溶液で40分間にわたつて少量宛加え
て処理する。
混合物を更に10分間かきまぜ次に有機相を無色となる
まで亜硫酸ナトリウム水溶液で洗い、塩水で洗い乾燥し
て油0.64tまで濃縮する。酢酸エチル−シクロヘキ
サン(1:1)中でのシリカゲノレ上のTLC′(−R
fは0.48と0.52を持つ。NMRピークは5.7
8、5.5、5.2、4.5、4.05、3.67、3
.1及び0.9δ。l エタノール5m1中の0.3m
1の塩化トリブチル錫を一緒にした上記のヨード化合物
0.327を、4m1のエタノール中の0.1yの水素
化硼素ナトリウム溶液で15分にわたつて処理し、混合
物は更に1時間かきまぜる。
反応混合物を希塩酸で酸性化し、塩水で希釈し酢酸エチ
ルで抽出する。有機相を塩水で洗い、乾燥して濃縮する
。得られた油を酢酸エチル(20−40%)−スケリソ
ルブBで溶離するクロマトグラフイにかけると、混合C
−6異性体0.147として表題化合物が得られる。R
fは0.61(酢酸エチル−シクロヘキサン(1:1)
中のシリカゲル上のTLC)。NMRピークは5.77
、5.55、5.18、3.8−4.25、3.63、
3.1及び0.9δにある。高解像能質量スペクトル線
は422.2852に、又赤外線吸収は3440、17
40、1625、1245、1200、1175、10
50、1025、及び975?−1にある。
実施例 16 (6S)−9−デオキシ−6・9α一エポキシ一(15
R)−15−メチル−PGFl(Q27・″\はCH3
OH) 1.図Hを参照。
2先づ対応する式−L
XlIの5−ヨード中間体、即ち(5−ξ)−ヨード−
9−デオキシ−6・9α一エポキシ一(15R)−15
−メチル−PGFl、メチルエステル混合異性体をつく
る。100m1の塩化メチレン中の(15R)−15−
メチル−PGF2aメチルエステルを、150dの重炭
酸ナトリウム飽和水溶液と混合し、200m1の塩化メ
チレン中の3.07のヨード溶液で40分間にわたつて
約−5℃で滴下処理する。
混合物を更に20分間かきまぜる。有 5機相を亜硫酸
ナトリウム水溶液と塩水で洗い乾燥して濃縮する。ヨー
ド中間体はRfO.42(酢酵エチル中シリカゲノG上
のTLC)をもつ。[. 0.9Tf11の塩化トリブ
チル錫と一緒にしたエタノール15m1中の上記ヨード
沖間体(1.007)の溶液に、エタノール12m1中
の水素化ほう素ナトリウム0.37の溶液を15分にわ
たつて少量宛加えながら処理する。混合物は更に1時間
かきまぜ、硫酸水素カリウム水溶液で中和し、塩水で希
釈して酢酸エチルで抽出する。有機相を塩水で洗つて乾
燥し濃縮する。残留物をクロマトグラフイ処理し、酢酸
エチル(20−60%)−スケリソルブBで溶離すると
、表題化合物の対応するメチルエステル(混合C−6異
性体)0.607を生成する。Rfは0.36(酢酸エ
チル中シリカゲル上のTLC)をもつ。NMRピークは
5.57、4.4、3・4−4・2・ 3゜63ゝ3.
