JPS5934561B2 - パツケ−ジ形成機 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパツケージ形成機に関するものである。

本発明のパツケージ形成機に用いられる切断機構は、米
国特許出願第５８３０７９号明細書（発明者ベンツ等；
出願日１９７５年６月２日）に記載の容器（缶等）包装
用マルチパツケージの形成法、形成装置および形成シス
テムに共働部材として使用できるものでもある。前記米
国特許出願明細書に記載の容器包装用マルチパツケージ
の形成法、形成装置および形成システムは、この機械を
通過するように実質的に連続的に運動する３列以上の列
（各列は互いに近接している）にキヤリヤーストツク（
ＣａｒｒｉｅｒｓｔＯｃｋ）のストリツプを取付けるこ
とを包含するものであつて、この点において、それ以前
の公知技術とは明らかに相違するものである。従来のマ
ルチパツケージ形成システム、機械および方法に用いら
れた切断機構（Ｃｕｔｔｉｎｇｍｅｃｈａｎｉｓｍｓ）
を開示した文献は、単に２列に並んだ容器のためのキヤ
リヤーストツクの種々の切断態様を開示したものにすぎ
ない。

このような公知切断機構は、たとえば米国特許第３０３
２９４３号明細書およびその添付図面第２５図およ第２
６図、米国特許第３０３２９４４号明細書およびその添
付図面第１２図、第１３図および第１９図、および米国
特許第３２０４３８６号明細書およびその添付図面第３
４図および第３５図に記載されている。公知の２列配列
体用切断機構を若干変改して、３列以上の容器に取付け
られたキヤリヤーストツクのための切断機構を作ること
ができると考えられるかもしれないが、３列以上の容器
に取付けられたキヤリヤーストツクを、中断することな
く連続的に切断する操作を行ない、そしてこの３列以上
の容器をキヤリヤーストツク取付装置から比較的高い速
度で、中断せずに連続的に搬出する操作を行なうことか
らなる技術を具体的に示唆した文献は全くない。本発明
の基本概念である新規切断機構は、比較的高い速度で運
転されるキヤリヤ一取付機において取付けられたキヤリ
ヤーストツクの中央部の列を所定の横列位置にある容器
の間で切断するにはどうすればよいかという問題に対し
て適確かつ独特な解答を与えるものである。

本明細書には中央部の１列の縦列のなかの容器から形成
された横列の間においてウエブを切断するための基本機
構が詳細に記載されているけれども、当業者には明らか
なように、中央部縦列を２列以上有する容器配列体にキ
ヤリヤーストツクを取付けたものに切断操作を行なうた
めの切断機構も、本発明に従えば容易に製作できる。本
発明では、縦列配置の容器を、その上に取付けられたキ
ヤリヤーストツクと一緒に連続的に移動させ、そしてこ
の移動中の容器の上の場所に回転ナイフ部材を設置する
のである。

本発明の１具体例に従えば、この回転ナイア部材を、容
器の列（縦列）の移動運動方向を示す線に対して４５度
の角度をなす方向に存在する平面内で回転できるように
配置する。この回転ナイフ部材の周辺部に、その外方に
半径方向にのびるようにナイフプレードを１またはそれ
以上を担持させる。しかして各ナイフブレードは、前記
平面（すなわち、前記ナイフ部材の回転面）に対して４
５度の角度をなす方向にある平面内に配置する。したが
つて、このナイフ部材が回転するときに、前記ナイフプ
レードが垂直に下向きになるような地点を通過し、そし
てこのときのナイフブレード含有平面は、前記容器の移
動運動方向を示す線に対して垂直状態になつている。前
記ナイフブレードがこの垂直の下向きの位置になつたと
きに、このブレードが互いに隣り合つている容器の横列
を相互に結合しているキヤリヤストツクのウエブを通る
水平面を横切るのである（すなわち該ウエブを切断する
のである）。この回転ナイフ部材は、その下側の地点に
おいて容器を移動させるコンベアまたは他の移動機構に
対して調時間係（ＴｉｍｅｄｒｅｌａｔｉＯｎ）を保ち
ながら回転できるようになつている。

