JPS5939411Y2 - 電源装置 - Google Patents

電源装置

Info

Publication number
JPS5939411Y2
JPS5939411Y2 JP15847778U JP15847778U JPS5939411Y2 JP S5939411 Y2 JPS5939411 Y2 JP S5939411Y2 JP 15847778 U JP15847778 U JP 15847778U JP 15847778 U JP15847778 U JP 15847778U JP S5939411 Y2 JPS5939411 Y2 JP S5939411Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recess
power supply
supply unit
adapter
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15847778U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5575067U (ja
Inventor
源次郎 小川
秀寿 菊地
Original Assignee
ソニー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソニー株式会社 filed Critical ソニー株式会社
Priority to JP15847778U priority Critical patent/JPS5939411Y2/ja
Publication of JPS5575067U publication Critical patent/JPS5575067U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5939411Y2 publication Critical patent/JPS5939411Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y02E60/12

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Structure Of Receivers (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はラジオ受信機やその他の各種の電子機器に適用
される電源装置であって、%に例匪ばACアダプターや
充電式電池パックの如き電池とは別の電源ユニットの取
付けに関するものである。
従来から電子機器において通常用いられる部品の取付は
構造は、合成樹脂製の筐体やシャーシ等に一体的に成形
されたバネ性を持った係止爪にて部品を固定する構造で
ある。
しかしながらこのような従来構造では、例えば電源パッ
クの如き重量のある部品を取付けると、ガタッキが発生
し易く、かつ強度的にも問題があった。
本考案は上述の如き欠陥を是正すべく考案されたもので
あって、電子機器の筐体に設けた凹所内に電池を着脱自
在に収納させ、その収納された電池は凹所内の第1の内
壁に設けた導電性を有するバネによってその第1の内壁
と相対向する第2の内壁側に押圧させるように構成しで
ある電源装置において、上記凹所内の電池を取外した時
にその凹所内に着脱自在に収納可能な別の電源ユニット
を設け、上記凹所内の第1及び第2の内壁と夫々対向さ
れる上記電源ユニットの第1及び第20外壁に第1及び
第2の係止部を夫々設け、これら第1及び第20係止部
が夫々係止される第1及び第2の係合部を上記凹所内の
第1及び第2の内壁に夫々設け、上記凹所内の第1及び
第2の内壁とは直交する方向に相対向する第3及び第4
の内壁にガイドレールを夫々設けると共に、これら両ガ
イドレールの上記第1の内壁IF)端部には切欠部を夫
々設け、上田凹所内の第3及び第4の内壁と夫夫対向さ
れる上記電源ユニットの第3及び第4の外壁で上記第1
の外壁側に偏倚された位置に夫々リブを設け、上記電源
ユニットを上記第1の外壁側から上記凹所内に斜めに挿
入して上記両リブを上記両ガイドレールに沿って案内さ
せ、これら両リプが上記両切入部に達した時に上記電源
ユニットの第1の外壁で上記バネを圧縮して上記第1の
係止部を上記第1の係合部に係止させると共にこの電源
ユニットを上記凹所内にはy水平状に収納させ、この後
上記バネの上記圧縮反撥力により上記電源ユニットを上
記第2の内壁側に少し押し戻して上記第1の係合部に対
する上記第1の係止部の係止状態を保った状態で上記第
