JPS5940370Y2 - 油圧エレベ−タの非常制御装置 - Google Patents

油圧エレベ−タの非常制御装置

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JPS5940370Y2
JPS5940370Y2 JP1976128001U JP12800176U JPS5940370Y2 JP S5940370 Y2 JPS5940370 Y2 JP S5940370Y2 JP 1976128001 U JP1976128001 U JP 1976128001U JP 12800176 U JP12800176 U JP 12800176U JP S5940370 Y2 JPS5940370 Y2 JP S5940370Y2
Authority
JP
Japan
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car
cylinder
control device
power supply
solenoid valve
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Expired
Application number
JP1976128001U
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English (en)
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JPS5345664U (ja
Inventor
純弘 矢田貝
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は停電時を対象とした油圧エレベータの非常制
御装置に関するものである。
エレベータの運転中に停電が生じた場合にかご内に乗客
が閉じ込められる。
このときに油圧エレベータにあっては油圧装置の高圧油
を人為操作によって排出してかごを下降させて最寄り階
に停止させ乗客を救出することができる。
しかし、このような救出作業は人為操作によって行なわ
れるためややもすると救出作業の開始が遅れて、乗客が
、長時間閉じ込められる不具合がある。
また、乗客の救出後に乗場の戸が開放されたままになっ
ていて、停電が長時間続いた場合には、油圧装置の油温
低下、バルブ等からの微少な油もれによってかごが下降
するので、この乗場から人が転落する危険も考えられる
この考案は上記の欠点を解消するもので、停電時には迅
速に乗客を救出することができ、しかも安全な油圧エレ
ベータの非常制御装置を提供しようとするものである。
以下、この考案の一実施例を第1、第2図により説明す
る。
図中、1は昇降路、2はかご、3はかご2を昇降路1内
で昇降させる油圧装置で、4〜8は油圧装置3の構成機
器であって、4はかご2を支持するプランジャ、5はプ
ランジャ4を案内するシリンダ、6はシリンダ5に油を
供給する配管、7は油タンク、8は電磁弁、9は油圧エ
レベータを制御する制御装置、10は常用電源、11は
電池等からなる非常用電源、12は停電検出装置、13
は停電により常用電源10から非常用電源11に切換え
る電源切換装置、14は最下階の乗場、14a、 14
bは上方階の乗場、15は着床検出装置、16.17は
着床検出装置15の部分で、16ばかご2に取付けられ
た位置検出カム、17は乗場14に設けられた着床スイ
ッチからなる最下階検出器、18ばかご2の扉、19は
最下階乗場14の扉、19a、 19bは上方階乗場1
4a。
14bの扉、20は扉開閉装置(第2図に於いては駆動
用電動機を示す)、21は機械室、22.23は何んら
かの理由によりかご(2)が異常下降した場合の衝激を
和らげるため昇降路1底部に設けられた緩衝器である。
、今、運転中に常用電源10が停電したとすると、停電
検出装置12がこれを検出し、その出力信号を電源切換
装置13が受けることにより、制御回路が常用電源10
から非常用電源11に切換わる。
これによって、電磁弁8が開放されてかご2は自重によ
りシリンダ5内の油が押し出され、配管6を通って油は
油タンク7内に還流され、かご2は所定の速度で下降す
る。
かご2が最下階の乗場14に近ずくと、かご2に取付け
られた位置検出カム16が昇降路1の側壁1aに取付け
られた最下階検出器17を押圧して、電磁弁8は開底し
、第2図にお・いて鎖線で示される最下階の乗場14の
位置に停止させるとともに、扉開閉装置20が付勢され
て扉18.19を開放する。
したがって停電後の早期に乗客がかご2外へ脱出するこ
とができる。
また、かご2内の乗客脱出後扉19が開いておりかつ、
シリンダ5の油がもれること等によってかご2が沈下し
ても最下階の乗場14に対応して緩衝器22.23が設
けられており、これにかご2が支えられる。
したがって、かご2床と乗場14床との段差は大きくて
も20cm程度以内に保持されるので乗場14から人が
転落する事故を未然に防止することができる。
なお、非常用電源11は、停電検出装置12その他の制
御装置、お・よび電磁弁8、扉開閉装置20の駆動を行
うだけでよいため、極めて小容量の蓄電池でよく安価に
設備することができる。
また、扉開閉装置20を駆動するには容量が不足の場合
は、最下階乗場14に着床した際、かご2内の表示灯を
設けてこれを点灯して乗客にかご2内から手で扉18゜
19を開くように指示するようにすることもできる。
以」二説明したとおりこの考案は、通常時、常用電源に
より制御装置を介して油圧装置の電磁弁を制御してかご
を上下動する油圧エレベータにおいて、停電を生じたと
き、自動的に非常電源に切換え、これによって電磁弁を
開放して油圧装置の高圧油を排出してかごを下降すると
ともに、このかごが最下階の乗場に到達したときに電磁
弁を開底して停止させるようにしたものである。
これによって、かご内の乗客を停電後の早期に脱出させ
ることができ、また、乗客脱出後のエレベータに近ずく
人の危険を防ぐことができる。
しかもこのような作用を、通常の下降用油圧回路で非常
時運転を行なうようにしたので、少ない設備費で得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による油圧エレベータの非常用制御装
置の一実施例の横取と動作を説明するブロック図、第2
図は第1図に対応した油圧エレベータを概念的に示す縦
断側面図である。 2・・・・・・かご、3・・・・・・油圧装置、8・・
・・・・電磁弁、9・・・・・・制御装置、10・・・
・・・常用電源、 11・・・・・・非常用電源、12
・・・・・・停電検出装置、13・・・・・・電源切換
装置、17・・・・・・最下階検出器。 なお、図中同一部分は同一符号により示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. かごを支持するプランジャと、このプランジャーを支持
    するシリンダと、このシリンダと油タンクとの間を連結
    する配管と、この配管の中途に設けられた電磁弁とを具
    備した油圧装置を備え、この油圧装置の電磁弁を常用電
    源により制御装置を介して制御することにより、シリン
    ダ内に圧油を供給あるいはシリンダ内より圧油を排出さ
    せ、このシリンダ内を摺動するプランジャを動作してか
    ごを上下動する油圧エレベータにおいて、常用電源が停
    電したときに上記制御装置に接続される非常用電源と、
    かごが最下階にいるときに動作する最下階検出器とを設
    は上記常用電源の停電時に上記非常用電源により上記電
    磁弁を開放し、かつ上記最下階検出器の動作を介して上
    記電磁弁を閉成するようにしたことを特徴とする油圧エ
    レベータの非常制御装置。
JP1976128001U 1976-09-22 1976-09-22 油圧エレベ−タの非常制御装置 Expired JPS5940370Y2 (ja)

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JPS5345664U JPS5345664U (ja) 1978-04-18
JPS5940370Y2 true JPS5940370Y2 (ja) 1984-11-15

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ID=28737298

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS499326U (ja) * 1972-04-25 1974-01-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS499326U (ja) * 1972-04-25 1974-01-26

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