JPS5937657B2 - 回転電機のエアギヤツプ部点検装置 - Google Patents

回転電機のエアギヤツプ部点検装置

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JPS5937657B2
JPS5937657B2 JP51007332A JP733276A JPS5937657B2 JP S5937657 B2 JPS5937657 B2 JP S5937657B2 JP 51007332 A JP51007332 A JP 51007332A JP 733276 A JP733276 A JP 733276A JP S5937657 B2 JPS5937657 B2 JP S5937657B2
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JP
Japan
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air gap
guide
inspection device
wheels
gap inspection
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JP51007332A
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JPS5291101A (en
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泰祐 河原
義治 山脇
恵章 山屋
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、回転電機、特にタービン発電機などの固定
子と回転子のエアギヤツプ部での表面を〆蔀から点検す
る装置に関するものである。
タービン発電機は第1図ないし第3図のように、固定子
フレーム1内に固定子鉄心2が装着され、この鉄心のス
ロツト2aに固定子コイル3がそう入されくさび4で止
められている。回転子5は軸受を介しブラケツト6に支
持され回転される。5aは風止め環、7は固定子鉄心2
と回転子5との間の例えば100n程度のエアギヤツプ
で、軸方向には長大に形成されている。
上記くさび4は絶縁材よりなり、運転中の振動や、経年
による枯れによつて緩むおそれがあり、移動したリスロ
ツト2aから外れたりすることがないように、定期的に
点検する必要がある。従来、このようなエアギヤツプ7
部での固定子鉄心2や回転子5の表面を点検するには、
タービン発電機のように鉄心長の長いものは、外部から
点検できないので、発電機を分解し回転子5を抜き出し
、固定子鉄心2の内部に点検作業員が直接入つて点検を
行なつていた。
このような方法では、分解組立てのために、多大の労力
と時間及び費用がかかり、そのうえ、運転休止期間が長
期にわたり、このための経費損も大きくなるなどの欠点
があつた。この発明は、上記のような従来の欠点をなく
するためになされたもので、閏転子が組立てられた状態
で抜き出すことなく、エケギヤツプ部に検知装置を入れ
て固定子鉄心内面を走行させ、鉄心の全長にわたつて点
検できる装置を提供するものである。
以下、この発明の一実施例をタービン発電機の固定子鉄
心のくさびを点検する場合について説明する。
第4図において、8は後述する操作盤10、表示装置1
3、わく体15、検知器具16,17、電動機18、磁
石装置27、案内装置29とにより構成さ瓢エアギヤツ
プ7内を鉄心長手方向に走行する検知装置であり、この
検知装置8の大きさとしては例えば厚さ30111幅1
801j長さ500111の大きさで構成される。9は
この検知装置を電気接続し動作させるためのケーブル、
10は操作盤で、作業員11によつて検知装置8が操作
される。
この検知装置よりの検知した振動、映像などの電気信号
は、ケーブル9を通り操作盤10を経てケーブル12を
通り、機外に設けた受像機などを備えた表示装置13に
表示され観察される。第5図に上記検知装置8を下面よ
り示し、15は非磁性材、例えばアルミ材又は合成樹脂
材などよりなるわく体、16は例えばくさび4の緩みや
変形を測定するため、打撃ハンマ(図示は略す)を下降
してくさび4を叩き、同じく下降させた検出針(図示は
略す)の指触により検知した振動を電気信号にして出す
振動測定器からなる検知器具(以下、振動測定器と記す
)であり、振動測定器16からの電気信号は表示装置1
3に表示される。
17は例えばくさび4の緩みや変形を測定するため、く
さび4の表面の状態を例えば医療用の胃カメラのような
小形のテレビジヨン撮像機、あるいはフアイバスコープ
などにより検知した像を電気信号にして出す検視器から
なる検知器具(以下、検視器と記す)であり、検視器1
7からの電気信号は表示装置13に表示される。
尚、検視器17には図示を略した照明器具が具備されて
いる。18は駆動用の電動機で、減速機19を介して伝