2の係止部を上記第2の係合部に係止させてこの電源ユ
ニットを上記凹所内に係止させるように構成したことを
特徴とする電源装置である。
このように構成された本考案によれば、□重量のある電
源ユニットを本来電池が収納される筐体の凹所内にガタ
ッキのない状態に極めて安定良く、かつ強固に取付ける
ことが出来る。
以下本考案をラジオ受信機等の電子機器に適用した実症
例を図面に基き説明する。
なおこの電子機器1はAC電源とDC電源とを使い分け
ることが出来る電源両用型である。
次に第1図、第2図、第3図、第4図、第5A図及び第
5B図によって電源装置の概要を説明する。
先ず電子機器1の筺体2の例えば上面で、かつ例えば後
端側に偏倚された位置に凹所3が設けられている。
なおとの凹所3内の一側部には補助凹所4が設けられて
いる。
そしてこれら両凹所3゜4の上部開口Fi筐体2に対し
て着脱自在の一枚の電池蓋5によって閉塞されるように
構成されている。
なおこの電池蓋5ばその前端側に一体に成形された例え
ば一対の係止爪6と後端側に取付けられた例えば一対の
つまみ兼用の可動係止爪Iとを、凹所3内の相対向する
前後両側壁である第1及び第2の内壁8,9に設けられ
た例えば各一対の係止孔10,11TF−係止させて第
3図の如く筐体2に取付けられる。
次に第2図及び第3図に示されるように、凹所3の第1
の内壁8rcは例えば4つの端子バネ13a。
13b、13c、13dが横−列状に所定の間隔で取付
けられている。
な釦これらの端子バネi3a〜1311導電性を有する
円錐コイルバネにて構成されていて、乾電池のマイナス
極の電極導出端子と或っている。
また凹所3の第2の内壁9には例えば4つの端子板14
a、14b、14c。
14dが横−列状に所定の間隔で取付けられている。
なおこれらの端子板14a〜14dは導電板にて構成さ
れ、かつそれぞれ端子バネ13a〜13dに対向されて
いて、乾電池のプラス極ノ電極導出端子と或っている。
そして電子機器1の電源KDCDC電源用する場合には
、凹所3内に電池を収納する。
なトこの場合電池としては例えば8本の乾電池15が用
いられ、これを第2図及び第3図の如く各2本づつ同一
方向に向けて端子バネ13a〜13dと端子板14a〜
14dとの間に挿入する。
そしてこの電池収納状態で、8本の乾電池15は電気的
に直列状に接続され、その電源回路のプラス端子とマイ
ナス端子とを凹所3内では譬対角線位置に配された端子
板14aと端子バネ13aとが構成するように或ってい
る。
またこの電池収納状態で、8本の乾電池15は第3図の
如く電池蓋5の内面に取付けられたクッション16によ
って押エラれる。
また第2図及び第9図に示されるように、補助凹所4内
の前後両端にも前述同様の端子バネ17と端子板18と
が取付けられていて、補助電池として例えば2本の乾電
池19が直列状に収納される。
ところでこの電子機器1では、電源にAC電源を使用す
る場合に第1図に示されるようなACアダプター21を
用いるように構成されている。
このACアダプター21が本考案の電源ユニットを構成
してふ・す、例えば電源トランスと整流回路等とをユニ
ット化(パック化)したものや或いは電源トランスと整
流回路とレギュレータ等とをユニット化(パック化)し
たものであるが、とSでは第4図に示されるようにケー
ス22内に例えば電源トランス23、整流回路基板24
、電圧切換器25、電源コード差込み用ジャック(電源
インレット)26等を内蔵さぜたものになっている。
またこのACアダプター21の外形寸法は前記凹所3の
内部容積及び形状とはY同等に形成されている。
そして第4図及び第5B図の如くこのACアダプター2
1を凹所3内に着脱自在に収納出来るように構成されて
いる。
なおACアダプター21を凹所3内に収納させた状態で
は、第1及び第2の内壁8,9と夫々対向されたケース
22の前後両側壁である第1及び第2の外壁27,28
の角部近傍部分においてはY対角線位置に設けられたプ
ラス端子29とマイナス端子30とが前記プラス端子及
びマイナス端子を構成する端子板14aと端子バネ13
aとにそれぞれ圧着されて、□このACアダプター21
が電子機器1の電源回路に電気的に接続されるように成
っている。
従ってAC電源を使用する場合には、凹所3内の乾電池
15を抜き取り、その凹所3内にACアダプター21を
第4図及び第5B図の如く収納させ、ジャック26に第
4図及び第8B図の如く電源コード32の電源プラグ3
3を差込んで、AC電源を使用することが出来る。
次vc本考案の実施例であるACアダプター21の凹所
3内への取付は構造を第1図、第4図、第5A図及び第
