JP2000085158A - インクジェット記録装置及び記録方法 - Google Patents

インクジェット記録装置及び記録方法

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JP2000085158A
JP2000085158A JP25815998A JP25815998A JP2000085158A JP 2000085158 A JP2000085158 A JP 2000085158A JP 25815998 A JP25815998 A JP 25815998A JP 25815998 A JP25815998 A JP 25815998A JP 2000085158 A JP2000085158 A JP 2000085158A
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ink
ejected
ink droplet
ink jet
nozzle
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JP25815998A
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English (en)
Inventor
Koji Ikeda
浩二 池田
Atsushi Sogami
淳 曽我美
Akira Fukano
明 深野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットヘッド1を主走査方向に相対
移動させながら、アクチュエータ10を作動させてノズ
ル2からインク滴を吐出させる場合に、簡単な構成でイ
ンク滴の吐出量のばらつきを可及的に低減させて、画質
を向上させる。 【解決手段】 第3の駆動パルスP3によりインクジェ
ットヘッド1のノズル2から第1の大インク滴を吐出さ
せ、該第1の大インク滴が吐出された後においてインク
が圧力室4に完全に充填されていない状態で第4の駆動
パルスP4を立ち上げて上記ノズル2から第2の大イン
ク滴を吐出させると共に、上記第1及び第2の大インク
滴同士を記録紙41上の同じ位置で互いに合体させるよ
うにする。また、第1の大インク滴の吐出前に、第1の
駆動パルスP1を立ち上げて小インク滴を上記ノズル2
から吐出させ、その小インク滴と第1及び第2のインク
滴とを記録紙41上の同じ位置で合体させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットヘ
ッドのノズルからインク滴を吐出させるようにしたイン
クジェット記録装置及び記録方法に関する技術分野に属
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のインクジェット記録
装置はよく知られており、この記録装置は、インクを収
容する圧力室と、該圧力室に連通するノズルと、上記圧
力室に圧力を印加して上記ノズルからインク滴を吐出さ
せる圧力印加手段とを有するインクジェットヘッドと、
このインクジェットヘッドと記録紙とを相対移動させる
相対移動手段とを備え、この相対移動手段により上記イ
ンクジェットヘッドと記録紙とが相対移動されていると
きに、上記圧力印加手段を作動させるように構成されて
いる。
【0003】上記圧力印加手段は、圧電素子を用いたア
クチュエータで構成される場合と、インクを加熱するこ
とで圧力室に圧力を印可するためのバブルを発生させる
発熱体で構成される場合(バブルジェット方式)とがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記インク
ジェット記録装置では、ノズルから吐出されるインク滴
の吐出量にばらつきが生じると、画像ムラが発生して画
像品位が低下するという問題がある。このようなばらつ
きは、上記アクチュエータの変位ばらつきや発熱体の抵
抗値誤差が主原因で発生するものである。
【0005】そこで、インクジェットヘッドの構成を改
良してインク滴の吐出量のばらつきを抑えることが考え
られるが、その構成を改良するのみでは吐出量のばらつ
きの低減化には限界があると共に、インクジェットヘッ
ドの構成が複雑になってしまうという問題がある。
【0006】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、インクジェットヘッド
のノズルからインク滴を吐出させる場合に、そのインク
滴の吐出のさせ方に工夫を凝らすことによって、簡単な
構成でインク滴の吐出量のばらつきを可及的に低減し
