JPS59383Y2 - 洗面化粧台 - Google Patents
洗面化粧台Info
- Publication number
- JPS59383Y2 JPS59383Y2 JP5739978U JP5739978U JPS59383Y2 JP S59383 Y2 JPS59383 Y2 JP S59383Y2 JP 5739978 U JP5739978 U JP 5739978U JP 5739978 U JP5739978 U JP 5739978U JP S59383 Y2 JPS59383 Y2 JP S59383Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washbasin
- cabinet
- wheelchair
- casing
- rear wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、立ち上り状態(床固定式)の洗面化粧台、特
に車椅子を使用する身障者用の洗面化粧台に関する。
に車椅子を使用する身障者用の洗面化粧台に関する。
従来、身障者向きの洗面器は、添付図面の第6図ないし
第8図に示されているように、その下方に車椅子および
それに着座した身障者の下半身を入れることができるよ
うに壁掛式にし、かつその給水用および排水用の各パイ
プは壁内に配置された配管に連結されていた。
第8図に示されているように、その下方に車椅子および
それに着座した身障者の下半身を入れることができるよ
うに壁掛式にし、かつその給水用および排水用の各パイ
プは壁内に配置された配管に連結されていた。
しかし近年は壁強度の弱い建築物が多くなり、また洗面
器の設置場所によっては壁に洗面器を取付けられない場
合も往々にしである。
器の設置場所によっては壁に洗面器を取付けられない場
合も往々にしである。
従って、このような場合には、洗面器の支持や給排水用
の配管を床に頼らなくてはならず、最近では床固定式か
つ床給排水式の洗面化粧台の要求が増加して来る。
の配管を床に頼らなくてはならず、最近では床固定式か
つ床給排水式の洗面化粧台の要求が増加して来る。
従来の床固定式洗面化粧台は、一般に洗面器を取付けた
カウンター板の下側に箱形のキャビネットを設け、キャ
ビネットの後壁を上方に延長してその前面に鏡を取付け
た構造を有していて、キャビネットの前面に通常は扉が
取付けられているために、洗面器の下方に車椅子を入れ
ることは全く不可能で、身障者が車椅子に着座した状態
で洗面器を使用することはできなかった。
カウンター板の下側に箱形のキャビネットを設け、キャ
ビネットの後壁を上方に延長してその前面に鏡を取付け
た構造を有していて、キャビネットの前面に通常は扉が
取付けられているために、洗面器の下方に車椅子を入れ
ることは全く不可能で、身障者が車椅子に着座した状態
で洗面器を使用することはできなかった。
そこで、その不便を解消するために、洗面器の下方に車
椅子を入れることができるように、図面の第1図に示す
ように、床固定式洗面化粧台の洗面器1の下側に形成さ
れたキャビネット部3の前面に扉を設けないで開口させ
たものも作られているが、このような従来の洗面化粧台
では、キャビネット内空間部の奥行きが洗面器1自体の
奥行寸法と略等しくて小さ過ぎるため、身障者が車椅子
17に着座した状態でその下半身を洗面器1の下方に差
入れた場合にその足先がキャビネット部3の後壁7に当
ったり膝がキャビネット部3の内部で洗面器1に連結さ
れている給水用および排水用パイプ15につかえたりし
て、その上半身は洗面器1の前端縁から30 cm以上
も離れた位置までしか到達し得ないために満足な洗面を
行なうことができず、またキャビネツ1へ部の後壁7の
上方延長部に鏡の下方に配置して取付けられた洗面化粧
台照面用や電気剃刀用のスイッチおよびコンセント19
にも手が届かないという不都合があった。
椅子を入れることができるように、図面の第1図に示す
ように、床固定式洗面化粧台の洗面器1の下側に形成さ
れたキャビネット部3の前面に扉を設けないで開口させ
たものも作られているが、このような従来の洗面化粧台
では、キャビネット内空間部の奥行きが洗面器1自体の
奥行寸法と略等しくて小さ過ぎるため、身障者が車椅子
17に着座した状態でその下半身を洗面器1の下方に差
入れた場合にその足先がキャビネット部3の後壁7に当
ったり膝がキャビネット部3の内部で洗面器1に連結さ
れている給水用および排水用パイプ15につかえたりし
て、その上半身は洗面器1の前端縁から30 cm以上
も離れた位置までしか到達し得ないために満足な洗面を
行なうことができず、またキャビネツ1へ部の後壁7の
上方延長部に鏡の下方に配置して取付けられた洗面化粧
台照面用や電気剃刀用のスイッチおよびコンセント19
にも手が届かないという不都合があった。
本考案の目的は、従来の床固定式洗面化粧台のの上記の
ような欠点を除去し、身障者が車椅子に着座したままで
使用するに適した床固定洗面化粧台を提供することであ
る。
ような欠点を除去し、身障者が車椅子に着座したままで
使用するに適した床固定洗面化粧台を提供することであ
る。
本考案の洗面化粧台の基本的構成は、カウンター板に取
付けられた洗面器1の下側に形威されたキャビネット部
3の前面に身障者用の車椅子17および車椅子に着座し
た身障者の下半身が出入りできる開口部5を設けると共