すなわち、このナイフブレードは、互いに隣り合つた容
器横列の間で下向きに向き、次いで、中間の容器縦列の
ウエブのところを水平方向に移動し（該ウエブを切断し
）、その後に、上記の隣り合つた容器横列から離れるよ
うに上方に移動し得るように、ナイフブレードと容器と
をある特定の関係で運動させるようにするのである。前
記回転ナイフ部材の周辺部に配置されるナイフブレード
の配置間隔は、中央の縦列の容器に取付けられるキヤリ
ヤ一の各ウエブの中心間距離の値に対応する値になるよ
うにして、この中央の縦列のキヤリヤ一のウエブを任意
の切断態様で切る操作が反覆して実施できるようにすべ
きである。しかして、ナイフブレードがその他の場所を
切断する前に、各中央ウエブを切断してもよく、あるい
は１または２またはそれ以上のウエブを非切断状態のま
ま残しておいてもよい。添付図面に示された具体例では
、中央部の縦列のなかの容器４個毎にその上の中央部ウ
エブを切断するようになつている。また、添付図面に記
載の具体例では、該図に示された３個のナイフブレード
の他に、さらに３個のナイフブレードを回転ナイフ部材
に取付けることができるようになつており、このように
合計６個のナイフブレードを全部取付けた場合には、中
央の縦列において容器２個毎に１つのウエブを切断でき
る。本発明に従えば、上記の中央部縦列用切断機構と、
容器の末端部縦列用切断機構（これらの列には既にキヤ
リヤーストツクが適用されている）との間に、便利かつ
独得な共働部材が配置できる。

末端部縦列用切断機構の例には、米国特許第３２０４３
８６号明細書（発明者Ｓ．Ｈ．クリード等：発行日１９
６５年９月７日）およびその添付図面第３４図に記載の
切断部材があげられる。この末端部縦列切断機構は２つ
のホイール（車）を有し、しかしてこれらのホイールは
、キヤリヤーストツク取付装置において、キヤリヤース
トツクを取付けた移動中の容器の列の各側部の上の実質
的に水平な面の中に配置される。これらのホイールは「
スターホイール」と称することができるものである。こ
の具体例に使用されたスターホイールの周辺部には、容
器上の弓形面（添付図面に例示された弓形面は円筒面で
ある）と係合し得る弓形ポケツトがある。互いに隣り合
つている弓形ポケツトの周辺ジヤンクシヨンのうちの任
意のジヤンクシヨンに、複数の容器からなる末端部縦列
のうちの隣り合つている任意の複数の容器の間でウエブ
を切断するための、半径方向に往復運動し得るナイフが
取付けてある。このスターホイールは中央部縦列用切断
機構に対して調時間係を保ちながら回転するようになつ
ている。したがつて、中央部縦列用切断機構の１または
それ以上のナイフにより切断された横列と同じ横列の容
器の間をウエブを、前記スターホイールのナイフにより
切断することができるのである。このスターホイールの
作動と前記中央部縦列用切断機構の作動との間に密接な
インデツクシング（ＣｌＯｓｅｉｎｄｅｘｉｎｇ）を保
つことが、前記切断機構とキヤリヤーストツク取付機構
との間に正確なインデツクシングを保２つことよりも一
層重要である。なぜならば、当業者には明らかなように
、キヤリヤーストツク取付機構は、前記切断機構の作動
に悪影響を及ぼすことなく該切断機構との調時間係を多
少変更し得る（たとえば僅かの早期作動または遅延作動
をなし得る）ものであるからである。本発明において共
働機構として使用できる前記キヤリヤーストツク取付装
置（取付機）自体の詳細は、米国特許第３，９５９，９
４９号に記載されている。

本発明の第１の目的は、３列以上の容器にストリツプ状
のプラスチツク製キヤリヤストツクを取付けるための取
付機に、切断機構を設置することであつて、しかしてこ
の切断機構は、キヤリヤーストツクを取付けた容器から
なる若干の横列の間において該キヤリヤーストツクの若
干のウエブを切断できるようになつているものである。

