JPS5936606Y2 - 多段足場構築装置 - Google Patents

多段足場構築装置

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JPS5936606Y2
JPS5936606Y2 JP16529479U JP16529479U JPS5936606Y2 JP S5936606 Y2 JPS5936606 Y2 JP S5936606Y2 JP 16529479 U JP16529479 U JP 16529479U JP 16529479 U JP16529479 U JP 16529479U JP S5936606 Y2 JPS5936606 Y2 JP S5936606Y2
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JP
Japan
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cylinder
gear
chain
stand
jack
Prior art date
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JP16529479U
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JPS5682131U (ja
Inventor
恒雄 鈴木
定行 松野
耕次郎 糸田川
等 三村
Original Assignee
鈴木技研工業株式会社
日立造船株式会社
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Application filed by 鈴木技研工業株式会社, 日立造船株式会社 filed Critical 鈴木技研工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多段足場構成体をその場において容易に組立て
ることが出来る多段足場構築装置に関するものである。
一般に例えば鉱石、石炭等の物品をバラ積みする所謂バ
ラ積船(バルクキャリヤ)の荷室内壁面の塗装あるいは
補修などの高所作業を行なう場合には、第1図に示く如
く平面長方形の足場板1の四隅部をパイプ支柱2の上端
側に支持し、各4本のパイプ支柱2の下端側を連結パイ
プ3により互に達した足場構成体4を必要な段数互に積
み重ねて連結して用いている。
この様な多段足場をバラ積み船等の荷室で用いる場合、
従来は足場構成体4を足場専門職の高所作業により多段
に構築した。
ところで、この種の多段足場は全高が極めて高く、通常
13メ一トル程度あり、その設置に多くの時間がかかる
とともに、各構成体の吊り上げ、あるいは吊り降ろしを
高所で作業し、危険をともなうなどの欠点があった。
本考案は上記の欠点を除去したもので、例えばバラ積み
船の荷室内床面上に多段足場を設けるような場合に、高
所作業を必要とせず、安全に多段足場を容易に構築でき
るようにした多段足場構築装置を提供することを目的と
するものである。
以下本考案を図面を参照して詳細に説明する。
第2図ないし第6図は本考案の一実施例を示すもので第
2図中に符号5□、52で示すものは互に同一構成のジ
ヤツキ単体である。
このジヤツキ単体50,5゜は下端部にキャスタ6、駆
動チェノホイル16、ゐよび前記キャスタ6を接地しな
い状態とする所望の長さ、突出自在なスタンド7とが設
けられ、上端部にはチェノホイル8が配設された所定長
の筒体9を有している。
この筒体9には、第3図に示す如くその軸長のほぼ全体
に亘って取り付けられ、一方の側に筒体9の軸方向に沿
って開口したスリット10を有するガイド11が設けら
れている。
このガイド11の内側にはスムースに上下出来るように
ボールベアリング12が配設された昇降部材13が嵌合
されている。
(第4図参照)。
この昇降部材13には、L状の支持金具14が第3図a
、b、cに示すようにスリット10より外方に延出して
とりつけられて−る。
L軟支持金具14の先端水平部14□の一方の端には爪
14゜が設けられ、他方の端はL軟支持金具14の垂直
辺143の先端にピン144によって、水平方向より上
方約900の間を回動自在に軸着されている。
lた前記昇降部材13の上端にはローラーチェン15の
一端が止着され、このローラーチェン15の他端は、チ
ェノホイル8および駆動チェノホイル16□を巻いて昇
降部材13の下端に止着されている。
このローラーチェン15はモーター16によって駆動チ
ェノホイル16□を介して駆動される。
この様に構成されたジヤツキ単体5□および5□が第2
図に示すように所定の間隔を保持しそれぞれのL軟支持
金具14が同一方向でかつジヤツキ単体5□、52を結
ぶ線に対して直角になるように連結梁17によって連結
固定され、ジヤツキA1が形成されている。
このジヤツキA1のジヤツキ単体51 t 52の間に
はモーター16の駆動力を、駆動チェノホイル161を
介して、ローラーチェン15に伝達する回転シャフト1
6゜が軸受163,164により設けられている。
この様に構成されたジヤツキA1と構成は同じでほぼ対
称の関係を有するジヤツキ単体53,54よりなるジヤ
ツキA2を第5図にその位置的略図を示した如くそれぞ
れのL軟支持金具14が対向しかつ所定の間隔を保持す
るように締金具17□、173,172,174により
連結部材18□、18゜を固定して多段足場構築装置B
が構成されている。
連結部材18□、18゜の一方18゜は足場構成体4が
多段足場構築装置B内にセット出来るように上方に設け
られている。
筐た第6図aybはキャスター6を接地しないようにす
る上下自在なスタンド7の縦断面詳細図で図中7□で示
すものはスタンド脚である。
スタンド脚7□は筒体9の下部に嵌合されコイルスプリ
ング7□により上方(脚が短かくなる方向)に付勢され
