JPS5940122B2 - オキシジアセトアルデヒドソセイブツ - Google Patents

オキシジアセトアルデヒドソセイブツ

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JPS5940122B2
JPS5940122B2 JP50146929A JP14692975A JPS5940122B2 JP S5940122 B2 JPS5940122 B2 JP S5940122B2 JP 50146929 A JP50146929 A JP 50146929A JP 14692975 A JP14692975 A JP 14692975A JP S5940122 B2 JPS5940122 B2 JP S5940122B2
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oxydiacetaldehyde
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N35/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom having two bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. aldehyde radical
    • A01N35/02Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom having two bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. aldehyde radical containing aliphatically bound aldehyde or keto groups, or thio analogues thereof; Derivatives thereof, e.g. acetals

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改良された化学的滅菌及び消毒溶液組成物に関
し、より詳しくは殺菌剤としてオキシジアセトアルデヒ
ドを利用する組成物とこのような組成物による消毒法と
に関する。
内科及び外科用具の化学的消毒は重要さを増してきてお
り、グルタルアルデヒド(グルタルジアルデヒド)は2
%アルコール溶液または特にpH7,4以上にアルカリ
性化した2%水溶液の状態で器械・器具類のより重要な
殺菌剤の1つであることが立証されている。
このような目的でグルタルアルデヒドを使用することに
ついて触れた特許には次のものがある。
(a) 米国特許第3016328号;これはグルタ
ルアルデヒドのようなC2−6飽和ジアルデヒドとアル
カリ化剤をアルコール溶液またはpH7,4以上の水溶
液状で含有する胞子撲滅組成物による消毒法を教示して
いる。
(b) 米国特許第3282775号:これはC2−
6飽和ジアルデヒド、好ましくはグルタルアルデヒドと
陽イオン性表面活性剤を含有する胞子撲滅組成物による
消毒法を教示する。
(c) 米国特許第3697222号;これは処理すべ
き用具を45℃より高温でグルタルアルデヒド酸性水溶
液と接触させることによる滅菌、並びにその際同時に上
記溶液に音波エネルギーをあてることによる滅菌法を教
示している。
(d) 米国特許第3708263号:これは処理す
べき用具をグルタルアルデヒド水溶液(pH2−8,5
)及びジメチルスルホキシドを含有する薬剤溶液と、7
5℃より低温で同時に超音波をあてながら、接触させる
ことによる低温滅菌法を教示している。
(e) 南アフリカ国特許出願公告第72/4044
号;これはpH6,5−7,4でグルタルアルデヒドを
含有する胞子撲滅組成物であって、場合によりさらに洗
浄剤及び/またはモノアルデヒドを含有していてもよい
組成物を教示している。
上述の特許の組成物及び方法で使用されているクルクル
アルデヒドをオキシジアセトアルデヒドに代えると、よ
り向上した或いは同様の結果が得られることがここに判
明した。
このオキシジアセトアルデヒド組成物は、従来のグルタ
