JPS5936034A - カセツトの用紙防湿装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複写機の用紙カセツ）Ｋ於ける収納用紙の防湿
装置に関する。

電子写真複写機のコピー用紙はカセット等圧収納された
状態で長時間放置されることが少なくないが、特に高湿
時罠このような取扱いを５けると急速に含水率が上昇す
る。

吸湿した用紙を複写作業に用いるならば転写不良を生じ
、これをヒート・ロール・タイプの定着器に通せば紙し
わが発生することは周知である。

上述のよ５なカセット内に収納した用紙の吸湿を防止す
る為従来からカセットに開閉自在の蓋を設けることが行
なわ１１℃いるがこれらはいずれも完全に密閉しうるも
のではないこともあつ℃充分な防湿効果が得られなかっ
た。

又、カセット内にヒータを設ける或は乾燥剤を入れてお
くといった提案もなされているが現実的でないことは自
明であった。

本発明は上述した如き従来のカセット収納用紙の防湿手
段の欠点を除去する為になされたもので、り’）で、カ
セットの防湿蓋の内側にスプリング部材を介して堆積用
紙押圧板を取り付け、前記蓋全体或は部分的閉鎖に伴う
直線又は回転運動を利用して前記堆積用紙抑圧板をカセ
ット内に堆積した用紙上へ押圧するようにしたカセット
の用紙吸湿装置を提供することを目的とする。

以下、本発明を実施例を示す図面によって詳細に説明す
る。

第１図は本発明忙係るカセットの用紙防湿装置の一実施
例を示す側面断面図である。

即ち、カセット１は上部が開口した筐であって、その底
に用紙載置板２を配置するのが一般的である。

前記用紙載置板２の後縁には該縁忙沿って突条３を設け
、前記突条３は前記カセット１の底に設けたスリット４
に係合するようになっている。前記用紙載置板２は前記
保合部をルースな回転中心として回動し得るものでカセ
ットを複写機等に装着した場合、該カセット１の底部前
端近傍忙殺けた孔５を貫通ずる図示を省略した用紙載置
板突き上げ部材によって押し上げられ堆積用紙の最上層
が図示を省略したフィード・ｐ−ルに圧接するよう構成
する、 上述の構成を有するカセットは更にその開口部を覆う防
湿蓋６を有するのが一般的である。

そこで本考案に於いては前記防湿蓋６の内側にスプリン
グ部材７．７を介して用紙押圧板８を伸縮自在に取り付
けると共に前記防湿蓋６の後縁罠は前記カセット１の後
側壁上縁部の蓋開定片９と係合するロッド状係合部１０
を、又、前縁には前記カセット１の前側壁土縁部のラッ
チ爪１１に対して蓋を係止又は解放しうる回動爪１２を
設ける。

前記回動爪１２は前記蓋６前縁に図示を省略するスプリ
ングによって付勢した回転＠１３を介して取付けると共
に前記回動爪１２を延長してノブとなしこれを押圧する
ことによって前記ラッチ１１と前記爪１２との係合を解
くよう構成する。

以上説明した如く構成する本考案の防湿装置は以下に述
べるように作用する。

今、オペレータが本考案のカセット１を複写機等から取
りほずしカセット保管台に保管せんとしたとする。

コノ際オペレータは必ず防湿蓋６にてカセットを密閉す
ることを奨励されているので、先ず防湿蓋６から垂下し
ている用紙抑圧板８をカセット中に残存する堆積用紙１
５上に載せ、然る後に前記防湿蓋６後縁のｐラド状係合
部１ｏを前記カセット１の蓋開定片９と係合させる。

次いでオペレータは前記保合部を防湿蓋の回転中心とし
て前記スプリング部材７．７の反撥力に抗して防湿蓋の
前縁を押し下げ前記カセットのラッチ１１と前記盆前縁
の回動爪１２とを係合させる。

斯くすることによって前記防湿蓋６は前記カセット開口
を閉鎖するよう固定されると共に前記用紙抑圧板８は前
記スプリング部材７．７の圧縮力によってカセット内の
堆積用紙１５を押圧するカセット内の堆積用紙は一般に
重送防止の為冬用紙間に充分空気を送り込む操作、いわ
ゆる１さばき′を受けた状態で収納されている為極めて
吸湿しやすいわけであるが、前記用紙押圧板８によって
押圧することにより湿気が各用紙間に侵入し難くなり、
前記防湿蓋６によるカセット開口の閉鎖のある程度の寄
与と相まって極めて高い防湿効果を奏するものである。

尚、この押圧に要する圧力は３乃至８１／ｃｄ程度で充
分効果を発揮することが実験の結果判明している。

又、本発明は上述の実施例に限定する必要はなく例えば
第２図に示すように防湿蓋６が分割タイプのカセットに
も適用可能である。

即ち、前記分割タイプの防湿蓋６はその前半分１６のみ
をカセツ）１の側壁に設けたルースなヒンジ１７を介し
て開閉しつるようになっていて、用紙の載置を行う場合
以外は後半部は開放しないのが一般的である。

そこで、前記防湿蓋の前半部開閉用ヒンジ１７にカム１
８を設けると共に前記用紙抑圧板８を弱いスプリング部
材１９．１９にて前記蓋の内側に鈎っておけばよい。

そしてこの場合前記用紙抑圧板８は複写機等へ装着した
場合にあってもカセットから除去しないのであるから、
その前端部のフィード・ｐ−ルと係合する部分忙所定の
面積の切り欠き２０を設はフィード・ロールと堆積用紙
との接触を確保するよう構成するものである。

斯くすることによって前記防湿蓋の開閉部１６を閉鎖す
れば前記カム１８が前記用紙抑圧板８を押圧するのでカ
セット内の堆積用紙も押圧され、長期間の放置によって
も吸湿することが殆んどない。

尚、前記開閉蓋１６を閉鎖した場合そのヒンジ１７に対
する回転力は中立に近いので前記開閉蓋１６はカセット
１と強固に係合する必要はなく、前記カセット前壁上縁
のラッチ１１に対して弾力変形によって係合する爪２１
を前記開閉蓋１６の前縁に設ければよい。

更に堆積用紙が極めて少ない場合用紙に対する押圧力が
発生しないとい５問題があるが、この場合には適宜用紙
を補充しておくか、或は前記用紙載置板２の突き上げ部
材が貝通ずる孔５に適当な楔を差し込んで用紙の堆積高
度を補償すればよい。

尚、更に本考案に係るカセツ）Ｋ収納した用紙は吸湿は
しないＫしても使用せんとする場合重送を頻発する可能
性がある。これに対処する為忙はオペレータに対し抑圧
を解除した後複写機等にカセットを装着する前、カセッ
トを揺動させる等適当な振動を付与するよう指示すれば
低湿の用紙は比較的容易に分離し重送の可能性は大幅に
減少する。

本発明は以上説明した如く構成し、かつ、機能するので
極めて簡単安価な装置を付加するだけでカセットに収納
した用紙の防湿に著しい効果を発揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の防湿装置の一実施例を示す側面断面図
、第２図は他の実施例を示す一部破断側面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複写機の用紙カセットに於いて、該カセットの防湿用着
   脱蓋の閉鎖に連動する直線又は回転運動を利用して前記
   蓋の内側にスプリング部材を介して取付けた用紙押圧板
   を前記カセット内に堆積した用紙上へ押圧することによ
   って前記カセットに収納した用紙の吸湿を防止するよう
   にしたことを特徴とするカセットの用紙防湿装置。