JPS593723Y2 - 魚釣用リ−ルの逆転防止装置 - Google Patents

魚釣用リ−ルの逆転防止装置

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Publication number
JPS593723Y2
JPS593723Y2 JP3750379U JP3750379U JPS593723Y2 JP S593723 Y2 JPS593723 Y2 JP S593723Y2 JP 3750379 U JP3750379 U JP 3750379U JP 3750379 U JP3750379 U JP 3750379U JP S593723 Y2 JPS593723 Y2 JP S593723Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reverse
rook
fitting groove
coiled spring
fishing reel
Prior art date
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Expired
Application number
JP3750379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55136268U (ja
Inventor
宏 馬場
Original Assignee
ダイワ精工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ダイワ精工株式会社 filed Critical ダイワ精工株式会社
Priority to JP3750379U priority Critical patent/JPS593723Y2/ja
Publication of JPS55136268U publication Critical patent/JPS55136268U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は魚釣用リールの逆転防止装置の改良に関する。
従来、魚釣用リールの逆転防止機構として、第5図に示
すように回転軸筒に巻着した巻バネの一方の先端を直線
状に伸ばし、逆転防止爪の溝孔又は係止突起に係合して
逆転防止飛車を係止することが、実公昭42−2278
9号公報、実開昭51−153293号公報等で既に知
られている。
しかしながらこのような巻バネの一端線条のみを係止す
る方式は他端先端部がわずかに外方に折曲げられると共
に前記直線状に伸びた係止線条先端との間隔が開いてい
るために、外方に折曲げられた先端部より回転軸筒に周
設された巻バネ嵌着溝と、巻バネの間に砂、異物等が侵
入し巻バネを持ち上げ嵌着溝より脱離させて作動不良を
おこすことがあり、また嵌着溝の巻バネとの摩擦面が損
傷し、摩擦抵抗が大きくなり、滑らかな回転を妨げる欠
陥がある。
また巻バネは回転軸筒に巻着され常時摩擦抵抗を有する
ので釣糸捲取り時には使用者は回転トルクを与える。
この回転トルクを軽減するためには巻バネに細径の線条
を使用しなければならないが長期使用すると繰返しの曲
げ応力によって折曲部が疲労し弾性が低下したり、折損
したりする欠陥がある。
本考案は上記欠陥を改善するようにしたもので、逆転防
止飛車を固着した回転軸筒に嵌着溝を設け、該嵌着溝に
摩擦回動可能に巻バネをほぼ一周巻着してその2本の両
端部を外方に平行に延設すると共にその画先端部を逆転
防止爪の軸着部内側に一体的に設けた受部に摺動自在に
係合し、該受部を逆転防止飛車の軸着部と逆転防止爪の
軸着部とを結ぶほぼ直線上に突設したことを要旨とする
ものである。
本考案の実施例を第1図乃至第4図について説明すると
、公知のように回転体1を固着するバンドル2で回転さ
れる回転軸筒3には逆転防止飛車4が固定され、内部に
は先端にスプール5を有するスプール軸6が摺動自在に
挿着されていると共にリール本体7の前端面8には一端
に係止部9を他端に作動部10を有する逆転防止爪11
がその略中央部を軸着されており、前記作動部10はリ
ール本体7に支承された操作杆12のカム部13に衝接
しており、操作杆12の摘手14を回動することによっ
てカム部13を介して逆転防止爪11の係止部9を逆転
防止飛車4に保合自在に形成している。
また前記逆転防止爪11の軸着部には表面に突出受溝1
5を形成した係止片16が一体的に固着されると共に回
転軸筒3に一体的に嵌合された巻着筒17の嵌着溝18
に弾発的に巻着した巻バネ18の両端直線部20.21
が互いに略平行に近接して伸び、前記突出受溝15に摺
動自在に嵌合している。
なお22はカム部13を死点を境にして両方向に振り分
は附勢するテ゛ットポイントバネであり、23は逆転防
止爪11の回動を制限するストッパーピンである。
本考案の実施例は上記のように構成されているから第2
図の如く摘手14を操作して操作杆12のカム部13で
逆転防止爪11の作動部10を押圧すると、逆転防止爪