ルアルデヒド組成物と同じ適用形式で同じように使用さ
れる。
同じ濃度ではオキシジアセトアルデヒドはグルタルアル
デヒドよりわずかに活性が低い。
また、オキシジアセトアルデヒドは活性な殺菌剤であっ
て、溶液状で内科及び外科用具や家庭用品等のオキシジ
アセトアルデヒド含有組成物で処理されるものを消毒す
ることができ、さらにこのようなオキシジアセトアルデ
ヒド溶液は汚染した物と接触させるとこれを滅菌するこ
ともでき、したがって存在していた胞子(芽胞)を撲滅
することも見出された。
さらにはまた、その殺菌活性度(すなわち、オキシジア
セトアルデヒド溶液が菌体のみの殺菌または制菌性しか
有しないか、或いはさらに胞子撲滅作用をも有するかど
うか)は、オキシジアセトアルデヒド含有溶液に他の成
分を添加するか、或いは使用条件によって高めることが
できることも判明した。
オキシジアセトアルデヒドは3−オキサグルタルアルデ
ヒドまたはジグリコールアルデヒドとも呼ばれ、0HC
CH20CH2CHOという式を有する。
これは、式が0HCCH2CH2CH2CHOのグルタ
ルアルデヒドとは、メチレン基の代りに鎖中に酸素カ存
在する点で異なっている。
オキシジアセトアルデヒドは1961年に公知となった
[C0L。
Zirkle等、J、Org、Chem、26.395
(1961)参照〕。
これは種々の文献の川西では主として中間体として使用
されており、またゼラチン皮膜に対する写真用硬化剤と
しての用途は米国特許第3304179号に教示されて
いる。
しかし、オキシジアセトアルデヒドを消毒または滅菌に
使用することは本発明より前には知られていなかった。
オキシジアセトアルデヒドは、これが属する酸素介在飽
和ジアルデヒド族の中で、顕著な殺菌活性を有すると思
われる唯一のものである点で特異であるように思われる
オキシジアセトアルデヒドの4種の同族体を調製し、試
験した。
すなわち、式0HCCH20CH2CH2CHO1 OHCCH20(CH2CH20)nCH2CHO(n
−1とn−2)及び 0HCCH20CH(CH3)CH20CH2CHOの
化合物である。
しかし、これらはいずれも細菌胞子または増殖性細菌(
vegetative bacteria)に対して
不活性であることが見出された。
オキシジアセトアルデヒドの水溶液は、本発明の最も簡
単で基本的な殺菌組成物である。
純粋なオキシジアセトアルデヒドは中性pHを有する。
この化合物の製造法によっては、酸、たとえば酢酸が混
入し、オキシジアセトアルデヒドと共に少量の酸が存在
するためにpHの低下を招く。
しかし、この化合物は純粋な状態で得ることもでき。
またpHを慣用手段により任意の所望水準に調整するこ
ともできる。
本発明のオキシジアセトアルデヒド溶液はあらゆるpH
領域で殺菌活性を有している(消毒または滅菌用に使用
しうるまたは望ましいと考えられている範囲より低いp
H2−5程度の低pHでもそうである)。
この溶液のpHは所望に応じて容易に上昇または低下さ
せることができる。
また、上記の基本組成物は、後述するように、単に所望
の別の材料と混合することによって、さまざまの適用要
件に合致するようにいろいろに変性させてもよい。
添付の第1図は、胞子死滅速度試験にしたがって種々の
濃度のオキシジアセトアルデヒド溶液の枯草菌(Bac
illus 5ubtilis、 ATCC19659
)に対する活性を比較したグラフである。
試験した溶液のオキシジアセトアルデヒド含有量はそれ
ぞれ0.5%、1%、2%、3%及び4%であり、これ
らの各溶液はいずれもさらに1.4%の酢酸ナトリウム
及び1%リン酸酸水素ナナトリウム緩衝剤pH8)を含
有している。
このグラフは活性が濃度と共に増大することを示す。
ここに示した組成物の1つであって、3%のオキシジア
セトアルデヒド、1.4%の酢酸ナトリウム及び1%の
リン酸水素二ナトリウム(以下、リン酸水素ナトリウム
という)(pH8)の水溶液からなる現在好ましい組成
物が示す枯草菌胞子に対する活性は、周知のCIDEX
(商標)活性化ジアルデヒド溶液(2,2%のグルタル
アルデヒドを含有するpH約9の水溶液)の活性と同等
である。
本発明の組成物の殺菌活性は、主としてオキシジアセト
アルデヒド濃度、pH1温度、並びに相乗作用物質(例
