JPS5937403Y2 - エア−ブレ−キの安全装置 - Google Patents

エア−ブレ−キの安全装置

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JPS5937403Y2
JPS5937403Y2 JP3933080U JP3933080U JPS5937403Y2 JP S5937403 Y2 JPS5937403 Y2 JP S5937403Y2 JP 3933080 U JP3933080 U JP 3933080U JP 3933080 U JP3933080 U JP 3933080U JP S5937403 Y2 JPS5937403 Y2 JP S5937403Y2
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JP
Japan
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air
control valve
brake
valve
safety device
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Expired
Application number
JP3933080U
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English (en)
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JPS56139656U (ja
Inventor
敏信 真保
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、大型トラック等において採用されているエア
ーブレーキの安全装置に関する。
従来、エアーブレーキの安全装置として、第1図にて示
した安全装置か提案されている。
この安全装置においては、コンプレッサ80からチェッ
ク弁■,を通して供給されたエアータンク10内のエア
圧が所定値以上である場合、エアータンク10内のエア
圧がキャブコントロールバルブ20及びプレッシャコン
トロールバルブ30を通して両スプリングブレーキシリ
ンダ40,40に付与されて、スプリングブレーキシリ
ンダ40により作動されるブレーキチェンバ(ブレーキ
)50か非作動状態とされ、またエアータンク10内の
エア圧か所定値以下となった場合、又はキャブコントロ
ールバルブ20を操作してキャブコントロールバルブ2
0かラフレツシャコントロールバルブ30に付与される
エア圧を排除した場合、プレッシャコントロールバルブ
30か両スプリングブレーキシリンダ40,40<付与
されているエア圧を排除するように作動して、スプリン
グブレーキシリンダ40かブレーキチェンバ50を作動
させるべく作動する。
なお、この安全装置においては、エアータンク10にチ
ェック弁V2を介して予備タンク70か接続され、予備
タンク70はエアータンク10とキャブコントロールバ
ルブ20間に介装したIJ IJ−スバルブ60に接続
されていて、エアータンク10内のエア圧が所定値以下
となり、上記したように両スプリングブレーキシリンダ
40、40が作動した後、IJ IJ−スバルブ60と
キャブコントロールバルブ20を操作して予備タンク7
0のエアー(加圧空気)をスプリングブレーキシリンダ
40に供給すれば、ブレーキチェンバ50の作動を解除
することができる。
ところで、この従来の安全装置においては、エアータン
ク10内のエア圧が所定値以下となった場合、運転者の
意志とは無関係にブレーキチェンバ50か自動的に作動
する。
本考案はかかる点に着目してなされたもので、その目的
は、エアタンク内のエア圧が所定値以下となっても、運
転者がブレーキペダルを操作しないかぎりスプリングブ
レーキによりブレーキが作動されないようにしたエアブ
レーキの安全装置を提供することにあり、以下にその実
施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本考案の一実施例を示しており、この実施例に
おいては、IJ IJ−スバルブ60とエアータンク1
0間に、キャブコントロールバルブ20からIJ IJ
−スバルブ60を通してエアータンク10ヘエアーが流
れるのを阻止するチェック弁Aが介装され、このチェッ
ク弁Aが第3図にて示したように、ブレ・−キペダルB
によって押込まれるロッドCにより押し開かれるように
構成されている。
その他の構成は従来の安全装置と同じである。
このように構成した安全装置100においては、エアー
タンク10内のエア圧が所定値以上である場合、IJ
IJ−スバルブ60において、右室61にエアータンク
