JPS5938599A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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Publication number
JPS5938599A
JPS5938599A JP15021982A JP15021982A JPS5938599A JP S5938599 A JPS5938599 A JP S5938599A JP 15021982 A JP15021982 A JP 15021982A JP 15021982 A JP15021982 A JP 15021982A JP S5938599 A JPS5938599 A JP S5938599A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copper
film layer
protective film
benzotriazole
corrosion
Prior art date
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Pending
Application number
JP15021982A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Hasegawa
義治 長谷川
Haruhiko Miyaji
治彦 宮地
Kazumichi Ochi
越智 和通
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP15021982A priority Critical patent/JPS5938599A/ja
Publication of JPS5938599A publication Critical patent/JPS5938599A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F19/00Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers
    • F28F19/02Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using coatings, e.g. vitreous or enamel coatings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱交換器に関し、1)にラジェターなどの熱
交換器の重東な構成部分であるフィンの耐食性を向上さ
Ukものに関Jる。従来、熱交換器、例えばラジ士ター
の一ライン月料には、ラジェターの放熱特性及びフィン
接合時の熱に対りる耐熱性の観点から銅(Cl)にスズ
(Sn )を0.1〜0.2wt%及び、リン(P)を
0.05〜0,02wt%添加しlこ銅合金が採用され
ている。どころが、この銅合金からなるフィンをイ1り
る熱交換器は、融雪塩が散布される塩害地・1゛)気温
の高い尚岸地域にJ5いてフィンの腐食が君しいという
欠点をイjMる。史には近年の人気汚染の増加に伴ない
前記地域以外にd3いても、フィンの腐食が加速さ4す
る傾向にある。腐食しlこフィンは、はとlυどが酸化
銅(CLI20)に変化1ノる。このためノ5rンの腐
食が進むと熱交換器の放熱特性が劣化づるど共に、フィ
ンの強度が低下りるため、ラジ]−ター製品の耐久強度
が低下する。゛ てこで本発明は、このような熱交換器に使用されるフィ
ンの耐食性を向上させるために、熱交換器の少なくとも
フィンの表面に銅原子と結合したベンゾトリアゾール又
はその511体の保護皮膜層を形成することにより、銅
J3 J:び銅合金からなるフィンの耐食性の向上を図
り、もって熱交換器の放熱特性及び強度劣化を大幅に改
善した熱交換器を提供づることを目的どづる。
従来ベンゾ1〜リラ7ゾール及びその誘導体は、インヒ
ビター即ら金属を腐食させる環境へ少量添加りることに
J、り腐食を抑制づる物質である環境処理剤、の1つと
し゛C利用されでいる。ベンゾ1−リアゾール【よ、例
えば、凍結防11−剤と共にエンジンの冷ム11水に、
又は、吸収式冷凍機の媒体中等の密閉系の循環冷All
水中、或は、塗装材別中に、インヒビターとして少量添
加し、その容器の表面が液冷媒ど接触することにJ、っ
て酸化づるのを防止Jるために使われているだ()であ
った。従って、酸化防11の効果は容器内部に閉じ込め
られている液媒体の作用と其に関係し、消散づるインヒ
ビターを随l:J袖給りる必要があった。又、該インヒ
ビターの酸化防止の機構は従来、銅表面にベンゾ1〜す
/7ゾールが吸着りるためであると考えられ−C−いる
ところがベンゾ1−リアゾールの高1Iii!度の溶液
を使って銅又は、銅合金の表面に積極的に銅分子と結合
した銅ベンゾ[−リアゾールあるいは、銅ベンゾ1〜リ
アゾール誘導体の保護皮膜層を形成覆ることについては
、従来何ら実験及びIJI究がなされ−(−いなかった
イこで木発明者らは、フィンの耐食性を防出りる観点か
らさまざまなベンゾ1へリアゾール消液を用いて銅表面
に積極的な保護皮膜層を厚く形成CJることに成功した
。本発明は、これを熱交換器の耐食性向上に応用したも
のである。
即〕う本発明は少なくとも銅又は銅合金から4ρるフィ
ン表面に、銅ベンゾ[〜リアゾール又は、銅ベンゾi〜
リアゾール誘ηη体からなる保護皮膜層を設【)たこと
を特徴とづる熱交換器から成る。
ここC銅合金どは、従来のフrンの利石に使用され、イ
の放熱特性あるいは、引っ張り強度を強化づるIζめに
近在した微粒原子即1う、スズ、リンあるいは避()ら
れない不純物を含む合金である。
さらに、亜鉛、カドミニウム、三ツケル、鉄等の混合原
子を含む銅合金であっても良い。保8(皮膜層は、ベン
ゾ1−リアゾールの構成原子である水素と、銅原子との
共有結合、あるいは3位首の窒素1i?’i −?−の
孤立電r一対に配位結合を形成づる銅原子、どににり銅
表面に堅く結合しIζ皮膜層で成るものど考えられる。
このために、本発明による保護皮膜層(J、容易に離1
脱することはなく耐食効果が著るしい。保護皮Ill!
 vは、ベンツ]〜リアゾール又はイの誘導体の溶液に
銅または銅合金を所定の峙間浸a’JL/−(−1形成
づることができる。溶媒は、水、■−デル1ルーl−ル
、1〜ル1ン、1:シレン等のl\ンゾクレアゾールを
溶融しうるちの−(あれば溶媒として選定づることがで
゛さ゛る。また、ぞの濃度(、!一般に1096 Lス
−1が望iLl、い。1度が高いほど保護゛皮膜層は厚
くなるものと考えられる。溶液の温度【よ、溶媒にJ、
っ−で異なる。水の場合であれば80°C,J−チル)