に、上記カウンター板に取付けられた洗面器1の後端縁
と上部に鏡9を取付けたキャビネット後壁7との間にケ
ーシング11を設けて洗面器1をケーシングの幅Wに相
当する距離だけ上記後壁7から離間させることによって
、身障者用椅子17および車椅子に着座した身障者の下
半身が出入するキャビネット内空間部分の奥行きを増加
させ、上記洗面器1に接続される給水および排水パイプ
15を上記後壁7に近接させて配置したことを特徴とす
るものである。
付けられた洗面器1の下側に形威されたキャビネット部
3の前面に身障者用の車椅子17および車椅子に着座し
た身障者の下半身が出入りできる開口部5を設けると共
に、上記カウンター板に取付けられた洗面器1の後端縁
と上部に鏡9を取付けたキャビネット後壁7との間にケ
ーシング11を設けて洗面器1をケーシングの幅Wに相
当する距離だけ上記後壁7から離間させることによって
、身障者用椅子17および車椅子に着座した身障者の下
半身が出入するキャビネット内空間部分の奥行きを増加
させ、上記洗面器1に接続される給水および排水パイプ
15を上記後壁7に近接させて配置したことを特徴とす
るものである。
以下、図面を参照して本考案の床固定式洗面化粧台の構
造について詳細に説明すると、図面の第2図ないし第5
図は本考案の洗面化粧台の一実施例を示すもので、キャ
ビネット部3の前面には車椅子17および身障者の下半
身を出入れする開口部5を設けると共に、キャビネット
部の上面を形成するカウンター板に取付けられる洗面器
1と上部に鏡9を取付けたキャビネット後壁7との間に
相当に広い幅Wを有するケーシング11を設けて洗面器
1の後端縁を後壁7からケーシング11の幅Wに相当す
る距離だけ離間させてカラター板に取付けることによっ
て、洗面器1の下側に形成されるキャビネット部3の内
部空間部分の奥行寸法をケーシング11の幅Wだけ増加
させ、キャビネット部3の内部で洗面器に接続される給
水用および排水用の各パイプ15は図示のように後方に
捏上ることによって後壁7に近接させて配置するもので
ある。
造について詳細に説明すると、図面の第2図ないし第5
図は本考案の洗面化粧台の一実施例を示すもので、キャ
ビネット部3の前面には車椅子17および身障者の下半
身を出入れする開口部5を設けると共に、キャビネット
部の上面を形成するカウンター板に取付けられる洗面器
1と上部に鏡9を取付けたキャビネット後壁7との間に
相当に広い幅Wを有するケーシング11を設けて洗面器
1の後端縁を後壁7からケーシング11の幅Wに相当す
る距離だけ離間させてカラター板に取付けることによっ
て、洗面器1の下側に形成されるキャビネット部3の内
部空間部分の奥行寸法をケーシング11の幅Wだけ増加
させ、キャビネット部3の内部で洗面器に接続される給
水用および排水用の各パイプ15は図示のように後方に
捏上ることによって後壁7に近接させて配置するもので
ある。
なお、図示の実施例においては、ケーシング11の上面
は、歯ブラシや歯磨きなどの洗面用品類や櫛や化粧ビン
など化粧用品類を置くことができる収納棚13に形成し
、またケーシングの罰面板には、洗面化粧台照明用灯器
を点滅させるスイッチおよび電気剃刀用のソケット19
を取付けて車椅子に着座した身障者の手が届き易いよう
にしである。
は、歯ブラシや歯磨きなどの洗面用品類や櫛や化粧ビン
など化粧用品類を置くことができる収納棚13に形成し
、またケーシングの罰面板には、洗面化粧台照明用灯器
を点滅させるスイッチおよび電気剃刀用のソケット19
を取付けて車椅子に着座した身障者の手が届き易いよう
にしである。
上記のような構造を有せしめた本考案の洗面化粧台は、
洗面器の支持や給排水の配管を壁に頼ることができない
場所においても、床固定、床給排水の方式によって洗面
化粧台を設置することができ、しかも、上部に鏡を取付
けられるキャビネット部の後壁とキャビネット部上面の
カウンター板に取付けられる洗面器との間に相当に幅の
広いケーシングを設けて洗面器の後端縁を後壁前面から
前方に充分に離間させることにより洗面器下側のキャビ
ネット部の内部空間部分の奥行きを増加させ、かつキャ
ビネット部の内部で洗面器に接続される給水用および排
水用の各パイプを後方に捩って後壁に近接させて配置し
であるために、キャビネット部の前面開口部から車椅子
およびそれに着座した身障者の下半身を洗面器の下方に
差入れた際に、身障者の足先や膝などがキャビネツ1一
部の後壁や給水用または排水用のパイプなどに当ったり
つかえたりして車椅子の進入が妨げられるおそれがなく
、身障者の上半身を充分に洗面器に接近させて洗面や化
粧を容易かつ満足に行なうことができるものである。
洗面器の支持や給排水の配管を壁に頼ることができない
場所においても、床固定、床給排水の方式によって洗面
化粧台を設置することができ、しかも、上部に鏡を取付
けられるキャビネット部の後壁とキャビネット部上面の
カウンター板に取付けられる洗面器との間に相当に幅の
広いケーシングを設けて洗面器の後端縁を後壁前面から
前方に充分に離間させることにより洗面器下側のキャビ
ネット部の内部空間部分の奥行きを増加させ、かつキャ
ビネット部の内部で洗面器に接続される給水用および排
水用の各パイプを後方に捩って後壁に近接させて配置し
であるために、キャビネット部の前面開口部から車椅子
およびそれに着座した身障者の下半身を洗面器の下方に
差入れた際に、身障者の足先や膝などがキャビネツ1一
