JPS5936594Y2 - 建築板 - Google Patents
建築板Info
- Publication number
- JPS5936594Y2 JPS5936594Y2 JP840080U JP840080U JPS5936594Y2 JP S5936594 Y2 JPS5936594 Y2 JP S5936594Y2 JP 840080 U JP840080 U JP 840080U JP 840080 U JP840080 U JP 840080U JP S5936594 Y2 JPS5936594 Y2 JP S5936594Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- joiner
- protruding
- notch
- cutout
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はジョイナ−付き建築板の改良に関するものであ
る。
る。
本出願人は、先に実願昭49−29729号(実公昭5
4−23776号)として第5図に示すような基板31
の一側縁に雄実用突出裏部32を備えた段部33を形成
すると共に基板31の他側縁に突出表部34を備えた切
欠段部35を形成し、断面が■型ジョイナー36の一側
の上片37を切欠段部35の奥端に設けた条溝3BK埋
設して切欠段部35の切欠裏部39にI型ジョイナ−の
−側の上片37と下片43間を嵌合し、■型ジョイナー
36の他側の上片40と取付片41間に突出裏部32を
嵌合する嵌合凹部42を設けた建築板を提起したが、該
建築板は、I型ジョイナ−の上片37と下片43との側
方に於ける長さが同長のため切欠裏部39が上片37と
下片43の側端間で割れ44を生じ易く、また突出裏部
32が上片40を有する■型ジョイナー36に嵌合する
ため突出裏部32の厚みが薄くならざるを得なくなって
突出裏部32が強度低下を生じ易く、特に表面にクロス
等の化粧シートを貼着した場合には、より一層突出裏部
32の基板31からする厚みが薄くなる欠点があった「
また嵌合を伴なわず接着のみによって基板側縁にジョイ
ナ−を設けたものでは、その接着力のみによる強度保持
力しか得られない欠点があつ九 そこで本考案は、ジョイナ−の嵌合によって基板とジョ
イナ−とが一体化して強度保持力に優れ、しかもジョイ
ナ−を取付けた切欠裏部の破損を防止し、雄実用突出裏
部が薄肉とならず強度低下を免かれる建築板を提供しよ
うとするものである。
4−23776号)として第5図に示すような基板31
の一側縁に雄実用突出裏部32を備えた段部33を形成
すると共に基板31の他側縁に突出表部34を備えた切
欠段部35を形成し、断面が■型ジョイナー36の一側
の上片37を切欠段部35の奥端に設けた条溝3BK埋
設して切欠段部35の切欠裏部39にI型ジョイナ−の
−側の上片37と下片43間を嵌合し、■型ジョイナー
36の他側の上片40と取付片41間に突出裏部32を
嵌合する嵌合凹部42を設けた建築板を提起したが、該
建築板は、I型ジョイナ−の上片37と下片43との側
方に於ける長さが同長のため切欠裏部39が上片37と
下片43の側端間で割れ44を生じ易く、また突出裏部
32が上片40を有する■型ジョイナー36に嵌合する
ため突出裏部32の厚みが薄くならざるを得なくなって
突出裏部32が強度低下を生じ易く、特に表面にクロス
等の化粧シートを貼着した場合には、より一層突出裏部
32の基板31からする厚みが薄くなる欠点があった「
また嵌合を伴なわず接着のみによって基板側縁にジョイ
ナ−を設けたものでは、その接着力のみによる強度保持
力しか得られない欠点があつ九 そこで本考案は、ジョイナ−の嵌合によって基板とジョ
イナ−とが一体化して強度保持力に優れ、しかもジョイ
ナ−を取付けた切欠裏部の破損を防止し、雄実用突出裏
部が薄肉とならず強度低下を免かれる建築板を提供しよ
うとするものである。
次□本考案の第1図乃至第4図に示す一実施例について
説明すると、本例は、軟質繊維板製の基板1の左側縁に
雄実用突出裏部2と切欠表部3を備えた段部4を形成し
、基板1の右側縁には切欠裏部5と突出表部6を備えた
切欠部Iを形成し、突出表部6の裏面に沿って切欠裏部
5の奥端に切溝8を凹設し、基板1の左右両側縁の裏面
には夫々浅い切欠段部9,10を形成しており、垂直状
中央片11の上下端の一側に上片12と下片13を連設
すると共に中央片11の下端の他側に取付片14を連設
し且つ上片12に対し下片130側方に於ける長さを長
くした断面ユ字状ジョイナ−15を合成樹脂部材又はア
ルミニウム等の金属部材で形成し、ジョイナ−15の上
片12を切溝8に接着剤16を介して挿嵌すると共に中
央片11を切欠裏部5に衝合し且つ下片13を切欠段部
10に配設して切欠裏部5にジョイナ−15を嵌合し、
取付片14と突出表部6間で前記雄実用突出裏部2に嵌
合する嵌合凹部17を形成している。
説明すると、本例は、軟質繊維板製の基板1の左側縁に
雄実用突出裏部2と切欠表部3を備えた段部4を形成し