2、1.23、及び0.9δにある。.上記の混合メチ
ルエステルは、メタノール溶液中約25℃で3時間、3
Nの水酸化ナトリウム3m1と処理することにより、遊
離酸に転化される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式の化合物を用いて出発し、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Lは、低級アルキレンであり;Q_2は、▲数
    式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等
    があります▼、又はR▲数式、化学式、表等があります
    ▼であり、こゝで、R_3は水素又は1ないし4個の炭
    素原子のアルキルであり;R_1_6は、−COOR_
    1_7 (こゝで、R_1_7は水素又は低級アルキルである)
    であり;▲数式、化学式、表等があります▼は、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 又は ▲数式、化学式、表等があります▼ であり; R_2_5は (1)▲数式、化学式、表等があります▼(こゝで、C
    gH_2gは低級アルキレンであり、R_5とR_6は
    1〜4個の炭素原子のアルキルである。 )又は (2)▲数式、化学式、表等があります▼(こゝで、Z
    は原子(−O−)又はCjH_2_jを表わし、このC
    jH_2_jは低級アルキレンである)であり、Xはト
    ランス−CH=CH−である。 〕(a)ヨウ素化の場合には25℃より低い温度でヨウ
    素、ヨウ化カリウム及びアルカリ炭酸塩又は重炭酸塩を
    含有する水溶液系、又はアルカリ金属炭酸塩の存在下に
    ヨウ素を含有するジクロロメタンの有機溶媒系で、また
    臭素化の場合にはN−ブロムコハク酸イミドを用いてハ
    ロゲン化環化を行なつて、下記式の化合物を生成せしめ
    、▲数式、化学式、表等があります▼〔式中、R_3_
    3はヨード又はブロモであり、L、Q_2、R_1_6
    、▲数式、化学式、表等があります▼、R_2_5およ
    びXは上に定義したものと同じであり、〜はα又はβ立
    体配置における結合を示す);b)上記工程(a)の生
    成物を有機溶媒中で約15〜35℃に於て水素化トリブ
    チル錫試薬で還元的脱ハロゲン化に附して、下記の所望
    の環状エーテルを生成せしめ;必要ならば生成物を分離
    する、諸工程からなる、下記式の環状エーテルを製造す
    る方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、L、Q_2、▲数式、化学式、表等があります
    ▼、R_2_5、および〜は上に定義したものと同じで
    あり、R′_1_6は−COOR_1_7(こゝでR_
    1_7は上に定義の通りである)であり、X′はトラン
    ス−CH=CH−である〕。 2 下記式の化合物を用いて出発し、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Lは、低級アルキレンであり;Q_2は、▲数
    式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等
    があります▼、又は▲数式、化学式、表等があります▼
    であり、こゝで、R_3は水素又は1ないし4個の炭素
    原子のアルキルであり、R_1_6は、−COOR_1
    _7 (こゝで、R_1_7は水素又は低級アルキルである)
    であり;▲数式、化学式、表等があります▼は、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 又は ▲数式、化学式、表等があります▼、 であり; R_2_5は (1)▲数式、化学式、表等があります▼(こゝで、C
    gH_2gは低級アルキレンであり、R_5とR_6は
    1〜4個の炭素原子のアルキルである。 又は(2)▲数式、化学式、表等があります▼(こゝで
    、Zは原子(−O−)又はCjH_2_jを表わし、こ
    のCjH_2_jは低級アルキレンである)であり、X
    はトランス−CH=CH−である。 〕(a)ヨウ素化の場合には25℃より低い温度でヨウ
    素、ヨウ化カリウム及びアルカリ炭酸塩又は重炭酸塩を
    含有する水溶液系、又はアルカリ金属炭酸塩の存在下に
    ヨウ素を含有するジクロロメタンの有機溶媒系で、また
    臭素化の場合にはN−ブロムコハク酸イミドを用いてハ
    ロゲン化環化を行なつて、下記式の化合物を生成せしめ
    、▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R_3_
    3はヨード又はブロモであり、L、Q_2、R_1_6
    、▲数式、化学式、表等があります▼、R_2_5およ
    びXは上に定義したものと同じであり、〜はα又はβ立
    体配置における結合を示す);(b)ハロゲン化環化の
    後、アミンで処理して酸である化合物をアミド化してア
    ミドを形成させ、(c)上記工程(b)の生成物を有機
    溶媒中で約15〜35℃に於て水素化トリブチル錫試薬
    で還元的脱ハロゲン化に附して、下記の所望の環状エー
    テルを生成せしめ;必要ならば生成物を分離する、諸工
    程からなる、下記式の環状エーテルを製造する方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、L、Q_2、▲数式、化学式、表等があります
    ▼、R_2_5、および〜は上に定義したものと同じで
    あり、R′_1_6は▲数式、化学式、表等があります
    ▼(こゝでR_1_8は水素、低級アルキル、ベンジル
    又はフェニルであり、同じ又は異なつたものである)で
