JPS5938410Y2 - 万能帯板 - Google Patents
万能帯板Info
- Publication number
- JPS5938410Y2 JPS5938410Y2 JP1978003159U JP315978U JPS5938410Y2 JP S5938410 Y2 JPS5938410 Y2 JP S5938410Y2 JP 1978003159 U JP1978003159 U JP 1978003159U JP 315978 U JP315978 U JP 315978U JP S5938410 Y2 JPS5938410 Y2 JP S5938410Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band plate
- strip
- band
- cloth
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の属する技術分野
この考案は帯芯として使用する帯板に関する。
従来技術のその問題点
従来、帯と着物との間に装着して着帯状態を美麗に保持
するために種々の帯板が使用されている。
するために種々の帯板が使用されている。
しかるに、この種の帯板としては、ボール紙等の硬質紙
を長方形に裁断してこれに布を貼着したものが汎用され
ているが、この帯板は次のような欠点がある。
を長方形に裁断してこれに布を貼着したものが汎用され
ているが、この帯板は次のような欠点がある。
(1)使用頻度が増すと屈曲したり、折損し易くなる。
(2)着帯に際し、帯板を手で保持している必要があり
面倒である。
面倒である。
(3)帯締めに際し、帯板も同時に締める力を必要とす
る。
る。
(4)保管に際し、常に湾曲状態を保持しておく必要か
ら保管スペースが広くなシネ便である。
ら保管スペースが広くなシネ便である。
このような欠点を改善するため、竹簾の両面に布を貼り
、このように構成した板を二枚重ね合せて袋状に加工す
ることによって、着帯に際し結束のの緩緊を自在にした
帯芯が提案されているが(例えば、実公昭6−1216
号公報)、この種の帯芯はその構造上厚みが増し、全体
的に嵩張るため、強度および型保持性の面で優れている
反面、取扱いおよび使用の容易性については依然と解決
できない難点がある。
、このように構成した板を二枚重ね合せて袋状に加工す
ることによって、着帯に際し結束のの緩緊を自在にした
帯芯が提案されているが(例えば、実公昭6−1216
号公報)、この種の帯芯はその構造上厚みが増し、全体
的に嵩張るため、強度および型保持性の面で優れている
反面、取扱いおよび使用の容易性については依然と解決
できない難点がある。
また、着帯時の使用を簡便にするため、弾性合成樹脂板
を渦巻状に構成した帯板が提案されているが(例えば、
実公昭48−31688号公報)、この種の帯板は部分
的にも全体的にも伸縮性を有しないため感触が堅く、ま
た発汁防止のために通気孔を設ける必要があり、しかも
この通気孔は必ずしも有効ではない等満足すべきもので
はない。
を渦巻状に構成した帯板が提案されているが(例えば、
実公昭48−31688号公報)、この種の帯板は部分
的にも全体的にも伸縮性を有しないため感触が堅く、ま
た発汁防止のために通気孔を設ける必要があり、しかも
この通気孔は必ずしも有効ではない等満足すべきもので
はない。
考案の目的
本考案の目的は、簡単な構成で着帯に際しての使用を簡
便にすると共に長さ方向へ全体的かつ部分的に伸縮可能
とし、凡ゆる体型の身体に対しても着帯感を快適にして
着帯の整形美を安定に保つことができ、強度的に優れ小
スペースでの保管も容易な実用性のある帯板を提供する
にある。
便にすると共に長さ方向へ全体的かつ部分的に伸縮可能
とし、凡ゆる体型の身体に対しても着帯感を快適にして
着帯の整形美を安定に保つことができ、強度的に優れ小
スペースでの保管も容易な実用性のある帯板を提供する
にある。
考案の要点
本考案に係る帯板は、金属製弾性線条または帯片をジグ
ザグ状に折曲加工して長さ方向の伸縮性を有する所定長
さの伸縮性基板を構成し、この基板の両側面に伸縮性を
有する布等を縫着して渦巻状に変形させた帯板を構成し
、さらに帯板の内側にその全長に亘って布等を帯状に縫
着してポケット部を設けることを特徴とする。
ザグ状に折曲加工して長さ方向の伸縮性を有する所定長
さの伸縮性基板を構成し、この基板の両側面に伸縮性を
有する布等を縫着して渦巻状に変形させた帯板を構成し
、さらに帯板の内側にその全長に亘って布等を帯状に縫
着してポケット部を設けることを特徴とする。
すなわち、本考案においては、前述した構成からなる伸
