JPS6021978B2 - 2a,2b−ジホモ−16,16−ジメチルPGE化合物及び製法 - Google Patents

2a,2b−ジホモ−16,16−ジメチルPGE化合物及び製法

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JPS6021978B2
JPS6021978B2 JP58239041A JP23904183A JPS6021978B2 JP S6021978 B2 JPS6021978 B2 JP S6021978B2 JP 58239041 A JP58239041 A JP 58239041A JP 23904183 A JP23904183 A JP 23904183A JP S6021978 B2 JPS6021978 B2 JP S6021978B2
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    • C07D309/12Oxygen atoms only hydrogen atoms and one oxygen atom directly attached to ring carbon atoms, e.g. tetrahydropyranyl ethers
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Description

【発明の詳細な説明】 例えばベルグストローム(Bergstrom)ら、P
harmacol.Rev.2の篭1頁(19総年)と
そこに引用されている参考文献を参照。
プロスタン酸の系統的な名称は7一〔(28−オクチル
)ーシクロベントーIQ−イル〕へブタン酸である。P
CE,は次の構造をもっている。
PGE,Qは次の構造をもっている。
PGF,8は次の構造をもっている。
PGE2は次の糠造をもっている。
PCF2Qは次の構造をもっている。
PGF28は次の構造をもっている。
式0〜肌ならびに以下に述べる式で、シクロベンタン環
への破線結合はアルファ立体配置、すなわちシクロベン
タン環の面より下の置換基を示す。
シクロベンタン環への太線結合は、ベータ立体配置すな
わちシクロベンタン環の面より上の置換基を示す。式0
一肌でC−15の側鎖ヒドロキシは、S立体配置にある
プロスタグランジン類の立体化学の論議には、ネィチヤ
ー誌212葦38頁(1966手)を参照。C−15と
そのような表現は、プロスタン酸における同じ番号の炭
素原子と同じ相対位置にあるブロスタグラジン又はプロ
スタグランジン類似体中の炭素原子のことである(式1
を参照)。
既知プロスタグランジン類の分子は、各々、数個の非対
称中心をもち、ラセミ型(光学不活性型)及び二のェナ
ンチオマ−型(光学活性型)すなわち右旋型と左旋型の
いずれでも存在しうる。
図では、式0〜肌は、各々は幡乳類の或る組織、例えば
羊の小のう腺、豚の肺、又は人間の糟液ら得られるプロ
スタグランジン、又はプロスタグランジンのカルボニル
及び/又は二重結合の還元によって得られるプロスタグ
ランジンの特定の光学活性型を表わす。例えば上に引用
されたベルグストロームらを参照。式0〜Wの各々の鏡
像は、そのプロスタグランジンの他方のェナンチオマー
を表わす。以下に便宜上、用語PGE,、PGF,Q、
PGF,8、等の使用は、0粛乳類組織から得られるP
GF,と同じ絶対立体配置をもったそのプロスタグラン
ジンの光学活性型を意味する。PGE,、PGE2及び
対応するPGFQとPGF8化合物類、並びにそれらの
ェステル類、及び薬学的に受入れられる塩類は、種々の
生物学的反応を起すのに極めて効力がある。このため、
これらの化合物類は薬学上の目的にとつて有用である。
例えばベルグストロームら、Phannacol.Re
v.20巻1頁(19総年)と、そこに引用されている
参考文献を参照。これらの生物反応の幾つかは、ェピネ
フリンで誘発される遊離脂肪酸の動員の措抗又は単離さ
れたねずみの脂肪機からのグリセロールの自然発生的放
出の抑制によって示される脂肪分解作用;PGE化合物
の場合に、食物又はヒスタミン注入によって分泌作用を
刺激した犬に示れる胃液分必の抑制;中枢神経系への作
用;端息症状においてけいれんを制御し、呼吸を楽にす
ること;及び血小板とガラスとの接着性で示される血小
板接着剤の減少と、種の物理的刺激例えば動脈損傷、及
び種々の生化学的刺激、例えばDF、ATP、セロトニ
ソ、トロンビン、及びコラーゲンによって譲発される血
小板凝集と血栓形成の抑制;及びPGE化合物類の場合
に、にわとり舷及びねずみの皮膚切片の培養基に応用さ
れる時に示される表皮増殖と角質化の刺激である。これ
らの生物反応のため、これらの既知プロスタグランジン
類は、鳥類と、人間、有用な家畜、愛玩動物、及び動物
標本を含めた噸乳類、並びに実験動物例えばはつかねず
み、ねずみ、うさぎ、及びさるにおける広範囲の疾病と
望ましくない生理的症状の研究、予防、制御、又は軽減
に有用である。
例えばこれらの化合物及び特にPGE化合物類は、人間
を含めた隅乳類で鼻の充血除去剤として有用である。
この目的に対しては、薬学的に適した液体賦形剤泌当り
約10ムタないし約10の9の投与範囲で、又はェアゾ
ルスプレ−して、共に局所使用のため化合物が使用され
る。正確な投与量は、患者の年令、体重、及び症状、並
びに投与回数と経路によって変わる。PGE、PGFQ
及びPGF8化合物類は、端息の処置に有用である。
例えば、これらの化合物類は気管支拡張剤として、又は
抗原抗体鰭体に活性化される細胞から放出されるSRS
−Aとヒスタミンのような媒介物の抑制剤として有用で
ある。このため、これらの化合物類は、気管支端息、気
管支炎、気管支拡張症、肺炎、及び姉気瞳のような症状
で、けいれんを制御し、呼吸を楽にする。これらの目的
に対してこれらの化合物類は、種々の適量形式、例えば
経口的には錠剤、カプセル、又は液体の形で、直腸から
坐薬の形で、非経口的には、皮下、又は筋肉内に、かつ
緊急事態の時には好ましくは静脈内投与で、ネブラィザ
ー用のェァゾル又は溶液の形で吸入により、又は粉末の
形で通気によって投与される。体重k9当り約0.01
ないし5雌の範囲の投与量が一日1〜4回使用されるが
、正確な投与量は患者の年令、体重、及び症状、並びに
投与回数と投与経略によって変わる。上の用途に対して
は、これらのプロスタグランジン類を交感神経刺激剤(
ィソプレテレノール、フェニルェフリン、ェフェドリン
等);キサンチン誘導体類(テオフイリン及びアミノフ
イリン);及びコーチコステロイド類(ACT日とプレ
ドニソロン)のようなその他の抗端息剤と組合わせるの
が有利である。これらの化合物類の使用については、南
アフリカ特許第路1055号を参照。PGE化合物類は
、人間及びある種の有用動物、例えば犬と豚を含めた幅
乳類で、過剰な胃液分泌を減少、制御し、それによって
胃腸の濃蕩形成を減少又は回避し、かつ胃腸管にすでに
存在することのような漬湯の治癒を早めるのに有用であ
る。この目的には、毎分体重k9当り約0.1r夕ない
し約500〃夕の注入投与量で、又は一日体重k9当り
約0.1ないし約20のoの範囲の一日全量で注射又は
注入によって、化合物を静脈内、皮下、又は筋肉内に注
射ないし注入するが、正確な投与量は患者又は動物の年
令、体重、及び症状、並びに投与回数と経路によって変
わる。PGE、PGFQ及びPGF8化合物類は、人間
、うさぎ及びねずみを含めた隅乳類で、血小板凝集の抑
制、血小板の粘着性の減少、及び血栓形成の除去又は予
防が望まれる時はいつでも有用である。
例えば、これらの化合物は心筋硬塞の処置と予防、術後
血栓症の処鷹と予防、外科手術後の血管移植片の開存促
進、及びァテローマ硬化症、脂肪血症による血液凝魂不
全のような症状、及びその他根底となる病因が脂質不均
衡又は高脂肪血症と連合している症状の処贋に有用であ
る。これらの目的には、これら化合物類を全身的に、例
えば静脈内、皮下、筋肉内、及び持続作用には無菌移植
片の形で投与する。特に緊急事態での迅速な応答には、
静脈内投与経路が好ましい。一日体重k9当り約0.0
05ないし約20のcの範囲の投与量を使用するが、正
確な投与量は患者又は動物の年令、体重、及び症状、並
びに投与回数と経路によって変わる。PGE、PGFQ
及びPGF8化合物類は、切り離された身体部分例えば
四肢と器官が元の身体に縞合されるか、離されて保存な
いし移植の準備中であるか、又は新しい身体に結合され
ているかによらず、これらの人工的体外循環及び綾流に
使用される血液、血液製品、代用血液その他の流体への
添加物として特に有用である。
この循環及び滋流中に凝集した血小板が血管及び循環装
置の部分を遮断する傾向がある。この遮断はこれらの化
合物類の存在によって避けられる。この目的には、化合
物を徐々に、又は一回或は複数回で循環血液へ、供与動
物の血液へ、潅流される結合又は切断された身体部分へ
、もらう側の動物へ、又はこれらの二つ又は全部へ、循
環流体のリットル当り約0.001なし・し10の9の
一定投与全量で添加する。器管及び四肢移植の新方法と
技術を開発する目的で、実験動物例えば猫、うさぎ、猿
及びねずみにこれらの化合物を使用するのは、特に有用
