JPS593524B2 - 鋳鉄管または鋼鉄管の熱処理方法および装置 - Google Patents

鋳鉄管または鋼鉄管の熱処理方法および装置

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JPS593524B2
JPS593524B2 JP55106342A JP10634280A JPS593524B2 JP S593524 B2 JPS593524 B2 JP S593524B2 JP 55106342 A JP55106342 A JP 55106342A JP 10634280 A JP10634280 A JP 10634280A JP S593524 B2 JPS593524 B2 JP S593524B2
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furnace
tube
arm
axis
bath
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ギユイ・メルツウエイリエール
ピエレル・ミシエル
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SAN GOBAN HONTAMUTSUSON CO DO
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Publication of JPS593524B2 publication Critical patent/JPS593524B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
    • C21D9/08Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for tubular bodies or pipes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D1/00General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
    • C21D1/34Methods of heating
    • C21D1/44Methods of heating in heat-treatment baths
    • C21D1/48Metal baths
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は遠心鋳造によって形成された球状黒鉛または層
状黒鉛組織を有する鋳鉄管および鋼鉄管の熱処理に関し
、特に金属たとえばアルミニウムまたはアルミニウム合
金の浴によって行う焼なまし作業に関する。
本出願人は昭和52年3月2日付、仏国特願第77−0
6076号(公告第2,382,502号)においてか
くの如き熱処理に対する方法および装置に関して記載し
た。
前記特願に記載された周知の方法は鋳鉄管を回転させる
段階と、部分的にまたは全体的に金属浴内に浸漬し、回
転中あらゆる場合にその断面全体が浴の中に導入され、
それによって管の卵形化を避けるようにする段階とを有
している。
この特願第77−06076号によれば前記方法を実施
するための装置は前記管を金属浴内の水平位置に懸架す
るための腕を有し、この腕は管の内部(浴の外部)に位
置する担持ローラを備えかつリフトの上に装架され、前
記管が横棒によって処理浴の上方に吊架された時に後退
し得るようになっている。
同様に前記特願第77−06076号に記載された方法
を実施するための本発明によれば鋳鉄管または鋼鉄管を
取扱いかつ処理するための方法および装置にして、金属
浴に対する管の導入および排出と、浴内における管の支
持とを行う場合の管の取扱いを著しく簡単にする方法お
よび装置が得られる。
1前記の型の新規な方法は前記管
を炉の中に載置し、肢管が重力の作用によってその凸状
外面が炉の凹面に対して接線をなす位置を占めるように
する段階と、前記炉をその軸線のまわりにおいて交互に
回転運動を行わしめ、前記管自体が前記凹面と回転的に
接触することによって強制的に回転せしめられるように
なった段階とを有している。