本発明における前記以外の目的および特徴は、本発明の
若干の具体例について添付図面参照下に詳細に説明した
以下の記載から一属明らかになるであろう。

第１図および第２図は、本発明の１具体例に従つて製作
された機械全体を示したものである。

本発明の必須要件ではない部材の多くは、図面中に簡単
に示されているが、これらの部材として公知部材が使用
できる。この機械は基台１０を有するが、基台１０はこ
の機械の各作動部材を担持するためのものであつて、こ
れは任意の適当な方法に従つて製作できる。

この機械の作動部（ＷＯｒｋｉｎｇｓｔａｔｉＯｎ）に
缶の如き容器１２を少なくとも３列で、かつこれらの列
を互いに近づけて供給するために、適当なタイプの供給
用コンベヤ１１を設ける。この３列の容器１２を作動部
１３の中を、容器同志の間隔を少しひろげて、かつその
横列および縦列が整然と配列した状態で移動通過させる
ために、適当な公知配列手段が供給用コンベヤ１１と組
合わせて設置できる。作動部１３には、そこを通過する
３列の容器（缶）１２のすぐ上の場所にドラム状部材（
Ｄｒｕｍａｓｓｅｍｂｌｙ）１４がある。ドラム状部材
１４は、３列の容器（缶）１２の方向を横切るある水平
軸の回りに回転できるように担持されている。また、こ
の機械には、適当な搬出コンベ１５も配置されているが
、これは、適当なキヤリヤーストツク２０を取付けた後
の３列の容器（缶）１２を作動部１３から外部に搬出す
るためのコンベヤである。取付器により容器（缶）１２
に取付けられるマルチパツケージ形成用ストリツプまた
はストツクの１列が第３図に示されている。

この型および他の型のマルチパツケージ形成用ストリツ
プの詳細は米国特許第４，０１８，３３１号に記載され
ている。マルチパツケージ形成用ストリツプ２０は、弾
力性を有するプラスチツク材料または他のプラスチツク
材料から製造でき、たとえば低密度ポリエチレンから製
造できる。第３図に１具体例として例示されたストリツ
プ２０は、３列のバンド２１，２２および２３を有する
ものである。バンド列２１はウエブ２４による相互結合
により一体化されている。バンド列２２はウエブ２５に
よる相互結合により一体化されており、バンド列２３は
ウエブ２６による相互結合により一体化されている。さ
らに、３列のバンド２１，２２および２３は、その側部
がウエブ２７による相互結合により一体化されており、
しかして、バンド列２２はその両側部の２つのバンド列
２１と２２との間に配置されている。第３図に示されて
いるように、互いに隣り合つている２つのバンド２２の
間にストラツプまたはハンドル部材形成部２８が配管で
きる。