て、画質を向上させようとすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、インクジェットヘッドのノズルか
ら第1のインク滴を吐出させた後、インクが圧力室に完
全に充填されていない状態で上記ノズルから第2のイン
ク滴を吐出させると共に、その第1及び第2のインク滴
同士を記録紙上で互いに重ねるように構成した。
【0008】具体的には、請求項1の発明では、インク
を収容する圧力室と、該圧力室に連通するノズルと、上
記圧力室に圧力を印加して上記ノズルからインク滴を吐
出させる圧力印加手段とを有するインクジェットヘッド
と、上記インクジェットヘッドと記録紙とを相対移動さ
せる相対移動手段とを備え、上記相対移動手段により上
記インクジェットヘッドと記録紙とが相対移動されてい
るときに、上記圧力印加手段を作動させるようにしたイ
ンクジェット記録装置を前提とする。
【0009】そして、上記インクジェットヘッドのノズ
ルから第1のインク滴を吐出させかつ該第1のインク滴
が吐出された後においてインクが圧力室に完全に充填さ
れていない状態で上記ノズルから第2のインク滴を吐出
させると共に、上記第1及び第2のインク滴同士を上記
記録紙上で互いに重ねるように構成されているものとす
る。
【0010】上記の構成により、第1のインク滴の吐出
量が基準値よりも大きかった場合には、インクが圧力室
に完全に充填されるまでの時間(リフィル時間)は、第
1のインク滴が基準値で吐出された場合よりも長くな
る。このため、第2のインク滴をインクが圧力室に完全
に充填されていない状態(リフィルが間に合わない状
態)で吐出させるので、第2のインク滴の吐出時におけ
る圧力室内のインク量は第1のインク滴が基準値で吐出
された場合よりも少なくてその吐出量も小さくなる。逆
に、第1のインク滴の吐出量が基準値よりも小さかった
場合には、リフィル時間は基準値で吐出された場合より
も短くなるので、第2のインク滴の吐出量は第1のイン
ク滴が基準値で吐出された場合よりも大きくなる。この
結果、第1及び第2のインク滴の吐出量にばらつきが生
じていたとしても、第1及び第2のインク滴のトータル
吐出量のばらつきは自動的に抑えられる。よって、簡単
な構成でインク滴の吐出量のばらつきを低減して画質を
向上させることができる。
【0011】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、吐出量が第1及び第2のインク滴のトータル量よ
りも小さい少なくとも1つの小インク滴をインクジェッ
トヘッドのノズルから吐出させるように構成されている
ものとする。
【0012】すなわち、小インク滴と該小インク滴より
も吐出量が大きい大インク滴とを同じノズルから吐出さ
せる場合に、小インク滴の飛翔安定性を良好にするため
にはノズル径を小さくする必要があるが、ノズル径を小
さくすると大インク滴の吐出時にサテライトが発生し易
くなる。しかし、この発明では、1つの大インク滴を吐
出させるのではなく、第1及び第2のインク滴に別けて
吐出させるので、第1及び第2のインク滴の吐出量を比
較的小さくすることができ、第1及び第2のインク滴の
吐出時にサテライトが発生するのを抑制することができ
る。
【0013】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、第1のインク滴の吐出前又は第2のインク滴の吐
出後に吐出量が第1及び第2のインク滴のトータル量よ
りも小さい少なくとも1つの小インク滴をインクジェッ
トヘッドのノズルから吐出させかつ該小インク滴と第1
及び第2のインク滴とを記録紙上で互いに重ねるように
構成されているものとする。
【0014】このことで、請求項2の発明と同様の作用
効果が得られると共に、小インク滴と第1及び第2のイ
ンク滴とを重ねることで径のより大きなドットが得られ
て多階調記録を行うようにすることができる。しかも、
第2のインク滴をインクが圧力室に完全に充填されてい
ない状態で吐出するので、記録時間が長くなるのを抑制
することもできる。
【0015】請求項4の発明では、請求項1、2又は3
の発明において、圧力印加手段は、圧力室に臨設された
振動板と、該振動板を振動させる圧電素子とを有してい
るものとする。このようにすることで、インク滴の吐出
量や吐出速度を簡単に制御することができる圧力印加手
段が容易に得られる。
【0016】請求項5の発明は、インクを収容する圧力
室と、該圧力室に連通するノズルと、上記圧力室に圧力
を印加して上記ノズルからインク滴を吐出させる圧力印
加手段とを有するインクジェットヘッドを設けておき、