本発明による方法の他の特色によれば前記管が炉の外部
の傾斜路の転勤面から離れる瞬間に肢管がその下方母線
の下において捕捉され、続いて炉の凹面上に直接転送さ
れるようになっている。
同様に処理の終った後に炉の凹面上に載置されている管
がその下方母線の下において捕捉され、続いて炉の外方
に位置する排出傾斜路の転勤面上に直接転送され、この
排出傾斜路は場合によっては前記供給傾斜路によって代
用される。
本発明の目的はなお前記方法を実施するための装置にお
いて、全体が円筒形をなし、処理用金属浴およびこれを
加熱するための装置を含む容器すなわち焼なまし炉と、
前記炉を支持する軸線の水平なローラと、前記炉の開口
を通して管を導入しかつ引出すための取扱い装置と、前
記炉をその水平軸線のまわりにおいて角度運動を行わせ
る装置とを有し、前記炉の内壁に転勤路が設けられ、該
転勤路が横方向に配置され、かつ凹状輪郭を有し、前記
管を重力によって支持するようになった装置を供するこ
とである。
前述の如き配置により、前記浴の中における管の焼なま
しは簡単な装置によってその断面全体にわたり確実に行
われ、かつ管が炉の内部における管自体の転勤によって
回転するためにその卵形化が阻止される。
本発明の重要な特色によれば焼なまし炉は前記管を把握
しかつ転送するための外部装置が炉の外壁に枢着され、
炉と一体的に回転し得ると共に、該炉に対して傾斜し、
処理すべき管を導入し、かつこれを転勤路上に載置し、
さらに処理された管を引出し得るようになっている。
特別の配置によれば各管を取扱う装置はさらに簡単な形
のものとなすことができる。
本発明の他の特色および利点は添付図面について次に述
べる実施例によって明らかとなる。
軸線XXを有する円筒形焼なまし炉1はその端部にそれ
ぞれ二つの回転外輪6を備え、該外輪はそれぞれ二つの
ロー27の上に載置されている。
前記ローラは軸線XXを通る垂直面Pに対して対称的に
配置され、かつ地面に碇着された下部構造Aによって支
持されている。
耐火煉瓦2によって内張すされた鋼板製の炉壁は各管T
の導入および排出を行うための縦方向開口3を有し、該
開口は摺動カバー4によって閉鎖し得るようになってい
る。
先端が軸線方向に向き、かつ前記軸線XXの上方におい
て第1図の中心面P内に位置する二つのバーナ5は周知
の如くフランジによって炉1の端面に固定されている。
これらバーナ5は金属浴Mのレベルの上方に長い火炎を
発生させる。
変型として前記バーナの代りに他の等効な加熱装置、た
とえば特願77106076に記載されているよな誘導
子を使用することができる。
炉を回転させるためにピニオン9が設けられ該ピニオン
の軸線は前記軸線XXと平行であり、かつ下部構造Aに
よって支持されている。
前記ピニオンは焼なまし炉の鋼板壁の外面によって担持
された有歯セクタ8と噛合し、該セクタはたとえば炉の
中央部分、場合によっては回転外輪6の近くに位置決め
される。
この有歯セクタは炉の最大回転振幅より大きな円弧を形
成し、この大きさは少なくとも金属浴M内の管の半回転
に等しくなるように計算される。
前記振幅はたとえば90度である。
前記ピニオン9は下部構造Aまたとえばピットの底部に
固定された歯車付モーター10により、伝達装置を介し
て駆動される。
炉1は二つの回転方向f、f、に回転させることができ
、特に炉を交互に回転せしめ、第1図に示された中心位
置から垂直面Pの両側に、等しい振幅角度を有する攪乱
運動を発生させる。
炉1を振動させるためには、前記装置8,9゜100代
りに他の等効な装置、たとえばそれぞれ回転方向に対応
する二つの機構にして鎖を有し、枝鎖はその一端が炉壁
に装着され、その他端がけん引ジヤツキの棒に装着され
、かつ副軸受は歯車の上に巻かれるようになった機構を
使用することができる。
管Tを取扱うために、同様な二つの平行把持腕および伝
達部材12がそれぞれその一端において、軸線XXと平
行な軸線を有する継手21により、開口3の下縁の近く
で炉の外面に固定された耳片またはヨーク11に枢着さ
れ、かつたとえば二つの継手21の軸線と同心をなす横
棒13により、前記継手21によって画定された軸線Y
Yのまわりを回転するように固定されている。
各腕12は継手21に近接する位置においてその内面に