5B図によって説明すれば、先ずACアダプター21の
ケース22の第1の外壁27及び第2の外壁28には例
えば各一対の係止爪からなる第1及び第2の係止部35
.36が一体に成形されている。
なおこれら第1及び第2の派正部35,36は弾性を有
さす、□剛性の高い爪に構成されている。
一方凹所3の第1及び第2の内壁8,9には上記第1及
び第2の係止部35゜36に対応する例えば一対の係止
孔からなる第1及び第2の係合部37.38が設けられ
ている。
筐たACアダプター21のケース22の左右両側壁であ
る第3及び第4の外壁39.40でこれらの前端側であ
る第1の外壁2γ側に偏倚された位置にははy垂直状を
なす一対のリプ41が一体に成形されている。
一方凹所3の第3及び第4の内壁42.43には所定の
高さ位置に沿ってはX水平状をなす一対のガイドレール
44が一体に成形されている。
そして、ASA図に示されるようにこれら一対のガイド
レール44の例えば前端部上には下り勾配の斜匣45が
形成されていて、その傾斜下端部と凹所3の第1の内壁
8との間には切欠部46が形成されている。
なお第5B図に示されるようにガイドレール44の斜面
45の傾斜下端位置と第1の内壁8との間の距離1.は
、第1の係止部35の先端とリプ41の後面との間の距
離t2とはy等しく構成され、またガイドレール44の
斜面45の傾斜下端位置と第1の係合部3Tの上面との
間の高さhlば、第1の係止部35の上面とリブ41の
下端との間の高さh2より少し小さく構成されている。
なお前記第1及び第2の係止部3S、d6の先端部下面
にはそれぞれ斜面47,48が形成されている。
またケース22の上面49 Vctiその後端側及び前
端側に沿って一対の段部bo、51が形成されていて、
後端側の段部50には例えば左右一対の指示係止部52
が設けられている。
そしてACアダプター21の電池収納部3内への取付け
に際しては、先ず第5A図で1点鎖線の如<ACアダプ
ター21の第1の外壁27側を凹所3内に斜めに落とし
込む。
するとACアダプター21側の一対のリプ41の下端が
凹所3側の一対のガイドレール44上に当接され、AC
アダプター21の第1の外壁27側が所定の高さに支持
される。
そこで次に一対の指示係止部b2に指先を係止してAC
アダプター21を筐体2に対して前方側である第5A図
で矢印a方向に引き寄せると、対のリブ41は一対のガ
イドレール44上を第5A図で矢印a方向に摺動し、や
がて一対の斜面45上を矢印す方向にすべり落ちる。
これによりACアダプター21の第1の外壁27側の一
対の第1の係止部35が凹所3の一対の第1の係合部3
7に向って案内される。
そして第5A図で実線の如く一対のリブ41が一対の斜
面45の傾斜下端部上に達した時、一対の第1の係止部
35は一対の第1の係合部37の直前に達し、またこの
時アダプター21の第1の外壁27が凹所3内の4つの
端子バネ13a〜13dK当接される。
そこでACアダプター21を引き続き矢印す方向に引き
寄せると、端子バネ13a〜13d群が少し圧縮され、
一対の第1の係止部35が第5A図で2点鎖線の如く一
対の第1の保合部3T内に浅く挿入される。
そしてこれとはy同時に一対のリプ41が第5A図で2
点鎖線の如く一対の斜面45の傾斜下端部上から一対の
切欠部46側に外れる。
そしてこの後ACアダプター21を引き続いて更に矢印
す方向に引き寄せると、一対の第10係止部35が一対
の第1の係合部37内に深く挿入され、端子バネ13a
〜13d群は更に強く圧縮される。
そこでACアダプター21を一対の第1の係止部35部
分を回動中心にして第5A図で矢印C方向に回動させる
(実際にはACアダプターの自重を利用して極く軽く押
え込むだけ)と、ACアダプター21が凹所3内に沈み
込み、その一対の第2の係止部36が凹所3の第2の内
壁9に沿って下方側へすべり落ちる。
そしてとの回動により第5A図で3点鎖線の如くこれら
一対の第2の係止部36が凹所3の一対の第2の係合部
38に対向する位置に達する。
なおこの際一対の第2の保合部38の下端位置に前記端
子板14b。
14cの上端による一対の段部54が形成されていて、
一対の第2の係止部36はこれらの段部54上に当接さ
れ、それ以上の下降を阻止される。
またこの時ACアダプター21は凹所3内ではマ水平状
態になる。
そこでこの状態で一対の指先係止部52から指先を離す
と、ACアダプター21が端子バネ13a〜13d群の
圧縮反撥力によって第5B図の如く筐体2に一対する後
方側である矢印d方向に少し押し戻されて、一対の第2
の係止部36が一対の第2の係合部38内に挿入される