上記インクジェットヘッドと記録紙とを相対移動させな
がら上記圧力印加手段を作動させるインクジェット記録
方法の発明である。
【0017】そして、この発明では、上記インクジェッ
トヘッドのノズルから第1のインク滴を吐出させ、該第
1のインク滴が吐出された後においてインクが圧力室に
完全に充填されていない状態で上記ノズルから第2のイ
ンク滴を上記第1及び第2のインク滴同士が上記記録紙
上で互いに重なるように吐出させる。このことで、請求
項1の発明と同様の作用効果が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。但し、最初に本発明の適用対象とな
るインクジェット記録装置及び記録方法についての基本
形態を説明し、その後に、本発明の実施形態をその基本
形態と異なる点を中心に説明する。
【0019】(基本形態1)図1は、基本形態1に係る
インクジェット記録装置を示し、このインクジェット記
録装置は、後述の如く小インク滴及び大インク滴を記録
紙41に吐出するインクジェットヘッド1を備えてい
る。このインクジェットヘッド1はキャリッジ16に支
持固定されている。このキャリッジ16には、図1では
図示を省略するキャリッジモータ28(図6参照)が設
けられ、このキャリッジモータ28により上記インクジ
ェットヘッド1及びキャリッジ16が主走査方向(図1
及び図2に示すX方向)に延びるキャリッジ軸17にガ
イドされてその方向に往復動するようになっている。こ
のキャリッジ16、キャリッジ軸17及びキャリッジモ
ータ28により、インクジェットヘッド1と記録紙41
とを相対移動させる相対移動手段が構成されている。
【0020】上記記録紙41は、図1では図示を省略す
る搬送モータ26(図6参照)によって回転駆動される
2つの搬送ローラ42に挟まれていて、この搬送モータ
26及び各搬送ローラ42により上記主走査方向と垂直
な副走査方向(図1及び図2に示すY方向)に搬送され
るようになっている。
【0021】上記インクジェットヘッド1は、図2〜図
5に示すように、インクを収容する複数の圧力室4と、
該圧力室4にそれぞれ連通する複数のノズル2と、上記
圧力室4に圧力を印加して上記ノズル2からインク滴を
それぞれ吐出させる複数のアクチュエータ10(圧力印
加手段)とを有している。このアクチュエータ10は、
後述の如く所謂たわみ振動型の圧電素子13を用いたも
のであって、上記圧力室4を収縮及び膨張させ、これに
伴う圧力室4の圧力変化によってノズル2からインク滴
を吐出しかつ圧力室4にインクを充填するようになって
いる。
【0022】上記圧力室4は、図1に示すように、イン
クジェットヘッド1の内部に上記主走査方向に延びるよ
うに長溝状に形成されていて、上記副走査方向に互いに
所定間隔をあけて配設されている。この圧力室4の一端
部(図2では右側の端部)には、上記ノズル2がインク
ジェットヘッド1の下面において上記副走査方向に互い
に所定間隔をあけて開口するように設けられている。
【0023】上記圧力室4の他端部(図2では左側の端
部)にはインク供給路5の一端部がそれぞれ接続され、
この各インク供給路5の他端部は、上記副走査方向に延
びるように設けられたインク供給室3に接続されてい
る。
【0024】また、上記インクジェットヘッド1は、図
3に示すように、上記ノズル2が形成されたノズルプレ
ート6と、上記圧力室4及びインク供給路5を区画形成
する区画壁7と、上記アクチュエータ10とが順に積層
されて構成されている。このノズルプレート6は厚さ2
0μmのポリイミド板からなり、区画壁7は厚さ280
μmのステンレス製ラミネート板からなっている。
【0025】上記アクチュエータ10は、図4及び図5
に誇張して示すように、圧力室4に臨設された振動板1
1と、該振動板11を振動させる圧電素子13と、個別
電極14とが順に積層されて構成されている。この振動
板11は、厚さ2μmのクロム板からなっていて、各圧
電素子13に上記個別電極14と共に電圧を印加するた
めの共通電極としての機能をも有している。上記圧電素
子13は、圧力室4に対応して設けられていて、厚さ3
μmのPZT(ジルコル酸チタン酸鉛)からなる超薄型
のものである。上記個別電極14は厚さ0.1μmの白
金板からなっており、アクチュエータ10全体の厚さと
しては約5μmとなっている。尚、互いに隣接する圧電
素子13(個別電極14)間には、ポリイミドからなる
絶縁板15が設けられている。
【0026】次に、図6のブロック図により、インクジ
ェット記録装置の駆動装置20の構成を説明する。すな
わち、この駆動装置20は、CPUからなる制御部21
