JPS5939823Y2 - 超電導回転機の冷却装置 - Google Patents
超電導回転機の冷却装置Info
- Publication number
- JPS5939823Y2 JPS5939823Y2 JP18281379U JP18281379U JPS5939823Y2 JP S5939823 Y2 JPS5939823 Y2 JP S5939823Y2 JP 18281379 U JP18281379 U JP 18281379U JP 18281379 U JP18281379 U JP 18281379U JP S5939823 Y2 JPS5939823 Y2 JP S5939823Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure relief
- rotor
- cooling device
- rotating machine
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、超電導回転機の冷却装置に関し、特に回転
子内の冷媒ガス放圧用弁の取付構造に関する。
子内の冷媒ガス放圧用弁の取付構造に関する。
第１図は超電導回転機の冷却装置を概念的に示す。
界磁コイル１を内蔵するコイル容器２はトルクチューブ
３Ａ、３Ｂによって回転子軸フランジ部４Ａ、４Ｂに固
定され、トルクチューブ３Ａ。
３Ａ、３Ｂによって回転子軸フランジ部４Ａ、４Ｂに固
定され、トルクチューブ３Ａ。
３Ｂには冷媒ガス通路用管路５Ａ、５Ｂが形成されてい
る。
る。
また、コイル容器２の周囲には熱しゃ断等を目的として
低温ダンパ６さらに常温ダンパ７が設けられ、これらは
一体に構成されて軸８゜９を持つ回転子にされる。
低温ダンパ６さらに常温ダンパ７が設けられ、これらは
一体に構成されて軸８゜９を持つ回転子にされる。
こうした回転子の一方の軸９の端部には回転自在に冷媒
給排装置１０が結合され、該装置から供給される液体ヘ
リウムなどの冷媒は配管１１を通してコイル容器２内２
に導かれ界磁コイル１を冷却し、コイル容器２に次いで
トルクチューブ３Ａ、３Ｂの管路５Ａ、５Ｂに導かれト
ルクチューブ３Ａ、３Ｂを冷却してコイル容器２とフラ
ンジ部４Ａ、４Ｂとの間を熱しゃ断する。
給排装置１０が結合され、該装置から供給される液体ヘ
リウムなどの冷媒は配管１１を通してコイル容器２内２
に導かれ界磁コイル１を冷却し、コイル容器２に次いで
トルクチューブ３Ａ、３Ｂの管路５Ａ、５Ｂに導かれト
ルクチューブ３Ａ、３Ｂを冷却してコイル容器２とフラ
ンジ部４Ａ、４Ｂとの間を熱しゃ断する。
トルクチューブ５Ａ、５Ｂを通した冷媒は配管１２Ａ、
１２Ｂさらに配管１３を通して冷媒給排装置１０、に戻
される。
１２Ｂさらに配管１３を通して冷媒給排装置１０、に戻
される。
こうした冷却装置を具える回転子において、外部磁界の
変動等によって界磁コイルが超電導状態から常電導状態
に遷移するクエンチ現象を生ずると、界磁コイルに多大
きジュール熱が発生する。
変動等によって界磁コイルが超電導状態から常電導状態
に遷移するクエンチ現象を生ずると、界磁コイルに多大
きジュール熱が発生する。
このジュール熱は冷媒を急激に蒸発させ、コイル容器の
内部圧力に急上昇をもたらす。
内部圧力に急上昇をもたらす。
このため、クエンチ現象時等におけるコイル容器内蒸発
ガスを速やかに外部へ放出するための放圧回路が設けら
れる。
ガスを速やかに外部へ放出するための放圧回路が設けら
れる。
第２図は従来の放圧回路構造を示す。
回転子軸８は軸受１４と軸受台１５によって支承され、
軸端面部カップリング１６によって駆動装置１７に結合
される。
軸端面部カップリング１６によって駆動装置１７に結合
される。
１９は駆動装置基台である。放圧回路はトルクチューブ
３Ｂの冷媒ガス管路５Ｂに連通した配管１９を軸８内を
通しもしくは軸８に管路を形成し、その先端部を軸８に
軸方向に中ぐりしてカップリング１６で塞いだ小室２０
に連通させ、この小室２０と配管１９の先端部とを放圧
弁としての放圧板２１で仕切り、小室２０には軸８の半
径方向にガス逃し孔２２を穿った構造にしている。
３Ｂの冷媒ガス管路５Ｂに連通した配管１９を軸８内を
通しもしくは軸８に管路を形成し、その先端部を軸８に
軸方向に中ぐりしてカップリング１６で塞いだ小室２０
に連通させ、この小室２０と配管１９の先端部とを放圧
弁としての放圧板２１で仕切り、小室２０には軸８の半
径方向にガス逃し孔２２を穿った構造にしている。
こうした構造の放圧回路により、コイル容器内の急激な
圧力上昇の際放圧板２１が破られて冷媒ガス圧を逃がす
。
圧力上昇の際放圧板２１が破られて冷媒ガス圧を逃がす
。
しかし、放圧板２１は軸８の小室内に取付けられている
ため、放圧板２１の保守、点検や放圧後の取換作業には
回転子から駆動装置１７を分離して放圧板２１の保守ま
たは取換が可能な状態とする。
ため、放圧板２１の保守、点検や放圧後の取換作業には
回転子から駆動装置１７を分離して放圧板２１の保守ま
たは取換が可能な状態とする。
犬がかりな作業を必要とし、また駆動装置１Ｔと回転子
を分離すると、再度芯出しを必要とする欠点があった。
を分離すると、再度芯出しを必要とする欠点があった。
この考案は、放圧用配管先端を回転子軸半径方向にその
局面近くまで設け、放圧弁が回転子軸周面に露出する放
圧回路とすることにより、放圧弁の保守、点検等を容易
にした冷却装置を提供することを目的とする。
局面近くまで設け、放圧弁が回転子軸周面に露出する放
圧回路とすることにより、放圧弁の保守、点検等を容易