、酢酸ナトリウム及び/またはインプロパツール)の存
在のような因子によって影響を受ける。
活性はまたイオン強度及び表面張力(これは表面活性剤
の存在に影響される)による影響も受けるが、その程度
は小さい。
後出の第1〜8表はこれらの点を示すために挙げたもの
である。
現在利用しうる消毒または滅菌組成物中に見出されるそ
の他の望ましい成分も、これらがオキシジアセトアルデ
ヒドと、また相互に適合しうるものであれば、添加して
も構わない。
本発明の組成物に使用することのできる種々の成分と、
pH及び温度の影響下での組成物−活性の関係は次の通
りである。
(■)オキシジアセトアルデヒド(ODAA):この化
合物が活性殺菌成分である。
他の因子が同じであるとき、本発明の組成物の殺菌活性
はオキシジアセトアルデヒドの割合が増すにつれて高く
なる。
これは特に第2表及び第3表と第1図に見られる。
(2)溶媒二本発明の消毒及び滅菌溶液に使用される好
ましい溶媒は水であって、これは無毒で、安価であり、
清浄用途に普通に使用されている。
オキシジアセトアルデヒドは試験した全濃度で水に完全
に可溶性である。
有機溶媒も共溶媒として添加できる。
これには、(a)炭素数1−4の低級アルカノール(例
、メタノール、エタノール、プロパツール類、ブタノー
ル類)、(b)炭素数2−6のグリコール(例、エチレ
ングリコール、フロピレンクリコール、2−ブテンート
4−ジオール、2−ブチンート4−ジオール、2−メチ
ル−2・4−ベンタンジオール)、(c)グリセリンそ
の他のトリオール、(d)ジメチルスルホキシド、(e
)ポリエチレングリコールがある。
(3)アルコールとオキシジアセトアルデヒドとの相乗
作用:試験したアルコールはいずれも使用濃度(10%
ないし70%)で細菌胞子に対して単独では活性ではな
かったが、オキシジアセトアルデヒド溶液に成る種のア
ルコール(例、インプロパツール及びプロピレングリコ
ール)を添加すると、胞子撲滅活性に対する相乗効果が
現れる。
この相乗効果は、第4表に示すようにアルコール濃度の
増大と共に高まる。
インプロパツールまたはプロピレングリコールをオキシ
ジアセトアルデヒド溶液に添加したときには(例えばア
ルコール濃度10%で)、増殖性細菌に対する活性の向
上もいくらか認められた。
しかし、その他のアルコール(例、エタノール及びヘキ
シレングリコール)はほとんど或いはまったく利益を与
えず(第4表参照)、相乗効果をまったく示さない。
(4)適合しうる( compatible )アルカ
リ化剤:広範なアルカリ化剤(pHを上昇させるのに使
用しうる化合物)を単独または組み合せて使用すること
ができる。
これは本質的に無機のものでも有機のものでもよい。
使用しうる無機アルカリ化剤の例には無機酸のアルカリ
金属塩(好ましくはナトリウムもしくはカリウム塩)、
たとえばホウ酸塩(メタもしくはテトラ)、炭酸塩及び
リン酸塩がある。
ホウ酸塩及びリン酸塩は、オキシジアセトアルデヒド組
成物が最適の活性を示すpH7−9の範囲での緩衝剤と
して好ましい。
これらの緩衝剤は0.1−1%(重量)の濃度で使用す
るのが最適であるが、必要に応じてより高濃度でも構わ
ない。
使用する有機アルカリ化剤には次の種類のものがある。
(a)脂肪族もしくは芳香族カルボン酸、たとえばギ酸
、酢酸、プロピオン酸、シュウ酸、マロン酸、クエン酸
、ニトリロトリ酢酸 (NTA)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)安息
香酸、サリチル酸等のアルカリ金属塩(好ましくはナト
リウムもしくはカリウム塩);(b)第三級アミン、た
とえばトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリエタ
ノールアミン等:(c)ピリジン及びアルキル置換ピリ
ジン。
アルデヒド官能基を破壊することが知られている化合物
、たとえば亜硫酸塩、重亜硫酸塩及びピロ亜硫酸塩、並
びに第−級及び第二級アミンは0.2重量%より高濃度
でアルカリ化剤として使用すべきではない。
本明細書で使用した+1適合しうるアルカリ化剤11と
は、0.2重量%以下の濃度でしか混入されないような
アルデヒド官能基を壊す化合物と第−級及び第二級アミ
