JPS5934852Y2 - タ−ボ冷凍機の油回収装置 - Google Patents
タ−ボ冷凍機の油回収装置Info
- Publication number
- JPS5934852Y2 JPS5934852Y2 JP3120780U JP3120780U JPS5934852Y2 JP S5934852 Y2 JPS5934852 Y2 JP S5934852Y2 JP 3120780 U JP3120780 U JP 3120780U JP 3120780 U JP3120780 U JP 3120780U JP S5934852 Y2 JPS5934852 Y2 JP S5934852Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- oil
- oil recovery
- recovery device
- eliminator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はターボ冷凍機における油回収装置に関するもの
である。
である。
従来のものの例を第１図に示す。
図中１は蒸発器、２は凝縮器、３は圧縮機、４はエリミ
ネータ、５は油再生用の熱交換器、６゜７は連絡配管、
８は加熱源、９は油戻し配管である。
ネータ、５は油再生用の熱交換器、６゜７は連絡配管、
８は加熱源、９は油戻し配管である。
従来はこのように、再生に供する冷媒を蒸発器１の冷媒
液の上部より取り出して配管６を通して熱交換器５に送
り、加熱源８によって加熱して冷媒成分を蒸発させて油
成分の濃度を高めたのち配管９を通して潤滑油系統に戻
すよう構成されていた。
液の上部より取り出して配管６を通して熱交換器５に送
り、加熱源８によって加熱して冷媒成分を蒸発させて油
成分の濃度を高めたのち配管９を通して潤滑油系統に戻
すよう構成されていた。
油を多く含有した冷媒は蒸発器１の液の上部に溜る傾向
があるため、冷媒配管６の取付位置は蒸発器１の気液界
面になるべく近いほうが望ましいが、気液界面は冷凍機
の負荷状況によって変動するため、ある時は取出口が液
面の上に出て冷媒が取出せなかったり、ある時は、液面
のかなり下になって油含有率の低い冷媒を採取してしま
うなど、回収する冷媒中の油含有率の変動がはげしく、
また含有率そのものが低く、加熱源８に要する熱量が多
くなる欠点があった。
があるため、冷媒配管６の取付位置は蒸発器１の気液界
面になるべく近いほうが望ましいが、気液界面は冷凍機
の負荷状況によって変動するため、ある時は取出口が液
面の上に出て冷媒が取出せなかったり、ある時は、液面
のかなり下になって油含有率の低い冷媒を採取してしま
うなど、回収する冷媒中の油含有率の変動がはげしく、
また含有率そのものが低く、加熱源８に要する熱量が多
くなる欠点があった。
本考案は、エリミネータに補足された液滴を回収するよ
うにしたことにより、従来のものの上記の欠点を除き、
負荷変動に拘らず油含有率の高い冷媒を捕集することが
でき、安定かつ効率のよいターボ冷凍機の油回収装置を
提供することを目的とするものである。
うにしたことにより、従来のものの上記の欠点を除き、
負荷変動に拘らず油含有率の高い冷媒を捕集することが
でき、安定かつ効率のよいターボ冷凍機の油回収装置を
提供することを目的とするものである。
本考案は、蒸発器、凝縮器、圧縮機及び前記蒸発器にて
蒸発した冷媒ガスより液滴を分離するエリミネータを備
え、前記圧縮機に潤滑を行なう潤滑系統を備えたターボ
冷凍機の油回収装置において、前記エリミネータにて捕
集した冷媒液と潤滑油の混合液を回収して油回収器に導
く回収機構を備えたことを特徴とするターボ冷凍機の油
回収装置である。
蒸発した冷媒ガスより液滴を分離するエリミネータを備
え、前記圧縮機に潤滑を行なう潤滑系統を備えたターボ
冷凍機の油回収装置において、前記エリミネータにて捕
集した冷媒液と潤滑油の混合液を回収して油回収器に導
く回収機構を備えたことを特徴とするターボ冷凍機の油
回収装置である。
本考案を実施例につき図面を用いて説明すれば、第２図
において、エリミネータ４で捕集した油を含有した冷媒
の滴下する部分に受液器１０を設けて集め、配管６を通
して熱交換器５に送り加熱源８によって加熱して冷媒成
分を蒸発させて油成分の濃度を高めたのち配管９を通し
て潤滑油系統に戻すよう構成したものである。
において、エリミネータ４で捕集した油を含有した冷媒
の滴下する部分に受液器１０を設けて集め、配管６を通
して熱交換器５に送り加熱源８によって加熱して冷媒成
分を蒸発させて油成分の濃度を高めたのち配管９を通し
て潤滑油系統に戻すよう構成したものである。
本実施例では、エリミネータ４によって捕集した冷媒液
は油の再生に用いるため冷媒の油含有率が、蒸発器１の
気液界面付近と同様に高いうえ、油を含有した冷媒は粘
度が上昇してエリミネータ４に付着して回収されやすい
ため、油の含有率の高い冷媒を得ることができる。
は油の再生に用いるため冷媒の油含有率が、蒸発器１の
気液界面付近と同様に高いうえ、油を含有した冷媒は粘
度が上昇してエリミネータ４に付着して回収されやすい
ため、油の含有率の高い冷媒を得ることができる。
そのため油の再生に要する熱量が少なくて済み、またエ
リミネータ４では冷凍機の負荷条件にかかわりなくつね