但しこの時一対の第1の係合部37内に先に挿入されて
いる一対の第1の係止部35のその挿入量には余裕があ
り、第5B図の如く係合状態を保持する。
そして端子バネ13a〜13d群の圧縮反撥力によって
ACアダプター21のプラス端子29が凹所3の端子板
14aK強く圧着されると共に、ACアダプター21の
マイナス端子30に凹所、3の端子バネ13aが強く圧
着される。
なおこの際第1及び第2の係止部35,36Vc設けら
れた斜面47.48による案内作用により、これら第1
及び第2の係止部35,36の第1及び第2の係合部3
7.38内への挿入が円滑に行われる。
しかもこの際第5B図に示されるようにACアダプター
21の第1及び第2の外壁27.28が垂直面に対して
傾斜された傾斜面に構成されていて、特に端子バネ13
a〜13d群がその傾斜された第1の外壁27に押圧さ
れる為、端子バネ13a〜13d群の押圧による上向き
の分力がACアダプター21に作用する。
従ってACアダプター21は第5B図で矢印d方向に押
しつけられると共に、上方側(矢印e方向)へ押し上げ
られることになって第1及び第2の係止部35,36は
これらの上面55.56によって第1及び第2の係合部
37.38の上面57.58に強く圧着される。
この結果ACアダプター21は凹所3内で前後方向、左
右方向、上下方向にガタッキの全くない状態に極めて安
定良く、かつ強固に取付けられる。
なア飄 この際端子バネ13a〜13dをその先端側に
至る程漸次上方側に向けて彎曲(いわゆる鼻曲げ形状)
させて、その彎曲形状を利用してACアダプター21の
上方側(矢印e方向)への押し上げ分力を発生させるよ
うに構成することも可能である。
しかして以上述べたように、凹所3内KACアダプター
21を着脱自在に収納させた状態でXACアダプター2
1に設けられた第1及び第2の係止部35,36を凹所
3内に設けられた第1及び第2の保合部3γ、38に係
合させ、かつその係合状態でACアダプター21を端子
バネ13a〜13d群のバネ力によって所定方向(矢印
e方向)に押圧させてその係合状態を保持させるように
した電源装置によれば次のような利点がある。
a ACアダプター21内には前述したように電源ト
ランス23等の重量部品が内蔵されている関係で、この
ACアダプター21の重量が約so Ogと非常に重く
なっている。
この為AC、アダプター21は凹所3内で非常にガタッ
キ易いが、上記構造によれば第1及び第2の係止部35
.36と第1及び第2の係合部37.38との係合及び
端子バネ13a〜13d群による一定方向への抑圧とに
よって、ACアダプター21を凹所3内で、前後方向、
左右方向、上下方向にガタッキの全くない状態に極めて
安定良く、かつ強固に取付けることが出来る。
b ACアダプター21VC設けた剛性の高い例えば
合計4つの係止部35,36を筺体2に設けた保合部3
7.38に係合させて、ACアダプター21を筐体2に
機械的に強固に取付けたので、ACアダプター21の重
量負荷が電池蓋5に全く加わらない。
従って例えば電子機器1を上下逆向きにした時や大きな
振動等によるACアダプター21の重量負荷によって電
池蓋5が不測に外れたり、破損したりするような不都合
が全く発生せず、強度的に非常に堅牢で、信頼性が高い
c ACアダプター21の所定方向への抑圧を端子バ
ネ13a〜13d群にて兼用させで行っており、またA
Cアダプター21を別物(電池蓋以外の部品)で支える
必要が一切ないので、部品点数を大巾に削減出来で、著
しい低コスト化を図り得る。
d ACアダプター21を端子バネ13a〜13d群
のバネ力に抗して凹所3内に挿入し、上方向から下方向
へ軽く押え込む(実際にはACアダプターの自重を利用
出来る)だけで、ワンタッチで挿入出来、操作性が゛非
常に高い。
なお前述したよ5KACアダプター21は重量が非常に
重い。
従ってそのACアダプター21の第1及び第2の係止部
35,36を凹所3内に設けられた第1及び第2の係合
部37.38内に挿入する際、前述した各一対のリプ4
1及びガイドレール44がないと、この非常に重いAC
アダプター21を操作者が手で持ち上げた状態で、係合
部37,38vc対する係止部35,36の位置合せ(
高さ合せ)を行わなければならない。
そしてこのような方法では例えば第12図に示されるよ
うに手がすべって、ACアダプター21が凹所3内に落
下し易く、上記位置合せを簡単に行えないと言う大きな
不便がある。
しかるにこの電子機器1によれば、ACアダプター21
に設けた一対のリプ41と、凹所3内に設けた一対のガ
イドレール44によって、ACアダプター21を支え、