である。PGE、PGFq及びPGFB化合物類は、人
間、牛、羊、及び豚を含めた分娩時又は間近の妊娠中の
雌動物、又は約2坊園から分娩時までの胎児が子宮内で
死亡してしまった妊娠動物で、分娩を誘発するのにオト
シトシンの代わりとして有用である。
この目的には、分娩第2期の終了すなわち胎児の排出ま
で、又はその間際まで、毎分体重k9当り0.01なし
、し50ムタの投与量で化合物を静脈内に注入する。こ
れらの化合物は、予定日を1週間以上過ぎて自然な分娩
が始まらない時、又は羊際破裂後12〜6凪時間を経て
なお自然の分娩が始まらない時に特に有用である。代わ
りの投与経路は経口である。PGE、PGFQ及びPG
F8化合物類は、人間と、猿、ねずみ、うさぎ、犬、牛
等のような動物とを含めた、排卵する雌噸乳類で生殖周
期を調節するのに有用である。
排卵する雌0甫乳類とは、排卵するほど成熟しているが
正規の排卵が止まるほど年老いていない動物のことであ
る。この目的には、有利にはほぼ排卵時に始まりほぼ月
経時又はその直前に終る期間中に、雌噸乳類の体重k9
当り0.01秘ないし約20脚の範囲の投与童水準で、
例えばPGF2Qを全身投与する。隆内及び子宮内経路
が代わりの投与方法である。そのほか、豚又は胎児の排
出は、晴乳類の正常な妊娠期間の第一又は第二の三カ月
期中に化合物の同様な投与によって達成される。PGE
及びPGF化合物類は産科学及び婦人科学の目的で、妊
娠中又は妊娠していない雌俺乳頚に子宮頚部拡張を起す
のに有用である。
これらの化合物でもたらされる分娩誘発及び臨床的妊娠
中絶でも頚部拡張が認められる。不妊嫁の場合に、PG
E及びPGF化合物類による頚部拡張は子宮への精子移
動を助けるのに有用である。プロスタグランジン類によ
る頚部拡張は、D及びC(頚部拡張と子宮滋腿)のよう
な婦人科学の手術において、機械的な拡張が子宮の穿孔
、頚部裂断、又は感染を起すような場合にも有用である
。また、拡張が組織検査にとって必要な場合の診断手順
にも有用である。これらの目的には、PGE及びPGF
化合物類は局所的又は全身的に投与される。PGE2は
例えば、成人女性の処置一回当り約5ないし50のcの
投与革で、2岬時間当り1〜5回の処贋で、経口又は膝
内に投与される。PGE2は処置当り約1なし、し25
のoの投与量で筋肉内又は皮下投与される。これらの目
的に対して正確な投与量は、患者又は動物の年令、体重
、及び症状に左右される。上記のようにPGE化合物類
は、ェピネフリンで誘発される遊離脂肪酸動員の強い桔
抗物質である。
このためこの化合物は、人間、うさぎ及びねずみを含め
た0甫乳類における異常な脂質動員と高水準の遊離脂肪
酸に関係する病気、例えば糖尿病、血管病、及び甲状腺
機館冗進の理解、予防、症状軽減、及び治療を意図した
、試験管内及び生体内双方の実験医学に有用である。P
GE化合物類は、人間、有用家畜、愛玩動物、動物標本
及び実験動物を含めた動物で表皮細胞と角質の生長を促
進する。
ころためこれらの化合物類は、例えば火優、挫傷、すり
傷、により及び外科手術後に損傷した皮膚の治癒を促進
するのに有用である。これらの化合物は、皮膚の自家移
植片、特に初期りも後から外側の生長によって皮膚のな
い部分を覆うように意図された4・さな深い(デービス
)移植の癒着と生長を促進し、かつ同種動物間移植片の
拒否反応を遅らせるにも有用である。これらの目的には
、これら化合物が好ましくは局所的に細胞の生長とケラ
チン形成が望まれる位置又はその近くに、有利にはェア
ゾル液又は微粉末スプレーとして、緑式包帯の場合には
等張水落液として、又は普通の薬学的に受入れられる希
釈剤と組合わせたローション、クリーム、又は軟こうと
して投与される。
ある場合には、例えば広範囲の火傷又は他の原因による
皮膚の損失の場合のように実質的に流体が失われる時に
は、例えば血液、血鍬又はその代用物の通常の注入と別
個に又は組合わせた静脈内注射又は注入による、全身投
与が有利である。代わりの投与経路はその場所近くの皮
下又は筋肉内、経口、青下、口腔内、直腸内、又は漣内
である。正確な投与量は投与経路、患者の年令、体重、
及び症状のような因子によって変わる。例として、皮膚
面積5〜25平方センチの第二度及び/又は第三度の火
傷へ局所的に使う湿式包帯は、有利にはPGE化合物類
1〜2000れ夕/私を含有する等張水溶液の使用を包
含する。特に局所使用には、これらのプロスタグランジ
ン類は抗生物質、例えばジェンタマィシン、ネオマイシ
ン、ポリミキシンB、バシトラシン、スベクチノマイシ
ン、及びオキシテトラサィクリンと、その他の抗菌剤例
えばマフェナィド塩酸塩、スルフアジアジン、フラゾリ
ウムクロライド、及びニトロフラゾンと、及びコーチコ
ステロィド類、例えばハイドロコーチゾン、プレドニソ
ロン、メチルプレドニソロン、及びフループレンドニソ
ロンと粗合せるのが有用であるが、この組合せの中でこ
れらの各各はその単独使用に適した普通の濃度で使用さ
れる。PGFQ、PGF8及びPGE化合物類は、消炎
性プロスタグランジン合成酵素抑制剤の全身投与から生
ずる望ましくない胃腸管への影響を減少させるのにも有
用であり、この目的にはプロスタグランジンと消炎性プ
ロスタグランジン合成酵素抑制剤の同時投与によって使
用される。
ねずみにおいてある種の非ステロイド性消炎剤で誘発さ
れる濃蕩発生効果が、PGE,及びPGF2を含めたE
及びA系統のある種のプロスタグランジン類の同時経口
投与によって抑制されるという開示については、パート
リツジ(partridge)ら、合衆国特許第378
142計号を参照。プロスタグランジン化合物類は、例
えばインドメタシン、フェニルブタゾン及びアスピリン
の全身投与から生ずる胃腸への望まくない影響を減少さ
せるのに有用である。これらは非ステロイド系消炎剤と
してパートリッジらが特定的に名前をあげた物質である
。しかしこれらは、プロスタグランジン合成酵素抑制剤
であることも知られている。消炎性合成酵素抑制剤、例
えばインドメタシン、アスピリン、又はフェニルプタゾ
ンは、炎症状態の軽減のためこの技術に知られた方法の
任意のもので、例えば任意の適量摂取で、かつ既知全身
投与経路の任意のものによって投与される。
プロスタグランジンは、消炎性プロスタグランジン合成
酵素抑制剤と共に、同じ投与経路又は別の経路から投与
される。例えば消炎性物質を経口投与する場合、例えば
合衆国特許第354543y戦こ記載されているように
プロスタグランジンも経口投与されるか、又はその代わ
りに坐薬の形で直腸から、又は女性の場合には坐薬又は
緩慢な放出用に睦内器具の形で隆内に投与される。その
代わりに、消炎性物質を直腸投与する場合に、プロスタ
グランジンも直腸投与されるか、又はその代わりに経口
、又は女性の場合には隆内へ投与される。投与経略を消
炎性物質とプロスタグランジンとも、同じにする時は、
両方を単一適量形式に組合わせるのが特に好都合である
。この処置によるプロスタグランジンの適量摂取は、隅
乳類の種類、年令、体重、性別、及び医学症状、0甫乳
類に投与される消炎性合成酵素抑制剤の性格と適量摂取
、胃腸への影響について特定の合成酵素抑制剤に対する
個々の隅乳類の感受性、及び投与される特定プロスタグ
ランジンによって変わる。
例えば消炎性物質を必要とするすべての人が、その物質
を摂取する時には胃腸への同じ感影響を経験するわけで
はない。胃腸への影響は種類、程度とも実質的に変わる
ことはいよいよある。しかし、消炎性物質の投与が人間
又は動物患者の胃腸へ望ましくない影響をもっているこ
とを判断し、それらの望ましくない影響を減少させ、次
いで実質的に排除するために有効量のプロスタグランジ
ンを処方するのは、治療する医師又は獣医の技術の範囲
内である。幾つかの関連化合物が文献に報告されている
Z・幼−ジホモーPGE,及び松・沙−ジホモ−PGE
2がストリユーク(SPuijk)ら、ノーベル・シン
ポジウム(No戊ISymposium)2巻51頁(
1967年)に報告されている。本発明は、新規な2・
幼一ジホモー16・16ージメチルプロスタグランジン
E,、E2類似体を提供するものである。
更に本発明はC−15における商工ピマ−立体配置を提
供し、それら類似体類のェステル類及び薬学的に受入れ
られる塩類を提供する。また本発明は上記の類似体類、
ェステル類及び塩類を製造するための新規方方法も提供
している。本発明の新規プロスタグランジン類似体類の
各各は、カルボキシ末端鎖中のC−2とC−3の間に挿
入されたエチレン基をもっている。
またC−1母立層には新親プ。スタグランジン類似体類
は、C−16に結合された水素の代わりに2個のメチル
基をもっている。またC−15におけるェピマー立体配
置が提供されている。これらの化合物は次の一般式で表
わされる。式中XはシスーCH=CH−又は一CH2C
H2一であり、Yは:○であり、Zはは又は でありR,は水素、低級アルキル、薬学 的に受入れられる腸イオンである。
本発明の新規化合物類には、15−ェピマーが含まれる
C−15のヒドロキシ基の立体配置が天然プロスタグラ
ンジンPGE,のそれと同じであれば本発明のプロスタ
グランジン類似体類中では「R」立体配置と同定され、