縮部材を基板とすることにより、長さ方向へ全体的かつ
部分的に伸縮自在とすることができ、凡ゆる体型の身体
に対しても快適な装着感を有しかつ着帯時の整形美を確
実に保持することができる実用性に優れた帯板が得られ
る。
縮部材を基板とすることにより、長さ方向へ全体的かつ
部分的に伸縮自在とすることができ、凡ゆる体型の身体
に対しても快適な装着感を有しかつ着帯時の整形美を確
実に保持することができる実用性に優れた帯板が得られ
る。
考案の実施例
次に、本考案に保つ帯板の実施例につき、添付図面を参
照しながら以下詳細に説明する。
照しながら以下詳細に説明する。
第1図は、本考案に係る帯板の斜視図を示し、第2図乃
至第4図は本考案帯板の一実施例の構成を示すものであ
る。
至第4図は本考案帯板の一実施例の構成を示すものであ
る。
すなわち、本実施例の音板は、第3図に示すように、金
属製弾性材で構成した伸縮部材10で帯板の基板を構成
し、この伸縮部材10の両側に布12等を相互に縫着し
て被覆した構成からなる。
属製弾性材で構成した伸縮部材10で帯板の基板を構成
し、この伸縮部材10の両側に布12等を相互に縫着し
て被覆した構成からなる。
前記伸縮部材10は、例えば第4図に示すように、1本
の金属製弾性線条または帯片14を所定幅りを貝ってジ
グザグ状に折曲して帯板の全長りに相当する伸縮性基板
を形成する。
の金属製弾性線条または帯片14を所定幅りを貝ってジ
グザグ状に折曲して帯板の全長りに相当する伸縮性基板
を形成する。
また、前記帯板の内側面には、その全長りに亘ってさら
に1枚の布16等を袋状に縫着してポケット部を形成し
、帯板の上縁部にポケット開口部18を設ける。
に1枚の布16等を袋状に縫着してポケット部を形成し
、帯板の上縁部にポケット開口部18を設ける。
なお、この場合ポケット部は、適当間隔離間させて縫着
20し複数に区画すれば、使用に便利である。
20し複数に区画すれば、使用に便利である。
このように構成した帯板は、その内蔵された伸縮部材1
0が帯板の長さL方向に伸縮弾性を有することから、そ
の弾性力によって帯板を第1図に示すように常に渦巻状
に保持するよう構成することができる。
0が帯板の長さL方向に伸縮弾性を有することから、そ
の弾性力によって帯板を第1図に示すように常に渦巻状
に保持するよう構成することができる。
従って、本考案において、前記伸縮部材10を被覆する
布材12としては、伸縮性の高いものを使用することが
好ましい。
布材12としては、伸縮性の高いものを使用することが
好ましい。
本考案に係る帯板を使用するに際しては、第1図に示す
ように渦巻状に変形している帯板を弾力に抗して強制的
に展開して身体の胴部に当接すれば、その復帰弾力によ
って胴部に巻着保持させることができる。
ように渦巻状に変形している帯板を弾力に抗して強制的
に展開して身体の胴部に当接すれば、その復帰弾力によ
って胴部に巻着保持させることができる。
従って着帯に際して両手を自由に使用することができる
。
。
特に、本考案の帯板によれば、伸縮部材10の構造的特
徴から、例えば帯板の上縁部をその長さ方向に部分的に
伸縮させることができるため(第5図参照)、着帯時の
腹部への圧迫を緩緊自在とし、装着感を極めて快適とな
し、しかも体型に適した逆円錐台形状の着帯も美麗に仕
上げることができる。
徴から、例えば帯板の上縁部をその長さ方向に部分的に
伸縮させることができるため(第5図参照)、着帯時の
腹部への圧迫を緩緊自在とし、装着感を極めて快適とな
し、しかも体型に適した逆円錐台形状の着帯も美麗に仕
上げることができる。
考案の効果
前述した実施例から明らかなように、本考案に係る帯板
によれば、帯板の基板をなす伸縮部材は、例えば単一の
金属製弾性線条ないしは帯片を折曲して比較的肉薄にし
かも長さ方向に灰分な伸縮性を保持させて堅固にしかも
低コストに製造することができる。
によれば、帯板の基板をなす伸縮部材は、例えば単一の
金属製弾性線条ないしは帯片を折曲して比較的肉薄にし
かも長さ方向に灰分な伸縮性を保持させて堅固にしかも
低コストに製造することができる。
また、このように構成した帯板は従来の各種板材を使用
したものと比べて通気性が極めて良好となり、使用に便
利である。
したものと比べて通気性が極めて良好となり、使用に便
利である。
さらに、本考案の帯板は、長さ方向の伸縮が部分的にも
全体的にも可能であるから、凡ゆる体型に合せて帯板と
しての機能を充分発揮させることができ、着帯時の整形
美を確実に保持することができる。
全体的にも可能であるから、凡ゆる体型に合せて帯板と
しての機能を充分発揮させることができ、着帯時の整形
美を確実に保持することができる。