ている。
スタンド脚7□の上部に接して、カムレバー73が設け
られ、その一端はカムレバー73に固定されたラチェッ
トギヤ74と共に軸T5によって筒体9に軸着されてい
る。
カムレバー73の他端には足踏部76が、はぼカムレバ
ー73と直線となるようにピン7□により軸着されてお
り、これは上方に約180°回動可能になっている。
カムレバー73のスタンド脚上面に接する部分はカムレ
バー73を押し下げることによりスプリング72に抗し
てスタンド脚7□を突出させるカムT8が形成されてい
る。
またラチェットギヤの下部にはどめ爪79がピン7□0
により軸着されコイルスプリングT1□によりラチェッ
トギヤT4にその先端が押しつけられており、スタンド
脚の突出寸法を自由に調整出来るようになっている。
昔たスプリング1□1に抗してはどめ爪γ9とラチェッ
トギヤ74の係合を解除するためのチェノ7□2が設け
られている。
次にこの様に構成されたこの考案に係る多段足場構築装
置の作用を説明する。
荷室などに多段足場を組む場合には、ジヤツキA1 t
A2を荷室床に搬入して締金具17□、172゜173
.174によって連結部材180,182を締止し多段
足場構築装置Bを形成する。
しかる後これを多段足場を構築する場所に移動する。
この際多段足場構築装置Bは、それぞれのジヤツキ単体
下部のキャスター6によって接地しているので容易に移
動出来る。
次にそれぞれのジヤツキ単体の足踏部16を踏んで、カ
ムレバー73を押下ける。
しかる時スタンド脚7、はカム78によりスプリング7
□に抗して、突出接地され、キャスター6は、接地を解
除され、多段足場構築装置Bは所定の位置に設置される
この際第6図より明らかな如くラチェットギヤ74とは
どめ爪79の係合は、カムレバー13が下る方向の回転
に対しては、保合がはずれカムレバー73が上る方向の
回転に対しては、ラチェットギヤ74とはどめ爪79は
係合するようになっているので、足踏部76を踏んでス
タンド脚γ1を突出させ足を、離してもカムレバー73
は逆転せずスタンド脚71は突出接地状態を保持すると
ともに、上記足踏部76を踏んで適宜カムレバー73の
押下げる程度を加減することにより、スタンド脚T1の
突出寸法を変えることが出来、たとえ、設置面に凹凸が
あっても常に筒体9・・・が垂直になるようにスタンド
脚7□の突出寸法を選択することが出来る。
筐た足踏部76は1800上方に回転するので折りまげ
て訃けば、邪魔にならない。
次に各ジヤツキ単体のL軟支持金具14を最下部に下げ
、足場構成体4を連結部材18□の下部より多段足場構
築装置B内に入れ、足場構成体4の下端の連結パイプ3
が4ケのL軟支持金具14の水平部14□の上部に来る
ように置く。
次にジヤツキA1 tA2に夫々設けられたモーター1
6を正回転し、各ジヤツキに設けられたローラーチェン
11により4ケの昇降部材13を上昇せしめると、足場
構成体4の連結パイプ3はL軟支持金具14の水平部1
4□と先端の爪142に支えられて上昇し、昇降部材が
ジヤツキの上部に達した時、リミットスイッチ(図示せ
ず)が働いて上昇が止1り第3図aの2点鎖線の状態と
なる。
次に下段の足場構成体4を多段足場構築装置B内の所定
の位置に置きモーター16を逆転させる。
しかる時4ケのL状支持金具は降下し、これに保持され
た上段の足場構成体4の支柱2の下端が、あとから入れ
た下段の足場構成体4の支柱2の上端に連結された時点
で足場構成体は2段積みとなり、L軟支持金具14のみ
降下する。
この際り状支持金具14の水平部分14、は上方に90
℃回動するため水平部14□が下段の足場構成体の足場
板1または連結パイプ3に当っても上方に回転すること
によって、スムース降下し下段の連結パイプ3の下部に
位置した時点においてリミットスイッチ(図示せず)が
作用して止渣る。
次にモーター16を正回転して2段の足場構成体を上昇
する。
この動作を繰返えすことにより所定段数の多段足場を容
易に構築し得るものである。
なおこの様にして構築した多段足場を撤去する場合は上
記構築の場合と逆順序の操作を行えばよい。
捷た、多段足場を長期に使用する場合には、連結部材の
片方18□を締金具171〜173 よりはずし、容易
に多段足場の下部よりはずすことが出来るので他の部所
の多段足場構築装置として転用出来る。
又移動の多い多段足場の場合には、多段足場を支持金具
により少し上げた後足踏部76を踏みカムレバー73を
僅か回転してチェノ7□2を引いてラチェットギヤ74
とはどめ爪79との係合をはずして、カムレバー73を
上部に回転し、スタンド脚γ1を短縮して、キャスター
6を接地させることにより所望の位置に移動出来る。
以上述べたように本考案による多段足場構築装置は、上
段側となる足場構成体を所定の位置筐で上昇させた状態
で下段側となる足場構成体を前記上段側となる足場構成
体の下方に位置させた後、上記上段側となる足場構成体
を前記下段となる足場構成体と連結し得る位置捷で降下
させて、それぞれの支柱の上下端を互に連結するもので
あるから高所作業を必要とせず比較的軽量のジヤツキを
構築フロア−の任意の位置で連結部材を締金具によって
とめる簡単な操作によって多段足場構築装置を組上げ、
キャスターによって容易に所定の位置に移動し、さらに
足踏部を踏んでスタンド脚を適宜突出して、キャスター
の接地を解除するとともに、筒体を垂直に保持出来るの
で、多段足場を容易に迅速に構築出来る。
さらに多段足場を持ち上げた1\キヤスターを接地出来
るので、多段足場を所望の位置に移動出来、構築した多
段足場よりはずせるので、他の足場構築に利用出来るな
どの多くの長所を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は足場構成体の斜視図、第2図はジヤツキの正面
図、第3図aはジヤツキの側面図、bはジヤツキを構成