ストラツプ２８は４対のセンターバンド（中央部のバン
ド）２２に対して１つの割合で配置できる。第３図に示
されているように、キヤリヤーストリツプまたはストツ
ク２０を線３０に沿つて横方向に切断しすなわちウエブ
２４，２５および２６を切断することにより、１２個の
容器（缶）１２を収容するキヤリヤ一が形成できる。ス
トラツプ部材形成部２８の所在場所を別の場所にし、そ
して、このような別の場所にストラツプ部材形成部を有
するキヤリヤーストリツプを適当なところで横方向に切
断することにより、１２個以外数の容器（缶）１２を収
容し得るマルチパツケージが所望通りに形成できる。第
４図には、６個の容器（缶）１２のマルチパツケージを
作るための変形ストリップ３１を、６個の容器（缶）１
２の上に取付けた状態が示されている。キヤリヤースト
リツプまたはストツク２０の種々の具体例は前記の米国
特許第４，０１８，３３１号に詳細に開示されている。
第１図および第２図記載の機械を用いて３列の容器（缶
）１２にキヤリヤーストツク２０を取付ける方法（すな
わち前記機械の操作方法）は前記の米国特許第４，０１
８，３３１号に詳細に記載されている。第１図、第２図
記載の機械の操作方法は、当業者には容易に理解され得
るであろうが、念のためここで簡単に説明する。キヤリ
ヤーストツク２０をリール３２から、適当な案内ローラ
ーおよびインデツクスローラ一（たとえばローラー３３
，３４および３５）を経てキヤリヤーストツクガイドシ
ステム３６の方に移動させる。ガイドシステム３６から
キヤリヤーストツク２０を作動部１３中のドラム部材１
４上のジヨ一部材３７の方に移動させる。ドラム部材１
４が回転するに伴ない容器（缶）１２上に取付けるべき
３列のバン万２１，２２および２３が伸長せしめられる
。また、ドラム部材１４の回転に伴ない、３列に並んだ
容器（缶）１２がドラム部材１４の下側に調時間係を保
ちながら送られ、これによつて、伸長したキヤリ千プト
ツク２０が容器（缶）１２に取付けられ、すなわちバン
ド２１，２２および２３の各々が容器（缶）１２の各々
をそのエツジまたは突出縁のすぐ下のところで包囲する
ようになつている。容器（缶）１２が回転ドラム部材１
４の下側から前方に移動するにつれて、ジヨ一部材３７
は、３列の容器（缶）１２に取付けられたキヤリヤース
トツク２０から離れ、そしてこの容器（缶）１２は連続
配列体の形で本発明の切断機構の方に進む。本発明の切
断機構は、中央の列のバンド２２にあるウエブ２５を切
断するためのナイフブレード装置４０と両末端部すなわ
ち両側部の列のバンド２１および２３のウエブ２４およ
び２６を切断するためのもう一方の切断装置（Ｄｕｐｌ
ｌｃａｔｅａｓｓｅｒｎｂｌｉｅｓ）４１とを有する。
切断装置４１の如き末端部切断部材の詳細は米国特許第
３２０４３８６号明細書およびその添付図面第３４図お
よび第３５図に示されている。したがつて、このような
切断部材の詳細を知りたい場合には該米国特許明細書を
参照されるとよい。簡単にいえば、各切断部材４１は、
垂直軸のまわりに回転できるように回転自在に設置され
たポケツト付スターホイール４２を有するものであつて
、該切断部材４１は、この機械のキヤリヤーストツク取
付部から送り出された容器の列のいずれかの片側に接す
るように配置されている。このスターホイール４２の周
辺部のエツジにはポケツトがあり、そしてこのポケツト
は、容器の周辺部の輪郭（プロフイル）にマツチした形
に作られている。たとえば、容器が円筒状の缶である場
合には、このポケツトの形は半円形にするとよい。スタ
ーホイール４２の回転に伴ない、末端部縦列の容器がス
ターホイール４２のポケツトの中に入り、すなわち、こ
のスターホイール４２のポケツトの半径方向において内
側に湾曲したエツジに対して実質的に接線方向に存在す
る線に沿つて缶１２が該ポケツトの中に入り、そしてそ
こから出て行くようになつている。スターホイール４２
において、あるポケツトとその隣りのポケツトとの間の
距離は、末端部縦列中に並んだある容器（缶）１２とそ
の次の容器１２との間の距離を、この縦列方向において
少しひろげるような値にするのが有利である。こうする
ことによつて、ウエブ２４，２５および２６を少し伸長
できるので、ウエブ２４および２６が切断部材４１によ
り容易に切断できるようになる。各スターホイール４２
は複数のナイフ部材（すなわち、ナイフおよびその取付
器具を含む部材）４３をもつている。ナイフ部材４３は
スターホイール４２の上面または下面のいずれかに配置
できる。各ナイフ部材４３において、ナイフは、スター
ホイール４２中の半径方向に向いた垂直面において水平
方向に往復運動できるように配置されている。各ナイフ
部材４３が、互いに隣接している複数の周辺部ポケツト
の各々の中の容器（缶）１２と一緒にインデツクス運動
を行なうときに、このナイフ部材４３中のナイフに往復
運動をさせるための運動手段（図示せず）が設置されて
いる。容器（缶）１２に取付けられたキヤリヤーストツ
ク２０においてその縦方向の適当な地点においてキヤリ
ヤーストツク中のウエブ２４および２６を切断して「所
望数の容器（缶）１２を収容するパツケージ］を作るた
めに、スターホイール４２の周辺部に配置するナイフ部
材４３の数を、前記パツケージの容器収容数に応じて適
当に定める。たとえば第２図に示されているように、容
器（缶）１２に取付けられたキヤリヤーストツク２０の
ウエブ２４および２６を切断して、１２個の容器（缶）
１２を収容する容器（缶）用マルチパツケージを作る場
合には、ナイフ部材４３は前記ポケツト４つ当りナイフ
部材１つの割合で設置され得る。２つの切断部材４３が
、容器１２からなる複″数の横列中の同一の横列のとこ
ろでウエブ２４および２６を切断し、そして切断部材４
３もインデツクス運動をするように配置され、すなわち
、容器１２からなる複数の横列中の前記と同一の横列の
ところでウエブ２５を切断できるように配置される。