と、各種データ処理のためのルーチン等を記憶したRO
M22と、各種データの記憶等を行うRAM23と、上
記搬送モータ26及びキャリッジモータ28をそれぞれ
駆動制御するためのドライバ回路25,27及びモータ
制御回路24,24と、印刷データを受信するデータ受
信回路29と、駆動信号発生回路30とを備えている。
【0027】上記駆動信号発生回路30は、図7に示す
ように、吐出量が互いに異なる小インク滴と大インク滴
とを上記インクジェットヘッド1の同じノズル2からそ
れぞれ吐出させるための2種類の第1及び第2の駆動パ
ルスP1,P2を有する駆動信号を発生させるようにな
っている。すなわち、この駆動信号の第1の駆動パルス
P1は、最大電圧維持時間が第2の駆動パルスP2より
も短いため、第1の駆動パルスP1が後述の如くアクチ
ュエータ10に入力されると、吐出量及び吐出速度が比
較的小さい小インク滴がノズル2から吐出される。一
方、第2の駆動パルスP2がアクチュエータ10に入力
されると、小インク滴よりも吐出量及び吐出速度が大き
い大インク滴が吐出されることになる。尚、第1及び第
2の駆動パルスP1,P2は、所定の周波数f(駆動周
波数)で繰り返し現れると共に、第1の駆動パルスP1
の立ち上がり開始からT時間後に第2の駆動パルスP2
の立ち上がりが開始されるようになっている。
【0028】また、上記駆動信号発生回路30は、該駆
動信号発生回路30により発生した上記駆動信号が入力
される選択回路31に接続され、この選択回路31が上
記アクチュエータ10に接続されている。上記選択回路
31は、インクジェットヘッド1がキャリッジ16と共
に主走査方向に移動しているときに、駆動信号発生回路
30により発生した駆動信号の第1及び第2の駆動パル
スP1,P2のうちいずれか1種類又は2種類を上記ア
クチュエータ10に選択的に入力させて該アクチュエー
タ10を作動させるようになっている。すなわち、選択
回路31により第1の駆動パルスP1のみが選択される
と、該第1の駆動パルスP1に対応してアクチュエータ
10の共通電極としての振動板11及び個別電極14間
に電圧が印加され、このことで、圧電素子13がたわん
で圧力室4に圧力が印加され、インクジェットヘッド1
のノズル2から小インク滴のみが上記所定の周波数fで
吐出される一方、第2の駆動パルスP2のみが選択され
ると、上記ノズル2から大インク滴のみが上記周波数f
で吐出されるようになっている。
【0029】さらに、上記選択回路31により第1及び
第2の駆動パルスP1,P2の両方が選択されると、1
周期において、最初に第1の駆動パルスP1によりノズ
ル2から小インク滴が吐出され、第1の駆動パルスP1
の立ち上げ開始からT時間経過後に第2の駆動パルスP
2により同じノズル2から大インク滴が吐出されるよう
になっている。そして、この場合、小インク滴と大イン
ク滴とは、記録紙41上の同じ位置で合体されて1ドッ
トが両インク滴で記録されるようになっている。したが
って、小インク滴のみでは小ドットが、大インク滴のみ
では中ドットが、小インク滴と大インク滴との両方では
大ドットがそれぞれ形成されて、3つの階調値(ドット
のない場合を含めると4つの階調値)が得られるように
なっている。
【0030】以上の構成からなるインクジェット記録装
置の動作について説明する。先ず、データ受信回路29
が画像データを受信すると、制御部21がROM22に
記憶された処理ルーチンに基づいて、モータ制御回路2
4及びドライバ回路25,27を介して搬送モータ26
及びキャリッジモータ28をそれぞれ制御すると共に、
駆動信号発生回路30に第1及び第2の駆動パルスP
1,P2を有する駆動信号を発生させるようにする。さ
らに、制御部21は、上記画像データに基づいて、選択
回路31に選択すべき駆動パルスの情報を出力する。
【0031】次いで、選択回路31はその情報に基づい
て第1及び第2の駆動パルスP1,P2のうち1種類又
は2種類を選択してアクチュエータ10に入力させる。
このことで、インクジェットヘッド1のノズル2から小
インク滴のみ、大インク滴のみ又はその両方が吐出され
る。
【0032】そして、小インク滴及び大インク滴の両方
が吐出された場合、図8に示すように、小インク滴はキ
ャリッジ16の主走査方向への移動速度(キャリッジ速
度)Vcと吐出速度Vd1との合成速度V1で記録紙4
1に向かって略直線的に飛翔する。次いで、小インク滴
が吐出されてからT時間経過後にキャリッジ16はVc
・Tだけ主走査方向へ移動しており、そこから大インク
滴がキャリッジ速度Vcと吐出速度Vd2との合成速度
V2で記録紙41に向かって略直線的に飛翔する。そし