ンを除いたアルカリ化剤を包含することを意図したもの
である。
5)カルボン酸塩とオキシジアセトアルデヒドとの相乗
作用:カルボン酸塩はpn−h昇のためばかりでなく、
相乗作用物質としても有用である。
試験したカルボン酸塩はいずれも使用濃度(約1%)で
単独では細菌胞子に対して活性ではなかったが、オキシ
ジアセトアルデヒドとカルボン酸塩との組み合せは多く
の相乗作用を示す胞子撲滅組成物を生ずる(第5表参照
)。
相乗作用、オキシジアセトアルデヒドとカルボン酸塩(
例、酢酸ナトリウム)及びアルコール(例、インプロパ
ツールまたはエタノール)の三成分の組み合せでも明ら
かである(第5表参照)。
はとんどの場合、オキシジアセトアルデヒド溶液にカル
ボン酸塩を添加すると増殖性細菌に対する活性のわずか
な低下を生ずるが、例外はシュウ酸塩に見られ、シュウ
酸塩は黄色ブドウ球菌(S taphylococcu
s aureus )及び緑膿菌(P seudomo
nas aeruginosa )を撲滅するのに必要
なオキシジアセトアルデヒドの量を著しく減少させる。
(6)オキシジアセトアルデヒドの殺菌活性に及ぼすp
H及び温度の影響ニオキシジアセトアルデヒド溶液は第
6表のデータが示すように、室温でpH4−9の広いp
H範囲にわたって増殖性細菌を撲滅する。
しかし、オキシジアセトアルデヒドの胞子撲滅活性の方
はpHにより強く依存する。
細菌胞子に対する顕著な撲滅率は室温ではpH7−9,
30℃より高温ではpH4−9の範囲にわたって認めら
れる(第7表参照)。
さらにまた、本発明の組成物は、米国特許第36972
22号及び同第3708263号に教示されているよう
に、超音波エネルギーを併用して効果を高めてもよい。
(7)表面活性剤24種類(非イオン性、陽イオン性、
陰イオン性及び両性)の表面活性剤のいずれも、所望に
応じてオキシジアセトアルデヒド溶液に添加することが
できる。
清浄性のためには、表面活性剤の濃度は0,1ないし約
3%(重量)の範囲内であるのが最適である。
これまで試験した表面活性剤(セチルピリジニウムクロ
リド、E thoquad C/ 25. 、ラウリル
硫酸ナトリウム、Tergitol 15− S−1
2、S tandapol ES −2、Uniter
ge −SK −2、各0.25%濃度)はいずれも、
水中に懸濁させた細菌胞子に対する活性に対していずれ
にしてもそう大きな影響を及ぼさないように思われる。
増殖性細菌に対する活性を高める(例、2倍に)ように
思われる表面活性剤もあるにはあるが、悪影響を与える
ものはない(第8表参照)。
(8)他の殺菌剤:所望により、本発明のオキシジアセ
トアルデヒド組成物に他の殺菌剤を混入してもよい。
これには、(a)モノアルデヒド(例、ホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチル
アルデヒド) 、(b)C2−6飽和α・ω−ジアルデ
ヒド、(例グリオキザール、マロンアルデヒド、スクシ
ンアルデヒド、アセトアルデヒド及び好ましくはグルタ
ルアルデヒド) 、(c)フェノール、クレゾール及び
その他のフェノール類消毒剤、(d)第四級アンモニウ
ム化合物がある。
このような他の殺菌剤の存在は本発明にとって必須のも
のではなく。
任意であるにすぎない。
(9)着色剤:溶液のpHを色で指示する、或いは指示
しない着色剤を本発明のオキシジアセトアルデヒド溶液
に添加してもよい。
このような着色剤の代表例にはFD&C緑色8号、FD
&C青色1号、FD&C黄色5号、フェノール赤、ロゾ
ール酸、クレゾール赤等がある。
このような物質は約0.0001%で使用するのが最適
である。
00)腐食防止剤二面硝酸ナトリウムまたは硝酸ナトリ
ウムのような腐食防止剤も所望により添加しうる。
これらの物質は0.01ないし0.1重量%の範囲で使
用するのが最適であろう。
C1)アルデヒド安定剤二ホルムアルデヒドナトリウム
スルホキシラートまたはホルムアルデヒド/重亜硫酸ナ
トリウム付加生成物のようなアルデヒド添加剤を添加し
うる。
このような物質は0.1ないし1重量%で使用するのが
最適である。
(12)香料:ハツカ油、ノ・ツカ、冬緑油、松油等の