ナイフブレード装置４０は、シヤフト４５に固定された
ホイール４４を有する。

シヤフト４５は１対のベアリングプロツク４６により回
転自在に担持されている（第５図）。ベアリングプロツ
ク４６は担持部材４７に固定してあり、そして第１図お
よび第２図に示されているように、担持部材４７は、こ
の機械のフレーム（ベース；基台）１０に固定されたボ
ツクス４８の上端部に固定してある。ボツクス４８およ
び担持部材４７は、２つのスターホイール４２の間にお
ける容器１２の移動方向を示す線に対して４５度の角度
をなす方向にシヤフト４５が向くようにシヤフト４５を
担持する。ホイール４４の垂直直径は、第５図に示され
ているような容器（缶）１２上に適用されたキヤリヤー
ストツク２０の末端部縦列中のウエブ２４および２６を
切断する位置にある対向状態の１対のナイフ部材４３を
含む垂直面の中に存在させるようにするのが好ましい。
２つのスターホイール４２を両者共回転させるために、
かつシヤフト４５の回転によりホイール４４を回転させ
るために、しかもこれらの回転を、ある調時間係を保ち
ながら行なうために、ボツクス４８の中に、かつこの機
械の基台（ベース）１０の中に駆動手段（図示せず）を
設置する。

ホイール４４がシヤフト４５による，駆動により回転す
るときに、それが、その下側を通過する容器１２の頂部
の上を回転できるようにしなければならないという条件
をみたし得るように、ホイール４４の最大直径を適当に
定める。ホイール４４には、弦の形に多少似た形でのび
ている壁部４４ａと半径方向にのびた壁部４４ｂとを有
する実質的にＶ字形のポケツトを複数個設ける。各ポケ
ツトにおいて半径方向にのびている壁部４４ｂは、ナイ
フブレード５０を担持する６ために、ホイール４４の平
面部に対して実質的に４５度の角度をなす方向になるよ
うに配置する。ホイール４４が回転してナイフ５０がホ
イール４４の下側の場所をアーク状の軌跡を画いて通り
過ぎるときに、キヤリヤーストツク２０のウエブ２５を
含む水平面をナイフブレード５０のカツチングエツジが
横切ることができるようにするために、ナイフブレード
５０のカツチングエツジは、ホイール４４の外側の方に
半径方向に充分な長さにわたつてのびているものでなけ
ればならない。ホイール４４と容器１２の進行方向を示
す線との間の角度は４５度であり、ナイフ５０とホイー
ル４４の平担面との角度も４５度であるから、ウエブ２
５を含む水平面を横切る各ナイフ５０の面は、２つのス
ターホイール４２の間を通過する容器１２の進行方向を
示す線に対して直角をなす垂直面のなかに存在するよう
になるであろう。このようなホイールのなす角度および
ナイフのなす角度は前記以外の値になるように各部材を
任意に配置してもよいが、いかなる配置態様の場合にお
いてもこれらの２つの角度の和は実質的に９０度になる
ようにしなければならない。添付図面に示された本発明
の１具体例では、ホイール４４に、６個のナイフ５０が
担持できるように等間隔に配置された６個のポケツト（
壁部４４ａ，４４ｂからなるもの）がある。

