JPS5934842Y2 - バランスドフル−型ガス湯沸器 - Google Patents

バランスドフル−型ガス湯沸器

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JPS5934842Y2
JPS5934842Y2 JP9413679U JP9413679U JPS5934842Y2 JP S5934842 Y2 JPS5934842 Y2 JP S5934842Y2 JP 9413679 U JP9413679 U JP 9413679U JP 9413679 U JP9413679 U JP 9413679U JP S5934842 Y2 JPS5934842 Y2 JP S5934842Y2
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JP
Japan
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water heater
gas
casing
wall
gas water
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Expired
Application number
JP9413679U
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English (en)
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JPS5612740U (ja
Inventor
昭 武田
和幸 近藤
清 塩谷
Original Assignee
株式会社 ガスタ−
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Publication date
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、浴室と隣り合った洗面室・ニーテリチーや玄
関などの壁面側の狭い無利用空間を有効に利用し、浴室
等へ給湯する壁掛型のバランスドフルー型テス湯沸器に
関し、さらに詳述すれば、器具の形状を縦長で幅広かつ
偏平状に形成させて器具の設置による室内突出寸法の短
縮化をはかると共に、それにも拘らず比較的大きな給湯
能力を有スるバランスドフルー型ガス湯沸器を提供せん
とするものである。
近来、一般家庭の浴室において、特に公営住宅・階層住
宅等の集合住宅の場合、建築工法とそのモジュールの関
係(工程上の都合など)で、浴室を合成樹脂製等でコン
パクトに一体的に構成された所謂ユニットバス様式が採
用され、これが普及の傾向にある。
この様式の住宅での浴室設備としては、浴室内の浴槽と
直接にバランスドフルー型風呂釜(以下、BF風呂釜と
いう)を並設したものや、他部の大型ボイラーからの配
管に上る給湯に依存する集中給湯式が主である。
このような方式を用いている家庭においては、使用上棟
たは設備上に次のような問題がある。
前者は、比較的狭いユニットバス室内に浴槽と隣接して
BF風呂釜を設けることが必要であるため、設置する浴
槽も小型になる。
例えば公営住宅の場合の浴槽の大きさは外寸法でm80
0mmx奥行7001rrIMrIrL×高さ6457
71m(満水量240リットル)となる。
それゆえ、ゆったりとした楽な姿勢で入浴することがで
きない。
後者では、入浴時の浴槽水や洗い場は、全て浴室外から
の供給で賄うため、これに要する配管等の付帯設備が必
要となる。
従って、遠方の給湯源である大型ボイラー上り浴室への
配管を建築時に予め壁内に哩込むか、または床下等に配
管を行ったり、またボイラー設置室を他部に別に設ける
などの必要があるため、その設備費、工費が極めて高価
になる。
さらに、第1図イ、口に例示した壁掛式バランスドフル
ー型ガス湯沸器M19M2(以下単にBF湯沸器という
)を使用することも考えられる。
しかしこの場合は、器具を外壁等の内側に取付けるので
、匣体が人の動作空間に突出している。
例えば出湯能力が6号から13号のこの種の器具では、
取付壁より室内方向に2907711717’7至50
0rrrm程度突出するようになり、室内行動に極めて
邪魔になる。
従って、コンパクトな浴室、洗面所等では希望する設置
位置に制約を受けるという問題がある。
本考案はこのような諸問題に鑑み、室内への突出寸法を
最小限にとどめ、しかも大きな出湯能力をもつ壁掛式の
バランスドフルー型ガス湯沸器を提供せんとするもので
ある。
次に本考案のバランスドフルー型ガス湯沸器の実施の一
例を第2図乃至第4図により説明する。
第2図は洗面所a内の画壁W′面の無利用空間に本考案
のバランスドフルー型ガス湯沸器(以下単に湯沸器とい
う)を設置した具体例を示す斜視図である。
図において、bは室内に浴槽Cと洗い場dを設けたコン
パクトな箱型状の周知のユニットバス室(以下浴室とい
う)で、該浴室すは前記洗面室aと画壁V を介して隣