部の後壁や給水用または排水用のパイプなどに当ったり
つかえたりして車椅子の進入が妨げられるおそれがなく
、身障者の上半身を充分に洗面器に接近させて洗面や化
粧を容易かつ満足に行なうことができるものである。
更にまた、洗面器の後端縁とキャビネット部後壁との間
に設けられたケーシングの上面を収納棚に形威し、また
スイッチおよびコンセン1〜をケーシング前面板に取付
けることにより、洗面化粧台の使い勝手は良くなり、身
障者の使用に充分適したものとすることができる。
に設けられたケーシングの上面を収納棚に形威し、また
スイッチおよびコンセン1〜をケーシング前面板に取付
けることにより、洗面化粧台の使い勝手は良くなり、身
障者の使用に充分適したものとすることができる。
図面の第1図は、洗面器下側のキャビネット部に前面開
口部を設けた従来の床固定式洗面化粧台、およびこの洗
面化粧台を車椅子に着座した身障者が使用する際の位置
関係を暗示する側面図、第2図は本考案の床固定式洗面
化粧台およびこの洗面化粧台を車椅子に着座した身障者
が使用する際の位置関係を暗示する側面図、第3図は本
考案の床固定式洗面化粧台の一実施例を暗示する正面図
、第4図は同平面図、第5図は同側面図、第6図。 第7図および第8図はそれぞれ従来の壁掛式洗面化粧台
を例示する正面図、平面図および側面図である。 図において、1は洗面器、3はキャビネット部、5はキ
ャビネット部の開口部、7はキャビネット部の後壁、9
は鏡、11はケーシング、13は収納棚、15は給水用
および排水用の各パイプ、17は車椅子、19はスイッ
チおよびコンセント、21はケーシングの前面板。
口部を設けた従来の床固定式洗面化粧台、およびこの洗
面化粧台を車椅子に着座した身障者が使用する際の位置
関係を暗示する側面図、第2図は本考案の床固定式洗面
化粧台およびこの洗面化粧台を車椅子に着座した身障者
が使用する際の位置関係を暗示する側面図、第3図は本
考案の床固定式洗面化粧台の一実施例を暗示する正面図
、第4図は同平面図、第5図は同側面図、第6図。 第7図および第8図はそれぞれ従来の壁掛式洗面化粧台
を例示する正面図、平面図および側面図である。 図において、1は洗面器、3はキャビネット部、5はキ
ャビネット部の開口部、7はキャビネット部の後壁、9
は鏡、11はケーシング、13は収納棚、15は給水用
および排水用の各パイプ、17は車椅子、19はスイッ
チおよびコンセント、21はケーシングの前面板。
Claims (1)
- 1.カウンター板に取付けられた洗面器1の下側に形成
されたキャビネット部3の前面に身障者用の車椅子17
および車椅子に着座した身障者の下半身が出入りできる
開口部5を設けると共に、上記゛カウンター板に取付け
られた洗面器1の後端縁と上部に鏡9を取付けたキャビ
ネット後壁7との間にケーシング11を設けて洗面器1
をケーシングの幅Wに相当する距離だけ上記後壁7から
離間させることによって、身障者用車椅子17および車
椅子に着座した身障者の下半身が出入りするキャビネッ
ト内空間部分の奥行きを増加させ、上記洗面器1に接続
される給水および排水パイプ15を上記後壁7に近接さ
せて配置した、ことを特徴とする床固定式の洗面化粧台
。 2、洗面器1の後端縁とキャビネット後壁7との間に設
けられたケーシング11の上面を収納棚13とし、ケー
シング11の前面板21にスイッチおよびコンセント1
9を取付けた、実用新案登録請求の範囲第1項記載の洗
面化粧台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5739978U JPS59383Y2 (ja) | 1978-04-29 | 1978-04-29 | 洗面化粧台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5739978U JPS59383Y2 (ja) | 1978-04-29 | 1978-04-29 | 洗面化粧台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54161747U JPS54161747U (ja) | 1979-11-12 |
JPS59383Y2 true JPS59383Y2 (ja) | 1984-01-07 |
Family
ID=28955238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5739978U Expired JPS59383Y2 (ja) | 1978-04-29 | 1978-04-29 | 洗面化粧台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59383Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6130556Y2 (ja) * | 1980-10-27 | 1986-09-06 |
-
1978
- 1978-04-29 JP JP5739978U patent/JPS59383Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54161747U (ja) | 1979-11-12 |
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