JPS5936477B2 - ピツクアツプカ−トリツジ - Google Patents

ピツクアツプカ−トリツジ

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Publication number
JPS5936477B2
JPS5936477B2 JP8136678A JP8136678A JPS5936477B2 JP S5936477 B2 JPS5936477 B2 JP S5936477B2 JP 8136678 A JP8136678 A JP 8136678A JP 8136678 A JP8136678 A JP 8136678A JP S5936477 B2 JPS5936477 B2 JP S5936477B2
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JP
Japan
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support rod
diaphragm
fixed
cantilever
support
Prior art date
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JP8136678A
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English (en)
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JPS558659A (en
Inventor
正 澤藤
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Individual
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Publication date
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Publication of JPS558659A publication Critical patent/JPS558659A/ja
Publication of JPS5936477B2 publication Critical patent/JPS5936477B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は録音体の音溝に刻まれている機械振動を電気信
号に変換するピックアップカートリッジに関するもので
ある。
永久磁石の磁界内でコイルを振動させ音響出力電圧を得
るピックアップカートリッジにおいて、変換効率を向上
するとともにコイルを軽量化し過渡特性を向上するため
、本願発明者は実公昭53−173号公報に開示されて
いるように、中央部と外周部に異なる磁極を着磁した一
対の永久磁石板を間隙を保持して対向させた組磁石の二
組を交叉方向に配置し、この二組の組磁石のそれぞれの
間隙にカンチレバーを接続した支持杆に固定されている
振動板を配置したピックアップカートリッジを提案した
本発明はこのピックアップカートリッジを更に改良し、
カンチレバーの振動に高忠実な出力電流を得ることがで
きるようにしたものであつて、中央部と外周部に異なる
磁極を着磁した一対の永久磁石板が間隙を保持して対向
させられている組磁石の二組が直交して外枠に固定配置
されているとともに、前記二組の組磁石のそれぞれの間
隙にカンチレバーを接続した支持杆に固定されている振
動板が配置され、また前記支持杆の両端部は前記外枠の
両側に突設した円筒部に固着した支持体に固着されて居
り、前記振動板は非磁性の硬質薄板の表面に導体を渦巻
状に形成して構成され、且つ前記支持体は前記円筒部に
固着された周縁部と前記支持杆を固着した中心部とを渦
巻状の細線で連結して構成されていることを特徴として
いる。
以上本発明の実施例を図面に従つて説明すると、中央部
1をN極またはS極に着磁し外周部2を中央部1と異極
に着磁した同寸法四角状の永久磁石板、好ましくはフェ
ライトで作られた永久磁石板3a、3b、4a、4bの
二個ずつが所定の間隙5、6をスペーサTによつて保持
して対向させられ、この一対の永久磁石3a、3bから
なる組磁石8ともう一対の永久磁石板4a、4bからな
る組磁石9とが互いに直交するように外枠10に固定配
置されている。先端下面に針先を有するカンチレバー1
1を接続した支持杆12に90度位相を異にして植設固
定した振動板13、14が前記二組の組磁石8、9のそ
れぞれの間隙5、6の中間あるいはほぼ中間に差し込み
保持されている。振動板13,14はポリエステル、ポ
リプロピレン、ナイロン、ポリ塩化ビニルの如き室温に
比較的影響されない硬質合成樹脂からなる厚さ50〜1
00μ程度の絶縁性の板または厚さ50〜150μ程度
の振動板用硬質紙材或いは後記する導体16を形成する
面に絶縁薄層を成層した厚さ6〜20μ程度のチタン、
アルミニウム等の非磁性金属板その他永久磁石板3a,
3b,4a,4bと相似形にして非磁性の硬質薄板15
の片面に連続した渦巻状の導体16を形成するか、或い
は前記の如き硬質薄板15の両面に前記の如き導体16
を形成し中心部においてハトメ等の適宜の接続手段によ
つて両面の導体16を電気的に接続して構成されている
。尚、導体16はプリント配線、蒸着配線等既知の配線
手段によつて形成するものであり、両端にリード線17
,18が接続されている。このような二枚の振動板13
,14を直交して植設固定した支持杆12の両端は外枠
10の両側に突出した円筒部19,20に固着した支持
体21に固着支承されている。
支持対21としては、例えば厚さ20〜100It程度
のステンレススチール、チタン等の非磁性体で弾性を有
