JPS5938537Y2 - 油圧シヨベルのブ−ム駆動装置 - Google Patents
油圧シヨベルのブ−ム駆動装置Info
- Publication number
- JPS5938537Y2 JPS5938537Y2 JP2902878U JP2902878U JPS5938537Y2 JP S5938537 Y2 JPS5938537 Y2 JP S5938537Y2 JP 2902878 U JP2902878 U JP 2902878U JP 2902878 U JP2902878 U JP 2902878U JP S5938537 Y2 JPS5938537 Y2 JP S5938537Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- relief valve
- hydraulic
- pump system
- boom
- hydraulic excavator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考・案はブームの起伏速度を早めることにより、作業
サイクルタイムの短縮、作業能率の向上を計ることを目
的とした油圧ショベルのブーム駆動装置に関する。
サイクルタイムの短縮、作業能率の向上を計ることを目
的とした油圧ショベルのブーム駆動装置に関する。
従来の油圧ショベルにおいては、ブーム起伏速度が遅い
ためダンプ積み作業時旋回速度に追い付かなかった。
ためダンプ積み作業時旋回速度に追い付かなかった。
そのため補助ポンプを合流させて起伏速度を速めようと
したが、その際アンロードバルブ等を使用すると、バル
ブ自動切換時にショックが発生し、オペレータに不快感
を与えていた。
したが、その際アンロードバルブ等を使用すると、バル
ブ自動切換時にショックが発生し、オペレータに不快感
を与えていた。
本考案は上記問題点を解決し得るもので、油圧ポンプ、
リリーフバルブ、ブーム起伏用シリンダーを備えたブー
ム起伏ポンプ系と、油圧ポンプ、リリーフバルブ、作業
用シリンダーを備えた別ポンプ系とを有する油圧ショベ
ルにおいて、前記ブーム起伏ポンプ系に前記別ポンプ系
を直接合流し得るよう配管連結し、前記別ポンプ系のリ
リーフバルブ設定圧力を前記ブーム起伏ポンプ系のリリ
ーフバルブ設定圧力より低く設定したことを特徴とする
ものである。
リリーフバルブ、ブーム起伏用シリンダーを備えたブー
ム起伏ポンプ系と、油圧ポンプ、リリーフバルブ、作業
用シリンダーを備えた別ポンプ系とを有する油圧ショベ
ルにおいて、前記ブーム起伏ポンプ系に前記別ポンプ系
を直接合流し得るよう配管連結し、前記別ポンプ系のリ
リーフバルブ設定圧力を前記ブーム起伏ポンプ系のリリ
ーフバルブ設定圧力より低く設定したことを特徴とする
ものである。
以下図面を参照しつつ本考案の実施例を説明する。
第１図及び第２図に示す油圧ショベルにおいて、１．２
は原動機３により駆動される油圧ポンプ、４、 ５．
６は前記油圧ポンプ１の吐出油がコントロールバルブ８
を経て供給されるシリンダー、７は前記油圧ポンプ２の
吐出油がコントロールバルブ９を経て供給されるシリン
ダー、１０は前記コントロールバルブ８と９とをキャリ
ーオーバー回路により直接結んだ合流部、１１は油圧ポ
ンプ１の吐出ラインのリリーフバルブ、１２は油圧ポン
プ２の吐出ラインのリリーフバルブである。
は原動機３により駆動される油圧ポンプ、４、 ５．
６は前記油圧ポンプ１の吐出油がコントロールバルブ８
を経て供給されるシリンダー、７は前記油圧ポンプ２の
吐出油がコントロールバルブ９を経て供給されるシリン
ダー、１０は前記コントロールバルブ８と９とをキャリ
ーオーバー回路により直接結んだ合流部、１１は油圧ポ
ンプ１の吐出ラインのリリーフバルブ、１２は油圧ポン
プ２の吐出ラインのリリーフバルブである。
尚前記各シリンダーにおいて、４はブームスイング用、
５はアーム用、６はブームＡ用、７はブレードＢ用を夫
々示す。
５はアーム用、６はブームＡ用、７はブレードＢ用を夫
々示す。
今、油圧ポンプ１の吐出油量をＱｌ、このラインのリリ
ーフバルブ１１の設定圧力をＰｌとし、又油圧ポンプ２
の吐出油量をＱ２、このラインのリリーフバルブ１２の
設定圧力をＰ２とすると、第３図のように油圧ポンプ１
の馬力は定馬力曲線上にあり、又油圧ポンプ１と２の吐
出油量が合流しＱ１＋ Ｑ２になった場合は、リリーフ
バルブ１２の設定圧力Ｐ２をＰ２ ＜ Ｐ ］となるよ
う設定しておくことにより定馬力曲線上にもって行くこ
とが可能となる。
ーフバルブ１１の設定圧力をＰｌとし、又油圧ポンプ２
の吐出油量をＱ２、このラインのリリーフバルブ１２の
設定圧力をＰ２とすると、第３図のように油圧ポンプ１
の馬力は定馬力曲線上にあり、又油圧ポンプ１と２の吐
出油量が合流しＱ１＋ Ｑ２になった場合は、リリーフ
バルブ１２の設定圧力Ｐ２をＰ２ ＜ Ｐ ］となるよ
う設定しておくことにより定馬力曲線上にもって行くこ
とが可能となる。
即ち、
■ コントロールバルブ９が中立位置でシリンダー７が
動作しない場合、 ・シリンダー４，５は流量Ｑ１、リリーフバルブ１１の
設定圧力はＰｌで動作する。
動作しない場合、 ・シリンダー４，５は流量Ｑ１、リリーフバルブ１１の
設定圧力はＰｌで動作する。
・シリンダー６は流量Ｑ１＋ Ｑ２、リリーフバルブ１
２の設定圧力はＰ２で動作する。
２の設定圧力はＰ２で動作する。
■ コントロールバルブ９を操作し、シリンダー７が流
