JPS5936237B2 - 原子炉格納容器スプレイ系 - Google Patents
原子炉格納容器スプレイ系Info
- Publication number
- JPS5936237B2 JPS5936237B2 JP51141230A JP14123076A JPS5936237B2 JP S5936237 B2 JPS5936237 B2 JP S5936237B2 JP 51141230 A JP51141230 A JP 51141230A JP 14123076 A JP14123076 A JP 14123076A JP S5936237 B2 JPS5936237 B2 JP S5936237B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- containment vessel
- spray
- reactor containment
- spray system
- nozzle group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は原子炉の事故時の放射能漏洩を防止するための
格納容器スプレィ系の改良に関する。
格納容器スプレィ系の改良に関する。
従来の格納容器スプレィ系は第１図に示すように、格納
容器６に収納された圧力容器８を囲繞するように円周上
に上下２段にほぼ水平に配置された横向きスプレィノズ
ル群１，２を具え、これら各ノズル群はサブレジョンチ
ェンバ７よりポンプ４、熱交換器５および配管３からな
る給水系によって給水されるように構成されている。
容器６に収納された圧力容器８を囲繞するように円周上
に上下２段にほぼ水平に配置された横向きスプレィノズ
ル群１，２を具え、これら各ノズル群はサブレジョンチ
ェンバ７よりポンプ４、熱交換器５および配管３からな
る給水系によって給水されるように構成されている。
このような２段のノズル群の中作動するのは何れか一方
の段だけであり、他の段は予備のためだけに設けられて
いた。
の段だけであり、他の段は予備のためだけに設けられて
いた。
そのため各段のノズル数が不必要に多数になっており、
その結果ノズルから噴出されるスプレィ水が互に干渉し
合ってスプレィ水滴径が大きくなってしまい、格納容器
内の除熱および放射性ガス除去の効率が低かった。
その結果ノズルから噴出されるスプレィ水が互に干渉し
合ってスプレィ水滴径が大きくなってしまい、格納容器
内の除熱および放射性ガス除去の効率が低かった。
また何れか一方の段のノズル群を使用することおよびノ
ズル群が両段ともほぼ水平に配置されていることのため
に、除熱および放射性ガスの除去が格納容器内で一様に
行なわれていなかった。
ズル群が両段ともほぼ水平に配置されていることのため
に、除熱および放射性ガスの除去が格納容器内で一様に
行なわれていなかった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたのであって、格納
容器内の除熱および放射性ガスの除去を安価により有効
に行なえる格納容器スプレィ系を得ることを目的とする
ものである。
容器内の除熱および放射性ガスの除去を安価により有効
に行なえる格納容器スプレィ系を得ることを目的とする
ものである。
以下本発明の詳細をその一実施例を示す第２図によって
説明すると、上段は上向きスプレィノズル群１′とし、
下段は横向きスプレィノズル群２とするのであり、各段
のノズル群は専用のポンプ４、熱交換器５および配管３
からなる給水系を具え、かつその給水系の一方はいずれ
も他方のノズル群にもバルブ９を介して接続されている
。
説明すると、上段は上向きスプレィノズル群１′とし、
下段は横向きスプレィノズル群２とするのであり、各段
のノズル群は専用のポンプ４、熱交換器５および配管３
からなる給水系を具え、かつその給水系の一方はいずれ
も他方のノズル群にもバルブ９を介して接続されている
。
かかる構成ではバルブ９を開いておけば、いずれか一方
の給水系によって両ノズル群を同時に作動させることが
できるので、従来のスプレィ系と比較してノズルの個数
は半分ですみ、その結果スプレィ水の干渉が少なくなり
水滴径が大きくならず、除熱および放射性ガスの除去効
果は従来のものと比較して増大し、しかも格納容器内で
一様に行なわれる。
の給水系によって両ノズル群を同時に作動させることが
できるので、従来のスプレィ系と比較してノズルの個数
は半分ですみ、その結果スプレィ水の干渉が少なくなり
水滴径が大きくならず、除熱および放射性ガスの除去効
果は従来のものと比較して増大し、しかも格納容器内で
一様に行なわれる。
さらに上段ノズル群は上向きに取付けられているので、
スプレィ水滴の落下距離が大きくなり、除熱および放射
性ガスの除去がより有効に行なわれる。
スプレィ水滴の落下距離が大きくなり、除熱および放射
性ガスの除去がより有効に行なわれる。
なおバルブ９を閉じることにより他方のノズル群を従来
同様に予備として使かうようにすることもできる。
同様に予備として使かうようにすることもできる。
以上より明らかなように、本発明のスプレィ系はスプレ
ィノズルの個数が少なくてすみ建設費が安価になり、ま
た除熱効果および放射性ガスの除去効果が従来のものに
比較してより有効であるなどの利点を有するので、その
実用的価値は犬なるものである。
ィノズルの個数が少なくてすみ建設費が安価になり、ま
た除熱効果および放射性ガスの除去効果が従来のものに
比較してより有効であるなどの利点を有するので、その
実用的価値は犬なるものである。
第１図および第２図は従来および本発明のスプレィ系を
説明する簡略図である。 １．１′・・・・・上段横向き、上向きスプレイノイズ
群、２−・・・・下段横向きスプレィノイズ群、３・・
・・・・配管、４・・・・・・ポンプ、５・・・・・・
熱交換器、６・・・・・・格納ｇ器、７・・・・・・サ
ブレジョンチェンバ、８・・・・・・圧力容器、９・・
・・・・バルブ。
説明する簡略図である。 １．１′・・・・・上段横向き、上向きスプレイノイズ
群、２−・・・・下段横向きスプレィノイズ群、３・・
・・・・配管、４・・・・・・ポンプ、５・・・・・・
熱交換器、６・・・・・・格納ｇ器、７・・・・・・サ
ブレジョンチェンバ、８・・・・・・圧力容器、９・・
・・・・バルブ。
Claims (1)
- １ 原子炉格納容器内に円周上に−Ｆ段上向きスプレィ
ノズル群と下段横向きスプレィノズル群とを配置し、両
ノズル群にサプレッションチェンバより給水することを
特徴とする原子炉格納容器スプレィ系。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51141230A JPS5936237B2 (ja) | 1976-11-26 | 1976-11-26 | 原子炉格納容器スプレイ系 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51141230A JPS5936237B2 (ja) | 1976-11-26 | 1976-11-26 | 原子炉格納容器スプレイ系 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5367091A JPS5367091A (en) | 1978-06-15 |
| JPS5936237B2 true JPS5936237B2 (ja) | 1984-09-03 |
Family
ID=15287126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51141230A Expired JPS5936237B2 (ja) | 1976-11-26 | 1976-11-26 | 原子炉格納容器スプレイ系 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5936237B2 (ja) |
-
1976
- 1976-11-26 JP JP51141230A patent/JPS5936237B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5367091A (en) | 1978-06-15 |
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