するジヤツキ単体の横断面図、Cはチェノホイル、駆動
チェノホイル、ローラーチェンの関係を示す図、第4図
は昇降部材の正面図、第5図は多段足場構築装置のジヤ
ツキ等の位置的関係を示す略斜視図、第6図aはスタン
ドの詳細を示す図、bはラチェットギヤとはどめ爪の係
合関係を示す図である。 1・・・足場板、2・・・支柱、3・・・連結パイプ、
4・・・多段足場構成体、5□、5゜t 53 * 5
4・・・ジヤツキ単体、6・・・ギヤる夕、7・・・ス
タンド、71・・・スタンド脚、72・・・コイルスプ
リング、73・・・カムレバー、74・・・ラチェット
ギヤ、75・・・軸、76・・・足踏部、7□・・・ピ
ン、78・・・カム、79・・・はどめ爪、7 ・・
・ピン、γ1□・・・コイルスプリング、0 7□2・・・チェノ、8・・・チェノホイル、9・・・
筒体、10・・・スリット、11・・・ガイド、12・
・・ポールベアリング、13・・・昇降部材、14・・
・支持金具、14□・・・L状支持金具の水平部、14
2・・・先端爪、143・・・垂直部、144・・・ピ
ン、15・・・ローラーチエン、16・・・モーター、
161・・・駆動チェノホイル、16゜・・・回転軸、
163,164・・・軸受、17・・・連結梁、17□
、172,173,174締金具、18□、18□・・
・連結部材、A I 、A 2・・・ジヤツキ、B・・
・多段足場構築装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端部分にはキャスタ6および駆動チェンホイル16□
    が設けられ、上端部にはチエンホイル8が設けられた所
    定の長さの筒体9と、この筒体9の下部に取付けられ、
    カム78およびこのカム78と一体的に回動するラチェ
    ットギヤ74によって突出する長さが自在で、かつ接地
    状態において上記キャスタ6を筒体9とともに上昇させ
    るスタンド7と、上記筒体9のほぼ全長にわたって取付
    けられ、長さ方向のスリット10が設けられたガイド1
    1と、このガイド11に上下方向の移動自在に取付けら
    れ、上記スリット10より突出した支持金具14が設け
    られ昇降部材13と、この昇降部材13に両端が止着さ
    れ、上記チェンホイル8および駆動チェンホイル16□
    に巻きかけられたローラーチェン15とよりなるジヤツ
    キ単体を、平行かつ上記支持金具14がギヤツキ単体を
    結ぶ線に対して直角、かつ同一方向を向くように連結梁
    17によって連結固定するとともに、上記2本のギヤツ
    キ単体の駆動チエンホイルを同期して回転させる駆動装
    置を設けてジヤツキを形成し、このジヤツキ2台を所定
    の間隔をあけ、かつ支持金具14を被支持体の昇降移動
    面に向けて連結部材18□、18゜によって着脱自在に
    連結したことを特徴とする多段足場構築装置。
JP16529479U 1979-11-29 1979-11-29 多段足場構築装置 Expired JPS5936606Y2 (ja)

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JP16529479U JPS5936606Y2 (ja) 1979-11-29 1979-11-29 多段足場構築装置

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JP16529479U JPS5936606Y2 (ja) 1979-11-29 1979-11-29 多段足場構築装置

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Publication Number Publication Date
JPS5682131U JPS5682131U (ja) 1981-07-02
JPS5936606Y2 true JPS5936606Y2 (ja) 1984-10-08

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ID=29676212

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JP16529479U Expired JPS5936606Y2 (ja) 1979-11-29 1979-11-29 多段足場構築装置

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JP (1) JPS5936606Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997010399A1 (fr) * 1995-09-12 1997-03-20 Asahi Lealuck Kabushiki Kaisha Cadre anterieur de main courante pour echafaudages et procede d'assemblage echafaudages

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997010399A1 (fr) * 1995-09-12 1997-03-20 Asahi Lealuck Kabushiki Kaisha Cadre anterieur de main courante pour echafaudages et procede d'assemblage echafaudages

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JPS5682131U (ja) 1981-07-02

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