又プロスタグランジン類に対する「S」立体配置には立
体化学的な指示は与えられない。15ーェピマーを意図
する時には、類似体の名前に「15ーェピ」を含んでい
る。
両ェピマ−型を意図する時は、プロスタグランジン類似
体の名前は「15(RS)」を含む。更に本発明の新規
化合物類のカルボキシ末端側鎖がC−2とC−3の間に
挿入されたエチレン基をもつため、本発明の新規化合物
類は「勿・幼−ジホモ」を含んでいる。C−2とC−3
の間にC−淡及びC−沙と番号付けられる炭素原子があ
る以外は、骨格炭素原子の番号指定は変わらない。
また、2個のメチル基がC−16で水素と置換するため
、本発明の新規化合物類の名前は「16・16−ジメチ
ル」を含んでいる。例えば本発明の新規化合物類の一つ
Z・沙−ジホモ−16・16ージメチルーPGE,は、
式〔式中R,は水素〕で表わされる。
式Wの15ーェピマーを・沙−ジホモー15ーェピー1
6・16ージメチルーPGE,も本発明の新規化合物で
あり、〔式中R,は水素〕で表わされる。
本発明のもう一つの化合物ね・沙ージホモ−16・16
ージメチル−PGE2は〔式中R,は水素〕で表わされ
る。
本発明のもう一つの化合物類を・沙ージホモー15ーエ
ピ−16・16ージメチル−PGE2は〔式中R,は水
素〕で表わされる生物学的反応、特異性、効力、及び作
用期間の最適組合せを得るには、式W〜XVの範囲内の
ある種の化合物類が好まれる。
上述の定義に関して、アルキルェステルの時にR.は実
験動物系による化合物の最適吸収のためにメチル又はエ
チルであるのが好ましい。この目的にはR,がメチルで
あるのが特に好ましい。15(R)立体配置も好まれる
上記の目的に対して有用な式畑〜幻化合物類の薬学的に
受入れられる塩類は、薬学的に受入れられる金属陽イオ
ン、アンモニウム、アミン腸イオン、又は第四級アンモ
ニウム腸イオンによるものである。
特に好ましい金属陽イオンは、アルカリ金属例えばリチ
ウム、ナトリウムから、及びアルカリ士類金属例えばマ
グネシウムとカルシウムから誘導されるものであるが、
但しその他の金属例えばアルミニウム、亜鉛及び鉄の賜
イオン型も本発明の範囲内に入る。
薬学的に受入れられるアミン賜イオン類は、第一級、第
二級、又は第三級アミン類から誘導されるものである。
適当なアミン類の例は、メチルアミン、ジメチルアミン
、トリメチルアミン、エチルアミン、ジブチルアミン、
トリイソプロピルアミン、N一メチルヘキシルアミン、
デシルアミン、ドデシルアミン、アリルアミン、クロチ
ルアミン、シクロベンチルアミン、ジシクロヘキシルア
ミン、ベンジルアミン、ジベンジルアミン、Q−フエニ
ルヱチルアミン、8一フエニルエチルアミン、エチレン
ジアミン、ジエチレントリアミン等、約1針固までの炭
素原子を含有する脂肪族、脂簾式、及び芳香脂肪族ァミ
ン類、並びに複索環式アミン類、例えばピベリジン、モ
ルホリン、ピロリジン、ピベラジン、及びその低級アル
キル誘導体類、例えば1ーメチルピベリジン、4ーェチ
ルモルホリン、1ーイソプロピルピロリジン、2ーメチ
ルピロリジン、1・4−ジメチルピベラジン、2ーメチ
ルピベリジン等、並びに水に溶解するか親水性の基を含
有するアミン類、例えばモノ、ジー及びトリェタノール
アミン、エチルジェタノールアミン、N−プチルエタノ
ールアミン、2ーアミノー1ーブタノール、2−アミノ
ー2ーエチルー1・3−プロパンジオール、2ーアミノ
−2−メチル−1−プロパノール、トリス(ヒドロキシ
メチル)アミノメタン、Nーフエニルエタノールアミン
、N−(p−第三アミルフェニル)ジエタノールアミン
、ガラクタミン、Nーメチルグリカミン、Nーメチルグ
ルコサミン、エフエドリン、フヱニルエフリン、ヱピネ
フリン、ブロカィン等である。適当な薬学的に受入れら
れる第四級アンモニウム腸イオンの例は、テトラメチル
アンモニウム、テトラエチルアンモニウム、ベンジルト
リメチルアンモニウム、フエニルトリエチルアンモニウ
ム等である。
本発明の新規式W〜幻化合物類の各々は、それぞれ上に
PGE化合物類に対して述べた生物学的反応を起し、従
ってこれらの新規化合物類の各々は上記の対応する目的
に対して有用であり、これらの目的に対して上記と同じ
方法で使用される。
既知のPGE、PGFQ及びPGF8化合物類はすべて
、低投与童でも複数の生物学的反応を起すのに効力があ
る。更に、多くの応用例で、これらの既知プロスタグラ
ンジン類は、生物学的活性期間が不都合なほど短い。従
って本発明の新規プロスタグラソジン類似体の各々は、
対応するプロスタグランジンに対して指示された薬学的
の少なくとも一つに対して上記の対応するプロスタグラ
ンジン類の一つより驚くほど、予想外に有用である。こ
れは、新規プロスタグランジン類似体の各々が既知のプ
ロスタグランジンとは異なるより狭い生物学的活性スペ
クトルをもち、従ってその活性においてより特異的であ
り、同じ目的に既知プロスタグランジンを使用する時よ
りも回数、程度とも小さな望ましくない副作用しか起さ
ないからである。そのうえ、その長い活性のため、望む
結果を得るのに、いよいよ新規化合物の回数、草とも少
ない投与量を優用ることができる。既知プロスタグラン
ジン類と比較して、本発明の新規化合物類は、特に上に
定義された好ましい化合物類のもう一つの利点は、これ
らの新規化合物類が既知プロスタグランジン類の使用に
ついて上に指示された通常の静脈内、筋肉内、又は皮下
注射又は注入のほか、経口、舌下、腔内、口腔内、又は
直腸へ効果的に投与されることである。このことは回数
のより少ない、より短期の、又はより少量の投与量でこ
れらの化合物の均一水準を体内に保持することが容易に
なり、また患者が自分で投与できるため、これらの性質
は有利である。上記のように、式風〜XV化合物類は、
種々の目的に対して種々の方法で、例えば静脈内、筋肉
内、皮下、経口、膝内、直腸内、口腔内、舌下、局所的
、及び持続作用のためには無菌移植の形で投与される。
職脈内注射又は無菌的等張水溶液が好ましい。この目的
には、式畑〜XV化合物中のR,が水素又は薬学的に受
入れられる腸イオンであるのが、高められた水溶解度の
ために好ましい。皮下又は筋肉内注射には、水性又は非
水性媒体中における酸、塩、又はェステル型の無菌溶液
又は懸濁液が使用される。通常の薬学担特を伴った錠剤
、カプセル、及びシロップ、ェリキジール剤、及び単純
溶液のような液体調製剤は経口、舌下投与に使用される
。直腸又は鰹内投与には、この技術に知られたとおりに
作られる坐薬が使用される。組織移植には、無菌錠剤、
又はシリコンゴムカプセル、又はこの物質を含有するか
含浸させたその他の物体を使用する。式皿からXVに包
括されるプロスタグランジン類似体は、以下に説明され
例示された反応と手順によってくられる。
図Aを参照すると、本発明のZ・沙ージホモ−16・1
6−ジメチルPGF型及びPGE型化合物類をつくる方
法が明らかになる。
反応経路A この図でR,、R2及び×は上に定義されたとおりであ
り、R3はアシル保護基である。
下記の目的に対して有用なアシル保護基は以下のものを
包含する。【1) 〔式中R5は1〜4個の炭素原子のアルキル、7〜IN
固の炭素原子のフヱニルアルキル、又はニトロであり、
かつdはゼロ〜5であるが、但し2個を越えないR5が
アルキル以外のものであること、及びR5中の全炭素原
子数が10個を越えないことを条件としている〕‘21 〔式中R6は1〜4個の炭素原子のアルキルである〕‘
31 〔式中R5とdは上に定義されたとおりであり、各環に
対して同じ又は別のものでありうる〕又は‘4’アセチ
ル(アセチル又はpーフェニルベンゾィルの使用はこの
技術に知られている。
コリー(Corey)ら、J.Am.Chem.Soc
.93巻1491頁(1971年)を参照。)R3は例
えばペンゾ.ィル、置換ペンゾィル、例えば(2−、3
一、又は4一)メチルベンゾイル、(2一、3−、又は
4一)エチルベンゾイル、(2一、3一、又は4−)イ
ンプロピルベンゾイル、(2−、3一、又は4−)第三
ブチルベンゾイル、2・4ージメチルベソゾイル、3・
5−ジメチルベンゾイル、2−イソプロピルトルイル、
2・4・6−トリメチルベンゾイル、ペンタメチルベン
ゾイル、Qーフエニルー(2−、3一、又は4−)トル
イル、(2一、3一、又は4一)フエネチルベンゾイル
、(2−、3一、又は4一)ニトロベンゾイル、(2・
4一、2・5−、又は3・5一)ジニトoベンゾイル、
4・5ージメチル−2−ニトロベンゾイル、2−ニトロ
一6ーフエネチルベンンゾイル、3−ニトロ一2−フエ
ネチルベンゾイル;モノェステル化フタロイル、例えば
イソフタロィルは、例えば 又は (1一又は2−)ナフトィル;および置換ナフテトイル
、例えば(2一、3一、4一、5一、6−、又は7−)
メチル一1−ナフトイル、(2一又は4一)エチル−1
ーナフトイル、2−イソプロピル−1−ナフトイル、(
4・5−ジメチル)−1ーナフトイル、6−イソプロピ
ルー4ーメチルー1−ナフトイル、8ーベンジル−1ー
ナフトイル、(3一、4一、5一又は8一)ニトロ−1
−ナフトイル、4・5ージニトロー1−ナフトイル、(
3−、4−、6−、7−、又は8一)メチルー1ーナフ
トイル、4ーエチルー2ーナフトイル及び(5−又は8