、深い凹状ループ22によって画定されたS字形または
象異形の部分を有し、かつこのループの継手21と相対
する前記腕の分岐23に続いて浅い外方凹入部よりなる
端部台部分24を有し、管はこの台部分24によって併
持され、かつ腕12が反時計方向に枢動してループ22
が開口3の内縁に近接する炉壁部分を覆うようになった
時に前記管が開口3を通って(矢印G)炉の内部に入り
得るようになっている。
前記腕12は3個または4個、なるべくは杷持すべき腕
の長さにしたがって適当な数となすことが望ましい。
腕12の一つは継手21の軸線と直角をなし、短い直線
状の作動腕14の一端に固定され、該作動腕は腕12に
対して継手21の反対側に延び、かつその他端は26に
よって示される如くジヤツキ15の棒の端部に枢着され
、このジヤツキ本体は炉1の壁の外面に固定された支持
体16のヨークまたは耳片に27によって示される如く
枢着されている。
管Tを受入れるために炉の内部における浴Mの内奥に、
円形回転面を有する二つの横レール17が炉壁と同心を
なすように設けられ、該レールは炉の耐火煉瓦2の中に
はめ込まれている。
第1図の中心位置にある前記レール17は面Pの両側に
対称的に延び、かつその端部17aは立上り、レール1
7上を転がる管Tに対するストッパを形成するようにな
っている。
レール17の弧は焼なまし炉10回転の最大振幅に対応
し、かつ炉内において処理すべき管の直径によって決ま
る。
大きな直径に対しては弧の振幅を犬にし、管が炉の各回
転方向に少なくとも半回転し得るようにせねばならぬ。
これに反し直径の小さ々管の場合はレール17の弧の振
幅は小さくされる。
管の装架された台部分24が腕12の装入行程の終りに
レール17のレベルの下方に引込まれ管をレール17の
上に配置し得るようにするために、レール17の間の耐
火ライニング2内に凹欠部18が設けられ、腕12の端
部区画を受入れ得るようになっている。
前記の如き装置によって球状黒鉛または層状黒鉛組織を
有する鋳鉄管T1あるいは種々の位相にある鋼管Tを次
の如き態様で焼なましすることができる。
炉1を静止状態に置く。
そのカバー4を引込めれば、開口3は上方転動傾斜路C
の方に向く。
腕12の分岐23の直線状外線23aは前記傾斜路Cの
延長に位置するようになり(第1図)、すなわち前記端
部台部分24が管Tに対するストッパを形成する位置に
くる。
この管Tの受入れ位置においてはジヤツキ15は作動し
ない。
炉1はバーナ5によって溶融状態に維持される金属浴M
を含み、該浴のレベルは次に炉の回転が行われる時にさ
らに下降すべき開口3の下縁のレベルより下方に位置し
ている。
管Tは傾斜路C上を導入方向りに転動しかつ腕12と係
合し、読管を保持する腕120台部分24に衝当するま
で転動する。
この時ジヤツキ15は腕12を揺動せしめ、管Tを炉の
開口3に近すけ、かつこの中に導入するようになる。
この導入を容易にするために歯車付電動機装置10が始
動され、腕12の揺動と同時にローラ7上の外輪6によ
って担持された炉を矢印fの方向に回転させるようにな
っている。
前記開口3の下縁に近接する内方レール17の端部も下
降する。
前記腕12の揺動と整合して炉をこのように回転させる
目的は、あらゆる瞬間に腕12上における管Tの完全な
平衡状態が保持され、前記腕12の分岐23の傾斜が犬
とな9管が重力によって台部分24の端部から転がり落
ち、焼なまし炉の中に急激に落ら込むのを避けるためで
ある。
このようにすることによって管Tはレール17に近スキ
、傾斜軌道Gにしたがって移動する(第1図および第4
図)。
炉1がfの方向におけるその回転限界に達する前に、か
つ開口3の下縁がその低い位置に達する前に前記腕12
は揺動してさらに傾斜した位置に達し、しかも管Tの平
衡支持状態を維持する。
これは前記台部分が凹面を呈しているためである。
炉10角度運動行程の終シにおいて、前記凹欠部18が
面Pに対してほぼ中心位置にきた時に、腕12は継手2
1のまわりにおけるその揺動限界位置に達する。
この瞬間に台部分24はレール17の下方の凹欠部18
の中に引込み、管Tがレール17の上に静かに載置され
(第4図)、すなわちその軸線が面P内の平衡位置を占
めるようになる。
本例の場合は管Tはその全体が浸漬されず、その断面の