香料も所望に応じて使用でき、特にオキシジアセトアル
デヒド溶液を消毒用に使用しようとする場合にこれらを
添加しうる。
このような物質は約0.01ないし0.1重量%で使用
するのが最適である。
(13)エアゾールニオキシジアセトアルデヒド組成物
は、オキシジアセトアルデヒド溶液をエアゾール容器か
ら噴射させるために使用しうるエアゾール噴射剤(例、
フレオン)とのエアゾール形態で使用することもできる
本発明のオキシジアセトアルデヒドはアルカリ性にした
グルタルアルデヒド水溶液に比べて次の点で有利である
(1)溶液状のオキシジアセトアルデヒドは蒸気圧が低
く、不揮発性であるので、人間の眼を刺激する蒸気を生
じない。
これに対して、グルタルアルデヒドは揮発性であって、
使用に注意を払わないと成る種の条件下では蒸発によっ
て眼の刺激を引き起すことがある。
(2)オキシジアセトアルデヒドは非常にかすかではあ
るが不快ではない臭いを有しているのに対し、グルタル
アルデヒドは使用者が時折苦情を訴えるようなかなりは
つきりした臭いを有する。
(3)本発明の組成物は、中性または塩基性側になるよ
うにアルカリ化剤で活性化したときに、時間が経過して
もこれが入っている容器中で或いはこれで処理した物体
上に何も沈積物を残さないのに対し、グルタルアルデヒ
ド溶液をアルカリ化剤で中性pH以上に活性化させたと
きには、時間の経過(時効)によって沈積物を生じ、し
たがって処理した物体上に残渣を残す。
生物学的試験法 後出の表は本発明の範囲内の種々の組成物の使用によっ
て得られた微生物学的試験結果を示す。
ここに示された微生物学的評価法は(a)黄色ブドウ球
菌(ATCC6538)及び緑膿菌(ATCC1544
2)に対する各組成物の最低死滅濃度試験、25℃で1
0分間の露出時間にして測定;(b)20℃で測定した
AOAC使用−希釈試験:及び(c)胞子死滅速度試験
に基いている。
試験(a)及び(c)については以下に詳述する。
最低死滅濃度試験法 最低死滅濃度試験は、消毒剤が25℃で10分以内に殺
菌作用をするのに必要な最低濃度を決定するために使用
される。
この試験で使用する材料は次のものである。
黄色ブドウ球菌、ATCC6538 緑膿菌、ATCC15442 レシーン肉汁(Letheen broth )移転
ループ、直径4mm 使用した試験微生物は次のようにして調製する。
(1) 培養株(5tock culture )を
培養寒天斜面上に1月ごとに移しかえながら保存する。
新しく株を移転してから1−2田ま37℃に保温し;2
−5℃で貯蔵する。
(2)培養株から栄養肉汁の入った試験管に接種する。
栄養肉汁中への移転は1日1回で少なくとも4日間(≦
30)続けて行ない、試験のために培養菌を使用するま
で37℃に保温する(毎日の移転は1回は忘れても構わ
ない)。
(3)試験では37℃の栄養肉汁中で増殖した微生物の
22−26時間培養のものを使用する。
(4)黄色ブドウ球菌培養物は使用前に吸引処理する。
緑膿菌培養物は使用前に上皮を取り除くためにデカンテ
ーションする。
使用した試料と対照物は次のようにして調製する。
(1)試料は、試験すべき各希釈液5ydを25×15
0mmの試験管(薬用管)の中に入れて調製する。
希釈液は一般に2倍または5倍の希釈率で順々に調製さ
れる。
使用した試験法は次のとおりである。
(1)試験試料を25℃の水浴の中に置き、温度が一定
になるまで少なくとも5分間放置する。
(2) 0.5 mlの試験培養物を30秒間隔で各
希釈液に加える。
(3)渦動混合機を利用して試験管を攪拌する。
(4)10分間の露出時間だけ放置した後、各試験管か
ら1ループ分だけをレシーン肉汁の試験管に二次培養の
ために移しかえる。
(5)レシーン肉汁の試験管1本につき微生物を1ル一
プ分入れただけの絶対育成力(positiveuia
bility )の対照データを定める。
微生物1ループ分プラス試験した最高濃度の消毒剤1ル
一プ分の静的対照例も試験する。
(6)レシーン肉汁管を37℃で48時間保温培養し、
結果をみる。
結果を決めるのに使用した計算法は次のとおりである。
最低死滅濃度(MKC)は、25℃で10分までに緑膿
菌と黄色ブドウ球菌を撲滅する消毒剤最低濃度と規定さ
れるものであって、これは試験した最初の濃度を試験微