−)ニトロ一2−ナフトイルである。
同様にR4は水素又はブロッキング基であるが、これは
ヒドロキシル基ほどには各々の転化に使用される試薬に
攻撃されず、また試薬と反応的でもなく、かつその後プ
ロスタグランジン様の生成物の製造における後の段階で
水素によって置換しうるような、ヒドロキシ基の水素を
直きなえる任意の基と定義される。
例えばテトラヒドロピラニル及び贋換テトラヒドロピラ
ニルのような幾つかのブロッキング基が知られている(
コリー(Corey)、Proceedin袋ofth
eRo戊【tA.WelchFoun独tion
Con企reMe on ChmicaIRe
search、刈、0r鱗nic S肌伍esis51
〜79頁(196g王)を参照)。有用であることがわ
かったこれらのブロッキング基は‘11 テトラヒドロ
ピラニル、 ‘21 テトラヒドロフラニル又は ‘3} 式 の基 〔式中R7は1〜18個の炭素原子をアルキル、3〜1
の固の炭素原子のシクロアルキル、7〜12個の炭素原
子のアラルキル、フェニル、又は1〜4個の炭素原子の
アルキル1、2、又は3個で置換されたフェニルであり
、R6とR9は同じ又は別のものであって、水素、1〜
4個の炭素原子のアルキル、フェニル、又は1〜4個の
炭素原子のァルキル1、2、又は3個で瞳捺されたフェ
ニルであるか、又はR8とR8を一緒に取ると−(CH
2).−又は−(CH2)b−○一(CH2)c一であ
って、ここでaは3、4又は5であり、bは1、2、又
は3であり、かつcは1、2、又は3であるが、但しb
ブラスcが2、3、又は4であることを条件としており
、かつR・oは水素又はフェニルである。
〕‘41式−Si(G)3のシリル基〔式中Gは1〜4
個の炭素原子のアルキル、7〜12個の炭素原子のアラ
ルキル、フェニル、又は(フルオロ、クロロ又は1〜4
個の炭素原子のアルキル1又は2個で置換されたフェニ
ルであり、かつ一Si(G)3部分の種々のGは同じ又
は別のものである〕又は{51式 〔式中dとR5は上に定義されたとおりである〕R,.
は水素又は1〜12個の炭素原子のアルキルであり、R
,2はR,.であるか又は薬学的に受入れられる陽イオ
ンである。
更にこれらの図においてQ,は と との混合物であり、Q2は 又は であり、Qは 又は であるが、ここでR4は上に定義され たとおりであり、かつ〜はアルファ又はベータ立体配置
でのヒドロキシルの環への結合を示す。
図Aの手順段階はこの技術に知られている。方法段階X
W〜XMについては、ドイツ公開特許公報22170叫
号、ダゥェント・ファームドック第7148虹‐B号を
参照。更に式XW又はX肌出発材料はの技術に知られて
いるか、又はこの技術に知られた方法によってつくられ
る。式×刈化合物は、式×幻化合物のヒドロキシ基の水
素原子を式R4のブロッキング基で置換することにより
、式×紅化合物からつくられる。
ブロッキング基がテトラヒドロピラニル又はテトラヒド
ロフラニルの時には、適当な試薬、例えば2・3−ジヒ
ドロピラン又は2・3ージヒドロフランがジクロロメタ
ンのような不活性溶媒中で、p−トルェンスルホン酸又
はピリジン塩酸塩のような酸縮合剤の存在下に使用され
る。試薬はやや過剰で、好ましくは化学量論量の1.0
〜1.2倍で使用される。反応は約20〜5000で実
施される。ブロッキング基が式Si(G)3のものであ
る時は、この技術に知られたシリル化手順が使用される
。例としてピアース、「有機化合物のシリル化(Sil
鬼tionofOrganicCompounds)」
ピアース・ケミカル社(19磯年)を参照。ブロッキン
グ基が 式 〔式中R5とdが上に定義れたとおりである〕の時′
には、合衆国特許第3778450号のような、化合物
のアシル化に対してこの技術に知られた手順が使用され
る。
ブロッキング基が上に定義された 式 〔式中R7、R8、R9及びR,oは上に定義したとお
り〕のものである時には、適当な試薬はビニルェーテル
、例えばイソブチルビニルェーテル又は式R7−○−C
(R8)=C(R8)(R,。
)〔式中R7、R8、R9及びR.oは上に定義された
とおりである)の任意のビニルェーテル:又は不飽和環
式又は複秦環式化合物、例えば1ーシクロヘキセンー1
ーイル又は5・6ージヒドロ−4ーメトキシ−2H−ピ
ランである。シー・ビー・リース(C.B.Reese
)ら、J.Am.Chem.Soc.、89蓋3366
頁(1967年)を参照)。このようなビニルェーテル
類及び不飽和物に対する反応条件は、上のジヒドロピラ
ンに対するものと同様である。次に式×Xmラクトール
は、エチレン不飽和の還元ないこ式X刈ラクトンの選択
的還元によって得られる。
この目的には、この技術に知られたとおりに、水素化ジ
ィソブチルアルミニウムが使用される。この還元は−7
0ないし−80℃で実施されるのが好ましい。式×XN
化合物は、この技術に知られた方法を使用して、式×X
mのラクトールのウイティヒアルキル化によって得られ
る。
R,.が水素の時には、ウイテイヒ反応に使われるホス
ホニウム塩は(6−力ルポキシヘキシル)トリフエニル
ホスホニウムハラィド好ましくはプロマイドである。R
,.がアルキルェステルの時には、対応する〔6−(ア
ルコキシカルポニル)へキシル〕トリフエニルホスホニ
ウムハラィド、好ましくはブロマイドが使用される。最
適収量には、遊離酸が生ずるようにウィティヒ反応を実
施するのが好ましい。このため、この好ましい径路には
(6−カルポキシヘキシル)トリフエニルホスホニウム
ハライドが使用される。次に式×XV化合物は、ブロッ
キング基の加水分解によって式×XWから得られる。
この目的に有用な試薬はメタノール中の塩酸、酢酸と水
とテトラヒドロフランの混合物、くえん酸水溶液、又は
テトラヒドロフラン中の燐酸水溶液であるが、好ましく
は55qoより低温で加水分解を行ない、それによって
望ましくない副反応を避ける。次に式×XW化合物は、
下記の手順と方法を使用してR,.部分からR.部分へ
の転化によって式×XV化合物からつくられる。
次に式××肌化合物は、5・6ーシス二重結合の接触水
素添加によって式XXW化合物からつくられる。
例えば1気圧の水素と木炭上のパラジウム触媒を−15
qoで使用して、式××肌化合物がつくられる。参考と
して、ビー・サムェルソン(R.Sam肥lsson)
、J.Biol.Chem.239巻491頁(196
仏王)を参照。また式×X脚化合物は式XXW化合物か
らつくられる。
式×XW化合物の製造においては、式×XN化合物のC
−9ヒドロキシの位置を酸化させる。この酸化はこの技
術に知られた方法により、好ましくはジョーンズ試薬又
はコリンズ試薬を使って実施される。次に式×XK化合
物は、式×XW化合物から式×XV化合物をつくるのに
上に説明されたとおりに、ブロッキング基の加水分解に
よって式×X脚化合物からつくられる。
式×XX化合物は、シス−5・6一二重結合の接触水素
添加によって式×XXは化合物からつくられる。
式×XW化合物の接触加水分解について上述した方法が
使用される。図8は、本発明のPGE型化合物類を対応
するPGF型化合物類へ転化する方法を提供している。
反応経略B 図Bを参照すると式××柳化合物は、カルボニル環還元
によって式××幻化合物からつくられる。
これらの環カルボニル還元は、この技術で知られた方法
によって実施される。例えばベルグストロームら、Ar
kiv.Kimi、19巻563頁(1963年)、A
cta.Chem.ScaM.1鏡蓋969頁(196
2王)、及び英国特許明細書第1097533号を参照
。炭素−炭素二重結合又はェステル基と反応しないよう
な任意の還元剤が使用される。好ましい試薬はリチウム
(トリ第三ブトキシ)アルミニウメハイドライド、金属
棚水素化物、特にナトリウム、カリウム、及び亜鉛ポロ
/・ィドラィド、金属トリアルコキシ棚水素化物、例え
ばナトリウムトIJメトキシポロハイドライドである。
式×XXm及び式×XXW化合物類は、C−9ヒドロキ
シェピマ−混合物を個々のアルファ及びベータェピマー
類へ分離することによってつくられる。
既知の異性体プロスタン酸誘導体の類似対の分離に対し
てこの技術で知られた方法が使用される。例えば上に引
用されたベルトグストロ−ムら、グランストローム(G
ra船trom)ら、J.Biol.Chem.240
巻457頁(1965年)及びグリーン(Greene
)ら、J.Lipid Research 5巻117
頁(1964玉)を参照。分離方法として有用であるこ
とが知られているものは、順相及び逆相の分配クロマト
グラフィ手順、調製用薄層クロマトグラフィ、及び向流
分配法である。上述のように、本明細書に述べる方法は
、種々の径路から酸類(R,が水素)又はヱステル類へ
譲導する。アルキルェステルがつくられ、酸が望まれる
時には、F型プロスタグランジン類に対しての技術に知
られたとおりのけん化手順が使用される。
E型プロスタグランジン類のアルキルェステル類に対し
ては、ェステルを酸型へ転化させる酵素的方法が、この
技術に知られた方法によって使用される。参考としてイ
ー・ジー・ダニェルス(E.○.Daniels)、ェ
ステラーゼの製造、合衆国特許第376156号を参照