、基板1の右側縁には切欠裏部5と突出表部6を備えた
切欠部Iを形成し、突出表部6の裏面に沿って切欠裏部
5の奥端に切溝8を凹設し、基板1の左右両側縁の裏面
には夫々浅い切欠段部9,10を形成しており、垂直状
中央片11の上下端の一側に上片12と下片13を連設
すると共に中央片11の下端の他側に取付片14を連設
し且つ上片12に対し下片130側方に於ける長さを長
くした断面ユ字状ジョイナ−15を合成樹脂部材又はア
ルミニウム等の金属部材で形成し、ジョイナ−15の上
片12を切溝8に接着剤16を介して挿嵌すると共に中
央片11を切欠裏部5に衝合し且つ下片13を切欠段部
10に配設して切欠裏部5にジョイナ−15を嵌合し、
取付片14と突出表部6間で前記雄実用突出裏部2に嵌
合する嵌合凹部17を形成している。
筐た図に於いて、18は基板10表面に貼着したクロス
等の化粧シートで、その−側端は切欠表部2を経て突出
裏部2の表面に至らせ、化粧シート18の他側端は突出
表部6に巻回している。
等の化粧シートで、その−側端は切欠表部2を経て突出
裏部2の表面に至らせ、化粧シート18の他側端は突出
表部6に巻回している。
またジョイナ−15は、詳しくは第4図に示すように上
片12の上下両面及び下片13の上面に夫々滑り防止用
の鋸歯状突部19,20,21を形成し、取付片14の
上面には釘打ちを容易化する鋸歯状溝部22を形成して
いる。
片12の上下両面及び下片13の上面に夫々滑り防止用
の鋸歯状突部19,20,21を形成し、取付片14の
上面には釘打ちを容易化する鋸歯状溝部22を形成して
いる。
この建築板の施工に際しては、第2図に示すように、止
着用針23を取付片14から胴縁等の下地材24に打付
けてジョイナ−15を下地材24に固定し、隣接する建
築板の突出裏部2を前記固定したジョイナ−15を有す
る嵌合凹部17に嵌合し、こうして建築板を隣接施工す
る(第3図参照)。
着用針23を取付片14から胴縁等の下地材24に打付
けてジョイナ−15を下地材24に固定し、隣接する建
築板の突出裏部2を前記固定したジョイナ−15を有す
る嵌合凹部17に嵌合し、こうして建築板を隣接施工す
る(第3図参照)。
この施工状態に於いては、釘23が隣接する建築板の突
出裏部2によって表面外側から隠れるものであり、また
前記したI型ジョイナ−36を用いたものと異なり、切
欠裏部5に嵌合したジョイナ−15の上片12Vc対し
下片13の側方に於ける長さを長くしであるので、無理
の生じ易い切欠裏部5の破断を防止する。
出裏部2によって表面外側から隠れるものであり、また
前記したI型ジョイナ−36を用いたものと異なり、切
欠裏部5に嵌合したジョイナ−15の上片12Vc対し
下片13の側方に於ける長さを長くしであるので、無理
の生じ易い切欠裏部5の破断を防止する。
即ち、切欠裏部5が破断を生じる場合には、上片12側
端と下片13側端を結ぶ点線25に沿って破断し易いが
、該点線25は切欠裏部5の厚さ26よりも長いため、
切欠裏部5が厚さの薄い場合でも破断を防止される。
端と下片13側端を結ぶ点線25に沿って破断し易いが
、該点線25は切欠裏部5の厚さ26よりも長いため、
切欠裏部5が厚さの薄い場合でも破断を防止される。
従って前記上片12に対する下片13の長さの差を大き
くすればそれに応じて前記破断防止効果が大きくなる。
くすればそれに応じて前記破断防止効果が大きくなる。
また突出表部6と突出裏部2間には前記I型ジョイナ−
36の場合のような上片40が介在しないため、この上
片40の厚みだけ突出裏部2の厚みを増すことができ、
突出裏部2の強度保持ができる。
36の場合のような上片40が介在しないため、この上
片40の厚みだけ突出裏部2の厚みを増すことができ、
突出裏部2の強度保持ができる。
上記のように本考案は、基板の一側縁に突出裏部を備え
た段部を形成すると共に基板の他側縁に突出表部と切欠
裏部を備えた切欠部を形成し、切欠裏部奥端に切溝を設
け、垂直状中央片の上下端の一側に上片と下片を連設す
ると共に中央片の下端の他側に下地材取付用取付片を連
設し且つ上片に対し下片の側方に於ける長さを長くして
断面ユ字状のジョイナ−を形成し、該ジョイナ−の上片
を前記切溝に挿嵌して該ジョイナ−の上片と下片との間
に切欠裏部を嵌合し、ジョイナ−の取付片と前記突出表
部間に前記突出裏部に嵌合する嵌合凹部を形成したこと
を特徴としており、基板とジョイナ−とが嵌合している
ため緊密に一体化して強度保持力に優れ、隣接施工状態
とした際、ジョイナ−の上片に対して下片を長くしであ
るので切欠裏部の破損防止効果が大きく、またユ字状ジ
ョイナ−を用いているため、■字状ジョイナー等による
のと異々す、雄実用突出裏部の厚みが薄くならず、突出
裏部の強度保持にも優れ、基板が強度の弱い板、特に軟
質繊維板や脆くて欠は易い板のものに好適に利用できる
。
た段部を形成すると共に基板の他側縁に突出表部と切欠
裏部を備えた切欠部を形成し、切欠裏部奥端に切溝を設
け、垂直状中央片の上下端の一側に上片と下片を連設す