導歯車20,21を経て車軸22に駆動回転を伝える。
これにより前部の駆動用の車輪23が駆動される。24
は後部の従動の車輪で、車軸25に固着され軸受26(
第7図に示す)を介し回転自在に支持されており、これ
ら電動機18、伝導機構は例えばレーシングカー、ラジ
コンカ一、あるいはミニチユアカ一のような機構を応用
した小形の構成となつている。
27は検知装置8を固定子鉄心2の内面に吸引させるた
めの磁石装置で、永久磁石よりなる。
28は磁路をなす鉄心で、断面を第6図に示す。
29は案内装置で、走行方向に前、後部に取付けられ案
内車30を有し、第7図に示すように、スロツト2aの
開口部に沿つて軸方向に案内する。
31は支持軸で、軸受32により回転自在に支持されて
いる。
33は止め輪である。
上記のように構成された点検装置による点検は、次のよ
うにして行なう。
第4図のように、片方のブラケツト6の上半部を取外し
、固定子フレーム1内に作業員11が入り、固定子鉄心
2の内面端に検知装置8を吸引させ、案内装置29の案
内車30をスロツト2aの開口部にはめる。操作盤10
を操作して電動機18を駆動し、スロツト2aに沿つて
軸方向に検知装置8を走行させ、くさび4を打診し、あ
るいは表面を撮像し、これらを表示装置13により観察
していく。検知装置8が固定子鉄心2の他端に至れば、
電動機18を逆回転駆動して検知装置8を手前に復帰さ
せ、次のスロツト2a部に移し点検を行なう。こうして
、全スロツト2a部について施行する。なお、機械によ
りスロツト2aの幅が変わる場合は、案内車30を適合
する大きさのものに交換して行なう。
また、上記実施例では、車輪23,24及び案内車30
は前、後部に配設しているが、中間部にもそれぞれ一組
あるいは複数組を配設してもよく、走行がいつそう円滑
になる。
第8図及び第9図はこの発明の他の実施例を示す案内装
置の下面図及び断面図で、案内装置34には一対の案内
車35,35がそれぞれ支持軸36により可動支持板3
7に回転自在に支持されている。
38は止め輪、39は上記可動支持板37を回動可能に
支持する支持棒で、わく体15に植込まれている。
40は止め輪、41は引張りばねで、わく体15に植込
まれた止め棒42に一端が引掛けられ、他端が上記可動
支持板37に止められ、案内車35,35がスロツト2
aの開口部の両内側に当接して案内するように、常に幅
方向に広げる作用をする。
なお、図では案内装置34は1組のみを示しているが、
わく体15の前部及び後部に装着する。あるいは、さら
に中間部にも装着してもよい。このようにして、スロツ
ト2aの幅が変つても、案内車を交換することなく自在
に適用できる。なお、上記実施例では、前部の車輪23
を駆動するようにしているが、第10図に示すように後
部の車輪43も駆動するようすることもできる。
44,45はかさ歯車、46は伝達軸、47は車軸であ
る。
このように、全輪駆動にすると、固定子鉄心に半径方向
に設けられた通風ダクト(図示は略す)などの箇所での
走行を容易にできる。なおまた、上記実施例では表示装
置13は機外に配置しているが、機内の作業者11の近
くに置いてもよく、さらに、機内と機外とに2組を設け
それぞれの位置で監察できるようにしてもよい。また、
上記実施例では固定子鉄心のくさび4の点検をするよう
にしているが、通風ダクト間のダクト片を点検すること
もできる。なお、検知器具を回転子5側に向けるように
装着すれば、回転子のくさびその他を点検することがで
きる。さらになお、検知器具を固定子鉄心2の歯面に対
向するように設置すれば、鉄心の歯面の状態を点検する
ことができる。
またなお、検知器具として上記実施例は、検視器及び振
動測定器を装着しているが、場合によつては振動測定器
は省いてもよい。
なお、上記実施例ではタービン発電機の場合について説
明したが、これに限らず他の回転機、あるいは立て形回
転機にも適用できる。
上記のように、この発明によれば、回転子を固定子から
引き出すことなく組立てたまま、エアギヤツプ部での固
定子鉄心や回転子の表面部及びくさびの点検が行なえ、
分解による人員や作業時間を不要とし、点検のための運
転休止期間を大幅に短縮でき、休止による経費損を低減
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はタービン発電機の縦断面図、第2図は第1図の
−線に沿う断面図、第3図は第1図の固定子鉄心のスロ
ツト部を一部を破断して示す拡大斜視図、第4図はこの
発明の一実施例による点検装置の使用状態を示すタービ
ン発電機の四分の一半部は断面にした斜視図、第5図は
第4図の点検装置の下面図、第6図は第5図の−線に沿
う鉄心部をも含めた断面図、第7図は第5図の−線に沿
う鉄心部をも含めた断面図、第8図はこの発明の他の実
施例を示す前部の案内装置部の下面図、第9図は第8図
の−線に沿う断面図、第10図はこの発明の他の異なる
実施例を示す前、後部の車輪の駆動部を示す下面図であ
