JPS5937770Y2 - 光路切換デバイス - Google Patents
光路切換デバイスInfo
- Publication number
- JPS5937770Y2 JPS5937770Y2 JP1976176139U JP17613976U JPS5937770Y2 JP S5937770 Y2 JPS5937770 Y2 JP S5937770Y2 JP 1976176139 U JP1976176139 U JP 1976176139U JP 17613976 U JP17613976 U JP 17613976U JP S5937770 Y2 JPS5937770 Y2 JP S5937770Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refractive index
- transparent
- path switching
- switching device
- optical path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Optical Communication System (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は光線の切換を行なう光路切換デバイスに関する
ものである。
ものである。
近年、光半導体素子や光ファイバの高品質化が進み、光
通信、特に光フアイバ通信の実用化が急速に進展しでい
る。
通信、特に光フアイバ通信の実用化が急速に進展しでい
る。
この光フアイバ通信の実用化に欠くことのできないデバ
イスが光路切換デバイスである。
イスが光路切換デバイスである。
たとえば2本の光ファイバを用いて一方向の通信をする
場合、一本の光ファイバが断線等して通信不可能になっ
た際に信号発生部では他の一本の光ファイバに伝送信号
光を切り換えて伝送させるために光路切換デバイスは用
いられる。
場合、一本の光ファイバが断線等して通信不可能になっ
た際に信号発生部では他の一本の光ファイバに伝送信号
光を切り換えて伝送させるために光路切換デバイスは用
いられる。
また光路切換デバイスは、主伝送系から所望の場合にモ
ニター光を取り出す際等にも用いられる。
ニター光を取り出す際等にも用いられる。
従来、この種の光路切換デバイスとして光伝送系への出
し入れが可能な反射鏡が利用されていた。
し入れが可能な反射鏡が利用されていた。
また実験室的なものとして電気光学効果を利用した光偏
向器や音響光学効果を利用した光スィッチ等が提案され
ていた。
向器や音響光学効果を利用した光スィッチ等が提案され
ていた。
しかしながら上述の各種光路切換デバイスは機械的な安
定性を欠き、寸法が大きい、製作コストが高価である等
の欠点を有していた。
定性を欠き、寸法が大きい、製作コストが高価である等
の欠点を有していた。
本考案の目的はそれらの欠点を除去して小型で外部擾乱
に強く、光フアイバ通信系に適した安価な光路切換デバ
イスを提供することにある。
に強く、光フアイバ通信系に適した安価な光路切換デバ
イスを提供することにある。
本考案によれば、中心軸に垂直な断面内で中心から周辺
に向がって屈折率が次第に減少する集束性透明物体を前
記中心軸に平行な平面で切断して収る2個の透明体を、
前記透明体の切断面が互いに近接するように配置し、前
記両切断面の間の実効的な屈折率を可変することができ
る手段を備えたことを特徴とする光路切換デバイスが得
られ、また本考案によれば屈折率を可変することができ
る手段として前記両切断面の間隔を変えるための前記透
明体の少くとも一方を変位させる手段を用いた光路切換
デバイスが得られ、さらに本考案によれば屈折率を可変
することができる手段として印加電界によって屈折率が
変わる電気光学物質と電界印加手段とから戊る屈折率可
変手段を2個の透明体の間隙に用いた光路切換デバイス
が得られる。
に向がって屈折率が次第に減少する集束性透明物体を前
記中心軸に平行な平面で切断して収る2個の透明体を、
前記透明体の切断面が互いに近接するように配置し、前
記両切断面の間の実効的な屈折率を可変することができ
る手段を備えたことを特徴とする光路切換デバイスが得
られ、また本考案によれば屈折率を可変することができ
る手段として前記両切断面の間隔を変えるための前記透
明体の少くとも一方を変位させる手段を用いた光路切換
デバイスが得られ、さらに本考案によれば屈折率を可変
することができる手段として印加電界によって屈折率が
変わる電気光学物質と電界印加手段とから戊る屈折率可
変手段を2個の透明体の間隙に用いた光路切換デバイス
が得られる。
次に図面を用いて本考案を説明する。
第1図は本考案の第一の実施例を示し、1及び2は中心
軸に垂直な断面内で中心から周辺に向かって屈折率が次
第に減少する集束性透明物体を中心軸に平行な平面で切