生物を撲滅することのできた最高希釈率で割ることによ
って計算される。
例:消毒剤濃度=2.0% 有効希釈率−4X 胞子死滅速度試験法 試験すべき胞子撲滅剤溶液9m/を験諸管に入れ、試験
管を25℃の恒温に保たれている水浴中に半分だけ数分
間つげた後、1mlにつきはy107個の胞子を含有す
る胞子懸濁液1 rulを添加する。
使用した胞子は枯草菌種のものであって、AOAC(t
he As5ociation of 0fficia
l AnalyticalChem 1sts )胞子
撲滅試験法によって調製されたものである。
得られた混合物を渦動混合機で簡単に攪拌し、混合物の
うちの0.1mAを下記の方法で処理するために抜きと
った後、試験管を水浴中に再びつげる。
胞子を胞子撲滅剤溶液にさらした直後(時間O)と、そ
の後30分ごとの間隔で、試験管から0.1rrtlづ
つを抜きとり、連続希釈する(希釈率は存在する生存胞
子の数に応じて10ないし104の範囲内)。
得られた希釈液1mlを30m1の滅菌蒸留水と共に微
孔沢過器に入れ、0.45ミクロン(孔径)の膜を通し
て吸引沢過し、その後膜を30m1の滅菌蒸留水でゆす
ぎ、培養寒天ペトリ皿の上に置く。
これを37℃で48時間培養し、クリスタル紫で染色す
る。
(ペトリ皿上に観察された細菌集落の数)×(希釈率)
の積はその露出時間における生育(生存)胞子数、Sを
与える。
この値を時間Oで観察された生存胞子数で割った値、す
なわちS/Soは生存胞子の割合を与える。
これを片対数グラフ用紙に露出時間に対してプロットす
ると、生存率一時間曲線が得られる。
各生存率一時間曲線は2つの活性パラメーターD値とT
4値によって表わすこともできる。
D値は生存胞子数が該曲線の直線部分において1/10
(10−1)に減少するのに要する時間として定義され
、T4値&’l存胞子数が1/104(10″)に減少
するのに要する時間(時間Oからの)として定義される
後出の第1−8表に示した実施例は、非常に多くのオキ
シジアセトアルデヒド(ODAA)含有浴※液調合物の
結果を例示し、或いは同じ調合物を種種の使用条件下で
使用した場合の結果を例示する。
表に示した各実施例の調合液は、そこに記載されている
全成分を単に混合して調製したものである。
特別の指示がない限り、各成分の%は重量%であり、溶
媒は水である。
酢酸ナトリウムその他のナトリウム塩が成分の1つとし
て記載されている場合、pHが酸性側であるときにはこ
の物質はナトリウム塩としてではなく酸として存在する
第1表は実施例1−9を含み、9種類のオキシジアセト
アルデヒド(ODAA)組成物の効果を示すもので、最
低死滅濃度試験によって測定した増殖性細菌に対する活
性と、胞子死滅速度試験によって測定した細菌胞子に対
する活性を示す。
実施例1−3は、種々の濃度のオキシジアセトアルデヒ
ド単独の水溶液を利用し、そのpHは中性かや又アルカ
リ性側である。
実施例4−6は種種の量のアルコールの添加による効果
を、また実施例7−9は酸性pH1塩基性、H及びゃ瓦
高い温度での酢酸ナトリウム(pHによっては酢酸)の
添加による効果を示す。
すなわち、実施例8はや瓦高温の使用による胞子撲滅活
性の最大効果を示し、実施例9は高pH条件の方が低p
H条件より胞子撲滅性が高いことを示す。
a 黄色ブドウ球菌ATCC6538及び緑膿菌ATC
CI 5442に対する10分以内の最低濃度による測
定b 10時間以下のT4値による胞子死減速度試験
によって測定、T4値は生存胞子数を10−4に減少さ
せるのに要した時間第2表は実施例10−14を含み、
オキシジアセトアルデヒドの濃度のみを変え、使用した
溶液をその他の点では同一にした場合のAOAC使用−
希釈試験による増殖性細菌に対する影響を示す。
この表でわかるように、存在するオキシジアセトアルデ
ヒド(ODAA)の濃度(%)が高いほど、溶液はより
活性になる。
a 溶液はいずれも酢酸ナトリウム 1.4%及びリン酸ナトリウム緩 衝剤1%を含有し、pH8,0で ある。
実施例15−19を含む第3表は胞子死減速度試験によ
る種々のオキシジアセトアルデヒド濃度の胞子撲滅活性
に及ぼす影響を示す。
各溶液はオキシジアセトアルデヒドの濃度を除いて同一