係合部37.38に対する係止部35.36の位置合せ
(高さ合せ)を自動的ニ行え、ACアダプター21をガ
イドレール44上ですべらせるよ5にして所望の挿入を
行える。
従って凹所3内へのACアダプター21の取付けを極め
てスムーズに、かつ非常に簡単に行えんそしてその取付
けをスムーズに行えることから高級感をも見出し得ると
言った利点がある。
なおこの際ガイドレール44の斜面45dACアダプタ
ー21をすべり落とし易くする目的であり、特に設けな
くとも良い。
次に電源コード差込み用開口の開閉構造を第1図、第4
図、第6A図、第6B図、第1図、第8A図及び第8B
図によって説明すれば、先ずACアダプター21の前記
電源コード差込み用ジャック26は前記ケース22の第
2の外壁28のはソ中央部に後方側に開放された状態で
設けられている。
なおこのジャック26はその二対のコネクタービン60
を、ジャック26の後端面61から内側に引っ込ませた
構造に構成されている。
従って前記電源プラグ33はコネクターピン60に対す
る受栓を有する構造に成っている。
一方ACアダプター21を凹所3内に収納させた状態で
、前記第2の内壁9には前記ジャック26に対向させて
比較的大きな開口62が設けられている。
また筺体2の後面パネル63には上記ジャック26に対
問させて電源コード差込み用開口64が設けられている
なトこれら内壁9と後面パネル63とは2重壁に構成さ
れていて、これらの間の隙間65に開口64を開閉する
蓋体66カ且x垂直状に設けられている。
そしてこの蓋体66の上端67は前方側にはソ直角状に
屈曲され、内側の開口62を挿通して凹所3内の上端側
位置に所定長さに挿入されている。
またこの蓋体66は第7図に示されるように内壁9に設
けられた左右一対ノカイト溝70に係合され、このガイ
ド溝70に沿って上下方向に往復動自在に構成され、か
つ戻しバネ68によって常時上昇附勢されている。
そして先ず凹所3内からACアダプター21を取外した
状態では、第6A図及び第8A図の如く蓋体66が戻し
バネ68によって上昇されて、この蓋体66によって開
口64が閉塞された状態になっている。
なおこの時蓋体66ばその上端67を内側開口62の上
端に当接して停止される。
次に凹所3内へのACアダプター21の取付ケに際して
、前述したように端子バネ13a〜13d群を強く圧縮
しながら、一対の第1及び第2の係止部35を一対の第
1及び第2の係合部37内に斜め上方から挿入した時、
ACアダプター21のジャック26部分の下に設けられ
たケース22の段部69が第8A図の如く蓋体66の上
端67上に当接される。
そこで次に前述したようにACアダプター21の第2の
外壁28側を矢印C方向に押え込んで、これを凹所3内
には!水平状に挿入するのであるが、この際段部69に
て蓋体66の上端部67が押され、この蓋体66が戻し
バネ68に抗して下降される。
即ちACアダプター21の挿入に伴って蓋体66が自動
的に下降さねそしてACアダプター21が凹所3内に完
全に収納された時、第6B図及び第8B図の如く蓋体6
6が完全に下降されて、開口64力咄動的に、かつ完全
に開放される。
なおACアダプター21を凹所3内から取外すと、蓋体
66は戻しバネ68によって自動的に上昇されて、開口
6475泪動的に閉塞される。
なお以上述べた電源コード差込み用開口の開閉構造は、
蓋体66を上下方向に摺動させる構造であるが、例えば
第10図及び第11図に示されるように、蓋体66を回
動させる構造に変形することも可能である。
即ち第10図及び第11図に示す変形例では、蓋体66
を前記内壁9の外側面に支点軸γ1を介して回動自在に
枢支し、この蓋体66を前記戻しバネ68によって前記
開口64の閉塞状態側に回動附勢させるように構成した
ものである。
そ(−てこの場合は凹所3内KACアダプター21を収
納させた時に、そのケース22の一部に設けた突起72
を蓋体66の一部73に当接させてこれを下方に押し、
これによって蓋体66を戻しバネ68に抗して回動させ
て、開口64を自動的に開放させるようにしたものであ
る。
しかして以上述べたように、ACアダプター21を凹所
3内に収納した時に、電源コード差込み用開口64の蓋
体66を自動的に開蓋させるようにした構造によれば、
次のような利点がある。
a 凹所3に対するACアダプター21の出し入れによ
って蓋体66を自動的に開閉出来るので、その都度操作
者が開口64を開閉操作する手間及び煩わしさが一切な
い。
b %1fi1体2に対して着脱自在の別物の蓋で開口
64を開閉する構造では操作上不便であるばかりか、そ