一部分が浴Mの外方に残っているが、もし管の直径が十
分に小さければ完全に浸漬される。
管Tがレール17上に載置された後、歯車付き電動機1
00回転方向を逆にすれば、腕12と一体的に回転する
炉1は矢印f1の方向に復帰し、実質的に面Pの中に心
決めされた管Tはレール17上を転動し、かつ腕12の
台部分24から釈放される。
したがってジヤツキ15によって腕12を時計方向に揺
動させれば、該腕を炉から引出すことができ、これによ
って長時間にわたって腕に熱応力が加わるのを阻止しか
つカバー4を閉鎖し得るようになる(第5図)。
管Tの熱処理は、前記カバーを閉じかつ腕12を炉外に
置いて炉を交互に回転させることにより、すなわち二つ
の方向f、flに向って角度的振動させることによって
行われる。
方向fまたはflにおける各行程が行われる時には管T
は実質的に面P内に位置しているが、肢管は浴M内にお
いてレール17上を管自体が転動することによって回転
し、との浴内で焼なましが行われる。
炉の各運動行程の終りにおいて管はレール17の立上り
端部17aと衝当する。
振動行程が行われる時に、管Tは回転してその全断面を
′漸進的に浴Mの中に浸漬する。
もし本例の場合のように浴の深さに対して管Tの直径が
犬なるためにその全体が浸漬されない時においてもレー
ル17によって形成される円弧の振幅によって管が完全
に1回転し、その断面全体が浸漬されるようにする。
管Tの直径の如何にかかわらず、肢管がレール17上に
おいて回転するから管の卵形化は避けられる。
焼なまし作業が終了した時に、炉の振動を停止させるこ
となく、カバー4を開いて開口3が完全に釈放されるよ
うにし、かつ該開口3と相対するレール17の端部が管
Tの下にきた時に再びジヤツキ15を作動し、腕12が
矢印Gの方向に傾斜して炉の中に入り、台部分24がレ
ール17の下の凹欠部18内の引込み位置を占めるよう
にする(第7図)。
矢印fの方向における炉の振動の終シにおいて、台部分
24は管Tの下に入り、かつ開口3の下縁が下方転勤傾
斜路C1に近ずくような位置に炉がきた時に、この炉を
停止させる。
ジヤツキ15により腕12を傾斜軌道G1に沿って上昇
させれば(第8図)、この腕は管Tを持上げる。
腕12の分岐23の直線状の縁23aが下方転勤傾斜路
Gの延長上にきた時に、該腕12の揺振運動を停止させ
れば、管Tが前記縁の上を転がって排出傾斜路C1に達
するに十分な傾斜が得られ箋この運動は場合によっては
台部分24によって加えられる押圧力により助けられる
前記腕12は炉壁と端部台部分との衝突を避けるための
ループ22を有しておるものであれば、第1図および第
9図に示されたものと異なる形を有するものとなすこと
ができる。
第11図においては腕12aは連続曲線の代りに鈍角を
なすように財形に曲げられている。
端部台部分は鈍角をなすように、すなわち開いたV字形
をなすように形成されている。
第12図に示された変型腕12bにおいては、端部台部
分は単に90度曲げられた部材であり、直線状分岐23
かられずかに突出している。
このような型のものは直径の小さな管Tに適している。
第13図に示された変型腕12Gは折り返えされた端部
を有している。
前述の如く一つ以上の腕が使用される時はこれを制御す
るために複数のジヤツキ(もちろん同期した)を設ける
ことができる。
第9図および第10図に示された変型においては凹欠部
18が省略さへかつレール17は耐火壁から突出する高
さを有し、該炉壁の厚さは前記管を把握しかつ支持する
腕12の台部分24の端部の厚さより犬となるようにさ
れている。
炉10回転および腕12の揺動が同期して行われ、かつ
前記腕の軌道G、G1が傾斜しているために管Tはその
導入(第4図)および排出(第8図)が行われる時に完
全な平衡位置にあり、腕12から逃げたり、浴Mの中に
急激に落ち込んだりすることなく腕12の台部分24に
よって支持される。
軸線XXと、その衛星関係にある軸線YYの周囲におけ
る二つの回転運動が同期しているために、管Tは炉の底
部(安定した平衡位置)においてレール17の上に静か
に載置される(第4図および第10図)。
凹欠部18がレール17の一端に対して直角をなすよう
に軸線方向に位置しているから、腕120台部分は管T
