JPS5936048Y2 - 受信器 - Google Patents
受信器Info
- Publication number
- JPS5936048Y2 JPS5936048Y2 JP4851878U JP4851878U JPS5936048Y2 JP S5936048 Y2 JPS5936048 Y2 JP S5936048Y2 JP 4851878 U JP4851878 U JP 4851878U JP 4851878 U JP4851878 U JP 4851878U JP S5936048 Y2 JPS5936048 Y2 JP S5936048Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- stereo
- signal
- terminal
- controlled oscillator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はフェーズロックループ(以下PLLと略記する
)を用いたFMステレオ復調回路、特に半導体集積回路
化に適したFMステレオ復調回路に関するものである。
)を用いたFMステレオ復調回路、特に半導体集積回路
化に適したFMステレオ復調回路に関するものである。
まず第1図に示すPLL回路を用いたステレオ復調回路
のシステムブロック図に従って、その動作原理を説明す
る。
のシステムブロック図に従って、その動作原理を説明す
る。
第1図において38 KHzのサブキャリアを再生する
PLL回路は位相検出器1、低域通過フィルタ2、直流
増幅器3、電圧制御発振器4、及び1段目の%分周回路
5.2段目の%分周回路6で構成されている。
PLL回路は位相検出器1、低域通過フィルタ2、直流
増幅器3、電圧制御発振器4、及び1段目の%分周回路
5.2段目の%分周回路6で構成されている。
電圧制御発振器4の出力周波数は76KHzで、この信
号は%分周回路5,6を通過して19 KHzの周波数
になり前記位相検出器1へ戻る。
号は%分周回路5,6を通過して19 KHzの周波数
になり前記位相検出器1へ戻る。
この位相検出器1で%分周回路6からの19KHz信号
と入力信号とが位相検波される。
と入力信号とが位相検波される。
従って入力信号に19KHzのパイロット信号が含まれ
ていると位相検出器1の出力として低域通過フィルタ2
に直流電圧成分が発生する。
ていると位相検出器1の出力として低域通過フィルタ2
に直流電圧成分が発生する。
この直流電圧成分は直流増幅器3で増幅された後、電圧
制御発振器4の制御信号として使われる。
制御発振器4の制御信号として使われる。
その結果電圧制御発振器4は入力信号のパイロット信号
に位相同期され、1段目の%分周回路5の313 KH
z出力信号はステレオ信号の復調用として正しい位相を
正確に維持することができる。
に位相同期され、1段目の%分周回路5の313 KH
z出力信号はステレオ信号の復調用として正しい位相を
正確に維持することができる。
次にステレオスイッチに関連する回路は位相検生器7、
低域通過フィルタ8、シュミットトリガ回路9、ステレ
オスイッチ10と11及びステレオスイッチ11に接続
されたステレオ表示ランプ12とで構成されている。
低域通過フィルタ8、シュミットトリガ回路9、ステレ
オスイッチ10と11及びステレオスイッチ11に接続
されたステレオ表示ランプ12とで構成されている。
いまフェーズロックがかかった状態では入力パイロット
信号と再生された19KHz信号とは90°だけ位相が
ずれている。
信号と再生された19KHz信号とは90°だけ位相が
ずれている。
そこで前記1段目の%分周回路5にパイロット信号と同
相の19 KHzが得られるような%分周回路13を接
続し、この19KHz出力をステレオスイッチ10.1
1を動作させるための位相検出器7に加え入力信号を位
相検波すると入力パイロット信号の強度に比例した直流
電圧成分が低域通過フィルタ8に取り出される。
相の19 KHzが得られるような%分周回路13を接
続し、この19KHz出力をステレオスイッチ10.1
1を動作させるための位相検出器7に加え入力信号を位
相検波すると入力パイロット信号の強度に比例した直流
電圧成分が低域通過フィルタ8に取り出される。
この直流電圧成分は次段のシュミットトリガ回路を駆動
し、前記ステレオスイッチ10を動作させるとともにス
テレオスイッチ11を導通させてステレオ表示ランプ1
2を点灯させる。
し、前記ステレオスイッチ10を動作させるとともにス
テレオスイッチ11を導通させてステレオ表示ランプ1
2を点灯させる。
尚14は前置増幅器、15は人力信号と再生された33
KHzサブキヤリアが加えられるステレオ復調器である
。
KHzサブキヤリアが加えられるステレオ復調器である
。
第2図は第1図における電圧制御発振器4の回路構成を
示したもので電圧制御発振器4は発振回路16とこの発
振回路16の発振周波数を決定するタイミング回路17
とで構成されている。
示したもので電圧制御発振器4は発振回路16とこの発
振回路16の発振周波数を決定するタイミング回路17
とで構成されている。
PLL力式を用いたステレオ復調回路において前記電圧
制御発振器4の発振周波数は前記タイミング回路17を
構成する半固定抵抗19を調整してキャプチャーレンジ
内に抑える必要がある。
制御発振器4の発振周波数は前記タイミング回路17を