しかしながら、添付図面に示された実際の配且態様では
、ホイール４４には３個のナイフ５０が配置されている
にすぎず、そしてこれらのナイフは、１２０度の角度で
ホイール４４の周辺部に隔置された３個のポケツトに配
置されている。このように各部材を配置した場合には、
ホイール４４の回転時にナイフ５０の１つがウエブ２５
を切断した後に、４列（横列）の容器（缶）１２がホイ
ール４４の下側を通過し、その後に、その次の周辺部配
置ナイフ５０が別のウエブ２５を切断する。ナイフ５０
が２列（横列）の容器（缶）１２の間のウエブ２５を切
断するとき、２つのスターホイール４２にある互いに向
かい合つた１対のナイフ部材４３は上記と同じ２つ列（
横列）の容器（缶）１２の間のウエブ２４および２６を
切断できるように、ホイール４４とスターホイール４２
との調時間係を調節すべきである。

これによつて、容器（缶）１２の土に取付けられたキヤ
リヤーストツク２０は、いつも同じパターンで反覆して
切断でき、これによつて、縦３列、横４列に並んだ缶１
２を収容する多数のマルチパツケージが形成できる。容
器（缶）１２を収容する各マルチパツケージにおいて、
中央部の２つの横列の間に１対のハンドルストラツプ２
８が形成されるように、容器上に取付けられたキヤリヤ
ーストツク２０に、スターホイール４２およびホイール
４４の運動を基準としたインデツクス運動を行なわせる
ようにしなければならない。ナイフ５０をホイール４４
の周辺上の前記以外の３つのポケツト壁部４４ｂにも取
付け、そしてスターホイール４２の周辺上の既設のナイ
フ部材４３（第５図）の中間に追加のナイフ部材４３を
取付けた場合には、ホイール４４およびスターホイール
４２の回転時に容器（缶）１２の上に取付けられたキヤ
リヤーストツク２０から、６個の容器１２を収容するマ
ルチパツケージを形成されるであろう。

このようなマルチパツケージは、第４図に示されている
。かかるマルチパツケージ作成用キヤリヤストラツプで
は、２列（横列）の容器を包囲するバンドがキヤリヤー
ストツク中に作られた後に、ハンドルストラツプ２８が
作られるであろう。既述の説明から当業者には明らかな
ように、３列（横列）より多くの列の容器の上にキヤリ
ヤーストツクを取付け、所定の切断操作を行なつて種種
の形のマルチパツケージを作ることも可能である。

