JPS598965Y2 - 帯 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は左右何れの側よりも装着できる帯を構或しよう
とするものである。

本考案は一本の帯地１０両端を太鼓部２，２′、その中
間を胴捲部３とし、両太鼓部の模様ａ，ａ’は胴捲部方
向に配置し胴捲部左右の模様ｂ，ｂ’はそれぞれ外向に
配置すると共に太鼓部と胴捲部の境界ｃ，ｃ’と腹紋を
配置すべき場所ｄ，ｄ’との各間（ｃ，ｄ及Ｃ′，ｄ′
間）に太鼓紋と腹紋をつなぐつなぎ模様を現して全通一
柄としたものである。

図中ｃ，ｃ’線は太鼓部と胴捲部の境界、ｄ，ｄ’線は
腹紋を配置すべき場所、ｅは中心線、ｃ，ｄ，ｃ’，ｄ
′間は太鼓紋と腹紋をつなぐ模様を現すべき場所を示す
。

本考案は上記の構造よりなるから、任意所望の側の太鼓
部を表出し胴捲部及他の太鼓部を巾二つ折にしてこれを
捲装使用することができるため、一本の帯で好みに応じ
何れの側よりも使用でき、以て左右両用の便益があるの
みならず、太鼓部と胴捲部の境界ｃ ｃ’と腹紋を配置
すべき場所ｄ，ｄ′との各間（ ｃ ， ｄ， ｃ ／
． ｄ／間）に太鼓紋と腹紋をつなぐつなぎ模様を配し
て全通一柄としたため、模様が連続状を呈して体裁良好
な外観を現出せしめることのできる効果がある（太鼓紋
と腹紋を直接つなぐときは両紋は不連続な外観を呈して
不体裁となる欠点がある。

）。

【図面の簡単な説明】 第１図は見取図、第２図は全形図である。 ２．２’：太鼓部、３：胴捲部、ａ，ａ’：太鼓部模様
、ｂ，ｂ’：胴捲部模様。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 一本の帯地の両端を太鼓部、その中間を胴捲部とし、そ
   の両太鼓部の模様は胴捲方向に配置し、胴捲部の左右の
   模様はそれぞれ外向に向けて配置すると共に太鼓部と胴
   捲部の境界ｃ，ｃ’と腹紋を配置すべき場所ｄ，ｄ’と
   の各間に太鼓紋と腹紋をつなぐつなぎ模様を現して全通
   一柄とした帯。