をレール17の上に載置し、かつ該レールから再び取上
げることができる。
この凹欠部18は耐火ライニング壁2から突出するレー
ル17を制限し、したがって炉1の内部の利用可能容積
を犬となし得る利点がある。
これに反し凹欠部18を省略し、その代りに高さの犬な
るレールを使用するようになった第9図および第10図
の変型は耐火ライニング壁2の形成を容易にし得る利点
があるが炉1の内容積が減少する。
レール17が設けられており、かつ炉1が相対する方向
に回転するようになっているから、二つの方向に180
度回転するレール17の上を転動する管Tは完全に1回
転し、その直径が浴の深さより犬なる場合においても、
この回転中に横断面全体が焼なまされ、かつその卵形化
が阻止される。
腕12.12a、12dが二重に彎曲せしめられまたは
射影に曲げられて炉1に枢着され、かつ枢動し得るよう
に組立てられているから、容管Tは供給傾斜路Cと排出
傾斜路C7との間において二つの方向D−G、D、−G
1に動かされ、かつ炉のレール17は安定した平衡位置
にあるから管が逃げたり落ちたりしてその行程を短くす
るおそれがなく確実に移動せしめられる。
このように利点が得られるばかりでなく、炉1を回転さ
せた時に、開口3が転動傾斜路C1C1に近ずくように
なすことができる。
最後に腕12が炉に固定されている耳片11によって担
持された継手21のまわシを揺動するようになっている
ために、熱処理が行われる時に該腕を炉の外に置き、し
たがってその摩耗を軽減させることができ、かつカバー
を閉鎖することによって炉の断熱性を改良することがで
きる。
図には示されていないが炉1に少なくとも一つの横孔を
設け、管にアルミニウムが付着するのを防ぐために、金
属浴Mの中に適当な粉末を導入するようになすことがで
きる。
このような粉末としては黒鉛が使用される。
この黒鉛粉末は管Tの内部と外部および炉1の内部に投
入される。
第14図に示される如く容管Tの外部を把握しかつ支持
するための装置を炉1から分離した形のものとなすこと
ができる。
この変型においては炉1は同様に回転しかつ揺動し得る
ようになっており、その内部に管Tを転がすためのレー
ル11を有している。
容管Tは単にレール17の上に載置され、かつ熱処理が
行われた後に、管Tの下方母線の下を通るフック19に
よってレール17から取上げられる。
彎曲端部な有する前記フック19はたとえば垂直面Pに
対して対称的に炉10回転軸線XXを通る装置に吊架さ
れている。
もちろん前述の炉1を回転させる装置および腕12を揺
動させる装置の代りに等効の装置を使用することができ
る。
変型として上方に位置する単一の転勤傾斜路Cだけを設
け、この傾斜路から容管を炉内に供給し、次に炉から管
を取出す時にこれを再び使用するよ。
うになるまでこれを休止させるようになすことができる
この場合は炉の回転は一つの方向に行われ、同時に腕1
2が揺動して炉の中に管が導入されるようにし、かつ炉
から管を取出す時には前記作業が対称的に逆方向に行わ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による装置の一部断面で示した路線図で
、処理すべき管を導入する時における焼なまし炉の横断
面図、第2図は焼なまし炉の一部断面で示した立面図°
第3図は管を把握し、かつり これを転送するための装置にして、炉の外壁に枢着され
た装置の部分図:第4図から第8図までは焼なまし炉の
内部および外部において管を取扱いかつ処理するための
相次ぐ位相を示す路線図で、焼なまし炉の交互回転運動
すなわち振動状態を共に示す図、第9図および第10図
は第1図および第4図と類似の路線図で、管を住持する
ための変型内部転勤路を備えた焼なまし炉内において管
を取扱う時の二つの位相を示す図。 第11図から第13図までは管を把握しかつこれを転送
する装置の変型を示す部分的路線図・第14図は第4図
と同様な本発明による焼なまし炉の変型を示す路線図で
あるが、管を支持するために内部転勤路だけを備えた装
置を示す図である。 図において1は焼なまし炉、2は耐火煉瓦、3は開口、
4はカバー、12は腕、14は作動腕、15はジヤツキ
、17はレール、18は凹欠部、21は継手、22はル