この場合、帯板の長さが身体の胴部を1周する程度に設
定して釦けば、帯板の内側に適宜区画されて設けられた
ポケット内に各種小物を入れたり、体型を補正する補助
材を入れて整形美の保持を簡便かつ有効に遠戚すること
もできる。
定して釦けば、帯板の内側に適宜区画されて設けられた
ポケット内に各種小物を入れたり、体型を補正する補助
材を入れて整形美の保持を簡便かつ有効に遠戚すること
もできる。
しかも装着に際し凡ゆる体型の自体に対しても簡単にか
つ過度の圧迫感を与えることなく、低年齢者から高年齢
者に至るまで快適に使用することができかつ着帯状態を
美麗に仕上げることができる。
つ過度の圧迫感を与えることなく、低年齢者から高年齢
者に至るまで快適に使用することができかつ着帯状態を
美麗に仕上げることができる。
第1図は本考案に係る帯板の斜視図、第2図は第1図に
示す帯板の展開状態の内側を示す一部平面図、第3図は
第2図の■−■線断面図、第4図は本考案の帯板に使用
される弾性伸縮部材の一構成例を示す一部平面図、第5
図は本考案の帯板の一使用例における弾性伸縮部材の変
形態様を示す説明図である。 10・・・伸縮部材、12・・・布、14・・・金属製
弾性線条、16・・・布、18・・・ポケット開口部、
20・・・縫着線。
示す帯板の展開状態の内側を示す一部平面図、第3図は
第2図の■−■線断面図、第4図は本考案の帯板に使用
される弾性伸縮部材の一構成例を示す一部平面図、第5
図は本考案の帯板の一使用例における弾性伸縮部材の変
形態様を示す説明図である。 10・・・伸縮部材、12・・・布、14・・・金属製
弾性線条、16・・・布、18・・・ポケット開口部、
20・・・縫着線。
Claims (2)
- (1)金属製弾性線条または帯片をジグザグ状に折曲加
工して長さ方向の伸縮性を有する所定長さの伸縮性基板
を構成し、この基板の両側面に伸縮性を有する布等を縫
着して渦巻状に変形させた帯板を構成し、さらに帯板の
内側にその全長に亘って布等を袋状に縫着してポケット
部を設けることを特徴とする帯板。 - (2)実用新案登録請求の範囲第1項記載の帯板におい
て、帯板の全長は身体の胴部を一周し得る寸法に設定し
てなる帯板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978003159U JPS5938410Y2 (ja) | 1978-01-14 | 1978-01-14 | 万能帯板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978003159U JPS5938410Y2 (ja) | 1978-01-14 | 1978-01-14 | 万能帯板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54108114U JPS54108114U (ja) | 1979-07-30 |
JPS5938410Y2 true JPS5938410Y2 (ja) | 1984-10-26 |
Family
ID=28806895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978003159U Expired JPS5938410Y2 (ja) | 1978-01-14 | 1978-01-14 | 万能帯板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5938410Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4831688U (ja) * | 1971-08-20 | 1973-04-17 | ||
JPH061216U (ja) * | 1992-06-16 | 1994-01-11 | 株式会社吉野工業所 | 合成樹脂製容器 |
-
1978
- 1978-01-14 JP JP1978003159U patent/JPS5938410Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4831688U (ja) * | 1971-08-20 | 1973-04-17 | ||
JPH061216U (ja) * | 1992-06-16 | 1994-01-11 | 株式会社吉野工業所 | 合成樹脂製容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54108114U (ja) | 1979-07-30 |
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