り合っている。
eお上びfは前記洗面室a内の外壁W沿いの適宜の位置
に配管したガス供給管と水道管で、その両管の下流端に
はガス元栓gと給水元栓りが配備されている。
次に第3図および第4図に基づいて、本考案の湯沸器M
の構成を詳しく説明する。
1は全高に亘り密閉する縦長で、幅広かつ偏平状の匣体
で、その偏平寸法は例えば60TrrIrL11J至1
5077177L程度であり、設置時に火災予防条例等
に基づいた規定間隙を加算しても200rran以下で
納り、かつ該匣体1の上部は後述する能力の大きな熱交
換部10が収容できるlうに手前側に向って膨出部1′
を形成し、かつ室内の腰高程度の位置から天井近傍筐で
達する程度の高さで、前記画壁W′面沿いに支持されて
いる。
2は前記匣体1内の下部に配設したガス系・水系を相関
動作させる制御装置部、3は前記制御装置部2の上方に
配設した燃焼部で、複数個のノズルを有するノズルホル
ダー4、バーナ5等が配置されている。
6は前記制御装置2のガス系路側と接続したガス導管、
7は前記制御装置2の水系路側と接続した給水管、8は
前記匣体1に合せて幅広の偏平状に形成した加熱側で、
上部に後述する熱交換部10を配設する膨出部を形成し
、内部に燃焼室9を形成し、下部に前記燃焼部3を収容
して、偏平なるにも拘らず比較的大きな湯沸能力をもた
せる上うにしている。
1oは熱交換部で、複数本の吸熱管11お上びフィンか
ら成り、前記吸熱管11は燃焼中に均一に吸熱する上う
に水平もしくは傾斜状(図示においては傾斜状)に配置
されている。
12は前記制御装置部2の水系踏出側から導出し、前記
加熱側8の外周に巻装せる蛇管で、その下流端は前記吸
熱管11へ接続している。
13は前記熱交換部10の上部に冠着した排気収集部で
、下流側は排気筒14に接続し、前記排気筒14の先端
開口は後述する給排気筒T内へ所定の長さに臨1せてい
る。
15は前記匣体1の膨出部1′の側方から外壁Wに向げ
て延設した給気筒で、先端開口部を外壁Wの開設孔に嵌
入し、その内部に前記排気筒14を嵌挿して、これによ
り前記匣体1内と屋外Aを連通せしめている。
Tは給排気筒の一式構成を示し、その先端部に給気・排
気の両方の開口部を適宜の位置に設けている。
16は前記吸熱管11の下流側に接続した給湯管で、そ
の下流側は前記匣体1の荷下部に設けた穿孔を経て、前
記画壁W′の所定位置に設けた開設孔を貫通し、前記浴
室す内の使い勝手上操作し易い所定の位置に配備した操
作部17へ接続している。
前記操作部17は、給湯・シャワー装置と操作杆18を
内蔵し、浴室す内にガス制御用ノブ、出湯栓用ノブを備
え、その操作部17の関連動作は前記1!!b 達される。
次に上述の構成よりなる本考案のバランスドフルー型ガ
ス湯沸器の作用を説明する。
設置する場合、先ず、洗面室aにおいて洗面、脱衣等の
通常行動に支障がない画壁V側の無利用空間で、かつ浴
室す内から器具を使い易い位置を選び、前もって外壁W
の天井近傍の予定位置に給排気筒Tを嵌挿できる開設孔
を、また画壁W′の所定位置にも操作部17の作動杆1
8と給湯管16を挿通させるための開設孔を穿けておく
次に、予め給排気筒Tを装着した湯沸器Mを持ち上げ、
給排気筒Tを外壁Wの開設孔に合致させた後、水平に移
動させて、給排気筒Tを屋外Aに突出させると共に、前
記画壁W′の開設孔に作動杆18と給湯管16が臨むよ
うにして湯沸器Mを画壁W′に支持させる。
しかる後、浴室す側に突出した作動杆18に操作部17
を装着し、給湯管16の端部を給湯、シャワー装置と接
続し、さらにガス供給管eとガス導管g並びに水道管f
と給水管7とを接続すれば設置は完了する。
浴槽Cに給湯する場合、先ず、ガス元栓gと給水元栓り
を開成すれば、ガスと水はそれぞれガス導管6と給水管
7を介して制御装置部2端に達する。
そして、浴室す内に装着せる操作部17のガス制御用ノ
ブを操作すると、ガスは制御装置部2の要部であるガス
器具栓1で流入する。
この時、ガス器具栓が口火安全器のものであれば、ガス
は最初にパイロット導管を介してバーナー5に隣接せる
パイロットバーナーへ供給され、適宜の点火手段で点火
された口火でサーモカップル(図示せず)を加熱すれば
、口火安全器に具備せる電磁弁が開かれ、ガスは口火安
全器より水圧作動ガス弁部に流入する。
ここで操作部11の出湯栓用ノブを開げば、水回路に流
水動が起きて水圧応動部が動作し、これにより水圧作動
ガス弁が開成し、ガスはノズルホルダー4のノズルより
バーナー5へ噴出され、口火により着火して燃焼を開始
する。
バーナー5の燃焼に上り発生した燃焼ガスは縦長偏平状
の燃焼室9内を破線矢印に示す如く上昇し、上方の熱交
換部10を通過し、その際に十分に保有熱を奪われて、
排気収集部13より廃ガスとなり、排気筒14を経て、
給排気筒Tの排気開口部上り排出される。
かくして、この廃ガスの排出による通気作用に上り燃焼
に必要な空気は給排気筒Tの給気開口部より実線矢印に
示す如く吸引され、匣体1の内壁沿いに降下し、燃焼室
9側へ供給される。