ると共に中央片の下端の他側に下地材取付用取付片を連
設し且つ上片に対し下片の側方に於ける長さを長くして
断面ユ字状のジョイナ−を形成し、該ジョイナ−の上片
を前記切溝に挿嵌して該ジョイナ−の上片と下片との間
に切欠裏部を嵌合し、ジョイナ−の取付片と前記突出表
部間に前記突出裏部に嵌合する嵌合凹部を形成したこと
を特徴としており、基板とジョイナ−とが嵌合している
ため緊密に一体化して強度保持力に優れ、隣接施工状態
とした際、ジョイナ−の上片に対して下片を長くしであ
るので切欠裏部の破損防止効果が大きく、またユ字状ジ
ョイナ−を用いているため、■字状ジョイナー等による
のと異々す、雄実用突出裏部の厚みが薄くならず、突出
裏部の強度保持にも優れ、基板が強度の弱い板、特に軟
質繊維板や脆くて欠は易い板のものに好適に利用できる
。
第1図は本案の一実施例の縮小斜面図、第2図はその隣
接施工途中に於ける一部分の正断面図、第3図はその隣
接施工状態に於ける一部分の正断面図、第4図はそのジ
ョイナ−の拡大断面図であり、第5図は従来品の隣接施
工状態に於ける一部分の正断面図である。 1・・・・・・基板、2・・・・・・突出裏部、3・・
・・・・切欠表部、4・・−・・段部、5・・・・・・
切欠裏部、6・・・・・・突出表部、I・・・−・・切
欠部、8・・・・・・切溝、9,10・・・・・・切欠
段部、11・・・・・・中央片、12・・・・・・上片
、13・−・・・下片、14・・・・・・取付片、15
・・・・・・ジョイナ−116・・・・・・接着IK1
?・・・・・・嵌合凹部、18・−・・・・化粧シート
、19,2tl、21・・・・・・突部、22・・・・
・・溝部、23・・・−・・釘、24・・・・・・下地
材、25・・・・・・点線、26−・・・・厚さ。
接施工途中に於ける一部分の正断面図、第3図はその隣
接施工状態に於ける一部分の正断面図、第4図はそのジ
ョイナ−の拡大断面図であり、第5図は従来品の隣接施
工状態に於ける一部分の正断面図である。 1・・・・・・基板、2・・・・・・突出裏部、3・・
・・・・切欠表部、4・・−・・段部、5・・・・・・
切欠裏部、6・・・・・・突出表部、I・・・−・・切
欠部、8・・・・・・切溝、9,10・・・・・・切欠
段部、11・・・・・・中央片、12・・・・・・上片
、13・−・・・下片、14・・・・・・取付片、15
・・・・・・ジョイナ−116・・・・・・接着IK1
?・・・・・・嵌合凹部、18・−・・・・化粧シート
、19,2tl、21・・・・・・突部、22・・・・
・・溝部、23・・・−・・釘、24・・・・・・下地
材、25・・・・・・点線、26−・・・・厚さ。
Claims (1)
- 基板の一側縁に突出裏部を備えた段部を形成すると共に
基板の他側線に突出表部と切欠裏部を備えた切欠部を形
威し、切欠裏部奥端に切溝を設け、真直状中央片の上下
端の一側に上片と下片を連設すると共に中央片の下端の
他側に下地材取付用取付片を連設し且つ上片に対し下片
の側方に於ける長さを長くして断面ユ字状のジョイナ−
を形成し、該ジョイナ−の上片を前記切溝に挿嵌して該
ジョイナ−の上片と下片との間に切欠裏部を嵌合し、ジ
ョイナ−の取付片と前記突出表部間に前記突出裏部に嵌
合する嵌合凹部を形成したことを特徴とする建築板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP840080U JPS5936594Y2 (ja) | 1980-01-26 | 1980-01-26 | 建築板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP840080U JPS5936594Y2 (ja) | 1980-01-26 | 1980-01-26 | 建築板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56110231U JPS56110231U (ja) | 1981-08-26 |
JPS5936594Y2 true JPS5936594Y2 (ja) | 1984-10-08 |
Family
ID=29605080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP840080U Expired JPS5936594Y2 (ja) | 1980-01-26 | 1980-01-26 | 建築板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936594Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-01-26 JP JP840080U patent/JPS5936594Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56110231U (ja) | 1981-08-26 |
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