10内のエア圧が付与され左室62に予備タンク70内
のエアE(エアータンク10内のエア圧と同一)が付与
されて操作ノブ63が左方へ押動され第1ポート64と
第2ポート65か連通しており、またキャブコントロー
ルバルブ20において、下室21にエア圧が付与されて
弁体22及びこれと一体的な操作ノブ23がスプリング
24に抗して上方へ押動され下方の弁25が開かれると
ともに上方の弁26が閉じられて第1ポート27と第2
ポート28が連通しており、更[7’レツシヤコントロ
ールバルブ30において、左室31にエア圧が付与され
てバルブピストン32が右方へ押動され右方の弁33が
閉じられて第1ポート34と第2ポート35及び第3ポ
ート36がチェック弁37を介して連通している。
このため、この場合には、エアータンク10内のエア圧
がチェック弁A、リリースバルブ60、キャブコントロ
ールバルブ20及びプレッシャコントコールバルブ30
を通して各スプリングブレーキシリンダ40の左室41
内に付与され、スプリングブレーキシリンダ40のピス
トン42は図示のごとく複数のコイルスプリング43の
撥力に抗して右方へ押動されている。
したがって、ブレーキチェンバ50は、図示実線のごと
く非作動とされ、かつ通常のエアーブレーキシステム(
図示せず)から供給されるエアーにより図示仮想線のご
とくスプリングブレーキシリンダ40とに無関係に作動
し得る状態とされている。
かかる状態にある安全装置100において、キャブコン
トロールバルブ20の操作ノブ23を押込めば、弁体2
2が下動して上方の弁26が開くとともに下方の弁25
が閉じて第2ポート28が第1ポート27との連通を遮
断されて排出ポート29と連通ずる。
このため、プレッシャコントロールバルブ30の左室3
1内のエアーが排出され、バルブピストン32が環状室
38内のエア圧によって直ちに左方へ押動されて右方の
弁33か開き、第2ポート36及び第3ポート36が排
出ポ・−ト39と連通する。
したがって各スプリングブレーキシリンダ40の左室4
1内のエアーが排出され、ピストン42がコイルスプリ
ング43の弾撥力により左方へ押動され、ブレーキチェ
ンバ50が作動rる。
なお、このときにはプレッシャコントロールバルブ30
の第2ポート35に組付けたロープレッシャインジケー
タ90が作動して当該安全装置100か作動状態にある
ことを運転者に知らせる。
この作動は、従来の安全装置においても同じであり、キ
ャブコントロールバルブ20の操作ノブ23を引き上げ
ることにより解除でき、駐車ブレーキあるいは非常ブレ
ーキとして使用することができる。
ところで、この安全装置100においては、チェック弁
Aよりエアータンク10側において配管その他か故障し
てエアータンク10内のエア圧が所定1.下となっても
、チェック弁Aが介装されているため、チェック弁Aか
ら両スプリングブレーキシリンダ40,40に至る間の
エアーが保持されて、リリースバルブ60、キャブコン
トロールバルブ20、プレッシャコントロールバルブ3
0及び両スプリングブレーキシリンダ40゜40は図示
のごとく保持され、ブレーキペダルBを操作しないかぎ
り各ブレーキチェンバ50は安全装置100によって作
動されることはない。
かくなる状態において、運転者がブレーキペダルBを深
く踏み込むと、ロッドCがリターンスプリングDに抗し
て押込まれ、チェック弁Aが押し開かれて、IJ IJ
−スバルブ60の右室61及びキャブコントロールバル
ブ20の下室21内のエア圧が低下し、キャブコントロ
ールバルブ20の弁体22がスプリング24により下方
へ押動されて、上述したキャブコントロールバルブ20
の操作ノブ23を押込んだ場合と同様に、ブレーキチェ
ンバ50が作動する。
このときにも、上述した場合と同様に、ロープレッシャ
インジケータ90が作動して当該安全装置100が作動
状態にあることを運転者に知らせる。
なお、このようにして作動したブレーキチェンバ50を
解除したい場合にはIJ IJ−スバルブ60の操作ノ
ブ63を押込んだ後キャブコントロールバルブ20の操
作ノブ23を引き上げれば、予備タンク70内のエアー
がIJ IJ−スバルブ60、キャブコントロールバル
ブ20、プレッシャコントロールバルブ30を通して両
スプリングブレーキシリンダ40.40vC供給されて
各ブレーキチェンバ50の作動が解除される。
以上の説明から理解されるように、この安全装置100
においては、エアータンク10内のエア圧が所定値以下
となっても、ブレーキペダルBを操作しないかぎり各ブ
レーキチェンバ50は作動せず、運転者の意志とは無関
係に各ブレーキチェンバ50が自動的に作動するといっ
た従来装置の不具合を解消することができる。
なお、上記実施例においては、ブレーキペダルBの踏込
作動により押し開かれるチェック弁Aをエアータンク1