11の係止部9は逆転防止飛車4と常時離間状態を保持
し正逆転自在となる。
次に第3図の如く摘手14を操作して操作杆12のカム
部13による作動部10に対する押圧を解除すると、回
転軸筒3を釣糸捲取り方向に回動(正転)する場合には
、巻バネ19は回転軸筒3と一体的な巻着筒17に対し
て該嵌着溝18内で滑ると同時に該面直線部20.21
は突出受溝15において逆転防止爪11の係止部9が逆
転防止飛車から離間するように弾発的に巻着された巻バ
ネ19と嵌着溝18の間の摩擦力によって逆転防止爪1
1を連動させてストッパーピン23に突当るまで゛回動
させ逆転防止飛車4から離間状態を保持する。
また第4図の如く回転軸筒3が釣糸繰出方向に回動(逆
転)しようとすると、巻バネ19の面直線部20.21
は前記同様の摩擦力によって逆転防止爪11の係止部9
を逆転防止飛車4に係合するように連動させ逆転を阻止
するものである。
なお前記実施例において巻着筒17は回転筒3あるいは
逆転防止飛車4に一体に設けてもよく、また係止片16
は直接逆転防止爪11に設けたり、巻バネ19の面直線
部20.21は受は溝15に代えて溝孔や係止突起で摺
動自在に係合したりしても良く、さらに該巻バネ19の
受部位置は本考案実施例に限らす係止部付近でもよく、
正転時に逆転防止飛車4と逆転防止爪11の噛合を離間
し、逆転時に両者を噛合わすような位置であればよい。
本考案は上記のように巻バネの両先端共に逆転防止爪の
受部に摺動可能に互いに近接して係合したので巻バネと
嵌着溝の間に砂、異物等が侵入することを防止し、たと
え砂、異物等が侵入しても嵌着溝から巻バネが脱離する
こともなく滑らかに作動することができると共に特に巻
バネの2本先端部は正転及び逆転時における逆転防止爪
の弾発作用を夫々分担して行っているので繰返し曲げ応
力による巻バネ折曲部に作用する疲労は半分に減少し耐
久性を倍増することができ、また製造時又は分解補修時
における巻バネの着脱も2本の先端部をつまんで開閉で
きるためバネ機能を失うことなく円滑容易に行うことが
できる等の優れた特徴と実用性を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一部切欠側面図、第2図乃至第4図は
夫々本考案の作動状態を示す正面図、第5図は従来方式
の正面図である。 3・・・・・・回転軸筒、4・・・・・・逆転防止爪、
11・・・・・・逆転防止爪、15・・・・・・突出受
溝、18・・・・・・嵌着溝、19・・・・・・巻バネ
、20.21・・・・・・直線部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 逆転防止飛車を固着した回転軸筒に嵌着溝を設け、該嵌
    着溝に摩擦回動可能に巻バネをほぼ一周巻着してその2
    本の両端部を外方に平行に延設すると共にその画先端部
    を逆転防止爪の軸着部内側に一体的に設けた受部に摺動
    自在に係合し、該受部を逆転防止飛車の軸着部と逆転防
    止爪の軸着部とを結ぶほぼ直線上に突設した魚釣用リー
    ルの逆転防止装置。
JP3750379U 1979-03-23 1979-03-23 魚釣用リ−ルの逆転防止装置 Expired JPS593723Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3750379U JPS593723Y2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 魚釣用リ−ルの逆転防止装置

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JP3750379U JPS593723Y2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 魚釣用リ−ルの逆転防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55136268U JPS55136268U (ja) 1980-09-27
JPS593723Y2 true JPS593723Y2 (ja) 1984-02-01

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ID=28900679

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JP3750379U Expired JPS593723Y2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 魚釣用リ−ルの逆転防止装置

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JPS55136268U (ja) 1980-09-27

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