て、上記小インク滴と大インク滴との飛翔ラインが記録
紙41上で交わるように小インク滴及び大インク滴の吐
出速度Vd1,Vd2、第1の駆動パルスP1の立ち上
がり開始から第2の駆動パルスP2の立ち上がり開始ま
での時間Tが予め設定されており、小インク滴及び大イ
ンク滴同士は、記録紙41上の同じ位置で合体されて1
ドットが両インク滴で記録される。尚、第1の駆動パル
スP1の立ち上がり開始から第2の駆動パルスP2の立
ち上がり開始までの時間Tは、小インク滴が吐出された
後、インクが圧力室4に完全に充填される時間よりも長
く設定されている。
【0033】したがって、上記基本形態では、小インク
滴及び大インク滴の両方を吐出した場合に、その両イン
ク滴を記録紙41上で合体させるようにしたので、空中
で合体させる場合とは異なり、小インク滴及び大インク
滴は共に記録紙41上に着弾するまで略直線的に飛翔
し、小インク滴又は大インク滴のみが吐出された場合と
それぞれ同じ飛翔経路を通って記録紙41上に着弾す
る。このため、小インク滴又は大インク滴のみで記録さ
れたドットと小インク滴及び大インク滴の両方で記録さ
れたドットとが互いに隣接する場合に、両ドットの相対
位置がずれるということはなく、記録紙41上に正確に
着弾させることができる。また、記録紙41上の同じ位
置で小インク滴及び大インク滴同士が合体するため、そ
の両方で記録されたドットは真円に近いものとなる。
【0034】また、小インク滴、大インク滴の順に吐出
させるようにしたので、第1及び第2の駆動パルスP
1,P2の各最大電圧維持時間を調整することにより、
大インク滴の吐出速度を小インク滴よりも容易に速くし
て両インク滴同士を記録紙41上の同じ位置で合体させ
ることができる。よって、画質の良好な階調記録を容易
に行うことができる。
【0035】尚、上記基本形態1では、小インク滴と大
インク滴との2つのインク滴を同じノズル2から吐出さ
せるようにしたが、吐出量が互いに異なる3つ以上のイ
ンク滴を同じノズル2から吐出させるようにしてもよ
い。その場合、各インク滴をその吐出量が小さい順に吐
出させかつ該吐出した全てのインク滴同士を記録紙41
上の同じ位置で合体させて1ドットを3つ以上のインク
滴で記録するようにすればよい。
【0036】(基本形態2)図9は基本形態2における
駆動信号を示し、第2の駆動パルスP2を第1の駆動パ
ルスP1よりも先に立ち上げて、大インク滴、小インク
滴の順で吐出させるようにしたものである。
【0037】すなわち、この基本形態2では、第1の駆
動パルスP1の立ち上がり角度を第2の駆動パルスP2
よりも大きくして小インク滴を大インク滴よりも速く吐
出させるようにして、小インク滴及び大インク滴の両方
を吐出した場合に、上記基本形態1と同様に、両インク
滴同士を記録紙41上の同じ位置で合体させるようにし
ている。
【0038】したがって、この基本形態2においても、
小インク滴又は大インク滴のみを吐出させる場合であっ
ても両インク滴を吐出させる場合であってもインク滴を
記録紙41上に正確に着弾させることができると共に、
真円に近いドットが得られる。そして、上記基本形態1
とは異なり、大インク滴、小インク滴の順に吐出させる
ので、大インク滴の吐出速度が遅くかつ小インク滴の吐
出速度が速くなり、大インク滴の吐出時にサテライトが
発生するのを抑制することができると共に、小インク滴
の飛翔安定性を向上させることができる。よって、画質
を上記基本形態1よりも向上させることができる。
【0039】尚、上記基本形態2においても、上記実施
形態1と同様に、吐出量が互いに異なる3つ以上のイン
ク滴を同じノズル2から吐出させるようにしてもよい。
【0040】(実施形態)ここで、本発明の実施形態に
ついて図10により説明する。この実施形態では、上記
基本形態1における第2の駆動パルスP2の代わりに第
3及び第4の駆動パルスP3,P4を用いるようにした
ものである。
【0041】すなわち、第1の駆動パルスP1の立ち上
がり開始からTa時間経過後に、先ず第3の駆動パルス
P3が立ち上げられ、その第3の駆動パルスP3の立ち
上がり開始からTb時間経過後に第4の駆動パルスP4
が立ち上げられるようになっている。この第3及び第4
の駆動パルスP3,P4によりそれぞれ第1の大インク
滴と第2の大インク滴とが吐出されるようになってい
る。そして、第3の駆動パルスP3の立ち上がり開始か
ら第4の駆動パルスP4の立ち上がり開始までの時間T
bは、第3の駆動パルスP3により第1の大インク滴が
吐出された後においてインクが圧力室4に完全に充填さ
れていない状態(リフィルが間に合わない状態)でノズ