    あり、X′はトランス−CH=CH−である〕。 3 下記式の化合物を用いて出発し、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Lは、低級アルキレンであり;Q_2は、▲数
    式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等
    があります▼、又は▲数式、化学式、表等があります▼
    であり、こゝで、R_3は水素又は1ないし4個の炭素
    原子のアルキルであり;R_1_6は、−COOR_1
    _7 (こゝで、R_1_7は水素又は低級アルキルである)
    であり;▲数式、化学式、表等があります▼は、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は ▲数式、化学式、表等があります▼ であり; R_2_5は (1)▲数式、化学式、表等があります▼(こゝで、C
    gH_2_gは低級アルキレンであり、R_5とR_6
    は1〜4個の炭素原子のアルキルである。 )又は(2)▲数式、化学式、表等があります▼(こゝ
    で、Zは原子(−O−)又はCjH_2_jを表わし、
    このCjH_2_jは低級アルキレンである)であり、
    Xはトランス−CH=CH−である。 〕(a)ヨウ素化の場合には25℃より低い温度でヨウ
    素、ヨウ化カリウム及びアルカリ炭酸塩又は重炭酸塩を
    含有する水溶液系、又はアルカリ金属炭酸塩の存在下に
    ヨウ素を含有するジクロロメタンの有機溶媒系で、また
    臭素化の場合にはN−ブロムコハク酸イミドを用いてハ
    ロゲン化環化を行なつて、下記式の化合物を生成せしめ
    、▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R_3_
    3はヨード又はブロモであり、L、Q_2、R_4_6
    、▲数式、化学式、表等があります▼、R_2_5およ
    びXは上に定義したものと同じであり、〜はα又はβ立
    体配置における結合を示す);(b)上記工程(a)の
    生成物を有機溶媒中で約15〜35℃に於て水素化トリ
    ブチル錫試薬で還元的脱ハロゲン化に附して、下記の所
    望の環状エーテルを生成せしめ;(c)還元的脱ハロゲ
    ン化の後酸化プラチナ又はパラジウム触媒の存在下にX
    の二重結合を水素添加し、必要ならば生成物を分離する
    、諸工程からなる、下記式の環状エーテルを製造する方
    法。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔式中、L、Q_2
    、▲数式、化学式、表等があります▼、R_2_5、お
    よび〜は上に定義したものと同じであり、R′_1_6
    は−COOR_1_7(こゝでR_1_7は上に定義の
    通りである)であり、X′は−CH_2−CH_2−で
    ある〕。 4 下記式の化合物を用いて出発し、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Lは、低級アルキレンであり;Q_2は、▲数
    式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等
    があります▼、又は▲数式、化学式、表等があります▼
    であり、こゝで、R_3は水素又は1ないし4個の炭素
    原子のアルキルであり;R_1_6は、−COOR_1
    _7 (こゝで、R_1_7は水素又は低級アルキルである)
    であり;▲数式、化学式、表等があります▼は、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 又は ▲数式、化学式、表等があります▼ であり; R_2_5は (1)▲数式、化学式、表等があります▼(こゝで、C
    gH_2_gは低級アルキレンであり、R_5とR_6
    は1〜4個の炭素原子のアルキルである。 )又は(2)▲数式、化学式、表等があります▼(こゝ
    で、Zは原子(−O−)又はCjH_2_jを表わし、
    このCjH_2_jは低級アルキレンである)であり、
    Xはトランス−CH=CH−である。 〕(a)ヨウ素化の場合には25℃より低い温度でヨウ
    素、ヨウ化カリウム及びアルカリ炭酸塩又は重炭酸塩を
    含有する水溶液系、又はアルカリ金属炭酸塩の存在下に
    ヨウ素を含有するジクロロメタンの有機溶媒系で、また
    臭素化の場合にはN−ブロムコハク酸イミドを用いてハ
    ロゲン化環化を行なつて、下記式の化合物を生成せしめ
    、▲数式、化学式、表等があります▼〔式中、R_3_
    3はヨード又はブロモであり、L、Q_2、R_1_6
    、▲数式、化学式、表等があります▼、R_2_5およ
    びXは上に定義したものと同じであり、〜はα又はβ立
    体配置における結合を示す);(b)ハロゲン化環化の
    後、アミンで処理して酸である化合物をアミド化してア
    ミドを形成させ、(c)上記工程(b)の生成物を有機
    溶媒中で約15〜35℃に於て水素化トリブチル錫試薬
    で還元的脱ハロゲン化に附して、下記の所望の環状エー
    テルを生成せしめ;(d)還元的脱ハロゲン化の後酸化
    プラチナ又はパラジウム触媒の存在下にXの二重結合を
    水素添加し、必要ならば生成物を分離する、諸工程から
    なる、下記式の環状エーテルを製造する方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔式中、L、Q_2
    、▲数式、化学式、表等があります▼、R_2_5、お
    よび〜は上に定義したものと同じであり、R′_1_6
    は▲数式、化学式、表等があります▼(こゝでR_1_
    8は水素、低級アルキル、ベンジル又はフェニルであり
    、同じ又は異なつたものである)であり、X′は−CH
    _2−CH_2−である〕。
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