断した透明体である。
軸に垂直な断面内で中心から周辺に向かって屈折率が次
第に減少する集束性透明物体を中心軸に平行な平面で切
断した透明体である。
透明体1及び2は前記中心軸を通る平面で切断されてお
り、それらの切断面を互いに近傍するように配置されて
いる。
り、それらの切断面を互いに近傍するように配置されて
いる。
3は透明体1及び2の間隔を調整するための調整治具、
4,5及び6は光ファイバである。
4,5及び6は光ファイバである。
この槽底において、まず透明体1及び2が実線で示すよ
うに十分離れている場合、光ファイバ4から出射した光
は透明体1に入射すると切断面に向かって進むが、透明
体2が十分に離れているために透明体1の切断面で全反
射される。
うに十分離れている場合、光ファイバ4から出射した光
は透明体1に入射すると切断面に向かって進むが、透明
体2が十分に離れているために透明体1の切断面で全反
射される。
全反射された光は透明体1の出射面の付近で集束され、
光ファイバ5へ結合される。
光ファイバ5へ結合される。
一方透明体1及び2が破線で示すように極めて接近して
いる場合には透明体1及び2の間隙部分を光は一部透過
する。
いる場合には透明体1及び2の間隙部分を光は一部透過
する。
この透過した光は透明体2の出射端面の近傍で集束され
、光ファイバ6へ結合される。
、光ファイバ6へ結合される。
透明体1及び2が全く同質のもので出来ており、かつそ
れらが完全に接している場合には境界面で反射されるこ
となく全ての光は光ファイバ6へ結合される。
れらが完全に接している場合には境界面で反射されるこ
となく全ての光は光ファイバ6へ結合される。
透明体1及び2の間隙の調整は調整治具3を用いてなさ
れる。
れる。
次に第2図を用いて本考案の第二の実施例を説明する。
1及び2は前述の透明体、10及び11は透明電極、1
2は印加電界によって屈折率が変化する電気光学物質、
13は電界印加手段、7,8及び9は光ファイバである
。
2は印加電界によって屈折率が変化する電気光学物質、
13は電界印加手段、7,8及び9は光ファイバである
。
ここで電気光学物質12は印加電界の有無によりその屈
折率が変えられる。
折率が変えられる。
電界が印加された場合には電気光学物質は透明体1及び
2の屈折率よりも大きい屈折率を有し、逆に電界が印加
されない場合には小さい屈折率を有している。
2の屈折率よりも大きい屈折率を有し、逆に電界が印加
されない場合には小さい屈折率を有している。
この槽底において、電気光学物質12に電界が印加され
ていない場合には、光ファイバ7から出射した光は透明
体1の切断面部分で反射されて大部分の光は光ファイバ
8へ結合される。
ていない場合には、光ファイバ7から出射した光は透明
体1の切断面部分で反射されて大部分の光は光ファイバ
8へ結合される。
電気光学物質12の屈折率が透明体1の屈折率よりも十
分に小さくて反射面において全反射条件が満たされてい
れば全ての光は光ファイバ8に進んでいく。
分に小さくて反射面において全反射条件が満たされてい
れば全ての光は光ファイバ8に進んでいく。
電気光学物質12に電界が印加されると大部分の光は電
気光学物質12を透過して光ファイバ9に結合される。
気光学物質12を透過して光ファイバ9に結合される。
透明電極10及び11、電気光学物質12、そして透明
体1及び2の切断面部分の屈折率が全て等しい場合には
、光ファイバ7の光は光ファイバ8へ向かうことなく全
て光ファイバ9に進んでいく。
体1及び2の切断面部分の屈折率が全て等しい場合には
、光ファイバ7の光は光ファイバ8へ向かうことなく全
て光ファイバ9に進んでいく。
第3図に本考案の第三の実施例を示し、1及び2は前述
の透明体、10″及び11′は電極、12は電気光学物
質、13は電界印加手段、7,8及び9は光ファイバで
ある。
の透明体、10″及び11′は電極、12は電気光学物
質、13は電界印加手段、7,8及び9は光ファイバで
ある。
電気光学物質12の屈折率は印加電界の有無に応じてそ
れぞれ屈折率が透明体1及び2の屈折率よりも小さい又
は大きい値になる。
れぞれ屈折率が透明体1及び2の屈折率よりも小さい又
は大きい値になる。
この槽底において電気光学物質12に電界が印加されて
いない場合には、大部分の光は光ファイバ8に結合され
る。
いない場合には、大部分の光は光ファイバ8に結合され
る。
一方電気光学物質12に電界が印加された場合には、光
ファイバ7から出射した光は光ファイバ9にその大部分
が結合される。
ファイバ7から出射した光は光ファイバ9にその大部分
が結合される。
以上の第一、二及び三の実施例によれば、透明体1及び
2の間隙の実効的な屈折率を変えることにより出射端両
側に設けられた2個の光ファイバへの光の結合量を制御
することができる。
2の間隙の実効的な屈折率を変えることにより出射端両