ル2から第2の大インク滴が吐出されかつ第1及び第2
の大インク滴同士が記録紙41上の同じ位置で合体する
ように設定されている。また、第1の駆動パルスP1の
立ち上がり開始から第3の駆動パルスP3の立ち上がり
開始までの時間Taは、小インク滴と第1の大インク滴
同士が記録紙41上の同じ位置で合体するように設定さ
れている。このことで、選択回路31により第1、第3
及び第4の駆動パルスP1,P3,P4が選択される
と、小インク滴と第1及び第2の大インク滴とで大ドッ
トが形成されることになる。
【0042】上記第1及び第2の大インク滴の吐出量
は、第2の大インク滴をインクが圧力室4に完全に充填
された状態で吐出させたとした場合には略同じになるよ
うに設定されているが、インクが圧力室4に完全に充填
されていない状態で吐出させるため、第2の大インク滴
の吐出量は第1の大インク滴よりも小さい。また、第2
の大インク滴の吐出速度は、第1の大インク滴と記録紙
41上の同じ位置で合体させるために第1の大インク滴
よりも速くなるようになされている。さらに、第1及び
第2の大インク滴の各吐出量は共に小インク滴よりも大
きく、第1及び第2の大インク滴のトータル吐出量は小
インク滴よりも大きいことになる。
【0043】次に、図10及び図11により、ノズル2
の先端部におけるインクメニスカス45がどのように変
化するかを説明すると、そのインクメニスカス45は、
第1の駆動パルスP1により小パルスが吐出された直後
に、図11において実線で示す初期位置(基準位置)か
ら一点鎖線で示す反吐出側に大きく凹み、その後はイン
クが圧力室4に充填されるに伴って元の初期位置まで戻
るが、インクが圧力室4に完全に充填された後にインク
メニスカス45が初期位置に対して吐出側及び反吐出側
に振動する。この振動が収まった後に上記第3の駆動パ
ルスP3が立ち上げられて第1の大インク滴が吐出され
る。そして、インクメニスカス45が再び反吐出側に大
きく凹んだ後において初期位置に戻る途中で第4の駆動
パルスP4が立ち上げられて第2の大インク滴が吐出さ
れる(図10において二点鎖線のラインは第4の駆動パ
ルスP4がアクチュエータ10に入力されなかった場合
のインクメニスカス45の振動を示す)。次いで、第2
の大インク滴が吐出された後においてインクメニスカス
45の振動が収まると、次のドット記録のための小イン
ク滴が吐出される。
【0044】尚、選択回路31は、第3の駆動パルスP
3を選択したときは第4の駆動パルスP4も必ず選択す
るように構成されており、中ドットを形成する場合に
は、図12に示すように、第3及び第4の駆動パルスP
3,P4のみが選択されて第1及び第2の大インク滴に
より中ドットが形成されるようになっている。また、小
ドットを形成する場合には、第1の駆動パルスP1のみ
が選択されることになる。
【0045】したがって、上記実施形態では、第1の大
インク滴の吐出量が基準値よりも大きかった場合には、
インクが圧力室4に完全に充填されるまでの時間(リフ
ィル時間)は、第1の大インク滴が基準値で吐出された
場合よりも長くなる。このため、第2の大インク滴をイ
ンクが圧力室4に完全に充填されていない状態で吐出さ
せるので、第2のインク滴の吐出時における圧力室4内
のインク量は第1の大インク滴が基準値で吐出された場
合よりも少なくてその吐出量も小さくなる。逆に、第1
の大インク滴の吐出量が基準値よりも小さかった場合に
は、リフィル時間は基準値で吐出された場合よりも短く
なるので、第2の大インク滴の吐出量は第1の大インク
滴が基準値で吐出された場合よりも大きくなる。この結
果、第1及び第2の大インク滴の吐出量にばらつきが生
じていたとしても、第1及び第2の大インク滴のトータ
ル吐出量のばらつきを自動的に低減させることができ
る。この結果、画像ムラへの影響が大きい大ドット及び
中ドットの径のばらつきを抑えることができ、画質を向
上させることができる。
【0046】また、小インク滴の飛翔安定性を良好にす
るためには、ノズル2の径を小さくする必要があるが、
ノズル2の径を小さくすると、上記基本形態1,2にお
いては大インク滴の吐出時にサテライトが発生し易くな
る。しかし、この発明では、上記基本形態1,2のよう
に1つの大インク滴を吐出させるのではなく、第1及び
第2の大インク滴に別けて吐出させるので、第1及び第
2の大インク滴の吐出量を比較的小さくすることがで
き、サテライトの発生を抑制することができる。しか
も、第2の大インク滴をインクが圧力室4に完全に充填
されていない状態で吐出させるので、インクが圧力室4
に完全に充填されてから吐出させる場合よりも記録時間
