JPS5938409Y2 - 装身用織ベルト - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、二様は使用できる筒身用織ベルトに関し、そ
の目的とするところは、製織して筒状としたものにおい
て、扁平にした時の両面３．４にふ・いて、色柄を違か
しめたことによって、その時の好み、着衣との調和等に
応じて、どちらかの面を使用できる装身用織ベルトを提
供せんとするものである。

本考案は、同色系の緯糸・経糸を相互に異色の二対（緯
糸１・経由２、緯糸１′・経糸２′）を用い、二］杼に
より平織等にて輪状に製織して扁平状にしたときの両面
３，４において色柄を違わしめた筒状体５を作り、これ
を装身用ベルト６に形成して成ることを特徴とする装身
用織ベルトに係るものである。

本考案は上記構成のもので、使用に当っては３の面、４
の面を適宜使い分けて使用できるので、その時の好みや
、着衣との調和等を考慮して選択使用できるものであシ
、このように二様の使用を可能にした装身用織ベルトで
あることが特色である。

本考案は、相互に同色系の緯糸１、経糸２、及びこれら
とは異色の、相互に同色系の緯糸１′、経糸２′の二対
により二丁杼を用いて平織等にて輪状に製織した筒状体
５は、それを扁平にした場合、緯糸１、経糸２とでの片
面３、緯糸１′、経糸２′とでの片面４とで構成される
。

即ち、これは、二丁杼を用いて製織する場合に＼各杼が
クロスして杼入れされ、経糸２とで織られる緯糸１、経
糸２′とで織られる緯糸１′が輪状の雨中間部分（両耳
部）で互いにかかシ合って、各緯糸は、今織られた次の
列同じ面の）に同様に織られることになる、という、二
丁杼を使用した場合の製織仕法により普通に仕上げられ
るものである。

その製織図例は第６図に示すものて１、その図において
、両端に示す緯糸１，１′は、それぞれ直下（次段）に
織られて行くものである。

上記のとおりであるから、扁平にした場合には、両面に
おいては、互いに異色柄に仕上げられるものである。

しかして、本考案において、筒状体５を適宜のす法に切
断してベルトにするものであるが、ベルト継ぎ部は、特
に設けないもので結ぶタイプのものでもよいし、或いは
図示例のように、バックル８、止め用帯環７を設けるな
どのものにすればよく、任意のものにでき、又、婦人用
、紳士用、ヤング（男女）用等、用途、対象に応じて作
れるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施例であって、第１図は斜視図、第２
図はＳ−８部拡大断面図、第３図は片面３を示し、第４
図は他の片面４を示し、第５図は筒状体５を示し、第６
図は織状態を開示的に示す一部所面組織図である。 ６・・・装身用織ベルト（３ ４・・・その両面）。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 同色系の緯糸・経糸を相互に異色の二対を用い、二丁杼
   により平織等にて輪状に製織して扁平状にしたときの両
   面にむいて色柄を違わしめた筒状体を作り、これを装身
   用ベルトに形成して成ることを特徴とする装身用織ベル
   ト。