。酸がつくられ、アルキルェステルが望まれる時には、
酸と適当なジアゾ炭化水素との相互作用によってェステ
ル化を達成するの有利である。
例えばジアゾメタンを使用する時は、メチルェステルが
つくられる。同様に例えばジアゾェタン、ジアゾブタン
、1−ジアゾ−2−エチルヘキサン、及びジアゾデカン
、を使用すると、各々エチル、フチル、2−エチルヘキ
シル、及びデシルェステル類が得られる。ジアゾ炭化水
素とのェステル化は、適当な不活性溶媒、好ましくはジ
ェチルェーテル中におけるジアゾ炭化水素の溶液を、有
利には同じ又は別の不活性希釈剤中の酸反応体と混合す
ることによって達成される。
ェステル化反応が終了したあと、溶媒を蒸発によって除
去し、また所望により、慣用方法好ましくはクロマトグ
ラフィによってェステルを精製する。望まない分子の変
化をさげるため、ジアゾ炭化水素と醗反応体との接触は
望むェステル化を起すのに必要な程度以上に長くないこ
と、好ましくは約1分ないし約10分がよい。ジアゾ炭
化水索類はこの技術に知られているか、又はこの技術に
知られた方法でつくるとができる。例えば、「有機反応
(OrganicReactions)」ジョン・ウィ
リー・アンド・サンズ社、ニューョ−ク、N.Y.、第
8巻389〜394頁(1954年)を参照。酸化合物
のカルボキシル部分をヱステル化する代わりの方法は、
遊離酸を対応する銀塩に転化し、次のこの塩と沃化アル
キルとを相互に作用する。
適当な沃化物の例は、沃化メチル、沃化エチル、沃化ブ
チル、沃化ィソブチル、沃化第三ブチル、等である。銀
塩は、慣用方法により、例えば酸を冷し、アンモニア希
釈水溶液に溶解し、過剰のアンモニアを減圧下に蒸発さ
せ、次に化学量論量の硝酸銀を加えることによってつく
られる。生成物の収率と純度については異なるが、対応
するフェノール類又はナフトール及び遊離酸PG化合物
緩から次のヱステル類をつくるのに種々の方法が利用で
きる。このようにある方法によると、PG化合物が第三
級アミン塩に転化し、ピバロィルハラィドと反応させる
と混合酸糠水物を生じ、次にこれをフェノールと反応さ
せる。
その代わりとしては、ピバロイルハライドの代わりに、
p−トルェンスルホニルクロライドのようなフエニルス
ルホニルハラィドを使用する。例えば、ベルギー特許第
775106号及び第776294号、ダウェント・フ
ァームドック第33705T及び39011T号を参照
。もう一の方法は、カップリング試薬のジシクロヘキシ
ルカルボジイミドの使用による。フイーザー(Fies
er)ら、「有機合成試薬(Reagentsforび
餌nicS叩伍esis)」231〜236頁、ジョン
・ウィリ−・アンド・サンズ社、ニューヨーク(196
7年)を参照。PG化合物を、溶媒としてのピリジン中
の2〜10モル当量のジシクロヘキシルカルボジィミド
の存在下に、1〜10モル当量のフェノ−ルと反応させ
る。しかし、これらのェステル類を製造する好ましい新
規方法は、‘1’第三級アミンの存在下にPG化合物と
ィソブチルクロロホルメートとの混合無水物を形成し、
かつ【2にの無水物を適当なフェノ−ル又はナフトール
と反応させる、という段階からなる。
混合無水物は、光学活性PG化合物類に対しては、式 〔式中Q2、X及びYは上と同じ定義をもつ〕で表わさ
れる。
無水物は、速度が妥当な早さで、しかも副反応が最少限
となるように、一4000ないし十60『0、好ましく
は−1030なし、し十10℃の範囲内の温度で容易に
つくられる。
イソプチルクロロフオルメート試薬を過剰量で、例えば
PG化合物のモル当り1.2ないし4.0モル当量で使
用するのが好ましい。反応を溶媒中で行なうのが好まし
く、この目的にはアセトンが好ましいが、但しアセトニ
トリル、ジクロロメタン及びクロロホルムのようなその
他の比較的極性のない溶媒は使用される。反応は第三級
アミン、例えばトリヱチルアミンの存在下に行なわれ、
普通には一緒に生成するアミン塩酸塩が析出するが、次
段のために除去する必要がない。混合無水物全部が確実
にェステルに転化されるように、フェノールをモル当量
又は過剰量で使用するのが好ましい。過剰のフェノール
は、本明細書中に記載の、又はこの技術に知られた方法
、例えば結晶化によって生成物から分離される。第三級
アミンはヱステル化に対する塩基性触媒であるばかりで
なく、好都合な溶媒でもある。この目的に有用な第三級
アミンのその他の例はN−メチルモルホリン、トリエチ
ルアミン、ジイソプロピルェチルアミン、及びジメチル
アニリンを包含する。これらを使用して差支えないが、
2ーメチルーピリジン及びキノリンは緩慢な反応しかも
たらさない。2・6ージメチルーピリジンのような高度
に立体障害を受けているアミンは、反応が遅いため有用
でない。
無水物との反応は、室温(約20〜30つ0)で順調に
進み、薄層クロマトグラフィによる慣用の方法で追跡で
きる。
反応混合物をこの技術に知られた方法に従って仕上げる
と、ェステルを生じ、生成物は例えばシリカゲルクロマ
トグラフィによって精製される。
固体ェステルは、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、メ
タノール及びアセトンを含む種々の溶媒からの結晶化に
より、溶媒中のヱステル飽和溶液を冷却又は蒸発させる
か、又はジェチルェーテル、ヘキサン又は水のような混
ざる非溶媒を加えることによって、自由流動性の結晶型
へ転化される。次に結晶を慣用技術、例えばろ過又は遠
心分離によって集め、少量の溶媒で洗い、減圧下に乾燥
する。これらを緩い窒素又はアルゴン流の中で、又は約
75ooに暖めることによって乾燥してもよい。結晶は
通常、多くの応用に対して十分な純度にあるが、各々の
再結晶後に改良された純度に達するため、同じ一般手順
によってこれらを再結晶してよい。本発明の方法によっ
て遊離型にくられる本発明の化合物類は、対応する無機
又は有機塩基の適当量での中和によって、薬学的に受入
れられる塩類に転化される。
これらの転化は、無機塩すなわち金属又はアンモニウム
塩の製造に概して有用であることがこの技術に知られた
種々の手順によって実施される。手順の選択は一部には
、つくろうとする特定の塩の溶解度特性によって変わる
。無機塩の場合には、望む無機塩に対応する水酸化物、
炭酸塩、又は重炭酸塩の化学量論量を含有する水中に本
発明の酸を溶解するのが普通には適している。例えば水
酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、又は重炭酸ナトリウ
ムをこのように使用すると、ナトリウム塩酸液を生ずる
。水分蒸発、又は中程度の樋性の水と混ざる溶媒例えば
低級アルカノ−ル又は低級アルカノェートの添加により
、固体の無機塩型が望まれるのであればこの型を生ずる
。アミン塩をつくるには、本発明の酸を中程度又は低犠
牲の適当な溶媒中に溶解する。前者の例はエタノール、
アセトン、及び酢酸エチルである。後者の例はジェチル
ェーテル及びベンゼンである。次に望む賜イオンに対応
するアミンの少なくとも化学量論量をこの溶液に加える
。生ずる塩が沈殿しない場合には、低極性の混ざる希釈
剤の添加によるか、又は蒸発によって普通には固体型で
得られる。アミンが比較的揮発性である場合には、任意
の過剰量は蒸発によって容易に除去できる。揮発性のよ
り低いアミン類の化学量論量を使用するのが好ましい。
陽イオンが第四級アンモニウムである場合の塩類は、水
溶液中の対応する第四級アンモニウム水酸化物の化学量
論量に本発明の酸を混合し、続いて水を蒸発させること
によってつくられる。
本発明の方法によってつくられる、本発明の酸類又はェ
ステル類は、PG型遊離ヒドロキシ化合物とカルボキシ
アシル化剤、好ましくは低級アルカン酸の、すなわち2
〜8個の炭素原子のアルカン酸の無水物との相互作用に
よって低級ァルカノェート類に転化される。例えば、無
水酢酸を使用すると対応するアセテートを与える。同様
に無水プロピオン酸、無水ィソ酪酸、及び無水へキサン
酸を使用すると、対応するカルポキシアシレート類を与
える。本発明は以下の調製例及び実施例によって更に完
全に理解できる。
温度はすべて、摂氏の度数である。
赤外線吸収スペクトル(IR)は、パーキン・ェルマー
・モデル421赤外線スベクトロフオトメーター上で記
録されている。
他に特定された時を除いて、未希釈の(きれいな)試料
が使われている。紫外線スペクトル(UV)は、キヤリ
ー・モデル15スベクトロフオトメーター上で記録され
ている。
核磁気共鳴(NMR)スペクトルは、デューテロクロロ
ホルム溶液中で、テトラメチルシランを内部標準(ダウ
ンフィールド)として、バリアンA−60スベクトロフ
オトメー夕−上で記録されている。
質量スペクトルは、TO−4光源(イオン化電圧7企v
)によるアトラスCH一4質量スベクトロメータ−上で
記録されている。
クロマトグラフィの綾隣液フランクションの収集は、溶
機液の前線がカラム底部に達した時に始まる。
ここで「塩水」とは塩化ナトリウム飽和水溶液のことで
ある。
薄層クロマトグラフィ(TIC)中に使われるA−K溶
媒系は、ェム・ハンバーグ(M.比mPrg)及びビー
・サムェルソン(B.Samuelssson)、J.
