JPS5936426Y2 - 高分子防水シ−ト - Google Patents

高分子防水シ−ト

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Publication number
JPS5936426Y2
JPS5936426Y2 JP7347079U JP7347079U JPS5936426Y2 JP S5936426 Y2 JPS5936426 Y2 JP S5936426Y2 JP 7347079 U JP7347079 U JP 7347079U JP 7347079 U JP7347079 U JP 7347079U JP S5936426 Y2 JPS5936426 Y2 JP S5936426Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
layer
pressure
sensitive adhesive
waterproof
Prior art date
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Expired
Application number
JP7347079U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55174326U (ja
Inventor
昭雄 内田
Original Assignee
東洋ゴム工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東洋ゴム工業株式会社 filed Critical 東洋ゴム工業株式会社
Priority to JP7347079U priority Critical patent/JPS5936426Y2/ja
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Publication of JPS5936426Y2 publication Critical patent/JPS5936426Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、所定の巾と長さをもつゴム又は合成樹脂の
ような高分子材料で威る二枚の方形のシートの中の一枚
を表裏シート、更に別の一枚を裏層シートとなるように
両者を重ね合わせるとともに、これら両シート間に感圧
性接着剤層を介在せしめて複合シートを構成し、この複
合シートの周辺から所定の巾は、感圧性接着剤層が、二
層されて、一方は表層シートの内面に、他方は裏層シー
トの内面に、それぞれ形成されて、これら両感圧接着剤
層間に、両面離型紙を介在せしめた、周辺部に割りの入
った即ち分岐状をなす複層構成の高分子防水シートに関
するものである。
従来の高分子防水シートとして、シート単葉のもの、又
はシートの一層に感圧性接着剤層を形成せしめたものは
周知である。
これらシートは、通常は、長尺物として生産されるので
、厚みが、せいぜいi、o乃至1.21nrILで、長
さが10乃至20m程度のものが、生産、施工及び取扱
い等の総合的観点から適している。
この厚みのシートが、単独で、例えば、建築物の屋上の
露出防水に使用されると、特に、厚みの点で、必ずしも
満足するものとは云い難い。
露出防水された防水シートは、日光、雨、風、暑気、寒
気等外界から受ける影響が大きいため、防水シートの厚
みを増すことが車重しいが、高分子防水シートの厚みや
長さは、前述したように生産上、搬送上、防水施工上等
の種々の要因に規制され、安易に変更することば出来な
い。
そのため複層に施工されることが車重れているが、複層
に施工すると、シート防水において、なるべく、少ない
のが望まれる継ぎ合わせ部が、多くなって、漏水を惹起
する懸念が生じる。
また、前述の防水層が薄いことの他に、継ぎ合わせ部が
、一方の防水シートとそれに接続されるべき他方の防水
シートとが、接着剤層を介して、構成されているため、
経口でこれらの界面が剥離したり、筐た、接着力O工時
に手落ちがあると、十分な防水が出来ずに漏水を起こす
ことになる。
従って防水シートを用いての防水施工では、継ぎ合わせ
部は可及的に少ないことが望ましい、1だ、施工単価を
やすくするためにも同じことが望1れる。
本考案は、従来の高分子防水シートにあった欠点を解消
するべく、考案されたものであり、本考案は、防水シー
トと防水シートの継ぎ合わせ部に、それら両シートから
それぞれ派生する感圧性接着剤層が、融和、結合して一
体化した接着部を設けることにより、接着部からの漏水
をなくすことの出来る防水シートを提供することを目的
とするとともに、実質的に、二層の防水シートを施工し
たと同様の防水層を、一層の防水層を施工するのと略同
じ作業で形成し得る防水シートを提供することを目的と
する。
次に、本考案を図に基づいて説明すると、先ず第1図は
、本考案の防水シートの平面図であり、図中、1は本考
案の防水シートを示す。
第2図及び第3図は、それぞれ第1図のA−A線及びB
B線断面図であり、本考案の防水シート1は、ゴム又は
合成樹脂の如き高分子材料で成る表層シート2と同じく
裏層シート3の間に、感圧性接着剤層が介在して両者を
一体的に結合した複合シートで形成されている。
この複合シートの各端から所定の長−atの間の前記感
圧性接着剤層4は、複合シートに平行して、割りが入れ
られて分岐状になってむり、感圧性接着剤層4の一部5
は、表層シート2の内面に、また、残り6は裏層シート