を短くすることができる。
【0047】尚、上記実施形態では、小インク滴、第1
の大インク滴、第2の大インク滴の順に吐出させるよう
にしたが、上記基本形態2における第2の駆動パルスP
2の代わりに第3及び第4の駆動パルスP3,P4を用
いるようにし、第1の大インク滴、第2の大インク滴、
小インク滴の順に吐出させるようにしてもよい。
【0048】また、上記基本形態1,2の尚書きに記載
したように吐出量が互いに異なる3つ以上のインク滴を
同じノズル2から吐出させる場合には、吐出量が最大の
インク滴に対応する駆動パルスの代わりに上記実施形態
の如く2つの駆動パルスを用いることで、2つのインク
滴に別けて吐出させるようにすることができる。
【0049】さらに、上記実施形態では、小インク滴、
第1の大インク滴、第2の大インク滴を記録紙41上の
同じ位置で合体させるようにしたが、これに限らず、空
中で合体させるようにしてもよく、記録紙41上におい
て互いに僅かにずれた位置で重なるようにしてもよい。
また、小インク滴を、常に第1及び第2の大インク滴と
は関係なく(合体させたり重ねたりさせないで)吐出さ
せる場合であってもよく、このような場合においても、
ノズル2の径を小さくしてその小インク滴の飛翔安定性
を良好にしつつ、第1及び第2の大インク滴の吐出時に
サテライトが発生するのを抑制することができる。
【0050】加えて、上記実施形態では、基本形態1,
2のように多階調記録を行う場合に適用したが、この場
合に限るものではなく、どのような場合においても1つ
のインク滴を吐出させる代わりに2つの第1及び第2の
インク滴を吐出させるようにすることができる。このよ
うにすることで、第1及び第2のインク滴におけるトー
タル吐出量のばらつきを低減して、画質を向上させるこ
とができる。
【0051】また、上記実施形態では、インクジェット
ヘッド1を主走査方向に移動させるようにしたが、イン
クジェットヘッド1のノズル2が主走査方向全体に亘っ
て設けられたラインヘッドの場合は、そのインクジェッ
トヘッド1を主走査方向に移動させることはないので、
この場合は、記録紙41が搬送モータ26及び搬送ロー
ラ42により副走査方向に搬送されているときに小イン
ク滴並びに第1及び第2の大インク滴を吐出させて記録
紙41上の略同じ位置で合体させるようにすればよい。
したがって、この場合は、搬送モータ26及び搬送ロー
ラ42により、インクジェットヘッド1と記録紙41と
を相対移動させる相対移動手段が構成されることにな
る。
【0052】さらにまた、圧力印加手段は、圧電素子1
3を有するアクチュエータ10に限らず、インクを加熱
することで圧力室4に圧力を印可するためのバブルを発
生させる発熱体で構成するようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は5の
発明によると、インクジェットヘッドのノズルから第1
のインク滴を吐出させかつ該第1のインク滴が吐出され
た後においてインクが圧力室に完全に充填されていない
状態で上記ノズルから第2のインク滴を吐出させると共
に、上記第1及び第2のインク滴同士を上記記録紙上で
互いに重ねるようにしたことにより、簡単な構成でイン
ク滴の吐出量のばらつきを可及的に低減することができ
る。
【0054】請求項2の発明によると、吐出量が第1及
び第2のインク滴のトータル量よりも小さい少なくとも
1つの小インク滴をインクジェットヘッドのノズルから
吐出させるように構成したことにより、第1及び第2の
インク滴の吐出時にサテライトが発生するのを抑制する
ことができる。
【0055】請求項3の発明によると、第1のインク滴
の吐出前又は第2のインク滴の吐出後に吐出量が第1及
び第2のインク滴のトータル量よりも小さい少なくとも
1つの小インク滴をインクジェットヘッドのノズルから
吐出させかつ該小インク滴と第1及び第2のインク滴と
を記録紙上で互いに重ねるようにしたことにより、記録
時間が長くなるのを抑制しつつ、サテライトの発生を抑
えることができると共に、径のより大きなドットが得ら
れて多階調記録を行うようにすることができる。
【0056】請求項4の発明によると、圧力印加手段
は、圧力室に臨設された振動板と、該振動板を振動させ
る圧電素子とを有するようにしたことにより、インク滴
の吐出量や吐出速度の制御が簡単な圧力印加手段が容易
に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基本形態1に係るインクジェット記録装置を示
す概略斜視図である。