の蓋を紛失し易いが、このようなことが全くない。
c ACアダプター21を使用しない時、換言すれば
電池を使用する時には、開口64が常に閉塞されている
ので、この開口64から凹所3内の電池が見える事がな
いし、また開口64から異物が入り、これが活電部に触
れてショートしたり、発熱したり、回路が損傷されるよ
うな危険が全くなく、安全性が非常に高い。
d 蓋体66に後面パネル63とは異なる色で着色を施
こしたり、所定の表示を施こしておけば、この蓋体66
の開閉により、凹所3内に電池が入っているか又はAC
アダプター21が入っているかの識別(表示)をさせる
ことが出来て、非常に便利である。
ところで前記補助凹所4内に収納される例えば2本の補
助電池用乾電池19ば、いわゆるバックアップ用バッテ
リと称されるものであって、例えばラジオの選局周波藪
記憶用の電源や時計用の電源としてのみ使用され、例え
ば電池交換時等にのみこれら選局周波数記憶回路や時計
回路に電流を供給する為に補助的に使用されるものであ
る。
従ってこれらの乾電池19の電流消費量は極めて少なく
、通常2年間位は電池交換の必要がなく、補助凹所4内
に入れっばなしにされることが多い。
しかして前記凹所3内に収納される主電池である乾電池
15と同様に、補助凹所4内に収納されるこの乾電池1
9についても何等かの方法で固定し、これらが振動や衝
撃等にて不測に脱落しないように工夫しなければならな
い。
この際この乾電池19を他の乾電池15と一緒に前記電
池蓋5にで押えつけて固定する方法が考えられるが、と
のよ5にした場合には乾電池15の交換を行うべく電池
蓋5を外す度に乾電池19が不測に外れてし1い易いと
言う不都合があり実用性がない。
従ってこの乾電池19についてはどうしても他の乾電池
15とは切り離して単独で固定する必要がある。
なお第13図はこの種電子機器にて極く一般的に採用さ
れる従来構造を示したものであり、合成樹脂製の筐体(
又はシャーシ)75に電池収納部76を一体に成形し、
その際押し切ジ加工にて電池押え部77を一体に成形し
て、一対の乾電池78a 、78bのうち、一方78a
を電池押え部TI内に挿入して押え込むように構成した
ものである。
なお図中79及び80はプラス端子及びマイナス端子を
構成する端子板及び端子バネである。
しかしながらこのような従来構造では、押し切り力任の
特性から電池収納部76の底81の一部に必ず貫通孔8
2がおいてし1い、別物でこの貫通孔82を密封修正し
ないと、この貫通孔82を通して機器内部への漏液の虞
れがある。
咬た乾電池γ8a、78bKは直径のバラツキが必ずあ
り、電池押え部77部分の内径も一体成形上のバラツキ
が必ずある。
この為これらのバラツキによって電池押え部77部分で
乾電池78aのガタッキを完全に押え込むことが困難で
ある。
しかるにこの電子機器1においては、第1図。
第2図、第4図及び第9図に示されるように、補助凹所
4の一端部上に板バネ84を止ネジ85VCでネジ止め
等し、その板バネ84の先端86にて一対の乾電池19
a 、19bのうち一方19aを押え込んで固定するよ
うに構成したものである。
なお板バネ84としては金属、合成樹脂等の各種の素材
を用い得るし、必ずしも板状である必要はなく、線状、
棒状の部材であっても良い。
そしてこのような構造によれば、次のような利点がある
a 乾電池19aを板バネ84のバネ力によって押え込
んで固定するので、乾電池19aの直径のバラツキによ
るガタッキを完全に押え込むことが出来、また補助凹所
4の底に貫通孔があかないので、漏液に対する不安が全
くなくて、信頼性が非常に高い。
b 乾電池の交換時にば、端子板18側の乾電池19b
を抜き取れば、板バネ84にて押え込誉れでいる乾電池
19aを簡単に取外すことが出来る。
従って例えば補助凹所4に専用の゛電池蓋を取付けるよ
うにしたものXように、その電池蓋全体を取外さなけれ
ば電池交換を行えないようなものに比べて、電池交換を
非常に簡単に行える。
C前記専用の電池蓋及びその取付は構造を合成樹脂成形
にて行なおうとすれば、全型代がかXす、またその構造
によっては複雑な修正を必要とし、金型の修正代が嵩む
ことになるが、前述した構造では板金等の板バネ84−
個で必要とされる条件を満たすことが出来て、非常に低
コストである。
以上本考案の実施例に付き述べたが本考案の技術的思想
に基づいて更に変更が可能である。
例えば本考案はラジオ受信機以外の各種の電子機器の電
源装置として広範囲に適用司−能である。
また本考案で言う凹所及び電源ユニットの構造、形状は
図面に示されたものに限定されることなく、その他の有
カホ各種構造、形状に変更可能である。