構成する半固定抵抗19を調整してキャプチャーレンジ
内に抑える必要がある。
従来の集積回路化されたPLLステレオ復調回路では電
圧制御発振器4の発振周波数をモニターするためにタイ
ミング回路17に周波数カウンター等を接続してモニタ
ーするかあるいは集積回路装置にモニター専用端子を設
けこの端子に直接周波数カウンター等を接続してモニタ
ーする方法がとられていた。
圧制御発振器4の発振周波数をモニターするためにタイ
ミング回路17に周波数カウンター等を接続してモニタ
ーするかあるいは集積回路装置にモニター専用端子を設
けこの端子に直接周波数カウンター等を接続してモニタ
ーする方法がとられていた。
タイミング回路17でモニターすることは一見簡単で有
効な手段のように思えるが周波数カウンターの入力端子
を直接接続すると入力インピーダンスのために入力レベ
ルが不足したり、発振周波数が変化したりするためタイ
ミング回路17と周波数カウンタとの間に高入力インピ
ーダンスの増幅器を備える必要がある。
効な手段のように思えるが周波数カウンターの入力端子
を直接接続すると入力インピーダンスのために入力レベ
ルが不足したり、発振周波数が変化したりするためタイ
ミング回路17と周波数カウンタとの間に高入力インピ
ーダンスの増幅器を備える必要がある。
これでは調整の繁雑さをまねくばかりで゛なく、やはり
タイミング回路17に直接測定コード等が接続されるた
め、これらの浮遊容量、誘導等がタイミング回路17に
影響を及ぼし正しい発振周波数を得ることが難しいとい
う問題を有する。
タイミング回路17に直接測定コード等が接続されるた
め、これらの浮遊容量、誘導等がタイミング回路17に
影響を及ぼし正しい発振周波数を得ることが難しいとい
う問題を有する。
また集積回路装置にモニター専用端子を設けることは直
接カウンター等が接続でき便利ではあるがこの端子は調
整時以外は不要であるため専用端子として設けることは
FM放送受信中この端子を遊ばせることになる。
接カウンター等が接続でき便利ではあるがこの端子は調
整時以外は不要であるため専用端子として設けることは
FM放送受信中この端子を遊ばせることになる。
従って他の機能と共用すれば端子を遊ばせることなく、
また限られた端子数で設計を要求される集積回路装置で
はコストダウンにもつながる。
また限られた端子数で設計を要求される集積回路装置で
はコストダウンにもつながる。
そこで本考案は上記の問題点に鑑み電圧制御発振器4の
発振周波数をモニターする端子と、パイロット信号が入
力されてステレオ動作中であることを表示するステレオ
表示ランプ12を接続する端子とを共用してタイミング
回路17に影響を与えずしかもICの端子数を増やすこ
となくコストダウンを計った集積回路化に適したPLL
ステレオ復調回路を提供ヰんとするものである。
発振周波数をモニターする端子と、パイロット信号が入
力されてステレオ動作中であることを表示するステレオ
表示ランプ12を接続する端子とを共用してタイミング
回路17に影響を与えずしかもICの端子数を増やすこ
となくコストダウンを計った集積回路化に適したPLL
ステレオ復調回路を提供ヰんとするものである。
第3図は本考案を実施した一例の具体的な回路構成を示
したもので第2図と対照させて相当する部分には同一符
号を付しである。
したもので第2図と対照させて相当する部分には同一符
号を付しである。
第3においてステレオ動作中にはシュミットトリガ回路
9は電流供給源となりランプスイッチ11を構成するト
ランジスタ20にバイアスを与えることになる。
9は電流供給源となりランプスイッチ11を構成するト
ランジスタ20にバイアスを与えることになる。
この時端子22にはステレオ表示ランプ12が接続され
ているためステレオ表示ランプ12は点灯することにな
る。
ているためステレオ表示ランプ12は点灯することにな
る。
また電圧制御発振器4の発振周波数は分周回路6で分周
され発振動作中には常時トランジスタ21のベースにバ
イアスを与えている。
され発振動作中には常時トランジスタ21のベースにバ
イアスを与えている。
発振周波数調整時にはトランジスタ20はカットオフ状
態であるので表示ランプ12を切り離して周波数カウン
ター23を接続すれば電圧制御発振器4の発振周波数を
モニターできる。
態であるので表示ランプ12を切り離して周波数カウン
ター23を接続すれば電圧制御発振器4の発振周波数を
モニターできる。
この場合、周波数カウンタ23は第2図のようにタイミ
ング回路17が接続される端子18に接続されるのでは
ないので、カウンタ3の入力インピーダンスや接続に用
するコードの浮遊容量、誘導等がタイミング回路17に
影響を及ぼして発振周波数を変化させる不都合は発生し
ない。
ング回路17が接続される端子18に接続されるのでは
ないので、カウンタ3の入力インピーダンスや接続に用
するコードの浮遊容量、誘導等がタイミング回路17に
影響を及ぼして発振周波数を変化させる不都合は発生し
ない。
またモノラル動作中トランジスタ20はカットオフ状態
となるがトランジスタ21は分周回路6の出力周波数で
゛常時スイッチングされている。
となるがトランジスタ21は分周回路6の出力周波数で
゛常時スイッチングされている。
しかしトランジスタ21のエミッタ電流11は100μ
A程度に設定しであるためランプ点灯にはいたらない。
A程度に設定しであるためランプ点灯にはいたらない。