【図2】インクジェットヘッドの部分平面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】アクチュエータ近傍の部分断面図である。
【図5】図2のB−B断面図である。
【図6】駆動装置の構成を示すブロック図である。
【図7】駆動信号を示す波形図である。
【図8】小インク滴及び大インク滴の飛翔経路の関係を
示す概略図である。
【図9】基本形態2を示す図7相当図である。
【図10】本発明の実施形態においてインクメニスカス
位置との関係を示す駆動信号の波形図である。
【図11】インクメニスカスの変化を示すノズル部の拡
大断面図である。
【図12】中ドットを形成する場合を示す波形図であ
る。
【符号の説明】
1 インクジェットヘッド 2 ノズル 4 圧力室 10 アクチュエータ(圧力印加手段) 11 振動板 13 圧電素子 16 キャリッジ(相対移動手段) 17 キャリッジ軸(相対移動手段) 28 キャリッジモータ(相対移動手段) 41 記録紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深野 明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2C057 AF25 AF28 AF39 AG12 AG44 AN01 AR08 BA04 BA14 CA01 CA04 DA05 DB01 DB03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを収容する圧力室と、該圧力室に
    連通するノズルと、上記圧力室に圧力を印加して上記ノ
    ズルからインク滴を吐出させる圧力印加手段とを有する
    インクジェットヘッドと、 上記インクジェットヘッドと記録紙とを相対移動させる
    相対移動手段とを備え、 上記相対移動手段により上記インクジェットヘッドと記
    録紙とが相対移動されているときに、上記圧力印加手段
    を作動させるようにしたインクジェット記録装置におい
    て、 上記インクジェットヘッドのノズルから第1のインク滴
    を吐出させかつ該第1のインク滴が吐出された後におい
    てインクが圧力室に完全に充填されていない状態で上記
    ノズルから第2のインク滴を吐出させると共に、上記第
    1及び第2のインク滴同士を上記記録紙上で互いに重ね
    るように構成されていることを特徴とするインクジェッ
    ト記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインクジェット記録装置
    において、 吐出量が第1及び第2のインク滴のトータル量よりも小
    さい少なくとも1つの小インク滴をインクジェットヘッ
    ドのノズルから吐出させるように構成されていることを
    特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のインクジェット記録装置
    において、 第1のインク滴の吐出前又は第2のインク滴の吐出後に
    吐出量が第1及び第2のインク滴のトータル量よりも小
    さい少なくとも1つの小インク滴をインクジェットヘッ
    ドのノズルから吐出させかつ該小インク滴と第1及び第
    2のインク滴とを記録紙上で互いに重ねるように構成さ
    れていることを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載のインクジェッ
    ト記録装置において、 圧力印加手段は、圧力室に臨設された振動板と、該振動
    板を振動させる圧電素子とを有していることを特徴とす
    るインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 インクを収容する圧力室と、該圧力室に
    連通するノズルと、上記圧力室に圧力を印加して上記ノ
    ズルからインク滴を吐出させる圧力印加手段とを有する
    インクジェットヘッドを設けておき、 上記インクジェットヘッドと記録紙とを相対移動させな
    がら上記圧力印加手段を作動させるインクジェット記録
    方法において、 上記インクジェットヘッドのノズルから第1のインク滴
    を吐出させ、該第1のインク滴が吐出された後において
    インクが圧力室に完全に充填されていない状態で上記ノ
    ズルから第2のインク滴を上記第1及び第2のインク滴
    同士が上記記録紙上で互いに重なるように吐出させるこ
    とを特徴とするインクジェット記録方法。
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