3の内面に積層されている。
これら分離された感圧性接着剤層の一部5と同6の間に
は、離型紙8を介在せしめである。
本考案の防水シートを施工するには、防水シート同士の
端部の結合を、第4図に示すように、右方の防水シー)
IRの端部の裏層シート3Rの内面に積層されている感
圧性接着部」層6Rの表面に、接着剤層Iを介して、左
方の防水シート19の端部の裏層シー)3Lの表面を接
着させ、左方の裏層シート3Lの内部に積層されている
感圧性接着剤層6Lの表面に、右方の防水シート1Rの
表層シー)2Rの内面に積層されている感圧性接着剤層
5Rの表面を接着させ、更に、右方表裏シート2Rの表
面には接着剤層Tを介して、左方防水シートの感圧性接
着剤層5Lを接着させて形成する。
防水シート同士の接続部が、如上の構成であると、右方
防水シートの表層シー)2Rの内面と、右方防水シート
の裏層シート3Lの内面に、それぞれ形成されている感
圧性接着剤層5R及び6Lは同質のものであるので相客
性があり、一体化する。
本考案の防水シートの構成と、それの継ぎ合わせ部は、
前述の通りであるので、防水シート同士の継ぎ目は強固
に接続されるとともに、接続部の内部には、感圧性接着
剤層同士が一体化して接着界面が消滅する程の緊密な層
が形成されているので漏水を起こすことがない。
また、接続部は、接続されるべき二枚の防水シートのそ
れぞれに二層に分離して設けられている感圧性接着剤層
が一層むきに介在するので接着作業は容易であるばかり
でなく、接着界面は強力なものとなる。
更に、本考案の防水シートは、実質的には、二層の防水
シートの構成であるにも拘らず、接続部は、如上の構成
であるので、急な起り上がりの段差が生じない。
従って、接続部が外力により損@されることもない。
尚、第5図に釦いて三方の防水シートIL、IF及び1
Rの重ね合わせで各端を若干ずらしてア−りのは、接続
部の段差を少なくするためである。
次に、第5図は、本考案の防水シートを用いての三方の
接続部を示す平面図であり、第6図乃至第7図は、第5
図のC−C線及びD−D線断面図である。
第6図においては符号1Lの防水シートの端の感圧性接
着剤層5Lが、隣り合う二枚の防水シート1F及び1R
の端の感圧性接着剤層6F及び6Rと連結し、一方、第
7図に釦いては符号1Lの防水シートの端の感圧性接着
剤層5Lが、隣接する1F及び1Rの防水シートの端の
感圧性接着剤層6F及び6Rと連結して、感圧性接着剤
の層か防水シートの結合部の内部に形成されているので
、三方の接続部に釦いても接続部は緊密なものとなり、
優れた防水層となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の防水シートの平面図、第2図及び第3
図はそれぞれ第1図のA−A線及びBB線断面図である
。 第4図は本考案の防水シートの二層の接続部を示す断面
図である。 第5図は本考案の防水シートの三方の接続部を示す平面
図であり、第6図及び第1図はそれぞれ第5図のCC線
及びD−D線断面図である。 1・・・防水シート、2・・・表層シート、3・−・裏
層シート、4・・・感圧性接着剤層、8・・・離型紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 図面に示す如く、ゴム又は合成樹脂のような高分子材料
    でなる防水シートの一層を表層シート、別の一枚を裏層
    シートとして、これら両者を相互に接着するべく感圧性
    接着剤層を介在させて複合シートを構成し、該複合シー
    トの周辺から所定の巾は、前記感圧接着層を二層に分離
    して一層を前記表層シートの内向、残る一層を前記裏層
    シートの内面に、それぞれ形成せしめ、これら二層の感
    圧性接着剤層間に離型紙を介在せしめて成る分岐状周辺
    部を有し、感圧性接着剤層を介在せしめた高分子防水シ
    ート。
JP7347079U 1979-05-31 1979-05-31 高分子防水シ−ト Expired JPS5936426Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7347079U JPS5936426Y2 (ja) 1979-05-31 1979-05-31 高分子防水シ−ト

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JP7347079U JPS5936426Y2 (ja) 1979-05-31 1979-05-31 高分子防水シ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55174326U JPS55174326U (ja) 1980-12-13
JPS5936426Y2 true JPS5936426Y2 (ja) 1984-10-06

Family

ID=29307082

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JP7347079U Expired JPS5936426Y2 (ja) 1979-05-31 1979-05-31 高分子防水シ−ト

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JPS55174326U (ja) 1980-12-13

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