量Ｑ２、リリーフバルブ１２の設定圧力がＰ２で動作す
る場合、 ・シリンダー４． ５． ６は共に流量Ｑ１、リリーフ
バルブ１１の設定圧力はＰｌで動作する。
量Ｑ２、リリーフバルブ１２の設定圧力がＰ２で動作す
る場合、 ・シリンダー４． ５． ６は共に流量Ｑ１、リリーフ
バルブ１１の設定圧力はＰｌで動作する。
従って、ブームＡを早く起伏させたい場合は、上記■項
の動作を行うことにより、シリンダー６に流量Ｑ１＋Ｑ
２が供給され、設定圧力Ｐ２で動作することになり、ブ
ームＡは早く起伏することになる。
の動作を行うことにより、シリンダー６に流量Ｑ１＋Ｑ
２が供給され、設定圧力Ｐ２で動作することになり、ブ
ームＡは早く起伏することになる。
尚、本考案は上記実施例にのみ限定されるものではなく
、油圧ポンプの設置台数は２台に限らずそれ以上設置す
ることも可能であり、その他本考案の要旨を逸脱しない
範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
、油圧ポンプの設置台数は２台に限らずそれ以上設置す
ることも可能であり、その他本考案の要旨を逸脱しない
範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
以上の如き本考案によれば、複数個の作業装置用シリン
ダーの内、力よりも速度を必要とするシリンダーに別ポ
ンプ系を直接合流させ、速度を速めると同時にその別ポ
ンプ系のリリーフバルブ設定圧力を原動機許容馬力内に
おさえることにより、旅回からブームホイストのマツチ
ングが改善され、特にブームを早く起伏させる必要のあ
る溝掘作業の多いミニショベル等に採用した場合、作業
サイクルタイムが短縮され、作業能率がより一層向上し
、又従来の如き補助ポンプ及びアンロードバルブを用い
た場合のバルブ切換時のショック発生の問題もない、等
の優れた効果を発揮する。
ダーの内、力よりも速度を必要とするシリンダーに別ポ
ンプ系を直接合流させ、速度を速めると同時にその別ポ
ンプ系のリリーフバルブ設定圧力を原動機許容馬力内に
おさえることにより、旅回からブームホイストのマツチ
ングが改善され、特にブームを早く起伏させる必要のあ
る溝掘作業の多いミニショベル等に採用した場合、作業
サイクルタイムが短縮され、作業能率がより一層向上し
、又従来の如き補助ポンプ及びアンロードバルブを用い
た場合のバルブ切換時のショック発生の問題もない、等
の優れた効果を発揮する。
第１図は本考案に係る油圧ショベルの全体図、第２図は
第１図の油圧回路図、第３図はリリーフバルブ設定圧力
とポンプ吐出量の関係を示す図である。 １．２・・・・・・油圧ポンプ、３・・・・・・原動機
、４，５゜６．７・・・・・・シリンダー ８９・・・
・・・コントロールバルブ、１０・・・・・・合流部、
１１．１２・・・・・・リリーフバルブ。
第１図の油圧回路図、第３図はリリーフバルブ設定圧力
とポンプ吐出量の関係を示す図である。 １．２・・・・・・油圧ポンプ、３・・・・・・原動機
、４，５゜６．７・・・・・・シリンダー ８９・・・
・・・コントロールバルブ、１０・・・・・・合流部、
１１．１２・・・・・・リリーフバルブ。
Claims (1)
- 油圧ポンプ、リリーフバルブ、ブーム起伏用シリンダー
を備えたブーム起伏ポンプ系と、油圧ポンプ、リリーフ
バルブ、作業用シリンダーを備えた別ポンプ系とを有す
る油圧ショベルにおいて、前記ブーム起伏ポンプ系に前
記別ポンプ系を直接合流し得るよう配管連結し、前記別
ポンプ系のリリーフバルブ設定圧力を前記ブーム起伏ポ
ンプ系のリリーフバルブ設定圧力より低く設定したこと
を特徴とする油圧ショベルのブーム駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2902878U JPS5938537Y2 (ja) | 1978-03-07 | 1978-03-07 | 油圧シヨベルのブ−ム駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2902878U JPS5938537Y2 (ja) | 1978-03-07 | 1978-03-07 | 油圧シヨベルのブ−ム駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54132903U JPS54132903U (ja) | 1979-09-14 |
| JPS5938537Y2 true JPS5938537Y2 (ja) | 1984-10-26 |
Family
ID=28876090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2902878U Expired JPS5938537Y2 (ja) | 1978-03-07 | 1978-03-07 | 油圧シヨベルのブ−ム駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5938537Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-03-07 JP JP2902878U patent/JPS5938537Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54132903U (ja) | 1979-09-14 |
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