JPS593888Y2 - インクジエツト記録装置の駆動制御回路 - Google Patents

インクジエツト記録装置の駆動制御回路

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Publication number
JPS593888Y2
JPS593888Y2 JP16072979U JP16072979U JPS593888Y2 JP S593888 Y2 JPS593888 Y2 JP S593888Y2 JP 16072979 U JP16072979 U JP 16072979U JP 16072979 U JP16072979 U JP 16072979U JP S593888 Y2 JPS593888 Y2 JP S593888Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
piezoelectric element
inkjet recording
control circuit
drive control
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Expired
Application number
JP16072979U
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English (en)
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JPS5679342U (ja
Inventor
恒雄 水野
道徳 朽網
滋 吉川
忠 松田
Original Assignee
富士通株式会社
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は必要に応じて選択的にインク粒子をノズルから
噴射させるいわゆるドロップ・オン・デマンド型インク
ジェット記録装置の駆動制御回路に係り、噴射されたイ
ンク粒子が印刷用紙に到着するときに生ずる付着位置の
バラツキを補正する遅延回路を備えたインクジェット記
録装置の駆動制御回路に関するものである。
一般にドロップ・オン・デマンド型インクジェット記録
装置は、インク噴射部に、電圧印加によって収縮する圧
電素子を用い、液室の容積を収縮させ、液室内の圧力上
昇によりインク噴射口からインクを噴射させて、印刷用
紙上に記録する装置である。
複数のインク噴射口を有するインクジェット記録装置に
おいては、各インク噴射経路あるいは圧電素子の特性の
差異により、噴射されたインク粒子群が印刷用紙に到着
したときに、その付着位置にバラツキを生ずる。
上記のインク噴射部の駆動方式としては、従来圧電素子
毎に、これを駆動する増巾器を設け、圧電素子を駆動す
る電気信号の電圧、波形の立上り、立下りの時間を変化
させ、各インク噴射口間のバラツキを調整する方法を採
用している。
しかしながら、この方法では各インク噴射口から噴射さ
れるインク粒子のバラツキを充分に補正することができ
ず、高い印字品質が得られないという欠点を有する。
本考案は、上記の欠点を解決するためになされたもので
、インク噴射部の圧電素子毎に遅延回路を設けることに
よりインク噴射口間のインク噴射のバラツキを補正する
インクジェット記録装置の駆動制御回路を提供すること
を目的とする。
本考案は、インク噴射部における圧電素子を駆動する増
巾器の前段側に遅延回路を設けたものであり、遅延時間
を各圧電素子毎に設定し、各圧電素子の始動時間に時間
差を持たせることにより、インク噴射口から噴射された
インク粒子が印刷用紙上へ到達する時間を調整し、印字
品質の向上を可能とするものである。
なお遅延回路としては、単安定回路、カウンタなどがあ
る。
以下、本考案を図によって説明する。
第1図はインク噴射部の一例を示すもので、aは正面図
、bは断面図であり、1はインク、2はインク供給管、
3は供給溝、4は液室、5は印加端子、6は圧電素子、
7はインク経路、8はインク噴射口である。
第1図すにおいて、インク1はインク供給管2より供給
溝3を経て液室4へ供給される。
圧電素子6の端子5へ電気信号を与えることにより液室
4が収縮し、液室内の圧力上昇によりインク1はインク
経路7を経て、インク噴射口8より噴出する。
第1図に示したインク噴射部はインク噴射口を12個備
えた例であるが、圧電素子6の端子5に電気信号を与え
てからインクが印刷用紙に付着するまでの時間は、構造
的要因などによりバラツキを生ずる。
その要因としては、液室4およびインク噴射口8の工作
精度の差異、圧電素子6の特性のバラツキ、インク経路
7の長さの不揃いなどである。
従って、上記の要因によるバラツキを解決するためには
、圧電素子6を駆動する電気信号に、圧電素子毎に時間
差を与えることにより補正することができる。
これをブロック図によって説明する。第2図は従来の駆
動回路を説明するブロック図であり、5は圧電素子6の
端子、6は圧電素子、9は増巾器、10は入力端子であ
る。
第2図において、圧電素子6毎に増巾器9が設けられ、
入力端子10からの駆動信号は増巾器9で増巾されて、
圧電素子6を駆動する。
前記増巾器において、駆動信号の電圧、波形を調整する
ことにより、圧電素子毎に異なる信号を与え、噴射され
るインク粒子のバラツキを補正する。
しかしこの方法では、圧電素子6が駆動し始める時間を
、各圧電素子に個別に与えることはできない。
第3図は本考案による駆動制御回路の実施例を説明する
ブロック図であり、5は圧電素子の端子、6.6′は圧
電素子、9は増巾器、10は入力端子、11、11’は
遅延回路(単安定回路)である。
第2図において、単安定回路11と11′とにおける時
定数Tをそれぞれ異なる値に選んでおけば、前記具なる
時定数で定まる時間差をもって圧電素子6,6′を駆動
することができる。
このため、それぞれのインク噴射口から噴射されたイン
ク粒子が印刷用紙に到着するまでの時間を調整すること
ができ、位置ズレのない高い印字品質が得られる。
第3図は複数の圧電素子を有する回路の一部を示したも
のであり、各圧電素子毎に増巾器9と遅延回路11、1
1’とを設けているが、液室4、圧電素子6を含めたイ
ンク噴射特性が等しい特性を有するインク噴射口につい
ては、これらを1つのグループにまとめ、グループ毎に
1つの駆動制御回路(増巾器9と遅延回路11とで構成
される)を設けて制御することもできる。
以上のように本考案は、圧電素子の始動時間を遅延回路
で調整することにより、噴射されたインク粒子の印刷用
紙上の付着位置のバラツキを補正し、高い印字品質を得
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はインク噴射部の一例を示す正面図及び断面図、
第2図は、従来の駆動回路を説明するブロック図、第3
図は、本考案による駆動制御回路の実施例を説明するブ
ロック図であり、図中に用いた符号は次の通りである。 1・・・・・・インク、2・・・・・・インク供給管、
3・・曲供給溝、4・・・・・・液室、5・・・・・・
端子、6・曲・圧電素子、7・・・・・・インク経路、
8・・・・・・インク噴射口、9・・曲増巾器、10・
・・・・・入力端子、11.11’・・曲遅延回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のインク噴射口と、複数のインク液室とが、それぞ
    れ異なる長さのインク経路によって結ばれたインク噴射
    部を有するインクジェット記録装置において、前記イン
    ク液室内のインクに圧力を加える圧電素子と、該圧電素
    子へ供給する駆動信号を遅延せしめる遅延回路とを備え
    、前記複数のインク噴射口から噴射された各インク粒子
    の印刷用紙への到達時間のバラツキを、前記インク噴射
    口毎に前記遅延回路の遅延時間を調整することにより補
    正することを特徴とするインクジェット記録装置の駆動
    制御回路。
JP16072979U 1979-11-20 1979-11-20 インクジエツト記録装置の駆動制御回路 Expired JPS593888Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16072979U JPS593888Y2 (ja) 1979-11-20 1979-11-20 インクジエツト記録装置の駆動制御回路

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5679342U JPS5679342U (ja) 1981-06-27
JPS593888Y2 true JPS593888Y2 (ja) 1984-02-03

Family

ID=29671852

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JPS5679342U (ja) 1981-06-27

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