0とリリースバルブ60間に介装したが、このチェック
弁Aをリリースバルブ60とキャブコントロールバルブ
30間に介装しても上記実施例と同様の作動が得られる
また、上記実施例にぢいては、ブレーキペダルBの踏込
作動をロッドCを介して直接的にチェック弁Aに伝え、
チェック弁AをブレーキペダルBの踏込作動に応答して
開放するようにしたが、本考案の実施に際しては、ブレ
ーキペダルの踏込作動に応答して作動する電磁モータ又
はバキュームモータを採用して、これらの各モータの作
動によりチェック弁を開放するようにしてもよい。
要するに、本考案においては、エアータンク内のエア圧
が所定値以上である場合、エアータンク内のエア圧がキ
ャブコントロールバルブ及びプレッシャコントロールバ
ルブを通してスプリングシリンダに付与されて、スプリ
ングブレーキシリンダにより作動されるブレーキが非作
動状態とされ、また前記エアータンク内のエア圧が所定
値以下となった場合、又は前記キャブコントロールバル
ブを操作してキャブコントロールバルブから前記プレッ
シャコントロールバルブに付与されるエア圧を排除した
場合、前記プレッシャコントロールバルブが前記スプリ
ングブレーキシリンダに付与されているエア圧を排除す
るように作動して、前記スフ刃ングブレーキシリンダが
前記ブレーキを作動させるべく作動するようにしたエア
ーブレーキの安全装置において、前記エアータンクとキ
ャブコントロールバルフ間ニキャグコントロールバルブ
からエアータンクへの流通を阻止するチェック弁を介装
し、このチェック弁をブレーキペダルの踏込作動に応答
して開放するようにしたことにその特徴があり、これに
より、エアータンク内のエア圧が所定値以下となっても
、ブレーキペダルを操作しないかぎりブレーキが作動し
ないようにすることができ、当該安全装置の安全性を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の、エアーブレーキの安全装置を示した概
略構成図、第2図は本考案のエアーブレーキの安全装置
を示した概略構成図、第3図は第2図の要部拡大断面図
である。 符号の説明、10・・・・・・エアータンク、20・・
・・・・キャブコントロールバルブ、30・・・・・・
プレッシャコントロールバルブ、40・・・・・・スプ
リングブレーキシリンダ、50・・・・・・ブレーキチ
ェンバ(ブレーキ)、A・・・・・・チェック弁、B・
・・・・・ブレーキペダル、100・・・・・・エアー
ブレーキの安全装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エアータンク内のエア圧がぶ定値以上である場合、エア
    ータンク内のエア圧がキャブコントロールバルブ及びプ
    レッシャコントロールバルブを通してスプリングブレー
    キシリンダに付与されて、スプリングブレーキシリンダ
    により作動されるブレーキが非作動状態とされ、また前
    記エアータンク内のエア圧が所定値以下となった場合、
    又は前記キャブコントロ・−ルバルブを操作してキャブ
    コントロールバルブ ルバルブに付与されるエア圧を排除した場合、前記プレ
    ッシャコントロールバルブが前記スプリングブレーキシ
    リンダに付与されているエア圧を排除するように作動し
    て、前記スプリングブレーキシリンダが前記ブレーキを
    作動させるべく作動するようにしたエアーブレーキの安
    全装置において、前記エアータンクとキャブコントロー
    ルバルブ間にキャブコントロールバルブカラエアータン
    クへの流通を阻止するチェック弁を介装し、このチェッ
    ク弁をプレーキペタルの踏込作動に応答して開放するよ
    うにしたことを特徴とするエアーブレーキの安全装置。
JP3933080U 1980-03-25 1980-03-25 エア−ブレ−キの安全装置 Expired JPS5937403Y2 (ja)

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JP3933080U JPS5937403Y2 (ja) 1980-03-25 1980-03-25 エア−ブレ−キの安全装置

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Publication Number Publication Date
JPS56139656U JPS56139656U (ja) 1981-10-22
JPS5937403Y2 true JPS5937403Y2 (ja) 1984-10-17

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