にした冷却装置を提供することを目的とする。
第３図はこの考案の一実施例を示す要部構成図である。
、同図が第２図と異なる部分は、冷媒ガス管路５Ｂに連
通した放圧用配管２３を軸８内に軸方向に沿って形成し
、軸受１４とカップリング１６の中間部で軸８の半径方
向に引出し、その先端を軸８０周面近くまで引出して設
け、放圧弁としての放圧板２４を軸８の周面に露出させ
て設けた点にある。
通した放圧用配管２３を軸８内に軸方向に沿って形成し
、軸受１４とカップリング１６の中間部で軸８の半径方
向に引出し、その先端を軸８０周面近くまで引出して設
け、放圧弁としての放圧板２４を軸８の周面に露出させ
て設けた点にある。
こうした構造により、コイル容器内の圧力上昇時には放
圧板２４が破られて冷媒ガス圧を回転子外に逃がす。
圧板２４が破られて冷媒ガス圧を回転子外に逃がす。
そして、ガス放圧後の放圧板２４の取替えや保守、点検
の際には、軸周面に露出する放圧板２４を駆動装置１７
と回転子との分離をすることなく直接取替えたり点検し
たりすることが可能となる。
の際には、軸周面に露出する放圧板２４を駆動装置１７
と回転子との分離をすることなく直接取替えたり点検し
たりすることが可能となる。
従って、駆動装置１７と回転子の分離作業や結合に際し
ての芯出し作業など大がかりな作業を不要にして放圧回
路の管理、補修作業時間を大幅に短絡できる。
ての芯出し作業など大がかりな作業を不要にして放圧回
路の管理、補修作業時間を大幅に短絡できる。
なお、放圧弁としては放圧板に限られるものでなく、ダ
イヤフラム弁などを使用した放圧回路を適用できること
は勿論である。
イヤフラム弁などを使用した放圧回路を適用できること
は勿論である。
また、放圧用配管はトルクチューブ３Ｂの管路５Ｂに連
通ずるに限らず冷媒供給排出路の一端に連通してコイル
容器内ガス圧を速やかに放圧できる配管路を形成できる
ものであれば良い。
通ずるに限らず冷媒供給排出路の一端に連通してコイル
容器内ガス圧を速やかに放圧できる配管路を形成できる
ものであれば良い。
以上のとおり、この考案によれば、コイル容器内のガス
圧異常時に該ガス圧を回転子外に放圧する放圧回路での
放圧弁取替えなどの補修作業が大幅に簡単になる効果が
ある。
圧異常時に該ガス圧を回転子外に放圧する放圧回路での
放圧弁取替えなどの補修作業が大幅に簡単になる効果が
ある。
第１図は結電等回転機の冷却装置を概念的に示す図、第
２図は従来の冷却装置における放圧回路を説明するため
の要部構成図、第３図はこの考案の一４施例を示す要部
構成図である。 １・・・・・・界磁コイル、２・・・・・・コイル容器
、３Ａ、３Ｂ・・・・・・トルクチューブ、８，９・・
・・・・回転子軸、１７・・・・・・駆動装置、２３・
・・・・・放圧用配管、２４・・・・・・放圧弁。
２図は従来の冷却装置における放圧回路を説明するため
の要部構成図、第３図はこの考案の一４施例を示す要部
構成図である。 １・・・・・・界磁コイル、２・・・・・・コイル容器
、３Ａ、３Ｂ・・・・・・トルクチューブ、８，９・・
・・・・回転子軸、１７・・・・・・駆動装置、２３・
・・・・・放圧用配管、２４・・・・・・放圧弁。
Claims (1)
- 回転子の界磁コイルを冷却するための回転手内冷媒供給
排出路の一端から回転子の軸端まで冷媒ガス放圧用配管
を設け、この放圧用配管の端部に放圧弁を設ける超電導
回転機の冷却装置において、上記放圧用配管は回転子軸
内をその軸方向に沿って設けその先端を該回転子軸半径
方向にその周面近くまで設け、上記放圧弁は回転子軸周
面に露出させる構造とすることを特徴とする超電導回転
機の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18281379U JPS5939823Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | 超電導回転機の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18281379U JPS5939823Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | 超電導回転機の冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56101172U JPS56101172U (ja) | 1981-08-08 |
| JPS5939823Y2 true JPS5939823Y2 (ja) | 1984-11-08 |
Family
ID=29693137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18281379U Expired JPS5939823Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | 超電導回転機の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5939823Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-29 JP JP18281379U patent/JPS5939823Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56101172U (ja) | 1981-08-08 |
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