一方、吸熱管11内の流水は吸熱により昇温し、給湯管
16を通じ操作部1Tに具備せる出湯管またはシャワー
ヘッドより流出し、浴槽C内へ貯湯したりシャワー浴に
使用される。
以上述べたように、本考案の壁掛式バランスドフルー型
ガス湯沸器は、加熱胴およびその加熱胴を気密に包囲す
る匣体を、縦長で幅広かつ偏平状にすると共に、そのそ
れぞれの上部を手前側にのみ膨出させて膨出部を形成し
、かつ、前記加熱胴の膨出部中に熱交換器を配設すると
共に、匣体および加熱胴の膨出部の側方から給排気筒を
装設したので、偏平であり乍も加熱胴および匣体の断面
積を大きくすることができ、それと、加熱胴の上部の膨
出部に熱交換部が配設され、匣体の膨出部の側方から給
排気筒が装設されるので、熱交換部および給気筒の寸法
を偏平な匣体の奥行き寸法より大きなものとして前記断
面積の大きな加熱胴および匣体に見合った大きな燃焼能
力を有するものにすることができ、しかも、このように
して必要とする大きな能力を有するにも拘らず、全体と
しては偏平で膨出部は上方のみであるので、従来の壁掛
式のものと比較すると室内行動の邪魔となることを著る
しく少なくす秦ことかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図イ、口は通常の壁掛式バランスドフルー型湯沸器
の設置状態を示す斜視図、第2図は本考案によるバラン
スドフルー型ガス湯沸器をユニットバス室に隣り合った
洗面室の画壁部に設置した状態を例示した一部切裁斜視
図、第3図は実施の一例を示す縦断正面図、第4図はそ
の縦断側面図である。 M・・・本考案のバランスドフルー型ガス湯沸器、a・
・・洗面室、b・・・ユニットバス室、W・・・外壁、
W′・・・画壁、A・・・屋外、1・・・匣体、2・・
・制御装置部、3・・・燃焼部、4・・・ノズルホルダ
ー、5・・・バーナー、6・・・ガス導管、T・・・給
水管、8・・・加熱胴、9・・・燃焼室、10・・・熱
交換部、11・・・吸熱管、12・・・蛇管、13・・
・排気収集部、14・・・排気筒、15・・・給気筒、
16・・・給湯管、17・・・操作部、18・・・作動
杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部に燃焼部を配設すると共に上部に熱交換部を有する
    加熱側を匣体により気密に包囲し、かつ、その匣体お上
    び加熱側の上部を給・排気筒を介して屋外と連通させ、
    屋外から燃焼用空気をとり入れると共な燃燐排ガスを屋
    外に排出するように構成した壁掛は式のバランスドフル
    ー型ガス湯沸器において、前記匣体を縦長で幅広かつ偏
    平状にすると共に、その上部を手前側にのみ膨出させて
    膨出部を形成し、前記加熱9を前記匣体と同様に縦長で
    幅広かつ偏平状にすると共に、その上部を手前側に膨出
    させて鉄部に熱交換部を配設し、前記匣体お上び加野胴
    の上部膨出部の側方から給排気筒を装設したことを特徴
    とするバランスドフルー型ガス湯沸器。
JP9413679U 1979-07-10 1979-07-10 バランスドフル−型ガス湯沸器 Expired JPS5934842Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9413679U JPS5934842Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 バランスドフル−型ガス湯沸器

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JPS5612740U JPS5612740U (ja) 1981-02-03
JPS5934842Y2 true JPS5934842Y2 (ja) 1984-09-27

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ID=29327032

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JP9413679U Expired JPS5934842Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 バランスドフル−型ガス湯沸器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59124681A (ja) * 1982-12-28 1984-07-18 株式会社東芝 油圧エレベ−タのパワ−ユニツト
JP7385188B2 (ja) * 2019-09-18 2023-11-22 モリタ工業株式会社 風呂釜の設置構造

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JPS5612740U (ja) 1981-02-03

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