する金属板をエツチング、打抜き等の適宜の成形手段に
よつて周縁部22と中心部23とを幅0.1〜0.31
11!程度にして3〜6条の1〜0.5ピツチの渦巻状
の線条24で連結したもの、或いはきわめて細いガラス
繊維を混入した厚さ50〜200μ程度のエポキシ樹脂
、弗素樹脂等の合成樹脂板を打抜、インジエクシヨン等
の適宜の成形手段によつて前記の如き形状としたもの、
或いはまたシリコンゴム板を打抜、インジエクシヨン、
加熱成形等の適宜の成形手段によつて前記の如き形状と
したものが有効に適用される。また、このような支持体
21の片面または両面に支持体21の復原力を阻害しな
い程度の薄い弗素樹脂、ポリエチレン等の合成樹脂フイ
ルム25を貼着して線条24の間隙を閉止し、カートリ
ツジの外枠10を密閉構造として塵埃の侵入を防止する
ようにしてもよい。ここで、支持体21によつて支持杆
12を円筒部19,20に支承する手段としては、支持
体21の周縁部22と円筒体19,20の端面、中心部
23と支持杆12の端面をそれぞれ適宜の接着剤によつ
て接着して固着するのが簡便である。尚、第3図におい
て26はサスペンシヨンワイヤ、27は支持腕である。
このような構成によると、永久磁石板3a,3b,4a
,4bの中央部1と外周部2との間に放射状に磁束が発
生し、振動板13,14の導体16の全面に亘つて磁束
が交叉し、カンチレバ一11より伝達された振動は支持
杆12を介して振動板13,14を平行振動させ、これ
によつて導体16に出力電流を出じさせるのである。
以上のように本発明は、間隙を保持して一対の永久磁石
体を対向させた組磁石の間隙に硬質薄板の表面に渦巻状
の導体を設けた振動板を配置したので、コイルである振
動板が軽量で過渡特性を向上し、且つ磁力線が振動板の
導体全面で交叉するため変換効率を向上するという特性
をそのまま有し、更に組磁石と振動板とは二組を直角に
配置したことによつて二組の振動板は平行振動して導体
の巻数を増加した場合と同様の効果を発揮し高い出力電
流が得られるのである。
そして、本発明によると本体両側の円筒部に周縁部と中
心部とを渦巻状の細線で連結して構成した支持体を固着
し、この支持体の中心部に支持杆の両端部を固着支承さ
せたので、支持杆は復原力が大きく従つてすぐれたダン
パ機能を持つ支持体に支承されることとなり、このため
カンチレバ一の振動を振動板へ忠実に伝達して正確な平
行振動を行わせ、且つ振動板を迅速に復原させてカンチ
レバ一の振動に高忠実に対好した出力電流が得られ、音
響再生にすぐれた効果を与えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の斜視図、第2図は第1図のA
−A線に沿う断面図、第3図は一部切截した側面図、第
4図は支持体の拡大平面図、第5図は他の形式の支持体
の断面図、第6図は振動板の平面図である。 1・・・・・・中央部、2・・・・・・外周部、3a,
3b,4a,4b・・・・・・磁石板、5,6・・・・
・・間隙、8,9・・・・・・組磁石、10・・・・・
・外枠、11・・・・・・カンチレバ一 12・・・・
・・支持杆、13,14・・・・・・振動板、15・・
・・・・硬質薄板、16・・・・・・導体、21・・・
・・・支持体、22・・・・・・周縁部、23・・・・
・・中心部、24・・・・・・細線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 中央部と外周部に異なる磁極を着磁した一対の永久
    磁石板が間隙を保持して対向させられている組磁石の二
    組が直交して外枠に固定配置されているとともに、前記
    二組の組磁石のそれぞれの間隙にカンチレベーを接続し
    た支持杆に固定されている振動板が配置され、また前記
    支持杆の両端部は前記外枠の両側に突設した円筒部に固
    着した支持体に固着されて居り、前記振動板は非磁性の
    硬質薄板の表面に導体を渦巻状に形成して構成され、且
    つ前記支持体は前記円筒部に固着された周縁部と前記支
    持杆を固着した中心部とを渦巻状の細線で連結して構成
    されていることを特徴とするピックアップカートリッジ
JP8136678A 1978-07-04 1978-07-04 ピツクアツプカ−トリツジ Expired JPS5936477B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8136678A JPS5936477B2 (ja) 1978-07-04 1978-07-04 ピツクアツプカ−トリツジ

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JP8136678A JPS5936477B2 (ja) 1978-07-04 1978-07-04 ピツクアツプカ−トリツジ

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Publication Number Publication Date
JPS558659A JPS558659A (en) 1980-01-22
JPS5936477B2 true JPS5936477B2 (ja) 1984-09-04

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ID=13744313

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JP8136678A Expired JPS5936477B2 (ja) 1978-07-04 1978-07-04 ピツクアツプカ−トリツジ

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