この目的のために、容器１２の末端部縦列の間に存在す
る「追加のウエブ」を切断するための「追加のホイール
４４」が設置できる。また、当業者には明らかなように
、ホイール４４により中央部縦列のウエブ２５を切断す
る操作を、末端部縦列中にあるウエブ２４および２６の
切断操作と同時に行なうことは必らずしも必要ではない
。ある条件下においては、この２つの切断操作のうちの
１つを、他の１つより先行または遅延させて行なうこと
も可能である。本明細書には本発明の若干の具体例につ
いて詳細に記載されているが、当業者には明らかなよう
に、本発明は、その精神および範囲を逸脱することなく
種々の態様で実施できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の１具体例に従つて製作された取付け
機（アプリケーチングマシーン）の側面図である。 第２図は、第１図記載の機械の平面図である。第３図は
、本発明に使用できるマルチパツケージ作成用キヤリヤ
ーストツクの平面図である。第４図は、本発明に従つて
作成し得る容器用マルチパツケージの斜視図である。第
５図は、第２図中に示された切断機構の拡大図である。
第６図は、第５図中の線６−６に沿つた部分の構造を示
す側面図である。第７図は、第５図中の線７ー７に沿つ
た部分の構造を示す側面図である。１０・・・・・・ベ
ース（基台）、１１・・・・・・供給用コンベア、１２
・・・・・・容器（缶）、１３・・・・・・作動部、１
４・・・・・・ドラム部材、１５・・・・・・搬出用コ
ンベア、２０および３１・・・・・・マルチパツケージ
作成用キヤリヤーストツク、２１，２２および２３・・
・・・・バンド、２４，２５および２６・・・・・・ウ
エブ、３０・・・・・・切断線、３３，３４および３５
・・・・・・ローラー、３６・・・・・・ガイドシステ
ム、３７・・・・・・ジヨ一部材、４０・・・・・・ナ
イフブレード装置 切断機構）、４１・・・・・・切断
装置、４２・・・・・・スターホイール、４３・・・・
・・ナイフ部材、４４・・・・・・ホイール、４４ａお
よび４４ｂ・・・・・・ポケツトの壁部、４５・・・・
・・シヤフト、４６・・・・・・ベアリングプロツク、
４７・・・・・・担持部材、４８・・・・・・ボツクス
、５０・・・・・・ナイトブレード。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ （イ）少なくとも３列の容器を、その上に取付けた
   キャリヤーストックのストリップと共にカットオフ部（
   カットオフステーション）に連続的に送り込み、しかし
   てこのキャリヤーストックのストリップは横列および縦
   列の方向に配列された前記容器を相互に結合するもので
   あり、（ロ）ナイフブレード装置４０が前記カットオフ
   部に回転自在に配置されており、（ハ）前記の如く取付
   けられたキャリヤーストックを、前記容器の末端部縦列
   間にある所定のある横列の間で切断するために、前記ナ
   イフブレード装置４０を、前記カットオフ部における前
   記の少なくとも３列の容器の運動と連続的に調時関係を
   保ちながら回転させるための回転装置を備えるパッケー
   ジ形成機において；前記ナイフブレード装置４０が次の
   部材、（イ）第１ナイフと、 （ロ）前記カットオフ部の方に前記の少なくとも３列の
   容器を移動運動させるときの移動方向に示す線に対して
   ある角度をなす方向に配置された軸の回りに前記第１ナ
   イフを回転させるため、該第１ナイフを支持する支持装
   置と、（ハ）前記の如く取付けられたキャリヤーストッ
   クを切断する目的のために、前記カットオフ部の方に前
   記の少なくとも３列の容器が移動運動するときの移動方
   向に示す前記の線に対して実質的に９０度をなす方向に
   前記第１ナイフの回転位置の１つがくるように前記第１
   ナイフを配置するために、前記第１ナイフを前記支持装
   置上において前記回転軸に対してある角度をなす方向に
   おいて収容するための第１ナイフ収容装置と、そして（
   ニ）前記第１ナイフの他に複数個のナイフとを備え；前
   記支持装置が前記第１ナイフおよび前記の複数個のナイ
   フを円周上配置状態で担持するものであり、しかしてこ
   れらのナイフは、前記の軸の周りに回転するために前記
   円周上に等間隔に配置されており、前記円周を有する円
   の直径の値および前記ナイフの円周上配置間隔の値は、
   前記の如く適用されたキャリヤーストックを前記の所定
   のある横列の間で連続的に前記の連続的調時関係を保ち
   ながら前記のナイフで順番に切断する値である。 ことを特徴とするパッケージ形成機。 ２ 前記ナイフブレード装置４０が次の各部材：（イ）
   ナイフと、（ロ）前記の少なくとも３列の容器が前記カ
   ットオフ部の方に移動するときの移動方向を示す線に対
   して実質的に４５度の角度をなす方向に配置された軸の
   回りに回転するように前記ナイフを支持する支持装置と
   、そして（ハ）前記の如く取付けられたキャリヤースト
   ックを前記ナイフの１つの回転位置（ｒｏｔａｔｅｄｐ
   ｏｓｉｔｉｏｎ）において切断する目的のために、前記
   の少なくとも３列の容器が前記カットオフ部の方に移動
   運動するときの移動方向に示す線に対して実質的に９０
   度の角度をなす方向に前記ナイフを配列させるために、
   前記ナイフを前記支持装置上において前記回転軸に対し
   て実質的に４５度の角度をなす方向に収容するナイフ収
   容装置とを備えていることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項に記載のパッケージ形成機。 ３ キャリヤーストックと、前記容器の各末端部縦列の
   なかで互いに隣り合つている容器の間で切断するために
   、切断装置４１が、前記カットオフ部において前記容器
   からなる末端部縦列の各側部の上に相当するところに配
   置されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載のパッケージ形成機。 ４ 前記ナイフプレート装置４０により切断された前記
   容器の所定の横列と同じ横列の間で「前記の如く適用さ
   れたキャリヤストック」を切断するために、前記ナイフ
   ブレード装置４０の回転運動に対して調時関係を保ちな
   がら前記容器の各末端部縦列に対して前記切断装置４１
   を作動させるための作動装置を備えていることを特徴と
   する特許請求の範囲第３項に記載のパッケージ形成機。