Bioil.Chem.、241巻257頁(1968
王)に従って、酢酸エチル−酢酸−2・2・4ートリメ
チルベンタン一水(90:20:50:100)からつ
くられる。
スケリソルブB(SSB)とは、混合異性体へキサン類
のことである。
EtCAcとは、酢酸ヱチルのことである。
本明細書で使用されるシリカゲルクロマトグラフィは、
溶酸、フラクションの収集、あらぴにTLC(薄層クロ
マトグラフイ)によって出発材料及び不純物を含まずに
望む生成物を含有することが示されたフラクションを一
緒にすることを含めるものとして理解される。調製例
1 3Q・5Qージヒドロキシ−23−(3Q−ヒドロキシ
ー4・4−ジメチルートラソス−1−オクテニル)−I
Qーシクロベンタンアセトアルデヒドツ−ラクト−ルピ
ス(テトラヒドロピラニル)エーテル(式×Xm:R4
はTHP、Q3は及びその38ーヒドロキシェピ A ジメチル2−オキソー3・3ージメチルヘプチルホ
スホネ−トは、一66℃でジメチルメチルホスホネート
73.7夕とテトラヒドロフラン1.3その溶液に、ヘ
キサン400の‘中の1.飢仇ーブチルリチウムを加え
ることによってつくられる。
次にの混合物にテトラヒドロフラン150の‘中のエチ
ル2・2ージメチルヘキサノエート53夕の溶液を加え
、生ずる混合物を一70こ○で2時間かきまぜる。次に
酢酸46の‘を加え、混合物を減圧下に濃縮する。残留
物をジクロロメタン(約1.2夕)と水(約150の‘
)の部分量ずっと混合し、振とうして分離する。有機相
を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮する。蒸留により
表題のホスホネートを生ずる。B THF15泌中にお
ける上のA部の化合物11夕の溶液を、テトラヒドロフ
ラン250凧【中の水素化ナトリウム(55%、2.2
6のの冷いく5℃)懸濁液にかきまぜながら加える。
このあと反応混合物を約25qoで2.母音間かきまぜ
、一1oo0に冷却する。この混合物に3Q−ペンゾィ
ロキシー28一カルポキシアルデヒド−5Q−ヒドロキ
シ−IQ−シクロベンタン酢酸y−ラクトン(式×VO
:式中R3はペンゾィル、150夕)のベンゼン溶液を
加える。1.虫時間後、酢酸2私を加え、テトラヒドロ
フランを真空中で蒸留する。
残留物を酢酸エチル中に溶解し、溶液を塩水で洗い、硫
酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下に濃縮する。溶離にス
ケリソルブB中の20〜30%酢酸エチルを使用るシリ
カゲル上のクロマトグラフィにより、対応する光学活性
の式×Vm化合物4.6夕、融点82〜83qo、を生
ずる。C 1・2ージメトキシェタン3の‘中における
上のB部の生成物の溶液を、乾燥1・2ージメトキシェ
タン71の上中で塩化亜鉛7.95夕とナトリウムボロ
ハイドライド1.75夕とからくられる亜鉛ボロノ、ィ
ドラィドの混合物に、かきまぜて−10℃へ冷却しなが
ら加える。かきまぜを0℃で2時間続け、水12泌と次
に酢酸エチル25泌を注意深く加える。混合物をろ過し
、ろ液を分離する。酢酸エチル溶液を塩水で洗い、硫酸
ナトリゥム上で乾燥し、減圧下に式XK異性体温合物ま
で濃縮する。式××化合物のアルファ及びベータ異性体
類をシリカゲル上のクロマトグラフィによって分離し、
酢酸エチルで溶藤すると、光学活性の式××化合物の各
々アルファ異性体1.2夕とベータ異性体0.4夕を生
ずる。D 上のC節でつくられる式××化合物の光学活
性体3Q一異性体2.1夕のメタノール35の【中にお
ける溶液に、炭酸カルシウム0.722を加える。混合
物を約25qoで1時間かきまぜる。このあとでクロロ
ホルム75の【を加え、混合物をろ過し、有機相を減圧
下に濃縮する。残留物をジクロロメタン中に取上げ、溶
液を塩水で洗う。有機相を濃縮すると、残留物が得られ
、これをスケリソルブBですり砕き、次いで対応する光
学活性の式×乳化合物まで濃縮する。E 上の○部でく
られる光学活性の式×幻化合物1.4夕、ジヒドロピラ
ン4.3似、p−トルヱンスルホン酸0.023夕、及
びジクロロメタン30の‘の溶液を約25qoで3正分
かきまぜる。
溶液を重炭酸カリウム溶液で洗い、乾燥し、減圧下に濃
縮すると、対応する光学活性の式×紬化合物3.0夕を
生ずる。F トルェン16泌中における水素化ジィソソ
プチルアルミニウム2.5叫を、一70ooに冷却され
たトルェン25の‘における上のE部でつくられる光学
活性の式×細テトラヒドロピラニルェーテル30夕のか
きまぜた溶液に滴加する。
かきまぜを−7000で3ひげ続け、このあとテトラヒ
ドロフラン9の上続いて水4.6Mを注意深く加える。
混合物をろ過し、ろ液を塩水で洗い、乾燥して、対応す
る光学活性の式×Xm表題化合物の純粋な3Q−ヒドロ
キシ異性体2.8夕まで濃縮する。上のD、E、及びF
部に従って、38−異性体を使用すると、対応する38
生成物を生ずる。
調製例1の手順に従って、ラセミ体式×Xmラクトール
が対応するラセミ体出発化合物からつくられる。調製例
2 (6−力ルボキシヘキシル)トリフエニルホスホニウム
ブロマイド7−ブロモヘプタン酸63.6夕、トリフェ
ニルホスフィン80夕、及びアセトニトリル300の‘
の混合物を6錨時間還流させる。
次にアセトニトリル200の‘を蒸留によって除去する
。残りの溶液が室温まで冷却したら、ベンゼン300の
‘をかきまぜながら加える。結晶を生成してから、混合
物を一夜放置する。析出する固体をろ過によって集める
と、生成物134.1夕を融点185〜1870の白色
斜方晶として生ずる。一部をメタノール・エーテルから
再結晶させると、融点185〜1870の白色斜方晶を
生ずる。赤外線スペクトルは2850、2570、24
80、1710、1斑5、1485、1235、120
0、1185、1160、111ふ1000、75ふ7
2ふ及び695仇‐1に吸収を示す。NMRのピークは
1.2〜1.9、2.1〜2.6、3.3〜4.0、及
び7.7〜8.06に見られる。調製例 3pーベンズ
アミドフエノール ピリジン200地中のp−ヒドロキシアニリン20夕の
溶液を無水安息香酸20夕で処理する。
約260で4時間後、混合物を減圧下に濃縮し、残留物
を熱したメタノール200の【中に取り上げ、水300
の‘によって再沈殿させる。生成物は熱したアセトニト
リルから、融点218.0〜218.500の白色結晶
、8.5夕として再結晶する。調製例 4 p−(pーアセトアミドベンズアミド)フエノ−−′レ
テトラヒドロフラン250の【中におけるpーアセトア
ミド安息香酸12.5夕の溶液をトリェチルアミン11
.1の【で処理する。
次に混合物をィソブチルクロロフオルメート10.4の
【で処理し、約2500で5分後、乾燥ピリジン80必
中のpーアミノフェノール13.3夕で処理する。4砧
分後、粗生成物は水2その添加によって得られる。
生成物を水300汎‘での希釈により、熱したメタノー
ル500の【から、融点275.0〜277.0q0の
白色結晶5.9夕として再結晶する。参考例 1 Z・沙−ジホモー16・16ージメチルーPGF2Q(
式×XW:R,は水素、Q2は)及びそ の15ーエピマー 図Aを参照。
A 鉱油(3.6夕)中の57%水素化ナトリウム6.