側に設けられた2個の光ファイバへの光の結合量を制御
することができる。
第二、及び第三の実施例において、電気光学物質12に
電界が印加されるとその屈折率は減少したが、これに限
定されず、増大してもよい。
電界が印加されるとその屈折率は減少したが、これに限
定されず、増大してもよい。
この場合には電界印加の有無に対して光ファイバ8及び
9への光の結合度は逆になる。
9への光の結合度は逆になる。
また上記第一、二及び三の実施例において、透明体1及
び2は中心軸を通る平面で切断された集束性透明物体よ
り戊っているが、切断される面は中心軸を通るものに限
られず、中心軸に平行であれば中心軸を通らない面であ
ってもよいことは明らかである。
び2は中心軸を通る平面で切断された集束性透明物体よ
り戊っているが、切断される面は中心軸を通るものに限
られず、中心軸に平行であれば中心軸を通らない面であ
ってもよいことは明らかである。
最後に本考案の特徴を挙げれば、集束作用を有した透明
体を用いているので光フアイバ間の結合効率が高い光路
切換デバイスが実現できる。
体を用いているので光フアイバ間の結合効率が高い光路
切換デバイスが実現できる。
また小型で安価な回路が製作できるとともに光ファイバ
への結合度の制御が容易な光路切換デバイスを提供する
ことができる等である。
への結合度の制御が容易な光路切換デバイスを提供する
ことができる等である。
第1図は本考案の第一の実施例を示す図、第2゜3図は
本考案のそれぞれ第二、三の実施例を示す図である。 1.2・・・・・・透明体、3・・・・・・調整治具、
4,5゜6、 7. 8. 9・・・・・・光ファイバ
、10.11・・・・・・透明電極、12・・・・・・
電気光学物質、13・・・・・・電界印加手段、10’
、 11’・・・・・・電極。
本考案のそれぞれ第二、三の実施例を示す図である。 1.2・・・・・・透明体、3・・・・・・調整治具、
4,5゜6、 7. 8. 9・・・・・・光ファイバ
、10.11・・・・・・透明電極、12・・・・・・
電気光学物質、13・・・・・・電界印加手段、10’
、 11’・・・・・・電極。
Claims (1)
- 1.中心軸に垂直な断面内で中心から周辺に向かって屈
折率が次第に減少する集束性透明物体を前記中心軸に平
行な平面で切断して収る2個の透明体を、前記透明体の
切断面が互いに近接するように配置し、前記両切断面の
間の実効的な屈折率を可変する手段を備えたことを特徴
とする光路切換デバイス。 2、実効的な屈折率を可変する手段は、前記両切断面の
間隔を変えるための前記透明体の少くとも一方を変位さ
せる手段である実用新案登録請求の範囲第1項記載の光
路切換デバイス。 3、実効的な屈折率を可変する手段は、2個の前記透明
体の間隔に配置された印加電界によって屈折率が変わる
電界光学物質と電界印加手段とから戊る実用新案登録請
求の範囲第1項記載の光路切換デバイス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976176139U JPS5937770Y2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 光路切換デバイス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976176139U JPS5937770Y2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 光路切換デバイス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5393251U JPS5393251U (ja) | 1978-07-29 |
JPS5937770Y2 true JPS5937770Y2 (ja) | 1984-10-19 |
Family
ID=28783498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976176139U Expired JPS5937770Y2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 光路切換デバイス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5937770Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-12-28 JP JP1976176139U patent/JPS5937770Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5393251U (ja) | 1978-07-29 |
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