1ル−」−ル、1〜ル−1ニン(゛あれば/10℃がq
!ましく、8濃度の溶媒を得るために一般的には、高i
f1?1にニジた方が望ましいムのど思われる。まlご
、保護皮膜層の厚さは溶液のpl−1濃度にも依存し、
一般にl) H酸性温度が高いほうが保護皮膜層が11
3+くなる。
以上の様に保護皮膜層の厚さは、温度、ベンゾ1〜リア
ゾール濃度、浸漬時間及び溶液のpHに依存する。これ
らを適当に選定することによ−)て耐食性に顕著な効果
を有り−る保護皮11%j層の適j1−厚さを1qるこ
とができる。また、同月の表面(3工、酸化銅の被ll
5i層が存在リ−ればなJ3右効Cあるど思われる。
本発明にJ:れ(、■、保護皮膜層(,1少なくとし5
30〜140 Aの保護皮膜層が得られた。この様にA
\発明は、熱交換器のフィンの表面IJiF]原子と堅
く結合したベンゾ1〜リアゾール保護皮II!、!層を
19り形成Jることににリフインの耐食性及び成熱’1
4j竹を向上させることができる。
以下、実施例に基づい−CさらにRTシ<述l\る。
第1図(a )はフィンを右づる熱交換器の全体の構成
図である。第1図(1))は、−Jルゲー1〜型のフ、
rンをイjリ−る」アの構成図である。
ます図面に基づいて構成を説明りる。
幅に比して十分に長いテープ状の平板合金を波形に形成
し、これを放熱フィン1とづる。放熱ツイン1はそれに
隣接して設()られたヂコーブ2に波形のりへての拍部
が接合されている。この様にノインコどデー1−ブ2を
交Hに連接してコア8を形成1ノる。デー1−j2の一
端は、前記コア上部に、i!itうれた冷N1水り部タ
ンク3に開[I L、ヂコーゾ2の他端は、前記−]ア
下部に設()られた冷却水F部タンク7に間D l、で
いる。そして冷却水上部タンク33の上面部には筒状の
注水口1が配設され、冷却水」一部タンク3の側壁には
円筒状の冷IA水人1」管5が【Jぼ垂直に設りられて
いる。また冷1111水ト部タンク7の側壁に1.L円
筒状の冷却水出1−」質6が、側壁にほぼ垂直に設りら
れている。
Jメ上の構成をイ1づるラジェーターを得るlζめに、
ブーj−ノどツインあるいはタンク等のはんだづりを4
−i ’、Eった1狡、ラジェーターを組立℃ベンゾ1
〜リアゾール溶液に浸漬し−て各種の実験を行なった。
その結果を表に承り。ここC浸油時間は3分Cあり、表
におい(導電率はIΔC3(l IILeNIaローo
nal  ΔnealedCopper 3 tand
ard ) −tJなわら純銅の導電率を100として
比較した場合の値である。導電率と熱伝導率は周知の様
に正の相関関係があるので導電率の値をフィンの熱伝0
 ’?の大小の判定のためのlnJとした。
放熱特性は、JISD161/lJ自勅車用放熱器放熱
性能試験方法」により測定し、腐食試験を行なう前の値
を100%としてそれに対りる相り・1値〈%)で示し
た。
また、フィンの引張強度試験は第2図に承りようにヂコ
ーブに接合したフィン1を3ピツチだ目切り取り冶具1
0を使用して図示Jるノj向に引張り、その最大張力を
1ltll定づる方法で行なった。
腸食試験は本発明者らが独白に考案した次の方法による
まり゛、上記試オ′ミ1を50 ’Cの温度に保持し、
5 %の食塩水を1時間噴霧した後、温度50℃、相対
湿度80%の条イ!1て23時間保持りる。この11」
の工程を1→ノイクルとしη、これを所定期間繰り返し
た後に」−記の様に放熱1J1性試験及びフィンの引張
強度試験を行ない、この測定値を腐食試験前のこれらの
値と比較りることにより耐食性を評価した。表の値は、
腐食試験前の値と腐食試験開始IU 301E+を経過
したときの値を示したものである。
第3図は、腐食試験[」数を横軸にとりフィンの引張強
度を縦軸にど−>k場合の変化を承りグラフである。用
い1.、:試t1は、No、3、tlなわちベンゾ1へ
りIゾール淵1良10%の温水溶液に浸漬して得られた
もの、No、6.即ちベンゾトリアゾール′f:J度1
0%の1デルアル−1−ル溶液に浸漬しC1!7られI
こもの、NO,9,即ちベンゾトリアゾール濃度10%
のトルエン溶液に浸漬して得られたもの及びNO,11
、即ら保護皮膜層を右しない従来の製品である。同じく
第4図は、これらの試第31について腐食口数に3=I
−16強1褒劣化量の初期値に対Jる%割合を表/j〜
したしのである。これらの実験結果から分るにうに、実
験例で1qられた範囲Cはベンゾ1〜リアゾール濶度1
0%のトル1ン溶液にJ3いで浸漬した場合が最も腐食
の程度が少ない。
この試料、即ちNO,9の試料ににれば60口を経過し
た時点においでも、初期値に対して12%の劣化量を示
−りにすぎない。これに対して保護皮膜層を有しない従
来例のNO,11の試料は、初期値に対して84%の劣
化量を示し、本発明の最も望ましい実施例(No9)に
対し1/7の強度を有しているに過ぎない。即ち完全に
腐食していることが良くわかる。又、No、6の試料で
tJ、60 r、l経過後にJ3いて、強度劣化mの%
割合は47%であり、No、3の試料については60%
であることがわかる。これらのものも従来の保護皮膜層
を有しないものに比べて強度劣化量が少ないことがわか
る。j、た、表かられかるように、ベンゾ]−リアゾー
ルm度が1%の場合、III 1−5 N +1 、1
、No、4、No、7(7)そレソレノ試料ニd3 イ
”C1,1、フrンの308経過後の引張強度は、はぼ
従来例と等しく、保護皮膜層が形成されていないか、形
成されていCム同月との結合のごく弱いものが形成され
たものと思われる。又、表によればベンゾ1〜リアゾー
ルilJ度は、濃度が高くなるほど一ノrンの引張強度
は強くなる。即ちNo、10の試オ′11によれば、ベ
ンゾトリアゾール濃度20%の渇水の場合にはフィンの
引張強度が60kM3ビッヂを示し、10%81度の渇
水の場合に比べ、さらに強度が強くなることが4つかる
。これは、ベンゾl−リアゾールが最も溶解しつる飽和
潤度に達するほど保護皮膜層の形成層が厚くなるものと
思われる。
【図面の簡単な説明】
り11図(a>は本発明の具体的実施例に係る熱交換器
の構成を示し1.、:構成図、第1図(b)は]ノ′の
部分拡大図で゛ある。第2図はフィンの引張強度試験を
行なう方法を示した方法説明図、第3図は腐食試験口数
に対りるフィンの引張強度の関係を示したグラフ、第1
図は同しく腐食試験日数(こ対りるフィンの引張強度の
劣化mの初期1的に対Jる%割合を示したグラフである
。 1・・・フィン、2・・・チューブ 3.7・・・冷却水タンク 10・・・引張弾痕試験冶具 特晶′(出願人  [」木列装株式会社代理人  弁理
士  大川 宏 同   弁理上  藤谷 修 同   弁理士  丸山明夫 WJ2図 1引5に方

