JPS5935720Y2 - 梁カバ−取付装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、梁材１の冠部２に頂部を嵌挿した壁体３の上
側面４に釘５で個定する上部に受片６と下部に外側より
傾斜面部７、係合突部８及び係合凹部９をその順序で連
設の係止片１０を突設した下地片１１と、下縁部１２に
前記受片６上に着座する頂板１３と側板１４と縁端部に
前記係止片１９の係合凹部９と係合する傾斜突子１５を
有する上向きに曲成した底板１６からなる前記下地片１
１に圧接するリブ１７を形成した梁カバー１８とよりな
る梁カバー取付装置に係るもので、その目的とするとこ
ろは梁カバーの取付けに便ならしめんとするにある。

而して本案は上記した構成であるから、梁カバーの取付
けにあっては、先ず梁材１の冠部２に頂部を嵌挿した壁
体３の上側面４に、上部に受片６と下部に外側より傾斜
面部７、係合突部８及び係合凹部９をその順序で連設の
係止片１０を突設した下地片１１を釘５で個定する。

次いで前記下地片１１の前方より梁カバー１８の下縁部
１２に形成した前記受片６上に着座する頂板１３と側板
１４と縁端部に前記係止片１０の係合凹部９と係合する
傾斜突子１５を有する上向きに曲成した底板１６からな
るリブ１７を下地片１１に向けて圧接すると、第２図に
示すようにリブ１７の頂板１３は下地片１１の上部に突
設した受片６上に着座すると同時に上向きに曲成した底
板１６の縁端部に設けた傾斜突子１５は、前記下地片１
１の下部に突設した係止片１０の傾斜面部７に衝合した
後、底板１６の弾性に抗して係合突部８を乗り超えて係
合凹部９と係合するから、下縁部１２にリブ１７を形成
した梁カバー１８の取付けは完了するのである。

このように本案は、梁材の冠部に頂部を嵌挿した壁体の
上側面に、下地片を固定した後、該下地片に梁カバーの
下縁部に形成したリブを圧接すればよいので、従来のよ
うに梁材の側面に木質下地材を介して梁カバーを釘で止
着するものと較べて作業に手数を要しない。

従って本案によれば、梁カバーの取付けは容易となる一
方、木質下地材を不要とするので、施工に要する費用も
大巾に軽減出来るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は分解側断
面図、第２図は梁カバーの取付状態を示す側断面図であ
る。 主要符号１・・・梁材、２・・・冠部、３・・・壁体、
４・・・上側面、５・・・釘、６・・・受片、７・・・
傾斜面部、８・・・係合突部、９・・・係合凹部、１０
・・・係止片、１１・・・下地片、１２・・・下縁部、
１３・・・頂板、１４・・・側板、１５・・・傾斜突子
、１６・・・底板、１７・・・リブ、１８・・・梁カバ
ー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 梁材の冠部に頂部を嵌挿した壁体の上側面に釘で固定す
   る上部に受片と下部に外側より傾斜面部、係合突部及び
   係合凹部をその順序で連設の係止片を突設した下地片と
   、下縁部に前記受片上に着座する頂板と側板と縁端部に
   前記係止片の係合凹部と係合する傾斜突子を有する上向
   きに曲成した底板からなる前記下地片に圧接するリブを
   形成した梁カバーとよりなる梁カバー取付装置。