であり、胞子撲滅活性は濃度の増大と共に高まる。
a 各溶液はいずれも共通に1.4% の酢酸ナトリウムと1%のリン 酸塩緩衝剤(pH8)を含有し、 さらに表示した異なる濃度のオ キシジアセトアルデヒドを含有。
b 生存率一時間曲線の直線部分に おいて生存胞子数を1/10に 減少させるのに要する時間 C時間Oから生存胞子数が10″ に減少するまでに要した時間 第4衣は実施例20−27を含み、各種のアルコールと
アルコールの種々の濃度がオキシジアセトアルデヒド溶
液(アルコールを除けば組成は同一で、オキシジアセト
アルデヒド3%とpH8,0のリン酸ナトリウム緩衝剤
1%を含有)の殺菌活性に及ぼす影響を示す。
この表かられかるように、成る種のアルコールの添加に
よりアルコールの量と共に増大する相乗効果が得られる
が、エタノールはこのような効果を有しない。
a 使用した各溶液は3%のオキシジアセトアルデヒド
と1%のリン酸ナトリウム緩衝剤(pH8,0)を共通
に含有。
IP=−C/グロパノール、PG−プロピレンクリコー
ル、HG−ヘキシレングリコール、ET−エタノールb
生存率一時間曲線の直線部分において生存胞子数を1
/10に減少させるのに要する時間 C時間0かも生存胞子数が10〜4に減少するまでに要
した時間 第5表は実施例28−40を含み、酢酸ナトリウム、リ
ン酸水素ニナトリウム等のような種々のアルカリ化剤の
影響を示す。
アルカリ化剤のいくつかは相乗効果を有するようである
a 各溶液は共通に3%のオキシジアセトアルデヒドを
含有し、pHは水酸化ナトリウムまたは塩酸で8に調整
A−酢酸ナトリウム、P−リン酸水素二ナトリウムb
溶媒はイングロパノール30%−水70%(v/v ’
)C溶媒はエタノール30%−水70%(v/v)d
生存率一時間曲線の直線部分において生存胞子数を1/
10に減少させるのに要する時間 e 時間Oから生存胞子数が10″に減少するまでに要
した時間第6表は実施例41−45を含み、オキシジア
セトアルデヒド溶液(pHのみが異なる)の殺菌活性に
及ぼすpHの影響を示す。
使用した溶液は3%のオキシジアセトアルデヒド、1.
4%の酢酸ナトリウム及び1%のリン酸ナトリウム緩衝
剤を含有する水溶液であって、pHは4ないし9の範囲
内である。
a 各溶液は共通に0DAA3%、酢 酸ナトリウム1.4%及びリン酸 ナトリウム1%の緩衝剤含有。
第7表は実施例46−55を含み、pHと温度を変えた
ときの、オキシジアセトアルデヒド3%、酢酸ナトリウ
ム1.4%及びリン酸ナトリウム1%の緩衝剤を含有す
る水溶液の活性に及ぼす影響を示す。
a 各溶液は共通に3%のODAA、 1.4%の酢酸ナトリウム(酸 または塩の形)及び1%のり ン酸ナトリウム緩衝剤を含有。
ただし、pH3と4の溶液は リン酸二水素−ナトリウム緩 衝剤を含有しない。
b 生存率一時間曲線の直線部分 において生存胞子数を 1/10に減少させるのに要 する時間。
C時間Oから生存胞子数が 10−4に減少するまでに要 した時間。
第8表は実施例56−61を含み、1.4%の酢酸ナト
リウムと1%のリン酸水素二ナトリウム緩衝剤(pH8
)を含有する3%0DAA水溶液の殺菌及び胞子撲滅活
性に及ぼす各種の陰イオン性、非イオン性、陽イオン性
及び両性表面活性剤の影響を示す。
a 各溶液(対照例を除いては)は共通に3%の0DA
A、1.4%の酢酸ナトリウム及び1%のリン酸水素二
ナトリウム緩衝剤(pH8,0)を含有b 生存率一時
間曲線の直線部分において生存胞子数を1/10に減少
させるのに要する時間。
C時間Oから生存胞子数が10−4に減少するまでに要
した時間。
d オキシジアセトアルデヒドを含有しない。
e セチルピリジウムクロリドの制菌活性が見かけ活性
に対する寄与因子であるようである。
なお、本発明を以下に総括すると: (1)活性殺菌剤としてオキシジアセトアルデヒドを含
有する溶液からなる消毒剤組成物。
(2)上記第(1)項の組成物であって、少なくとも0
.2重量%のオキシジアセトアルデヒドを含有し、溶媒
が水であるもの。
(3)上記第(2)項の組成物であって、該溶液のpH
が4ないし9の範囲内であるもの。
(4)上記第(3)項の組成物であって、適合しうるア
ルカリ化剤をさらに含有しているもの。