ープ、23は分岐、24は外方台部分である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鋳鉄管または鋼鉄管を熱処理する方法であって、円
    筒形の炉の中に収容されている金属浴の中に前記管を少
    なくとも部分的に浸漬してこの管口体を回転させ、管の
    回転が継続している間は肢管の断面の全部が完全に前記
    浴の中に入るようにする方法において、前記管を前記炉
    の内部に配置し、重力の作用を受けて前記管の凸状の外
    面が前記炉の凹面に対して接線をなす位置を占めるよう
    にする段階と、前記炉にその軸線のまわりで往復回転運
    動をさせ、それにより前記管口体が前記炉の凹面ところ
    がり接触をしつつ回転するようにする段階とを有するこ
    とを特徴とする方法。 2、特許請求の範囲第1項記載の方法において、前記炉
    の凹面が前記炉の壁と中心を同じくしている方法。 3 ;鋳鉄管または鋼鉄管を熱処理する方法であって、
    円筒形の炉の中に収容されている金属浴の中に前記管を
    少なくとも部分的に浸漬してこの管口体を回転させ、管
    の回転が継続している間に肢管の断面の全部が完全に前
    記浴の中に入るようにする方法において、前記管を前記
    炉の内部に配置し、重力の作用を受けて前記管の凸状の
    外面が前記炉の凹面に対して接線をなす位置を占めるよ
    うにする段階と、前記炉にその軸線のまわりで往復回転
    運動をさせ、それにより前記管口体が前記炉の凹面とこ
    ろがり接触をしつつ回転させられるようにする段階とを
    有し、前記管が前記炉の外にある供給傾斜路Cの転勤面
    から離れた後に前記管の下面の下に支持物が配置せられ
    、次いで肢管が前記支持物に載せられて直接に前記炉の
    凹面上に移されるようになっている方法。 4 特許請求の範囲第3項記載の方法において、処理の
    終った後に前記炉の凹面17に載置されている管の下面
    の下方に支持物が配置せられ、次いで肢管が前記支持物
    に載せられて直接に前記炉の外側にある排出傾斜路C1
    (場合によっては前記供給傾斜路)の転勤面上に移され
    るようになっている方法。 5 特許請求の範囲第3項または第4項記載の方法にお
    いて、前記管の移送運動と前記炉の回転運動とが統制的
    に行なわれるようになっている方法。 6 特許請求の範囲第3項から第5項までのいずれか一
    つの項に記載されている方法において、前記管の導入G
    および排出G1が行なわれる間、肢管が前記炉の軸線を
    通る垂直な平面Pに対して斜めの軌道を通る、ようにな
    っている方法。 7 特許請求の範囲第1項から第6項までの倒れか一つ
    の項に記載されている方法において、前記管が前記炉の
    内部を転がる時に両方向に少なくとも半回転し、肢管が
    前記金属浴内に完全に浸漬していなくとも、その横断面
    全体が該金属浴内に浸されるようになっている方法。 8 溶融金属を処理する浴と、この浴を加熱する装置と
    を有するほぼ円筒形の炉を備えた装置であって、長手方
    向の軸線のまわりに回転可能である前記炉を回転可能に
    支持するローラと、前記炉の開口を通して管を導入した
    り取り出したりするための取り扱い装置と、前記炉にそ
    の長手方向の軸線のまわりの角運動を行なわせる装置と
    を有する装置において、前記炉の内壁に転勤路17が設
    けられ、この転勤路が横方向に向けられかつ凹状の輪郭
    を有し、該転勤路の上に載置される管を支持するように
    なっており、また前記取り扱い装置が管を保持しかつ移
    送するための装置を有し、この管を保持しかつ移送する
    ための装置が、処理すべき管を前記炉の転勤路の上に載
    置するために前記炉の中に入り、かつ処理された管を前
    記浴Mから取り出すために前記炉から出ることができる
    ように、前記炉の外壁に関節式に連結されていることを
    特徴とする装置。 9 特許請求の範囲第8項記載の装置において、前記転
    勤路17が円弧の形をしたレールによって形成され、該