筐た実施例では本考案で言う電源ユニツートとしてAC
アダプターを用いたが、例えば充電式電池パックの如き
各種の電源ユニットを用い得る。
また本考案で言う係止部及び係合部は図面に示された構
造、形状に限定されることなく、その他の有m各種構造
、形状に変更可能である。
以上述べた如く、本考案によれば、凹所内の電池を取外
した時rcy4v電源ユニットをその凹所内に着脱自在
に収納出来るように構成したものであるカヘその電源ユ
ニットを凹所内に収納する際に、電源ユニットのリブを
凹所内のガイドレール上ですべらせるようにして電源ユ
ニットを凹所内ニ斜めに挿入して電源ユニットの第1の
係止部を凹所の第10係合部て位置合せさせ、そして電
源ユニットの第1の外壁で凹所内のバネを圧縮しながら
その第1の係止部を第1の係合部に係止させると共に、
電源ユニットを凹所内にはマ水平状に収納させ、この後
上記バネの圧縮反撥力によって電源ユニットを第2の外
壁側に少し押し戻して上記第1の係合部に対する第1の
係止部の係止状態を保った状態で電源ユニットの第2の
係止部を凹所の第2の係合部に係止させて、電源ユニッ
トを凹所内にガタッキのない状態に係止させるように構
成したものである。
従って本考案によれば、本来電池を収納すべき凹所のス
ペースを利用して電源ユニットを収納させることが出来
て、スペースファクターが非常に良くなる。
また重量のある電源ユニットを凹所内にガタッキの全く
ない状態に極めて安定良く、かつ強固に取付けることが
出来る。
電源ユニットの重量負荷が電池蓋に全く加わらないので
、その重量負荷によって電池蓋が不測に外れたり、破損
したりするような不都合が全く発生しない。
電源ユニットの抑圧を、凹所内に設けられている電池押
圧用のバネによって兼用させて行っており、また電源ユ
ニットを別物(電池蓋以外の部品)で支える必要が一切
ないので、部品点数を大巾に削減出来て、非常に低コス
トなものが得られる。
重量のある電源ユニットをワンタッチ操作で極めてスム
ーズに凹所内へ収納させることが出来ると言った効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したものであって、第1図は
全体の分解斜視図、第2図は凹所内に乾電池を収納させ
た状態の平面間、第3図は第2図111−iII線矢視
状態の断面図、第4図は凹所内にACアダプターを収納
させた状態の平面図、第5A図及び第5B図は凹所内へ
のACアダプターの挿入要領を説明する第4図V−v線
矢視状態の断面図、第6A図及び第6B図は電源プラグ
差込み用開口部分に設けられた蓋体の開閉動作を説明す
る背面図、第7図は第6図慴−■線矢視状態の断面図、
第8A図及び第81は上記蓋体の開閉動作を説明する第
4図、it −慣線矢視状態の断[、d、第9図は第2
図■−IX線矢視状態の断面図、第10図は上記蓋体の
開閉構造の変形例を示した平面図、第11図は第10図
M−N線矢視状態の断面図である。 また第12図は電池収納部内へのACアダプターの挿入
に関する不便さを説明する為に参考に示した断面図、第
13図は乾電池押え構造の参考例として示した断面図で
ある。 lた図面に用いられた符号において、1・・・−・・電
子機器、2・・・・・・筐体、3・・・・・・凹所、8
・・・・・・第1の内壁、9・・・・・・第2の内壁、
i3a〜13d・・・・・・端子バネ、15・・・・・
・乾電池、21・・・・・・電源ユニットであるACア
ダプター 27・・・・・・第1の外壁、28・・・・
・・第2の外壁、35・−・・・・第1の係止部、36
・・・・・・第2の係止部、37・・・・・・第1の係
合部、38・・・・・・第2の係合部、39・・・・・
・第3の外壁、41・・・・・・リフ、44・・・・・
・ガイドレール、46・・・・・・切欠部、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子機器の筐体に設けた凹所内に電池を着脱自在に収納
    させ、その収納された電池は凹所内の第1の内壁に設け
    た導電性を有するバネによってその第1の内壁と相対向
    する第2の内壁側に押圧させるように構成しである電源
    装置において、上記凹所内の電池を取外した時にその凹
    所内に着脱自在に収納可能な別の電源ユ壬ットを設け、
    上記凹所内の第1及び第2の内壁と夫々対向される上記
    電源ユニットの第1及び第2の外壁に第1及び第2の係
    止部を夫々設け、これら第1及び第2の係止部が夫々係
    止される第1及び第2の係合部を上記凹所内の第1及び