る。 1・・・・・・固定子わく、2・・・・・・固定子鉄心
、2a・・・・・・スロツト、4・・・・・・くさび、
5・・・・・・回転子、7・・・・・・エアギヤツプ、
8・・・・・・検知装置、10・・・・・・操作盤、1
3・・・・・・表示装置、15・・・・・・わく体、1
6及び17・・・・・・検知器具である振動測定器及び
検視器、18・・・・・・電動機、23及び24・・・
・・・車輪、27・・・・・・磁石装置、29・・・・
・・案内装置、30・・・・・・案内車、34・・・・
・・案内装置、35・・・・・・案内車、36・・・・
・・可動支持板、41・・・・・・引張りばね、43・
・・・・・車輪、47・・・・・・無限軌道。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 固定子鉄心の内面上を走行するための複数の車輪を
    下面側の少なくとも前、後部に取付けたわく体と、この
    わく体に取付けられ上記車輪に回転を伝える電動機と、
    上記わく体に固着され極面が上記固定子鉄心の内面に対
    向し吸引作用をする磁石装置と、上記わく体に鉄心長手
    方向に走る上記わく体の走行方向に沿つて配置され、上
    記固定子鉄心のスロット開口部に係合する複数の案内車
    を有し、鉄心長手方向に走行の案内をする案内装置と、
    及び上記わく体に固定され固定子と回転子との間のエア
    ギャップに面する固定子または回転子の状態を検知し信
    号を出す検知器具と、この検知器具を電気的に操作する
    操作盤と、上記検知器具からの信号を受け検知した状況
    を表示する表示装置とにより構成された検知装置を備え
    たことを特徴とする回転電機のエアギャップ部点検装置
    。 2 前部又は後部の車輪を駆動回転するようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の回転電機のエ
    アギャップ部点検装置。 3 複数の車輪をわく体の前、後部及び中間部に配置し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の回転電
    機のエアギャップ部点検装置。 4 少なくとも前部及び後部の車輪共駆動回転するよう
    にしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第3
    項記載の回転電機のエアギャップ部点検装置。 5 検知器具はエアギャップに面するくさびの表面の状
    態を検知し信号を出す検視器であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項ないし第4項の何れかに記載の回転
    電機のエアギャップ部点検装置。 6 検知器具はエアギャップに面するくさびの表面の状
    態を検知し信号を出す検視器及びくさびの振動に対する
    状態を検知し信号を出す振動測定器であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項ないし第4項の何れかに記載
    の回転電機のエアギャップ部点検装置。 7 案内装置の案内車は鉄心長手方向に対し前、後部の
    2箇所に配設したことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項ないし第6項の何れかに記載の回転電機のエアギャッ
    プ部点検装置。 8 案内装置の案内車は鉄心長手方向に対し前、後部及
    び中間部の3箇所に配設したことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項ないし第6項の何れかに記載の回転電機の
    エアギャップ部点検装置。 9 案内装置の案内車はそれぞれ一対構成とし、この一
    対の案内車をばね部材により幅方向に間隔を広げ、スロ
    ット開口部の両側に接して走行の案内をするようにした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第8項の
    何れかに記載の回転電機のエアギャップ部点検装置。
JP51007332A 1976-01-26 1976-01-26 回転電機のエアギヤツプ部点検装置 Expired JPS5937657B2 (ja)

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JPS5291101A JPS5291101A (en) 1977-08-01
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JP7009630B2 (ja) * 2019-12-13 2022-01-25 三菱電機株式会社 回転電機の検査装置、回転電機、及び回転電機の検査方法

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