    円弧の中心が前記炉の軸線XX上に位置している装置。 10 特許請求の範囲第9項記載の装置において、前記
    レール17の端部17aが立ち上がり、前記管に対する
    ストッパを形成している装置。 11 特許請求の範囲第8項記載の装置において、前記
    管を保持しかつ移送するための装置が少なくとも二つの
    腕12を有し、前記各腕がその一端において前記炉の壁
    の外面に枢着されていて前記炉の軸線XXに平行な軸線
    YYのまわりを回動し、また前記各腕はループ22と、
    受は台の形をした一方の端部24と、この一方の端部に
    続いていて前記ループに接続されている中央部23とに
    よって郭定される曲がった形状を有しており、前記ルー
    プの一方の分岐は前記炉の軸線に平行な軸線YYに隣接
    しており、それによシ管Tが前記一方の端部24に保持
    され、前記開口3を通って前記炉の内部に入って最終位
    置に達し、この最終位置において前記ループ22が前記
    開口3の対応する縁に隣接する前記炉の壁の部分のまわ
    りに曲線を描き、前記管Tが前記転動路17の上に載置
    されるようになっている装置。 12特許請求の範囲第11項記載の装置において、前8
    6/m動路1γが前記炉の耐火ライニングに対して突出
    部を形成しており、該突出部の寸法が前記腕12の一方
    の端部24を郭定する受は台の厚さヨリ大きくなるよう
    にされている装置。 13特許請求の範囲第11項記載の装置において、前記
    炉の耐火ライニングが少なくとも一つの凹所18を有し
    、該凹所の深さが、該凹所と係合した前記腕12の前記
    一方の端部24を、前記転勤路17よす低いレベルまで
    引っ込めることができるようになっている装置。 14特許請求の範囲第11項記載の装置において、前記
    腕12の枢動を制御するために少なくとも一つの作動装
    置15が設けられ、該作動装置の可動部材が腕12と一
    体をなす作動腕14を駆動するようになっており、前記
    作動腕が枢軸21に対して前記腕と反対側に位置してい
    る装置。 15特許請求の範囲第11項記載の装置において、前記
    ループ22および前記一方の端部24が前記腕12の凹
    状彎曲部を形成している装置。 16特許請求の範囲第11項記載の装置において、前記
    ループ22および前記一方の端部24が前記腕12のL
    字形の屈曲部として形成されている装置。 17特許請求の範囲第11項記載の装置において、前記
    炉の開口3が、前記腕12が前記炉の外にある時に、可
    動カバー4によって閉鎖され得るようになっている装置
    。 18特許請求の範囲第11項記載の装置において、前記
    一方の端部24に連続した部分である前記腕12の中央
    部分23の縁23aがほぼ直線状をなし、前記炉の外部
    にある供給傾斜路Cの延長部に位置し、管が前記受は台
    に保持される前に前記延長部の上を転動することができ
    るようになっている装置。 19特許請求の範囲第18項記載の装置において、排出
    傾斜路C1が前記炉の外部において、前記供給傾斜路C
    のレベルより低いレベルに位置し、該排出傾斜路の上に
    処理の終った管Tが前記腕12によって載置されるよう
    になっている装置。
JP55106342A 1979-08-03 1980-08-01 鋳鉄管または鋼鉄管の熱処理方法および装置 Expired JPS593524B2 (ja)

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DE (1) DE3029293C2 (ja)
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SU1097202A3 (ru) 1984-06-07
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GB2057511A (en) 1981-04-01
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