3夕及び乾燥ジメチルスルホキシド150叫のかきまぜ
た混合物を、窒素下に55〜70午0で3.虫馬間加熱
する。
これによって生成する茶色の溶液を冷水裕中で2ぴ0に
冷却する。このあと6−カルボキシヘキシルトリフエニ
ルホスホニウムブロマイド(調製例2)35.4夕を2
分間に少量ずつ加える。この溶液を環境温度で1時間か
きまぜる。次に乾燥ジメチルスルホキシド40地中の3
Q・5Qージヒドロキシー28一(3Q−ヒドロキシ−
4・4ージメチルートランス一1−1オクテニル)−シ
クoペンタアセトアルデヒドyーラクトールビス(テト
ラヒドロピピラニル)エーテル(調製例1)16.5夕
を加える。混合物を25℃に冷却る。次に混合物を1曲
時間かきまぜ、ジェチルェーテル100の‘を加え、混
合物を氷浴中で冷却し、その間に水150必中の重硫酸
カリウム26.6夕を徐々に加える。混合物を水600
Mで希釈し、ジクロロメタンで抽出する。一緒にしたジ
クロロメタン抽出液を水洗して硫酸マグネシウムで乾燥
する。減圧下に40oで溶媒を蒸発させると、黄色の油
45夕を生ずる。油をジヱチルェーテルでスラリー状に
し、放直しておくと固体が析出する。次に混合物をろ過
する。次にジェチルェーテル溶液を0.州水酸化ナトリ
ウム冷水溶液及び水で抽出する。一緒にした水性抽出液
を氷裕中で冷却し、ジェチルェーテル150の【で覆う
。このかきまぜた溶液に、水120地中の重硫酸カリウ
ム22夕の冷溶液を加える。添加が終了してから届を分
離する。水層をジヱチルェーテル150の‘で抽出する
。一緒にしたジヱチルェーテル抽出液を水75泌で洗い
、硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を蒸発させると、
黄色の油11.3夕を生ずる。次にこの黄色の油を、酸
で洗ったシリカゲル1.5k9上でクロマトグラフイに
かける。カラムをスケリソルブB中の30%及び50%
酢酸エチルで容擁する。シリカゲル薄層クロマトグラフ
イによって出発材料を含まずに純粋な生成物を含有する
ことが示されたフランクションを一緒にすると、2・沙
−ジホモ−16・16ージメチルーPG2QI1・15
ービス(テトラヒドロピラニル)エーテル7.31夕を
生ずる。
B 上のA部の反応生成物1.6夕、テトラヒドロフラ
ン10の【、水15の‘、及び酢酸30の‘の混合物を
40ooで4.虫時間加熱する。
水50の‘を添加後、混合物をドライアイス・アセトン
裕中で凍らせ、混合物が室温に達するまで凍結乾燥する
。こうして得られる油を酸で洗ったシリカゲル200タ
上でクロマトグラフイにかける。カラムをスケリソルプ
B中の60%酢酸エチルで溶隣する。薄層クロマトグラ
フイによって純粋な表題化合物を含有することが示され
たフランクションを一緒にする。これによって0.41
夕が黄色の油として得られる。質量スペクトルは374
、348、320311、29入275257、231
、129及び121に吸収を示す。赤外線吸収は336
0、2920、285u 2650、171リ1460
1430、1405、1380、136以 1265
、121止 110止 1雌0、1055、1015、
995及び970弧‐1に見られる。NM旧の吸収は0
.7〜1.1、1.1〜2.7、3.7〜4.4、4.
75〜5.1、及び5.3〜5.756に見られる。こ
の手順に従うが、38−ヒドロキシラクトールを使用し
て、対応する15一エビマーぱ得られる。
参考例 2 松・沙ージホモー16・16ージメチルーPGF2oメ
チルェステル(式××の:R,はメチル、Q2は)又は
その15ーェピマー ジエチルェーテル100凧【中のね・沙−ジホモー16
・16−ジメチル−PGF2Q(参考例1)0.44夕
の溶液に、過剰量のエーテル性ジアゾメタンを加える。
溶液を室温で2び分放置する。次に酢酸0.25の‘を
加える。溶媒を減圧下に40qCで蒸発させると、黄色
の油を生ずる。油をTLC等級のシリカゲル70タ上で
クロマトグラフイにかける。カラムをジクロロメタン中
の50%アセトンで溶離する。薄層クロマトグラフィに
よって純粋な生成物を含有することが示されたフラクシ
ョンを一緒にする。これによって、本実施例の表題化合
物0.13夕を無色の油として生ずる。質量スペクトル
のピークは405 斑9、滋8 334、325 30
7、28玖 271、257、231、219201、
145121、及び99に見られる。赤外線吸収は33
70、2930、2850、1735、1460、14
35、1360、1260、1200、1170、11
00、1080 1055、1015、99ふ 及び9
70仇‐1に見られる。NMR吸収は、0.7〜1.1
、1.1〜2.9、3.6&3.7〜4.4及び5.3
〜5.76に見られる。上の参考例の手順に従うが、参
考例1の15ーェピマーを使用して、対応する15−ェ
ピマー生成物が得られる。実施例 2・沙−ジホモ−16・16ージメチルーPGE2(式
×XK:R,は水素、Q2は)又はそ の15ーエピマー アセトン75必中のを・幼一ジホモー16・16ージメ
チルーPGF2QI1・15ービステトラヒドロピラニ
ルェーテル(参考例1、A部)5.斑夕のかきまぜた溶
液を氷ーメタノール裕中で冷却しながら、ジョーンズ試
薬5の‘を2分間にわたって加える。
次に混合物を−2び0で43分間かきまぜる。次にィソ
プロパノール5の‘を加え、混合物を更に10分間−2
0qoでかきまぜる。次に混合物を水500の【で希釈
し、ジクロロメタンで抽出する。一緒にした抽出液を水
50の‘で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を
減圧下に40℃で蒸発させると、欄5.69夕を生ずる
。油、テトラヒドロフラン20の‘、水45の‘、及び
酢酸90の‘の混合物4げで5時間加熱する。水150
の‘を添加後、混合物をドライアイス・アセトン裕中で
凍らせ、混合物が室温に達するまで凍結乾燥させる。得
られる油を酸で洗ったシリカゲル500夕のカラム上で
クロマトグラフイにかける。カラムをスケリソルブB中
の4リ50、60及び80%酢酸エチル、並びに酢酸エ
チル中の10%メタノールで溶機する。シリカゲル薄層
クロマトグラフィによって純粋な生成物を含有すること
が示されたフラクションを一緒にすると、表題化合物0
.39夕を薄黄色の油として生ずる。質量スペクトルの
ピークは4雌、390、372、315、292、27
4245218、161、及び133に見られる。赤外
線吸収は、3390、2930、2860、2650、
1735、1710、1465、1405、1265、
1240、1215、1160、1075995及び9
75仇‐1に見られる。NMRの吸収は0.8〜1.1
、1.1〜2.&3.7〜4.3及び5.2〜5.86
に見られる。実施例1の手順に従うが、15Q出発材料
の代わりに対応する15ーェピマーを使用して、対応す
る15ーェピ表題化合物が得られる。
実施例 2 ね・沙−ジホモー16・16−ジメチルーPGE2メチ
ルェステル(式×XK:R,はメチル及びQ2は)又は
その15ーエピマー 参考例2の手順に従うが、参考例1のPGF2Q型化合
物の代わりにZ・沙−ジホモ16・16ージメチル−P
GE2を使用して、本実施例の表題化合物が黄色の油と
して得られる。
質量スペクトルのピークは、404 斑6、373、3
55、323、306、305、291、288、27
4、273、25i245218、161、13&及び
137に見られる。
赤外線吸収は3430、2930、2860、1745
、1460、1440、1365、1260、1205
、1165、1080、1020、1000及び97畝
1‐1に見られる。NM凪の吸収は0.7〜1.1、1
.1〜1.27、3.母i 3.7〜4.15、及び5
.2〜5.86に見られる。参考例 3 2・沙ージホモ−16・16ージメチル−PGF,Q(
式××肌:R,は水素、Q2は)及びそ のメチルエステル A 酢酸エチル150の‘中の被・水ージホモ−16・
16−ジメチルーPGF2QO.50夕及び木炭上の5
%パラジウム100の9の混合物を−15qo(メタノ
ール・氷)で1気圧の水素下にかきまぜる。
反応の進行は、硝酸銀シリカゲルを使用して、少量の試
料のTLC(酢酸エチル)によって照合する。95分後
、反応は終了する。
混合物をセラィトに通してろ過し、酢酸エチルでよく洗
う。ろ液を回転蒸発させると油が生じ、これは室温で容
易に結晶化する。へキサン・酢酸エチルから1回再結晶
させると、本実施例の化合物を生ずる。トリメチルシリ
ル誘導体での質量スペクトルは、685.4546に基
本のピーク吸収を、またその他のピークを700、60
1、511、485 及び217に示す。
デューテロクロロホルム溶液でのNMRの吸収は0.8
〜1.1、1.1〜2.03.7〜4.35及び5.4
2〜5.746に見られる。赤外線吸収は3370、2
96止2920、285い 266い1710、146
5、1410、1総ふ 1365、126Q 1200
1110、1080、1050、102以99i97
0及び725弧‐1に見られる。B 上のA部でつくら
れる遊離酸のメチルェステルは、上記の手順に従ってジ
アゾメタンとの反応によてつくられる。トリメチルシリ
ル誘導体に対する質量スペクトルは、627.4283
に基本ピークを、またその他のピークを642、611
、543、521、453、427、243及び217
に示す。
デユーテロクロロホルム溶液でのNMRの吸収は、0.