    第2の内壁に夫々設け、上記凹所内の第1及び第2の内
    壁とは直交する方向に相対向する第3及び第4の内壁に
    ガイドレールを夫々設けると共に、これら両ガイドレー
    ルの上記第1の内壁側の端部には切欠部を夫々設け、上
    記凹所内の第3及び第4の内壁と夫々対向される上記電
    源ユニットの第3及び第4の外壁で上記第1の外壁側に
    偏1奇された位置に夫々リブを設け、上記電源ユニット
    を上記第1の外壁側から上記凹所内<斜めに挿入して上
    記両リブを上記両ガイドレールに沿って案内させ、これ
    ら両り7°が上記両切大部に達した時に上記電源ユニッ
    トの第1の外壁で上記バネを圧縮して上記第10係止部
    を上記第1の保合部に係止させると共にこの電源ユニッ
    トを上記凹所内には〈水平状に収納させ、この後上記バ
    ネの上記圧縮反撥力により上記電源ユニットを上記第2
    の内壁側に少し押し戻して上記第1の係合部に対する上
    記第1の係止部の係止状態を保った状態で上記第2の係
    止部を上記第2の保合部に係止させてこの電源ユニット
    を上記凹所内げ係止させるように構成したことを特徴と
    する電源装置。
JP15847778U 1978-11-17 1978-11-17 電源装置 Expired JPS5939411Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15847778U JPS5939411Y2 (ja) 1978-11-17 1978-11-17 電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15847778U JPS5939411Y2 (ja) 1978-11-17 1978-11-17 電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5575067U JPS5575067U (ja) 1980-05-23
JPS5939411Y2 true JPS5939411Y2 (ja) 1984-11-02

Family

ID=29150378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15847778U Expired JPS5939411Y2 (ja) 1978-11-17 1978-11-17 電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5939411Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5575067U (ja) 1980-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4698330B2 (ja) 電気機器
US20110053410A1 (en) Power adapter having a replaceable Plug
US20150064955A1 (en) Power adapter with a combinational plug
US4218107A (en) Battery pack connection
JPH06132024A (ja) 電源ケース
JPS5939411Y2 (ja) 電源装置
US4550968A (en) Battery pack connection
US3390319A (en) Charging unit for a battery-containing handle for an electric knife or the like
EP1139540A1 (en) Ac charger
CN113329300A (zh) 耳机盒
JPH113691A (ja) 電子機器
CN209738560U (zh) 一种打印机
JPS6216743Y2 (ja)
JPS6213399Y2 (ja)
JPH03273323A (ja) 小型電子機器の増設装置
JPS647562Y2 (ja)
US8673481B2 (en) Battery system
JPH08273643A (ja) 乾電池ケース
CN215420686U (zh) 耳机盒
CN218967443U (zh) 一种抽屉式收纳箱
KR880003726Y1 (ko) 전지 수납장치
JPH0416370Y2 (ja)
JPH0416358Y2 (ja)
JPS5915424Y2 (ja) 小型電気機器
CN220934442U (zh) 一种卡座