(5)上記第(3)項の組成物であって、表面活性剤を
さらに含有しているもの。
(6)上記第(3)項の組成物であって、共溶媒として
有機溶媒をさらに含有しているもの。
(力 胞子撲滅に有効な量のオキシジアセトアルデヒド
を含有する水溶液からなる胞子撲滅用組成物。
(8)上記第(7)項の組成物であって、7.0より高
いpHで少なくとも3重量%のオキシジアセトアルデヒ
ドを含有しているもの。
(9)上記第(力項の組成物であって、少なくとも1重
量%のオキシジアセトアルデヒドを含有し、さらに適合
しうるアルカリ化剤をも含有しているもの。
(10)上記第(9)項の組成物であって、表面活性剤
をさらに含有しているもの。
αυ 上記第(9)項の組成物であって、インプロパツ
ールまたはプロピレングリコールをさらに含有している
もの。
(12)上記第(9)項の組成物であって、アルカリ化
剤が1.4%の酢酸ナトリウムと1%のリン酸塩緩衝剤
(pH8)であるもの。
α3)内科及び外科用具並びに家庭用品の消毒法であっ
て、これらの物品をオキシジアセトアルデヒド含有溶液
からなる組成物で処理する方法。
(14)上記第(13)項の方法であって、オキシジア
セトアルデヒド含有溶液がさらに適合しうるアルカリ化
剤をも含有している方法。
(15) 上記第03)項の方法であって、オキシジ
アセトアルデヒド含有溶液が少なくとも0.2重量%の
オキシジアセトアルデヒドを含有するpH4−9の水溶
液である方法。
(16)上記第(15)項の方法であって、オキシジア
セトアルデヒド含有溶液がさらにカルボン酸アルカリ金
属塩をも有している方法。
α力 汚染した物品をオキシジアセトアルデヒドの水
溶液と接触させて、胞子が存在している場合にはこれを
死滅させることからなる物品滅菌法。
(1,8) 上記第α7)項の方法であって、オキシ
ジアセトアルデヒド含有溶液がさらに適合しうるアルカ
リ化剤をも含有している方法。
(19) 上記第α8)項の方法であって、オキシジ
アセトアルデヒド含有溶液が表面活性剤をさらに含有し
ている方法。
(20) 上記E8)項の方法であって、オキシジア
セトアルデヒド含有溶液がさらにイソプロパツールまた
はプロピレングリコールを含有している方法。
(21)活性殺菌消毒剤として有効量のオキシジアセト
アルデヒドを含有し、さらに下記(a) −(k)の1
または2以上の成分を含有する水溶液からなる消毒剤組
成物: (a) インプロパツール (b) プロピレングリコール (c)カルボン酸アルカリ金属塩アルカリ化剤(d)
カルボン酸アルカリ金属塩とアルコール(e)表面活
性剤 (f) 別の殺菌剤 (g) 着色剤 (h)腐食防止剤 (i) アルデヒド安定剤 (j)香料 (k) エアゾール噴射剤。
(22)上記第(21)項の組成物であって、水溶液中
に共溶媒として有機溶媒も存在しているもの。
(23)胞子撲滅に有効な量のオキシジアセトアルデヒ
ドを含有し、さらに下晒a)−(k)の1または2以上
の成分を含有する水溶液からなる胞子撲滅組成物: (a)イソプロパツール (b) プロピレングリコール (c)カルボン酸アルカリ金属塩アルカリ化剤(d)
カルボン酸アルカリ金属塩とアルコール(e)表面活
性剤 (f) 別の殺菌剤 (g) 着色剤 (h) 腐食防止剤 (i) アルデヒド安定剤 (j) 香料 (k) エアゾール噴射剤。
(24)上記第(23)項の組成物であって、少なくと
も1重量%のオキシジアセトアルデヒドを含有し、さら
に適合しうるカルボン酸アルカリ金属塩のアルカリ化剤
をも含有するもの。
【図面の簡単な説明】
第1図は胞子撲滅速度試験によって測定した種種の濃度
のオキシジアセトアルデヒド溶液の枯草菌胞子に対する
活性を比較したグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 活性殺菌剤としてオキシジアセトアルデヒドを含有
    する溶液からなる消毒用または胞子撲滅用組成物。
JP50146929A 1974-12-11 1975-12-11 オキシジアセトアルデヒドソセイブツ Expired JPS5940122B2 (ja)

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