7〜1.1、1.1〜2.6、3.斑、37〜4.松、
及び5.4〜5.686に見られる。赤外線吸収は、3
斑Q 2920 286u1740、16701470
、1435138リ1365、1260、1200、1
175111リ108以105QI02い99を及び9
70仇‐1に見られる。参考例 4 Z・幼一ジホモ−16・16−ジメチル−PGF28メ
チルェステル(式×XXm:R,はメチル、Q2は、、
XはシスーCH=CH−) A 松・幼−ジホモ−16・16ージメチル−PGE2
メチルェステルをメタノール中で−15q○でナトリウ
ムボロ/・ィドライドと反応させると、混合9−ヒドロ
キシヱピマーがつくなれる。
B 本参考例の表題化合物は、本参考例のA部のェピマ
ー混合物を使用して、シリカゲル上の力ラマクロマトグ
ラフイによつて、その9−アルファェピマ−から分離さ
れる。
トリメチルシリル誘導体に対する質量スペクトルは、6
25.4121に基本のピーク吸収を、またその他のピ
ークを640 609、541、451、425、36
1、335243及び217に示す。
デユーテロクロロホルム溶液でのNMR吸収は0.7〜
1.1、1.1〜2.5、2.6〜3.1、3.65、
3.75〜4.3及び5.3〜5.666に見られる。
赤外線吸収は、3360、3000 2960、2耽り
286リ1740、1720、1460、143ふ1
365、126ふ121ul170、1095、104
0、1020 100以及び97瓜1‐1に見られる。
参考例 3ね・沙−ジホモー16・16ージメチルGN
E,(式XXX:R.は水素、Q2は及びそのメ チ/レエステ/し A 参考例3に述べる手順に従うが、PGF2Q型出発
材料の代わりに実施例1のPGE2型化合物を使用して
、本実施例の表題化合物がつくられる。
トリメチルシリル議導体での質量スペクトルは、611
.39$に基本のピーク吸収を、またその他のピ−クを
620527、521、437、38入及び243に示
す。
デューテロクロロホルム溶液でのNMR吸収は、0.8
〜1.1、1.1〜2.7、3.7〜4.2、5.15
〜5.4ふ及び5.5〜5.86に見られる。赤外線吸
収は弘00、2920、2850、2660、1740
、1710 1班5、146ふ 1410、1385、
1365、1280、1245 1210、1160、
1100、1075、1015、995、97い及び7
2&ネ‐1に見られる。B 上の遊離酸は、上記のよう
なジアゾメタンとの反応によって、対応するメチルェス
テルへ転化される。
トリメチルシリル誘導体での質量スペクトルは553.
3744に基体のピーク吸収を示し、その他のピークを
568 537、469 379 325及び243に
示す。
デューテロクロロホルムのNMR吸収は0.75〜1.
1、1.1〜3.0、3.65、3.7〜4.16、及
び5.5〜5.796に見られる。赤外線吸収は私20
、2930 2860、174514651440、1
365、1250、12001165、11051雌○
1020、1000及び975仇‐1に見られる。参考
例 5 泌・幼‐ジホモー16・16−ジメチル−PGF,3メ
チルェステル(式×XXm:R,はメチル、Q2は、X
はシスーCH=CH−) 本実施例の化合物は、参考例3に述べる手順に従って、
実施例3のメチルェステル化合物の環元によってつくら
れる。
トリメチルシリル誘導体での質量スペクトルは、627
.4289に基本のピークを、またその他のピークを6
42、611、543 521、453、427、24
3及び217に示す。
デューテロクロロホルム溶液でのNMRの吸収は、0.
8〜1.1、1.1〜2.を 3.6&3.8〜4.2
、及び5.45〜5.磯6に見られる。赤外線吸収は、
3260、3170、1740・1670・1440、
1390・1350 132ふ125u120止 11
7ふ 1080103ふ及び97&ネ‐1に見られる。
参考例 6 松・沙ージホモー16・16ージメチルーPGF2Qナ
トリウム塩水エタノール混合物(1:1)50泌中にお
けるね・沙ージホモー16・16−ジメチル−PGF2
Q(実施例1、100のo)の溶液を5℃に冷却し、当
量の0.1N水酸化ナトリウム水溶液で中和する。
中性溶液を表題化合物の残留物まで濃縮する。参考例6
の手順に従うが、水酸化ナトリウムの代わりに水酸化カ
リウム、水酸化カルシウム、水酸化テトラメチルアンモ
ニウム、又は水酸化ペンジルトリメチルアンモニウムを
使用して、ね・沙−ジホモ−16・16−ジメチル−P
GF2Qの対応する塩が得られる。同機に参考例6の手
順に従って、これらの勿・沙ージホモー16・16ージ
メチルーPGE型又はPGF型の酸類、又はその15ー
ェピマー類の各々は、ナトリウム、カリウム、カルシウ
ム、テトラメチルアンモニウム、又はペンジルトリメチ
ルアンモニウム塩へ転化される。参考例 7瀦・水ージ
ホモ−16・16‐ジメチル−PGF2はのpーアセト
アミドフエニルエステルアセトン中の松・本ージホモー
16・16ージメチル−PGF2Q(参考例1の化合物
)の溶液を一1ぴCで、プロスタン酸類似体の2倍の化
学量論量のトリェチルアミン、及び同じ量のィソブチル
クロロフオルメートで処理すると、トリェチルアミン塩
酸塩が沈殿する。
5分後、混合物を(プロスタグランジン類似体より)数
倍の化学量論的過剰量のピリジン中のpーアセトアミド
フェノールにより2500で3時間処理する。
溶媒を減圧下に除去し、残留物をアセトニトリル中に取
り上げ、再び濃縮する。粗残留物をシリカゲルクロマト
グラフィにかけ、酢酸エチルとメタノール(90:10
の比)で溶離する。選ばれたフラクションの濃縮によっ
て得られる残留物(冷却すると固体となる)は、本参考
例の化合物である。参考例7の手順に従って、上の参考
例のPGF一及びPGF型の遊離酸、及びp−アセトア
ミドフエノール、p−(pーアセトアミドベンズアミド
)フェノール、pーベンズアミドフエノール、pーヒド
ロキシフエニルユリア、p−ヒドロキシベンズアルデヒ
ドセミカルバゾン、及び2ーナフトールからなる群から
選ばれるフェノール又はナフトールを使用して、対応す
る置換フェニル又はナフチルヱステル類が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Xは−CH_2CH_2−又はシス−CH=CH
    −であり、Zは▲数式、化学式、表等があります▼ 又は ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、R_1は 水素又は低級アルキル又は薬学的に受入れられる陽イオ
    ンである〕の光学活性化合物。 2 Xがシス−CH=CH−である、特許請求の範囲第
    1項の化合物。 3 Zが ▲数式、化学式、表等があります▼ である、特許請求の範囲第2項 の化合物。 4 R_1が水素の、特許請求の範囲第3項による化合
    物である、2a・2b−ジホモ−16・16−ジメチル
    −PGE_2。 5 R_1がメチルの、特許請求の範囲第3項による化
    合物である、2a・2b−ジホモ−16・16−ジメチ
    ル−PGE_2メチルエステル。 6 Zが ▲数式、化学式、表等があります▼ である、特許請求の範囲第2項 の化合物。 7 R_1が水素の、特許請求の範囲第6項による化合
    物である、2a・2b−ジホモ−15−エピ−16・1
    6−ジメチル−PGE_2。 8 R_1がメチルの、特許請求の範囲第6項による化
    合物である、2a・2b−ジホモ−15−エピ−16・
    16−ジメチル−PGE_2メチルエステル。 9 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R_1_2は水素、又は低級アルキル、又は薬学
    的に受入れられる陽イオンであり、Q_2は▲数式、化
    学式、表等があります▼ 又は ▲数式、化学式、表等があります▼ である〕の光学活性化合物のC_5− C_6エチレン結合を選択的に水素添加することからな
    る、 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R_1_2、Q_2及びYは上に定義されたとお
    りである〕の光活性化合物の製法。 10 水素添加が触媒として木炭上のパラジウムを使用
    することからなる、特許請求の範囲第9項による方法。 11 (1) 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔R_1_1は水素、又は低級アルキルであり、Xは−
    CH_2CH_2−又はシス−CH=CH−であり、Q
    _3は▲数式、化学式、表等があります▼又は ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、かつR_4はブロ ツキング基である〕の光学活性化合物をC−9位置で酸
    化し、9−オキソ化合物を生成し、(2) 段階2の反
    応生成物のブロツキング基を加水解し、かつ(3) R
    _1_1部分をR_1_2部分へ転化することからなる
    、 式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R_1_2は水素又は低級アルキル、又は薬学的
    に受入れられる陽イオンであり、Q_2は▲数式、化学
    式、表等があります▼ 又は ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、かつXは上に定 義されたとおりである〕の光学活性化合物の製法。
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