に冷媒の捕集が行なわれているため安定した油回収を行
なうことができる。
リミネータ４では冷凍機の負荷条件にかかわりなくつね
に冷媒の捕集が行なわれているため安定した油回収を行
なうことができる。
本考案は、蒸発器、凝縮器、圧縮機及び前記蒸発器にて
蒸発した冷媒ガスより液滴を分離するエリミネータを備
え、前記圧縮機に潤滑を行なう潤滑系統を備えたターボ
冷凍機の油回収装置において、前記エリミネータにて捕
集した冷媒液と潤滑油の混合液を回収して油回収器に導
く回収機構を備えたことにより、油含有率の高い冷媒を
捕集して加熱し油回収を行なうため、加熱に要する熱量
が少なくて済み、回収の効率が向上し、冷凍機の負荷変
動にかかわりなく、再生に供する油を含有した冷媒を捕
集できるため、油回収装置を安定して作動させることが
でき、蒸発器の伝熱を阻害する冷媒中の油成分の濃度が
低下するので蒸発器の伝熱性能が向上し、冷凍機の所要
モ縮動力が減少し冷凍機の性能向上をはかることができ
、冷凍機の所要潤滑油量を減少させることができ、冷凍
機の伝熱性能が向上し、所要伝熱面積が減少するので冷
凍機を小形化することができる、などの優れた点を有す
るターボ冷凍機の油回収装置を提供することができ、実
用上極めて犬なる効果を有するものである。
蒸発した冷媒ガスより液滴を分離するエリミネータを備
え、前記圧縮機に潤滑を行なう潤滑系統を備えたターボ
冷凍機の油回収装置において、前記エリミネータにて捕
集した冷媒液と潤滑油の混合液を回収して油回収器に導
く回収機構を備えたことにより、油含有率の高い冷媒を
捕集して加熱し油回収を行なうため、加熱に要する熱量
が少なくて済み、回収の効率が向上し、冷凍機の負荷変
動にかかわりなく、再生に供する油を含有した冷媒を捕
集できるため、油回収装置を安定して作動させることが
でき、蒸発器の伝熱を阻害する冷媒中の油成分の濃度が
低下するので蒸発器の伝熱性能が向上し、冷凍機の所要
モ縮動力が減少し冷凍機の性能向上をはかることができ
、冷凍機の所要潤滑油量を減少させることができ、冷凍
機の伝熱性能が向上し、所要伝熱面積が減少するので冷
凍機を小形化することができる、などの優れた点を有す
るターボ冷凍機の油回収装置を提供することができ、実
用上極めて犬なる効果を有するものである。
第１図は従来例のフロー図、第２図は本考案の実施例の
フロー図である。 １・・・・・・蒸発器、２・・・・・・凝縮器、３・・
・・・・圧縮機、４・・・・・・エリミネータ、５・・
・・・・熱交換器、６，７・・・・・・配管、８・・・
・・・加熱源、９・・・・・・配管、１０・・・・・・
受液器。
フロー図である。 １・・・・・・蒸発器、２・・・・・・凝縮器、３・・
・・・・圧縮機、４・・・・・・エリミネータ、５・・
・・・・熱交換器、６，７・・・・・・配管、８・・・
・・・加熱源、９・・・・・・配管、１０・・・・・・
受液器。
Claims (1)
- １．蒸発器、凝縮器、圧縮機及び前記蒸発器にて蒸発し
た冷媒ガスより液滴を分離するエリミネータを備え、前
記圧縮機に潤滑を行なう潤滑系統を備えたターボ冷凍機
の油回収装置において、前記エリミネータにて捕集した
冷媒液と潤滑油の混合液を回収して油回収器に導く回収
機構を備えたことを特徴とするターボ冷凍機の油回収装
置。 ２、前記回収機構が、前記エリミネータから前記混合液
が滴下する部分に受液器を備えている実用新案登録請求
の範囲第１項記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3120780U JPS5934852Y2 (ja) | 1980-03-11 | 1980-03-11 | タ−ボ冷凍機の油回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3120780U JPS5934852Y2 (ja) | 1980-03-11 | 1980-03-11 | タ−ボ冷凍機の油回収装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56132557U JPS56132557U (ja) | 1981-10-07 |
| JPS5934852Y2 true JPS5934852Y2 (ja) | 1984-09-27 |
Family
ID=29627062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3120780U Expired JPS5934852Y2 (ja) | 1980-03-11 | 1980-03-11 | タ−ボ冷凍機の油回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5934852Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-11 JP JP3120780U patent/JPS5934852Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56132557U (ja) | 1981-10-07 |
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