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)少なくども銅又は銅合金からなるフィン表面に、
    銅ベンゾ1−リアゾール又は、銅ベンゾ+−リアゾール
    誘導体からなる保護皮膜層を設cノたことを特徴どりる
    熱交換器。 (2> 1−記保思皮股層は、ベンゾ1〜リアゾール溶
    液又(よ、その誘導体溶液に浸漬して19られる保護皮
    膜層C゛あることを特徴とする特Bt1請求のflu 
    UJI第1項記載の熱交換器。 (3)上記保護皮II!層は、少なくどb 50 A以
    1−の肉厚をイーI′?することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の熱交換器。
JP15021982A 1982-08-30 1982-08-30 熱交換器 Pending JPS5938599A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15021982A JPS5938599A (ja) 1982-08-30 1982-08-30 熱交換器

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JP15021982A JPS5938599A (ja) 1982-08-30 1982-08-30 熱交換器

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JPS5938599A true JPS5938599A (ja) 1984-03-02

Family

ID=15492134

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JP15021982A Pending JPS5938599A (ja) 1982-08-30 1982-08-30 熱交換器

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JP (1) JPS5938599A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61143798A (ja) * 1984-12-17 1986-07-01 日本電信電話株式会社 音声ダイヤル装置
US7468206B1 (en) * 1996-12-19 2008-12-23 Panasonic Corporation Organic ultra-thin film

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61143798A (ja) * 1984-12-17 1986-07-01 日本電信電話株式会社 音声ダイヤル装置
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