他の端子についても、ベースに分周器6からの出力を受
けるトランジスタ21を設ければ、その端子をモニタ一
端子として利用し得る。
けるトランジスタ21を設ければ、その端子をモニタ一
端子として利用し得る。
しかしながらトランジスタ21は電圧制御発振器の発振
動作中は常にスイッチング駆動されているため、その端
子の本来の機能が失なわれる。
動作中は常にスイッチング駆動されているため、その端
子の本来の機能が失なわれる。
しかし、ステレオ表示用ランプ12が設けられる端子2
2は復調動作のための信号電流が流れる端子ではなく、
かつトランジスタ21に流れる電流を上述のように制限
することによりモノラル動作時にランプ12が目に見え
るほど光ることもなく実質的に消えている。
2は復調動作のための信号電流が流れる端子ではなく、
かつトランジスタ21に流れる電流を上述のように制限
することによりモノラル動作時にランプ12が目に見え
るほど光ることもなく実質的に消えている。
以上のようにして、電圧制御発振器の発振周波数をモニ
ターする端子とステレオ表示ランプを接続する端子とを
共用したPLLステレオ復調用ICを実現することがで
きる。
ターする端子とステレオ表示ランプを接続する端子とを
共用したPLLステレオ復調用ICを実現することがで
きる。
本発明は、電圧制御発振器の発振周波数を変動させるこ
となく、かつ新たに外部端子を設けることなく該発振周
波数をモニターするために、モニター用の端子を他の端
子と共用するものであり、しかも、共用することによっ
て生じる共用された端子の本来の機能が失なわれるとい
う問題点をも解消するために、共用される端子にステレ
オ表示用ランプが接続される端子を選びかつモニター用
の信号電流によって該ランプが点灯しないようにしたも
のである。
となく、かつ新たに外部端子を設けることなく該発振周
波数をモニターするために、モニター用の端子を他の端
子と共用するものであり、しかも、共用することによっ
て生じる共用された端子の本来の機能が失なわれるとい
う問題点をも解消するために、共用される端子にステレ
オ表示用ランプが接続される端子を選びかつモニター用
の信号電流によって該ランプが点灯しないようにしたも
のである。
第1図はPLL回路を用いたステレオ復調回路のシステ
ムブロック図、第2図は電圧制御発振器の回路構成図、
第3図は本考案の一実施例を示す回路接続図である。 16・・・・・・発振回路、17・・・・・・タイミン
グ回路、18゜22・・・・・・端子、19・・・・・
・半固定抵抗、20.21・・・・・・トランジスタ、
23・・・・・・周波数カウンター、12・・・・・・
ステレオ表示ランプ。
ムブロック図、第2図は電圧制御発振器の回路構成図、
第3図は本考案の一実施例を示す回路接続図である。 16・・・・・・発振回路、17・・・・・・タイミン
グ回路、18゜22・・・・・・端子、19・・・・・
・半固定抵抗、20.21・・・・・・トランジスタ、
23・・・・・・周波数カウンター、12・・・・・・
ステレオ表示ランプ。
Claims (1)
- 電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の出力を分周し
て得た周波数信号を受けて前記電圧制御発振器の発振周
波数のモニター信号を発生する第1の手段と、ステレオ
表示ランプの駆動用信号を発生する第2の手段とを備え
、前記第1および第2の手段の出力端は共通の端子に接
続され、さらに、前記モニター信号の信号電流はステレ
オ表示ランプを実質的に消灯させておくように設定され
ていることを特徴とする受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4851878U JPS5936048Y2 (ja) | 1978-04-12 | 1978-04-12 | 受信器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4851878U JPS5936048Y2 (ja) | 1978-04-12 | 1978-04-12 | 受信器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54151110U JPS54151110U (ja) | 1979-10-20 |
JPS5936048Y2 true JPS5936048Y2 (ja) | 1984-10-04 |
Family
ID=28932383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4851878U Expired JPS5936048Y2 (ja) | 1978-04-12 | 1978-04-12 | 受信器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936048Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-04-12 JP JP4851878U patent/JPS5936048Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54151110U (ja) | 1979-10-20 |
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